分析能力で旅をする ~転生した理由を探すためにレインは世界を回る

しき

文字の大きさ
33 / 54
第三章

第27話『乱戦』

しおりを挟む
ひどく長い時間静寂と共に過ごし、小さく鳴り響き始めた虫の合唱で目を覚ました。地面の感触が寝袋越しに伝わり、起き上がると身体がちょっと凝り固まっていることがわかった。

テントから出ると、ほどよい冷たさの風が顔の頬を優しく撫でた。黄赤色きあかいろの西日が今にも沈みきろうとしている。東の地平線はすでに黒い空と同化して、引きずりこまれそうな夜がやってきていた。

暗視スキルを使うと、闇を纏った空間は一気に消し飛んでゆき、浅葱色あさぎいろの空へと変わっていった。頭上に海があるのかと錯覚してしまいそうだ。

さて白髪の女はどうしているのかと隣のテントを見ても姿はなく、置きっぱなしの折りたたみ椅子と、その上に上着のようなものだけが残っていた。テントの中にいる気配もない。

どこに行ってしまったのか気になるところだけど、今はするべきことをしよう。

ラーシャム湖沼の方向を見ると、一回り大きいカエルのような黄緑色の魔物がいた。多分、アレがポイズントードだろう。

マジックバッグを斜め掛けして、素材用のバッグを腰に付けた。そして片手に鉄の杖を引っ提げて、いざその魔物に近づいた。そして初めてその大きさを知った。カエルっぽい見た目だというのに、私と同じくらいの大きさなのだ。



【名称】ポイズントード
【種族】魔物-水棲
【体力】4,000/4,000
【魔力】500/500
【属性】地・水
【弱点】火・氷
【スキル】痲痹攻撃Lv1・痲痹耐性Lv1



火と氷が弱点って、すごい不思議な魔物だな。熱いのにも弱いし、冷たいのにも弱いってことなのか。

ギルドで聞いた痲痹攻撃もしっかりある。今回最も注意すべきスキルだ。どう攻撃してくるのかは不明だから、最初は常に回避できるような体勢をとるべきかもしれない。

ポイズントードは近づいてきた私に気付き、ゴロゴロと威嚇するような音を立てた。そして鳴嚢めいのうを膨らませると、私に向かって柳緑色りゅうりょくしょくの液体を吐き出してきた。予め体勢を整えていた私は横に回避して、また来るんじゃないかと身構えた。鳴嚢は元に戻っていて、同じ攻撃をしてくる気配はない。

なるほど、アレの膨らみで痲痹毒を吐き出すかどうかわかる、そして続け様に痲痹攻撃をしてはこない、と。

タイミングは理解した。あとはその合間に魔法を打ち込むだけだ。

<<フレイムサークル>>!!

火魔術を唱えると、ポイズントードの足元が円状に燃え始めた。周りに草木がないせいか、普段より燃え方が大人しいが、ポイズントードには覿面てきめんに効いているようで、ゴロゴロと低い悲鳴をあげていた。

燃え盛る炎は長い間渦巻いていたが、段々と小さくなっていった。するとポイズントードは私に向かって突進してきた。カエルというよりイヌやウマのような駆け方だった。

<<アイスクアッシュ>>!!

複数の氷のつぶてで迎撃した。氷属性が弱点というだけあって、突進の勢いを跳ね返すような威力で、正面から食らったポイズントードは仰け反っていた。

この調子なら勝てる、と思った。

ところが、逆に相手は勝てないと思ったのか、湖沼へと駆けていき、なんと水中に飛び込んだ。流石に水中に逃げられたら追うことはできない。濁っていてどこにいるのかもわからないわけで、攻撃を当てる方法もなかった。

さて、どうしたものか。上がってくるまで待つか?だとしても、相手がいつ陸に戻るのかわからない。たとえ戻ったとしても、また水中へ逃げられたら、こちらのほうがジリ貧になることに間違いはない。魔力が無くなれば相手に分がある。

すると水飛沫をあげながらポイズントードが再び出てきた。なんで上がってきたのかは分からないけれど、これは好都合だ。陸上となれば勝算はある。

しかしそのポイズントードに少し違和感を持った。さっきに比べて体色が黄ばんでいるような…。



【名称】ポイズントード
【種族】魔物-水棲
【体力】3,500/3,500
【魔力】400/400
【属性】地・水
【弱点】火・氷
【スキル】痲痹攻撃Lv1・痲痹耐性Lv1



さっき視たときに比べて体力と魔力に差があった。別のポイズントードか。察するに仲間が応援に来たというところだろう。

現状だと負ける要素自体はないけれど、同じようなことをしてもまた水中に逃げ込まれるだけだ。相手の動きを封じる手立てを考えるべきだ。急に痲痹攻撃というスキルが羨ましく思った。

すると、空から騒音けたたましい鳴き声が聞こえてきた。驚いて顔を上げると、タカのような鳥がこちらに向かって翔んできたのだった。

慌てて横っ飛びして奇襲を回避した。鳥は地面にぶつからず、直前で軌道を変えて低空飛行をした後に一回転をして、バサバサと羽撃はばたかせながらこちらの様子を窺っていた。



【名称】ナイトホーク
【種族】魔物-獣
【体力】8,725/12,000
【魔力】755/1,000
【属性】風・闇
【弱点】雷
【スキル】爪技Lv4・風魔術Lv4・暗視Lv1



ナイトホーク、今までで最も強そうな魔物だ。体力と魔力が私よりも高く、加えて高いスキルレベルを持ち合わせている。

って、なんで体力と魔力が減ってるんだ?どこかで戦った後とかなのかな。いや、まぁ削れている分にはいいんだけど。

しかし、この状況はよくない。例えポイズントードを倒せたとしても、その後このナイトホークにやられてしまう。それどころか、先にナイトホークにやられてしまう可能性まである。逃げるのも手だけど、この泥濘んだ足場じゃ逃げ切れるかどうかも怪しい。そもそもさっきのナイトホークの速度を見るに、この足場じゃなくても逃げるのは厳しい。

するとポイズントードが鳴嚢に痲痹毒を貯めてきた。まずい、まずはこれを避けないと。

ところがポイズントードが痲痹毒の液体を吐き散らしたのは、ナイトホークの方だった。空を翔んでいるナイトホークにとって、そんな攻撃容易く避けていたが、これはラッキーだ。そこで争っているうちにこの場から一度離れてしまおう。

魔物に背を向けないように、できるだけ早く後退りをした。逃げ切れるかどうかはおいといて、できるだけ一対一のほうが好ましい。

もう一度ポイズントードが痲痹毒を蓄えた。万が一ナイトホークに当たってくれれば逃げやすくなるし、もしかしたら漁夫の利で二体とも倒せるかもしれない。

しかしナイトホークはそれを見て、あろうことか痲痹毒が私に当たるような位置に移動してきた。

「ちょ、なんで!?」

ポイズントードが液体を、私に向かって吐き散らしてきた。不意を突かれたものの、間一髪で避けることができた。

しかし、よりによって最悪な状況になってしまった。前方にはポイズントード、後方にはナイトホーク。板挟みな状態になってしまった。これじゃあ逃げることも不可能だし、両方の攻撃をかわすことも難しい。

すると今度はナイトホークが鳴き声をあげて、なんと魔力を集め始めたのだ。間違いない、風魔術を使ってくる。すぐに避けないと。

「はぁぁぁぁ!!」

しかし、そこへナイトホークの翼を斬りかかる人間の姿があった。

あの白髪の女だった。



【名称】リンネ・バープル
【種族】人間
【性別】女
【年齢】16
【職業】戦士
【体力】1,436/3,200
【魔力】146/200
【属性】氷
【弱点】雷
【スキル】剣技Lv4・身体強化Lv3・ガードLv3・暗視Lv1・跳躍Lv1
【異常】-



ナイトホークは風魔術を唱えることができず、一度私から距離を取った。そして白髪の女は私とナイトホークの間に入るように位置取った。

「…ったく、面倒な場所に移動しやがって」

彼女はぼそりと呟くと、再びナイトホークに向かって突撃し、大剣を振りかざして真っ向斬りを仕掛けた。しかし、空を翔ぶ相手じゃなかなか攻撃は当たらない。ナイトホークは簡単に避けてしまう。

その戦いに加わろうとしたが、背後からゴロゴロという低い唸り声がした。カエルとタカも敵同士だというのに、妙な連携を見せてくる。

まずはコイツをなんとかしないと。

再びポイズントードと対峙した。後方で白髪の女の声とナイトホークの鳴き声がする以外は、戦い始めたときと変わらない状況だ。ただ、長期戦にすれば、応援に駆けつけるのが遅くなるのは明白だった。

<<フレイムサークル>>!!

素早く倒そうと先制攻撃を仕掛けた。ひたすら弱点を突いて、とにかく大きなダメージを与えないといけない。

しかし、このままいってもまた湖沼に飛び込まれるだけだ。動きを封じることはできなくとも、なんとか逃げられないようにしないと。

<<ホワイトアウト>>!!

氷魔術を放つと、白く濃い冷気がポイズントードを包んだ。視界を奪ってしまえば逃げ道を失い、こちらへの攻撃は当たりづらくなる。更にこちらの攻撃を避けるのが難しくなるだろう。

<<フレイムサークル>>!!

ポイズントードは私の火魔術に対して、避ける動作すらままならず、冷気の中で燃えていった。そして逃げ果せることもできず、反撃することもできずに、炎の渦の中で倒れていった。

よし、これで彼女の方へ加勢できる。

しかし、仲間の仇を討とうとしたのか、一匹のポイズントードが沼から飛び現れた。

そうだ、忘れていた。まだもう一匹いたんだった。



【名称】ポイズントード
【種族】魔物-水棲
【体力】1,350/4,000
【魔力】350/500
【属性】地・水
【弱点】火・氷
【スキル】痲痹攻撃Lv1・痲痹耐性Lv1



うん、三匹目とかではないな。

地響きのような低い唸り声をあげて、怒りに満ち満ちたポイズントードは、今までとは比べものにならないほどに鳴嚢を膨らませていた。やばい。これを吐き散らかされると、避けられないかもしれない。

<<アイスクアッシュ>>!!

すぐさま氷魔術を唱えて、風船のように膨らんだ鳴嚢に目掛けて、複数の氷の礫を放った。

それが全て直撃して、怯んだポイズントードは痲痹毒を吐き散らすことができずに、鳴嚢は萎んでいった。

今がチャンスだ。

<<フレイムサークル>>!!

トドメの火魔術を放つと、体力が限界なポイズントードでは逃げ切ることができず、炎の中の唸り声が小さくなっていった。

同時に、ここ一ヶ月ずっと使っていた鉄の杖が砕け散ってしまった。寿命が来たようだ。

一息ついた、という暇もなく、後方から白髪の女の声と、威嚇するようなナイトホークの雄叫びが聞こえてきた。私は急いで戦闘に加勢しに走った。



【名称】ナイトホーク
【体力】3,156/12,000
【魔力】675/1,000

【名称】リンネ・バープル
【体力】648/3,200
【魔力】146/200



先程視たときに比べて、双方共々互角の戦闘をしている。しかし、体力と地の利を鑑みるとナイトホークのほうが圧倒的に有利だ。

ふとアルガード学院での実技授業のことを想起した。今はまさにパーティ戦と言っても過言ではない。彼女は毛頭そんなつもりなさそうではあるけれど。

<<サンダー>>!!

私が唱えた雷魔術はコンマ数秒でナイトホークに命中し、羽撃いていた翼を数秒だけ止めた。それからすぐに翼を上下に動かし始めたが、殊更に大きくバサバサと翼を動かしているように見えた。実際に随分堪えたようで、さきほどよりも地面との距離が近い。

女はちらと私の方を見つつ、目の前の魔物を仕留めるチャンスだと再び斬り掛かった。宙に飛ぶナイトホークには分の悪い攻撃だが、動きが鈍っている今の相手では、避けるのに精一杯のようだ。

<<ホワイトアウト>>!!

濃い冷気でナイトホークを包むと、相手は霧払いをしようと更に大きく羽撃いた。しかし、纏わりつく冷気を吹き飛ばすことはできず、そこへまた女が追撃を狙った。視界を奪われたナイトホークは無論避けることはできず、今度は深い傷を負わせることができた。

それで自棄になったのか、ナイトホークは風魔術を唱えようと再び魔力を集め始めた。いくら魔法でも濃霧に包まれていながら敵を狙って放つのは難しい。

ただ不幸なことにナイトホークが放とうとしているのは私がいる方向だった。急いで横に走って風魔術が放たれた瞬間にダイブをした。間一髪で射線から外れたものの、切り裂くような空気は轟音とともに緩い地面を抉った。

もしも当たれば一溜まりもない魔法だ。が、私にとっては好機でもある。すぐに立ち上がり、反撃の魔法を唱えた。

<<エアロ>>!!

集まった魔力は鋭い空気となって、音速を超えて放たれて、ナイトホークはそれに気付くはずもなく、殴られたかのように吹き飛んだ。

その一撃を食らっても、まだ羽を動かすほどの体力はあるようだが、戦意喪失したようでこの場から逃げようとゆっくりと地上から離れていった。

そこへ女がナイトホークの真上から胴体を突き刺した。ナイトホークは一瞬だけビクッとなったが、すぐに力が無くなり、息絶えた。

「…はぁ、終わった」

私はそう呟きながら膝に手をついた。ポイズントードの討伐が、二体だとは思わず、加えて別の魔物が乱入してくるなんて予想だにしなかった。初めてこんなに長く戦って、いつにも増して疲れていた。

女はぴくりとも動かないナイトホークから剣を抜いて、転移宝石を置いて離れた。地面には魔法陣のようなものが描かれ、ナイトホークは光りに包まれながら消えていった。

女はそれを見届けると、そのままテントの方向へ、大剣を引き摺りながら歩いて行った。しかし、その身は随分とボロボロである。

私は躊躇うこと無く女を追い、話しかけた。

「ねぇ!大丈夫?」

彼女は答えず、何事もなかったかのように歩いていた。しかし、剣を持っていない左腕の袖には、鉤爪かぎづめで引っ掻かれたような跡があり、袖口から血が滴っている。

彼女の平然たる態度に対して、平気だとは思えず、彼女の後ろをついていった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

3歳で捨てられた件

玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。 それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。 キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。

【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。

断罪後のモブ令息、誰にも気づかれずに出奔する

まる
ファンタジー
断罪後のモブ令息が誰にも気づかれないよう出奔して幸せを探す話

異世界転生旅日記〜生活魔法は無限大!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
 農家の四男に転生したルイ。   そんなルイは、五歳の高熱を出した闘病中に、前世の記憶を思い出し、ステータスを見れることに気付き、自分の能力を自覚した。  農家の四男には未来はないと、家族に隠れて金策を開始する。  十歳の時に行われたスキル鑑定の儀で、スキル【生活魔法 Lv.∞】と【鑑定 Lv.3】を授かったが、親父に「家の役には立たない」と、家を追い出される。   家を追い出されるきっかけとなった【生活魔法】だが、転生あるある?の思わぬ展開を迎えることになる。   ルイの安寧の地を求めた旅が、今始まる! 見切り発車。不定期更新。 カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。

ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。

旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。 前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。 ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。 「この家は、もうすぐ潰れます」 家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。 手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。

少し冷めた村人少年の冒険記

mizuno sei
ファンタジー
 辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。  トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。  優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。

お嬢様はお亡くなりになりました。

豆狸
恋愛
「お嬢様は……十日前にお亡くなりになりました」 「な……なにを言っている?」

万分の一の確率でパートナーが見つかるって、そんな事あるのか?

Gai
ファンタジー
鉄柱が頭にぶつかって死んでしまった少年は神様からもう異世界へ転生させて貰う。 貴族の四男として生まれ変わった少年、ライルは属性魔法の適性が全くなかった。 貴族として生まれた子にとっては珍しいケースであり、ラガスは周りから憐みの目で見られる事が多かった。 ただ、ライルには属性魔法なんて比べものにならない魔法を持っていた。 「はぁーー・・・・・・属性魔法を持っている、それってそんなに凄い事なのか?」 基本気だるげなライルは基本目立ちたくはないが、売られた値段は良い値で買う男。 さてさて、プライドをへし折られる犠牲者はどれだけ出るのか・・・・・・ タイトルに書いてあるパートナーは序盤にはあまり出てきません。

処理中です...