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第26話 王都を救ったら英雄になった件
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ガルーダ肉、特上黒毛ダンジョン牛肉、化け物カジキの魚肉…………異世界に来てから様々な肉を食べたがドラゴンはまだなんだよなぁ。
ダンジョンで食材集めした時も、ダンジョン牛は食材ドロップが豊富だったのにドラゴンは倒しても倒しても食材が出てこなかったんだよ。
ダンジョン外で野生のドラゴンに会える機会なんて滅多にないから、うまいんだったら是が非でも食いてぇ!
「お前……状況をわかっているのか……?」
「んなことより水竜はうまいの!? うまくないの!? どっちなんだい!?」
俺はギルマスに詰め寄る。
ギルマスは困惑した様子で応えた。
「……水竜はドラゴンの中でもかなりうまい部類だ」
「よっしゃ一狩り行くぞ!」
『おー!』
なおさら水竜を倒しに行く理由ができた!
俺たちはギルマスから水竜の目撃場所を聞き出すなりすぐに向かった。
港に到着!
水竜が現れたのはここから北西に四キロほど進んだ場所だそう。
ひとまずその辺りの海上をうろついてみるか!
「海上をうろつくって言ってもどうするんです? 零華に海面を凍らしてもらって移動するんですか?」
「それでもいいんだが、海に来たらやっぱ船だろ! そっちのほうが雰囲気あって楽しいからな!」
というわけで、そこそこ大きめの帆船を作ってみた!
魔力を動力源とした高出力のエンジンを搭載しているから、かなりの速度で航海できるぜ。
【創造】の不思議パワーでゲームみたいに操作できるようにしておいたので、船舶免許を持っていない俺達でも安心だ。
操縦したがる零華に任せて俺たちは海に繰り出した!
「さてと。現場周辺に着いたはいいもののどうやって水竜を探そうか」
「向こうから来てくれれば手っ取り早いんですけどねぇ」
『うまそうな匂いしてたら寄ってくるかもな。我みたいに』
「確かに!」
納得した俺は、手早くポワレを作る。
うん、相変わらずいい匂いだな。
こんな最高にうまそうな匂い嗅いだら寄ってくるだろ!
「ん~、めッッッちゃおいしいですぅ~」
「きゅん~」
「ウキ~」
「キ~」
「ウホホ~」
匂いをばらまくのが目的だったので、作ったポワレはシロナたちに食べてもらった。
グルメ大会の時みんなは見てただけだったからな。
俺と零華だけおいしい思いをするのはもったいねぇよ。
頬をとろけさせるみんなを眺める。
とんでもねぇうまさにビビったか!
『お! 何か近づいてくるぞ!』
「マジ!? どれどれ……」
海面が激しく揺らぎだす。
次の瞬間、ザパァァァンッと水しぶきをまき散らしながら巨大ウミヘビが現れた。
「違うのキター!」
現れたのはシーサーペント。
Sランクの魔物だった。
お目当ての水竜ではなかったが、【鑑定】によるとシーサーペントもかなりうまい部類の魔物らしい。
ついでに狩っとくか。
『から揚げの材料ゲット~!』
零華が氷の刃を放つ。
シーサーペントの首が飛んだ。
俺はその死体を回収する。
「そーいやウミヘビはまだ食ったことなかったけ。こいつの出汁はどんな味がするんだろうなぁ」
シーサーペントをどんなふうに料理しようか考えていたら、再び海が荒くなった。
大波が絶え間なく発生し船が揺れる。
今度こそ本命か!?
ハラハラしながら見守っていると、水色の鱗で覆われたドラゴンの群れが現れた。
「『本命キターッ!!!』」
「ついに現れましたね。私じゃ太刀打ちできないのでみんなお願いします!」
「きゅう!」
奥にいる体格が一回り大きいやつが水竜王とかいうやつか。
俺は水竜王の背中に跳び乗ると、おなじみの手刀で首を斬り飛ばした。
なんやかんやこの倒し方が一番手っ取り早いんだよな。
素材の可食部を傷つけずに倒せるし。
『我も一匹撃破~! 後は任せたぞ!』
「ウホ!」
ゴリマックスのレシーブによって龍之介が発射される。
「ウッキッキ!」
龍之介は空中で日本刀を構えると居合を放つ。
水竜のブレスごとその首を一刀両断した。
龍之介はそれだけにとどまらず、水竜から水竜へと跳び移りながらその首を斬り飛ばしていく。
船に飛来する攻撃の余波は、横島が派手な魔法でガードした。
「え、三兄弟たち強すぎません? 複数の格上相手に圧勝しちゃってるんですけど……」
「そりゃ俺が【創造】したハイスペ日本刀とコンちゃんのバフがついてるからな。今のこいつらはSランク上位くらいまでパワーアップしてるぜ!」
「嘘……!? コンちゃんのバフすごすぎ……!?」
「きゅうん!」
コンちゃんは「すごいでしょー!」とドヤ顔で胸を張る。
たくさん褒めながら首元を撫でてあげると、満足げに鼻を鳴らした。
「よし、ドラゴン肉確保! 目的は達成したことだし王都に帰るか」
『帰りの運転はコンちゃんに任せた!』
「きゅい!」
ビシッとポーズを決めてから運転席に座るコンちゃん。
俺と零華でサポートしながら楽しく王都に帰還した。
「よっすー!」
「ただいま戻りました」
俺たちがギルドに入ると、すぐにギルマスが出てくる。
ギルドには上級冒険者っぽいやつらがたくさん集まっていた。
「どうだった!? 予想以上に早く戻ってきたが水竜とは遭遇できたのか!?」
「ああ、全部倒してきたぜ。ほれ、水竜王の首だ」
「スゲェェェ! マジで水竜王の首だ!」「これが神獣様を手なずけた女の実力!?」「え……王都は救われたってコト!?」「ありがてぇぇぇ……! 俺、死を覚悟してたよホントに……!」
俺は【アイテムボックス】から水竜王の首を取り出して、手っ取り早く証拠を見せる。
話を聞いていた冒険者たちが驚きの声を上げた。
『もちろん群れの水竜も全部倒しといたぞ! ババーンと瞬殺だ』
「解体は食材だけ引き取りで他は売却でよろ!」
「わ、わかった。……お前たちがいなかったら王都は間違いなく甚大な被害を受けていた。どう礼をすればいいか……。……冒険者登録すれば特例でSランク推薦権獲得済みAランク冒険者に認定できるがどうする? もちろん報奨金も出すぞ」
「じゃあ金だけくれ。冒険者は今は興味ないわ」
面白そうな事件に自分から首を突っ込むのは好きだが、向こうから「この事件を解決してくれあの依頼を受けてくれ」って頼まれるのは面倒だからな。
縛りのない自由な立ち位置のまま金だけもらえるのがベストだ。
「わかった。では、せめてもの感謝として国にお前たちの活躍を報告しておく。救国の英雄として語り継がれるだろう」
「救国の英雄バンザーイっ!」「なぎささんバンザーイっ!」「フェンリル様バンザーイっ!」
こうして俺は、なんか知らんうちに英雄に祭り上げられた!
普段は辺境のド田舎暮らしだから有名税の弊害みたいなもんは特にないだろ。
みんなの好意を無下にするのも気が引けるしここは素直に讃えられとこう。
◇◇◇◇(Side:死神)
「まさか……まさかだ。水竜の群れが瞬殺されたのは予想外だ」
俺はギャング組織“死神”の左腕。
所持スキルは【ダンジョンマスター】。
ダンジョンを作ったり魔物を配置したりなどのダンジョン経営をできるという超絶レアスキルだ。
たぶん俺以外でこのスキルを持っている人間はいないと思う。
「作戦は悪くなかった。ただ運に見放されただけだ」
ボスは冷静に言い放つ。
【ダンジョンマスター】で生成したシーサーペントに水竜の群れを襲わせ王都近くに引き寄せるところまではうまくいったが、神獣を引き連れた人間が来ていたのはタイミングが最悪だったとしか言いようがない。
王都の戦力を水竜に集中させてその間に国家転覆させる作戦は失敗してしまったが、このアジトが見つかることはないだろう。
俺たちは引き続き資金と戦力を拡大させながら機をうかがうだけだ。
ダンジョンで食材集めした時も、ダンジョン牛は食材ドロップが豊富だったのにドラゴンは倒しても倒しても食材が出てこなかったんだよ。
ダンジョン外で野生のドラゴンに会える機会なんて滅多にないから、うまいんだったら是が非でも食いてぇ!
「お前……状況をわかっているのか……?」
「んなことより水竜はうまいの!? うまくないの!? どっちなんだい!?」
俺はギルマスに詰め寄る。
ギルマスは困惑した様子で応えた。
「……水竜はドラゴンの中でもかなりうまい部類だ」
「よっしゃ一狩り行くぞ!」
『おー!』
なおさら水竜を倒しに行く理由ができた!
俺たちはギルマスから水竜の目撃場所を聞き出すなりすぐに向かった。
港に到着!
水竜が現れたのはここから北西に四キロほど進んだ場所だそう。
ひとまずその辺りの海上をうろついてみるか!
「海上をうろつくって言ってもどうするんです? 零華に海面を凍らしてもらって移動するんですか?」
「それでもいいんだが、海に来たらやっぱ船だろ! そっちのほうが雰囲気あって楽しいからな!」
というわけで、そこそこ大きめの帆船を作ってみた!
魔力を動力源とした高出力のエンジンを搭載しているから、かなりの速度で航海できるぜ。
【創造】の不思議パワーでゲームみたいに操作できるようにしておいたので、船舶免許を持っていない俺達でも安心だ。
操縦したがる零華に任せて俺たちは海に繰り出した!
「さてと。現場周辺に着いたはいいもののどうやって水竜を探そうか」
「向こうから来てくれれば手っ取り早いんですけどねぇ」
『うまそうな匂いしてたら寄ってくるかもな。我みたいに』
「確かに!」
納得した俺は、手早くポワレを作る。
うん、相変わらずいい匂いだな。
こんな最高にうまそうな匂い嗅いだら寄ってくるだろ!
「ん~、めッッッちゃおいしいですぅ~」
「きゅん~」
「ウキ~」
「キ~」
「ウホホ~」
匂いをばらまくのが目的だったので、作ったポワレはシロナたちに食べてもらった。
グルメ大会の時みんなは見てただけだったからな。
俺と零華だけおいしい思いをするのはもったいねぇよ。
頬をとろけさせるみんなを眺める。
とんでもねぇうまさにビビったか!
『お! 何か近づいてくるぞ!』
「マジ!? どれどれ……」
海面が激しく揺らぎだす。
次の瞬間、ザパァァァンッと水しぶきをまき散らしながら巨大ウミヘビが現れた。
「違うのキター!」
現れたのはシーサーペント。
Sランクの魔物だった。
お目当ての水竜ではなかったが、【鑑定】によるとシーサーペントもかなりうまい部類の魔物らしい。
ついでに狩っとくか。
『から揚げの材料ゲット~!』
零華が氷の刃を放つ。
シーサーペントの首が飛んだ。
俺はその死体を回収する。
「そーいやウミヘビはまだ食ったことなかったけ。こいつの出汁はどんな味がするんだろうなぁ」
シーサーペントをどんなふうに料理しようか考えていたら、再び海が荒くなった。
大波が絶え間なく発生し船が揺れる。
今度こそ本命か!?
ハラハラしながら見守っていると、水色の鱗で覆われたドラゴンの群れが現れた。
「『本命キターッ!!!』」
「ついに現れましたね。私じゃ太刀打ちできないのでみんなお願いします!」
「きゅう!」
奥にいる体格が一回り大きいやつが水竜王とかいうやつか。
俺は水竜王の背中に跳び乗ると、おなじみの手刀で首を斬り飛ばした。
なんやかんやこの倒し方が一番手っ取り早いんだよな。
素材の可食部を傷つけずに倒せるし。
『我も一匹撃破~! 後は任せたぞ!』
「ウホ!」
ゴリマックスのレシーブによって龍之介が発射される。
「ウッキッキ!」
龍之介は空中で日本刀を構えると居合を放つ。
水竜のブレスごとその首を一刀両断した。
龍之介はそれだけにとどまらず、水竜から水竜へと跳び移りながらその首を斬り飛ばしていく。
船に飛来する攻撃の余波は、横島が派手な魔法でガードした。
「え、三兄弟たち強すぎません? 複数の格上相手に圧勝しちゃってるんですけど……」
「そりゃ俺が【創造】したハイスペ日本刀とコンちゃんのバフがついてるからな。今のこいつらはSランク上位くらいまでパワーアップしてるぜ!」
「嘘……!? コンちゃんのバフすごすぎ……!?」
「きゅうん!」
コンちゃんは「すごいでしょー!」とドヤ顔で胸を張る。
たくさん褒めながら首元を撫でてあげると、満足げに鼻を鳴らした。
「よし、ドラゴン肉確保! 目的は達成したことだし王都に帰るか」
『帰りの運転はコンちゃんに任せた!』
「きゅい!」
ビシッとポーズを決めてから運転席に座るコンちゃん。
俺と零華でサポートしながら楽しく王都に帰還した。
「よっすー!」
「ただいま戻りました」
俺たちがギルドに入ると、すぐにギルマスが出てくる。
ギルドには上級冒険者っぽいやつらがたくさん集まっていた。
「どうだった!? 予想以上に早く戻ってきたが水竜とは遭遇できたのか!?」
「ああ、全部倒してきたぜ。ほれ、水竜王の首だ」
「スゲェェェ! マジで水竜王の首だ!」「これが神獣様を手なずけた女の実力!?」「え……王都は救われたってコト!?」「ありがてぇぇぇ……! 俺、死を覚悟してたよホントに……!」
俺は【アイテムボックス】から水竜王の首を取り出して、手っ取り早く証拠を見せる。
話を聞いていた冒険者たちが驚きの声を上げた。
『もちろん群れの水竜も全部倒しといたぞ! ババーンと瞬殺だ』
「解体は食材だけ引き取りで他は売却でよろ!」
「わ、わかった。……お前たちがいなかったら王都は間違いなく甚大な被害を受けていた。どう礼をすればいいか……。……冒険者登録すれば特例でSランク推薦権獲得済みAランク冒険者に認定できるがどうする? もちろん報奨金も出すぞ」
「じゃあ金だけくれ。冒険者は今は興味ないわ」
面白そうな事件に自分から首を突っ込むのは好きだが、向こうから「この事件を解決してくれあの依頼を受けてくれ」って頼まれるのは面倒だからな。
縛りのない自由な立ち位置のまま金だけもらえるのがベストだ。
「わかった。では、せめてもの感謝として国にお前たちの活躍を報告しておく。救国の英雄として語り継がれるだろう」
「救国の英雄バンザーイっ!」「なぎささんバンザーイっ!」「フェンリル様バンザーイっ!」
こうして俺は、なんか知らんうちに英雄に祭り上げられた!
普段は辺境のド田舎暮らしだから有名税の弊害みたいなもんは特にないだろ。
みんなの好意を無下にするのも気が引けるしここは素直に讃えられとこう。
◇◇◇◇(Side:死神)
「まさか……まさかだ。水竜の群れが瞬殺されたのは予想外だ」
俺はギャング組織“死神”の左腕。
所持スキルは【ダンジョンマスター】。
ダンジョンを作ったり魔物を配置したりなどのダンジョン経営をできるという超絶レアスキルだ。
たぶん俺以外でこのスキルを持っている人間はいないと思う。
「作戦は悪くなかった。ただ運に見放されただけだ」
ボスは冷静に言い放つ。
【ダンジョンマスター】で生成したシーサーペントに水竜の群れを襲わせ王都近くに引き寄せるところまではうまくいったが、神獣を引き連れた人間が来ていたのはタイミングが最悪だったとしか言いようがない。
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