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第158回『白ワイン 弾圧 万単位』
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YouTubeで行った
ライブ配信にて三題噺を即興で書きました 第158回『白ワイン 弾圧 万単位』
の完成テキストです。
お題はガチャで決めました。
お題には傍点を振ってあります。
所要時間は約47分でした。
詳しくは動画もご覧いただけたら幸いです。↓
https://www.youtube.com/watch?v=nTDaQzn9_aY
↓使用させていただいたサイト↓
ランダム単語ガチャ
https://tango-gacha.com/
~・~・~・~・~
中世、時代が近代に入るまでは、Z大陸の中央山岳地帯にQ王国という国があった。
国王を頂点に据えた君主制国家だ。
地理上、多くの国と隣接していて交易が盛んであり、また商人が陸運で物を運ぼうと思うと必ずと言ってもいいほどQ王国を通過したので、毎年大量に収められる通行税は国庫を潤わせ、それが国王の権力の基盤にもなった。
Q王国ではXXX教という宗教が国教として信仰されていた。
Q王国の各地にこの宗教の礼拝所が設けられていて、礼拝所の僧たちや大学の神学部では日々XXX教について研究されていた。
教義を掘り下げ、複雑化すれば意見の違いは当然生まれ、やがてXXX教は正統派と異端派に二分された。
Q王国の解釈は正統派だったので、国王はさっそく異端派の信仰は禁止するという法律を制定した。
異端派を主張した僧や教授は裁判された。
異端派の拠点となっていた礼拝所や大学は閉鎖され、異端派に関する数多くの書物も燃やされた。
処刑された人々は一説には万単位に上るという。
国土も人口も決して大きいとは言えないQ王国でこれは驚異的な数字だ。
この弾圧に対して異端派の信徒たちもくじけなかった。
彼らは密かに自分たちの信仰を守った。
異端派がのちに白ワイン派と呼ばれることからもわかる通り、彼らは王国で醸造が盛んだった白ワインを目印にした。
ひょっとしたらワインを作る際に押しつぶされるブドウを自分たちに重ねたのかもしれない。
彼らはいつも白ワインの瓶を持ち歩き、彼らが今日一緒に飲まないかと言えばそれは礼拝や教義について話し合うという合図だった。
白ワイン派のうわさについては国王や正統派の耳にも届いていた。
これには国王も困った。
白ワインの製造を禁止することも考えたが、白ワインはQ王国の国民ならだれでも愛飲しているし、何よりもQ王国にとってドル箱ともいえる輸出品だったのでそういうわけにもいかない。
このままでは異端派の正統派との共存を国が認めているようなものだ。
国王は宰相に苛立ちをぶつけた。
「くそっ。なぜワイン一つにこんなにも悩まされねばならんのだっ。吾輩はこの国の長だぞっ。」
宰相はなだめる言葉を探した。
「いくら王と言えど酒にはかないません。酒は百薬の長といいますから。」
~・~・~・~・~
~感想~
弾圧と万単位で歴史の話にしようと思いました。
それで抵抗組織の白バラを思い出したので、白ワインは派閥として使おうと思いました。
とりあえずあまり意味のない設定です。
オチは酒税とかアル中とかで考えていたのですが、あまりうまいこと行きそうになかったので仕方なくこのようなものになりました。
ライブ配信にて三題噺を即興で書きました 第158回『白ワイン 弾圧 万単位』
の完成テキストです。
お題はガチャで決めました。
お題には傍点を振ってあります。
所要時間は約47分でした。
詳しくは動画もご覧いただけたら幸いです。↓
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~・~・~・~・~
中世、時代が近代に入るまでは、Z大陸の中央山岳地帯にQ王国という国があった。
国王を頂点に据えた君主制国家だ。
地理上、多くの国と隣接していて交易が盛んであり、また商人が陸運で物を運ぼうと思うと必ずと言ってもいいほどQ王国を通過したので、毎年大量に収められる通行税は国庫を潤わせ、それが国王の権力の基盤にもなった。
Q王国ではXXX教という宗教が国教として信仰されていた。
Q王国の各地にこの宗教の礼拝所が設けられていて、礼拝所の僧たちや大学の神学部では日々XXX教について研究されていた。
教義を掘り下げ、複雑化すれば意見の違いは当然生まれ、やがてXXX教は正統派と異端派に二分された。
Q王国の解釈は正統派だったので、国王はさっそく異端派の信仰は禁止するという法律を制定した。
異端派を主張した僧や教授は裁判された。
異端派の拠点となっていた礼拝所や大学は閉鎖され、異端派に関する数多くの書物も燃やされた。
処刑された人々は一説には万単位に上るという。
国土も人口も決して大きいとは言えないQ王国でこれは驚異的な数字だ。
この弾圧に対して異端派の信徒たちもくじけなかった。
彼らは密かに自分たちの信仰を守った。
異端派がのちに白ワイン派と呼ばれることからもわかる通り、彼らは王国で醸造が盛んだった白ワインを目印にした。
ひょっとしたらワインを作る際に押しつぶされるブドウを自分たちに重ねたのかもしれない。
彼らはいつも白ワインの瓶を持ち歩き、彼らが今日一緒に飲まないかと言えばそれは礼拝や教義について話し合うという合図だった。
白ワイン派のうわさについては国王や正統派の耳にも届いていた。
これには国王も困った。
白ワインの製造を禁止することも考えたが、白ワインはQ王国の国民ならだれでも愛飲しているし、何よりもQ王国にとってドル箱ともいえる輸出品だったのでそういうわけにもいかない。
このままでは異端派の正統派との共存を国が認めているようなものだ。
国王は宰相に苛立ちをぶつけた。
「くそっ。なぜワイン一つにこんなにも悩まされねばならんのだっ。吾輩はこの国の長だぞっ。」
宰相はなだめる言葉を探した。
「いくら王と言えど酒にはかないません。酒は百薬の長といいますから。」
~・~・~・~・~
~感想~
弾圧と万単位で歴史の話にしようと思いました。
それで抵抗組織の白バラを思い出したので、白ワインは派閥として使おうと思いました。
とりあえずあまり意味のない設定です。
オチは酒税とかアル中とかで考えていたのですが、あまりうまいこと行きそうになかったので仕方なくこのようなものになりました。
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