いつだって二番目。こんな自分とさよならします!

椿蛍

文字の大きさ
21 / 31
第二章

21 兄たちの卑怯な思惑(3)

しおりを挟む
「レジェス様。これは罠です。私を助けないでください!」

 私を助けにきたら、必ず命を落とす。
 だから、私を助けに来てはいけない。
 助けない選択肢が、レジェスの命を救う唯一の方法だった。

「そんなわけにいくか!」
「私はレジェス様に王になってほしいんです!」

 こんな卑怯な真似をする王子たちが王になれば、アギラカリサ王国の民は不幸になる。
 この国の民だけじゃない。
 オルテンシア王国もマーレア諸島の人々もひどい目にあう!

「俺の妃なると、父上と約束したくせに死ぬつもりか?」
「えっ!? ど、どうしてそれを!?」
「誰を妃にしたいか、父上に問われた。俺はルナリアを妃にしたいと答えたぞ」

 私が国王陛下に謁見する前に、レジェスが先に話をしていたのだ。

「レジェス様……」

 船のふちをぎゅっとつかんで、矢に当たらぬよう身を低くした。
 せめてもの抵抗だ。
 二番目の姫だから、誰からも愛されないと思っていた。
 レジェスが妃に望んでくれたと知って、とても嬉しかった。

 ――私、少しは運命を変えられたよね?

 今まで頑張ってきてよかったと思えた。

「その言葉だけでじゅうぶんです。人を呼んできてください。レジェス様が敵を倒すまで、私はこうして身を守ってますから、大丈夫です!」
 
 それでは私が助からないとわかったレジェスは、船に足をかけ、こちらへ来ようとしていた。

「レジェス様! ダメです!」

 紫色の瞳が怒りで燃えている。

「ふざけるな。十二歳の少女一人助けられず、王になどなれるか!」

 レジェスが私のところへ向かったからか、私のところへ矢が飛んでくることはなくなった。
 でも、それと同時に狙いはレジェスに変わり、向こう側に矢が放たれるのがわかった。
 ここで死ぬはずのないレジェス。
 私がストーリーを変えたから、こんなことになっているのだ。
 四年後、セレステが婚約者になっていたら、レジェスは死ぬことはなかった。 

 ――私が死んでもレジェスだけは助けたい!

 そう思った瞬間、私を中心に黒い霧が生まれた。

「え? 黒い霧?」

 黒い霧は辺りを覆うようにして広がり、夜と同じ暗闇を作り出す。
 闇は私とレジェスの姿を隠した。 
 標的が闇の中に隠れ、見えなくなったため、攻撃の手が止まった。

「これは闇の巫女の力……?」
 
 ――こんなことって……。私が闇を生み出す力に目覚めるのは十六歳のはず。

 闇は日差しを遮り、私の周囲は真っ暗だった。

「ルナリア、怪我はないか?」
 
 闇の中でも視力を失わないレジェスは、私が乗っていた船まで辿り着くと、自分の船に乗せた。

「わ、私……」
「どうした? 怖かったのか?」
 
 私は闇の力に目覚めてしまった。
 レジェスだけでなく、暗殺者たちに闇を生み出す姿を見られてしまい、隠すのは不可能。
 忌み嫌われる闇の力を知られてしまった。
 
 ――物語と同じように牢屋に放り込まれて、私は死ぬの?

 怖くてレジェスの顔を見れなかった。
 レジェスはきっと私を嫌う。
 嫌うのはレジェスだけじゃない。
 シモン先生もティアも、みんな私を怖がって忌み嫌われる。

「ご、ごめんなさい。私、闇の力を使うつもりはなかったんです」

 無害だと思ってもらわなくては、きっと私は殺される。

「これがオルテンシア王国に伝わる闇の巫女の力か」
「忌まわしい力ですが、誰にも危害を加えたりしません。だから……」

 レジェスが私の頬を両手で包み込む。
 
「落ち着け。なにを言ってる。これは俺を救った闇だ。お前の力は俺を救える」
「レジェス様を救える……?」
「そうだ。お前なら見えるだろう? 見てるといい」

 矢筒から矢を取りだし、弓矢を構えたレジェスは、森の中の時と同じように暗殺者に向けて矢を射る。
 悲鳴と混乱の声が響く。
 すべての暗殺者が倒れた時、闇は消え、池の上に私とレジェス様だけが残った。

「これで、俺以外は誰も知らない。巫女の力を知られなくないのだろう?」
「はい……」
「そうか。だから、ルナリアはアギラカリサの巫女に会いたかったんだな」

 アギラカリサ王宮にいるという力を封じるという巫女。
 その巫女に力を封じてもらえたら、私は死なずに済むはずだった。
 レジェスが優しく私の頭をなでた。

「その力は大事な力だ。封じる必要はない」
「でも、暴走してしまったら……!」
「俺がルナリアを止めてやる。俺は闇の中でもお前が見えるんだぞ?」

 すでに闇は晴れ、清々しい青い空が頭上に広がっていた。
 その空を仰ぐ姿はレジェスそのもの。

「レジェス! こんなところにいたのか!」
「フリアンか。お前はルナリアを探す天才だな」
「なに言ってるんだ。もう出発だっていうのに、ルナリアと船に乗って遊んでいる場合じゃないだろう?」
 
 フリアンも探していたようで、私とレジェスを見つけ、岸辺から呼んでいる。

「あの、レジェス様……」
「わかっている。俺は誰にも言わない。お前が俺の瞳のことを黙っているように、お互い秘密にしよう」
「ありがとうございます……」

 レジェスは私の涙をぬぐった。
 涙をぬぐわれるまで、私は自分が泣いていたことにも気づかなかった。

「ルナリアはずっと闇の巫女になるのを恐れていたんだな」
「はい……」

 本当は違うけど、おおまかにはそういうことだ。
 闇の力さえ暴走しなければ、私は死なずに済むのだから。
 船を戻し、フリアンと合流する。

「俺は遊んでいない」
「そうみたいだね……」

 フリアンは草むらに倒れる暗殺者を目にし、苦笑した。

「レジェスは恨みを買いすぎだ。ルナリアを巻き込んでもらっては困る」
「悪い。だが、ちゃんと守ったぞ」
「当たり前だ。だいたい君は……!」

 近くで草むらを誰かが這う音がし、フリアンが言葉を止めた。
 まだ生きている暗殺者がいたようで、フリアンが剣を抜いた。
 レジェスはフリアンを手で制す。

「待て。フリアン。とどめを刺す必要はない」

 もうほとんど息がなく、大量の血を流し、助からないとわかる。
 暗殺者は最後の力を振り絞り、言葉を発した。
 
「セレステ様……申し訳ありませ……」

 死に際に口にした名はセレステの名前と謝罪だった。
 
「フリアン。今、セレステと言ったのを聞いたか?」
「あ、ああ……。聞いた」

 私の聞き間違えではなかった。
 フリアンもレジェスも同じように聞こえていたのだ。
 死体から覆面をはぎとり、フリアンは顔を確認する。

「男爵家の息子だ。セレステ様に好意を持ち、付きまとっていたな」
「兄上たちが暗殺者を集めた時、紛れ込んだのだろう。身元を調べず、手当たり次第に雇っているのを考えたら、兄上たちは手駒不足だな」

 フリアンは混乱し、青ざめた顔で言った。

「セレステ様はなぜこんなことを……」
「わからないか? 俺はわかる。兄上から命を狙われていたからな」
「セレステ様がアギラカリサの王子と同じ!? そんなわけが……!」
「マーレア諸島との外交をルナリアが成功させれば、自分の立場が危うくなる」

 ――私が邪魔だったんだわ。

 水路に突き落とされた時と同じ。
 セレステには私への殺意がある。
 フリアンはショックだったようで、ぐしゃりと前髪を潰した。

「嫉妬したとしても、ルナリアの命を狙うなんて……」

 フリアンのセレステへの失望が感じられた。

「こいつを証拠に連れて戻ったとしても、知らない、勝手にやったと言われたらそれまでだ」

 ――死人に口なし。

 セレステがレジェスの強さをわかっているなら、命を落とす可能性も考えていたはずだ。
 自分を盲目的に愛する男爵家の息子をそそのかし、私だけをうまく殺そうとした。
 私が闇の力に目覚めなかったら、死んでいたと思う。

「お父様もお母様もセレステを一番に考えてます。善良なセレステが、私を殺そうとするわけないと言うでしょう」
「たとえ、僕がオルテンシア王国に戻り、証人になったとしても誰も信じないだろうね」

 物語の強制力もあって、セレステの人気は高い。
 一番を約束された王女セレステ。
 私とは違う。
 フリアンは悔しそうにうつむいた。
 レジェスは少し考えてから、私に言った。

「ルナリア。俺の領地に来るか?」
「え……?」

 レジェスは私に手を差し出す。
 きっとレジェスは私を守ってくれるだろう。

 ――私はレジェスといたい。

 でも、私にはマーレア諸島との外交がある。
 中途半端にしたら、アギラカリサ王もクア族のルオンも二度と信用してくれなくなる。
 自分の命を救うために頑張ってきたけれど、アギラカリサへ来て、私の世界は広がった。
 シモン先生だけじゃなく、物語に関係ない人たちとの出会い。
 その人たちの信頼を裏切るわけにはいかなかった。

「レジェス様。私は一緒にいけません」

 差し出された手をとることなく、そのまま自分の手を握りしめた。

「私はオルテンシア王国へ戻ります」

 本当はレジェスと一緒にいたい。
 私を守り、闇の力を秘密にしてくれた。
 強くて優しくて、私の特別な人。

「……戻るか」
「はい」

 戻ると決めた私を止めなかった。
 レジェスも私がオルテンシア王国に戻るのが最善だとわかっているのだ。
 
「ルナリアのことは僕が守るよ」

 フリアンはレジェスに言った。
 
「オルテンシア王国のことは、僕に任せてほしい。君はアギラカリサの王位を目指すんだから、ルナリアに構っていられないはずだ」

 レジェスはなにも言わず、静かに微笑み、差し出した手を静かに下ろした。

「レジェス様にはたくさん助けていただきました。いつか、このご恩をお返しします」

 今、私に生き延びる以外の夢ができた。
 十六歳になって、私が死なずにいられたら、王を目指すレジェスの力になりたい。
 きっとあなたが王になるはずだから。
 アギラカリサのレジェス
 私の大切な人――
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

[完結]いらない子と思われていた令嬢は・・・・・・

青空一夏
恋愛
私は両親の目には映らない。それは妹が生まれてから、ずっとだ。弟が生まれてからは、もう私は存在しない。 婚約者は妹を選び、両親は当然のようにそれを喜ぶ。 「取られる方が悪いんじゃないの? 魅力がないほうが負け」 妹の言葉を肯定する家族達。 そうですか・・・・・・私は邪魔者ですよね、だから私はいなくなります。 ※以前投稿していたものを引き下げ、大幅に改稿したものになります。

十三回目の人生でようやく自分が悪役令嬢ポジと気づいたので、もう殿下の邪魔はしませんから構わないで下さい!

翠玉 結
恋愛
公爵令嬢である私、エリーザは挙式前夜の式典で命を落とした。 「貴様とは、婚約破棄する」と残酷な事を突きつける婚約者、王太子殿下クラウド様の手によって。 そしてそれが一度ではなく、何度も繰り返していることに気が付いたのは〖十三回目〗の人生。 死んだ理由…それは、毎回悪役令嬢というポジションで立ち振る舞い、殿下の恋路を邪魔していたいたからだった。 どう頑張ろうと、殿下からの愛を受け取ることなく死ぬ。 その結末をが分かっているならもう二度と同じ過ちは繰り返さない! そして死なない!! そう思って殿下と関わらないようにしていたのに、 何故か前の記憶とは違って、まさかのご執心で溺愛ルートまっしぐらで?! 「殿下!私、死にたくありません!」 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ ※他サイトより転載した作品です。

[完結]裏切りの果てに……

青空一夏
恋愛
王都に本邸を構える大商会、アルマード男爵家の一人娘リリアは、父の勧めで王立近衛騎士団から引き抜かれた青年カイルと婚約する。 彼は公爵家の分家筋の出身で、政争で没落したものの、誇り高く優秀な騎士だった。 穏やかで誠実な彼に惹かれていくリリア。 だが、学園の同級生レオンのささやいた一言が、彼女の心を揺らす。 「カイルは優しい人なんだろ? 君が望めば、何でもしてくれるはずさ。 でも、それは――仕事だからだよ。結婚も仕事のうちさ。 だって、雇い主の命令に逆らえないでしょ? 君に好意がなくても、義務でそうするんだ」 その言葉が頭から離れないリリアは、カイルの同僚たちに聞き込み、彼に病気の家族がいると知った。「治療費のために自分と結婚するの?」 そう思い込んだリリアに、父母がそろって事故死するという不幸が襲う。 レオンはリリアを惑わし、孤立させ、莫大な持参金を持って自分の元へ嫁ぐように仕向けるのだった。 だが、待っていたのは愛ではなく、孤独と裏切り。 日差しの差さない部屋に閉じ込められ、心身を衰弱させていくリリア。 「……カイル、助けて……」 そう呟いたとき。動き出したのは、かつて彼女を守ると誓った男――カイル・グランベルだった。そしてリリアも自らここを抜けだし、レオンを懲らしめてやろうと決意するようになり…… 今、失われた愛と誇りを取り戻す物語が始まる。

あなたが捨てた花冠と后の愛

小鳥遊 れいら
恋愛
幼き頃から皇后になるために育てられた公爵令嬢のリリィは婚約者であるレオナルド皇太子と相思相愛であった。 順調に愛を育み合った2人は結婚したが、なかなか子宝に恵まれなかった。。。 そんなある日、隣国から王女であるルチア様が側妃として嫁いでくることを相談なしに伝えられる。 リリィは強引に話をしてくるレオナルドに嫌悪感を抱くようになる。追い打ちをかけるような出来事が起き、愛ではなく未来の皇后として国を守っていくことに自分の人生をかけることをしていく。 そのためにリリィが取った行動とは何なのか。 リリィの心が離れてしまったレオナルドはどうしていくのか。 2人の未来はいかに···

[完結]だってあなたが望んだことでしょう?

青空一夏
恋愛
マールバラ王国には王家の血をひくオルグレーン公爵家の二人の姉妹がいる。幼いころから、妹マデリーンは姉アンジェリーナのドレスにわざとジュースをこぼして汚したり、意地悪をされたと嘘をついて両親に小言を言わせて楽しんでいた。 アンジェリーナの生真面目な性格をけなし、勤勉で努力家な姉を本の虫とからかう。妹は金髪碧眼の愛らしい容姿。天使のような無邪気な微笑みで親を味方につけるのが得意だった。姉は栗色の髪と緑の瞳で一見すると妹よりは派手ではないが清楚で繊細な美しさをもち、知性あふれる美貌だ。 やがて、マールバラ王国の王太子妃に二人が候補にあがり、天使のような愛らしい自分がふさわしいと、妹は自分がなると主張。しかし、膨大な王太子妃教育に我慢ができず、姉に代わってと頼むのだがーー

妹に正妻の座を奪われた公爵令嬢

岡暁舟
恋愛
妹に正妻の座を奪われた公爵令嬢マリアは、それでも婚約者を憎むことはなかった。なぜか? 「すまない、マリア。ソフィアを正式な妻として迎え入れることにしたんだ」 「どうぞどうぞ。私は何も気にしませんから……」 マリアは妹のソフィアを祝福した。だが当然、不気味な未来の陰が少しずつ歩み寄っていた。

私を運命の相手とプロポーズしておきながら、可哀そうな幼馴染の方が大切なのですね! 幼馴染と幸せにお過ごしください

迷い人
恋愛
王国の特殊爵位『フラワーズ』を頂いたその日。 アシャール王国でも美貌と名高いディディエ・オラール様から婚姻の申し込みを受けた。 断るに断れない状況での婚姻の申し込み。 仕事の邪魔はしないと言う約束のもと、私はその婚姻の申し出を承諾する。 優しい人。 貞節と名高い人。 一目惚れだと、運命の相手だと、彼は言った。 細やかな気遣いと、距離を保った愛情表現。 私も愛しております。 そう告げようとした日、彼は私にこうつげたのです。 「子を事故で亡くした幼馴染が、心をすり減らして戻ってきたんだ。 私はしばらく彼女についていてあげたい」 そう言って私の物を、つぎつぎ幼馴染に与えていく。 優しかったアナタは幻ですか? どうぞ、幼馴染とお幸せに、請求書はそちらに回しておきます。

(完結)夫と姉(継母の連れ子)に罪を着せられた侯爵令嬢の二度目の人生ー『復讐』よりも『長生き』したい!

青空一夏
恋愛
 私はカッシング侯爵家のアナスターシア。カッシング侯爵家の跡継ぎ娘であり、お母様の実家マッキンタイヤー公爵家の跡継ぎでもある立場なの。なんでって? 亡きお母様のお兄様(マッキンタイヤー公爵)が将軍職をまっとうするため、独身を貫いてきたからよ。ちなみにマッキンタイヤー公爵の初代はユーフェミア王女で聖女様でもあったのよ。私はその血も引いているわ。 お母様は私が5歳の頃に病で亡くなったわ。でも、まもなくお父様はサリナお母様と再婚したの。最初は嫌な気持ちがしたけれど、サリナお母様はとても優しかったからすぐに仲良くなれた。サリナお母様には娘がいて、私より年上だった。ローズリンお姉様のことよ。ローズリンお姉様も良い方で、私はとても幸せだった。 チェルシー王妃主催のお茶会で知り合ったハーランド第二王子殿下も優しくて、私を甘やかしてくれる味方なの。でも、お母様のお兄様であるマッキンタイヤー公爵は厳しくて、会うたびにお説教を言ってくるから嫌い。なるべく、伯父様(マッキンタイヤー公爵)に関わらないようにしていたいわ。そうすれば、私は幸せに気楽に生きることができる。ところが・・・・・・ この物語は夫となったハーランド第二王子の裏切りとローズリンの嘘で罪を着せられたアナスターシアが、毒杯を飲ませられるところで奇跡を起こし、二度目の人生をやり直すお話しです。アナスターシアが積極的に復讐していくお話ではなく、ハーランド第二王子やローズリンが自業自得で自滅していくお話しです。アナスターシアの恋もちりばめた恋愛小説になっています。 ※この物語は現実ではない異世界のお話しですから、歴史的や時代背景的におかしな部分が多々あると思いますので、ご了承ください。誤字・脱字多いかもしれませんが、脳内で変換していただけるか、教えていただけると嬉しいです💦 聖女や聖獣などのファンタジー要素あり。 ※完結保証。すでに執筆が終わっておりますので、途中で連載がとまることはありません。安心してお読みくださいませ。

処理中です...