好き勝手スローライフしていただけなのに伝説の英雄になってしまった件~異世界転移させられた先は世界最凶の魔境だった~

狐火いりす@商業作家

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第31話 エルフの国で飯テロしてみた!

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「俺らの里を滅ぼす気か!? 邪悪なネクロマンサーめ!」

「最近のアンデッド大量発生はお前たちの仕業だな!?」

 ハプニングでエルフの国に来て早々、俺たちは敵対することになった。
 事情はよくわからんが勘違いされてることだけは確かだ。
 俺ネクロマンサーじゃねぇもん。

「そんなこと言われてもガチで知らんけど」

「とぼけやがって! 何がなんでも誤魔化す気か!」

「逆に何を誤魔化せばいいんだよ。つく嘘がないが?」

「普通に話したって埒が明かないことは明白よ! 真実しか話せなくなる魔法を使うわ!」

 エルフの女が俺たちに杖を向ける。
 杖先から発せられた光が俺たちに吸い込まれた。

 なんか都合がよさそうだからコサックダンスでもしながら大人しくしとくか!

「驚くほど大人しくないですよ」

 シロナからツッコミが入る。
 エルフたちが困惑した。

「なんだコイツ、急に踊り始めたぞ……! このコミカルなダンスもお前の魔法の効果なのか? ダンスこそがこの女の真実……?」

「んなわけないでしょアホなの? ただ単にこの女が不審者なだけよ! なんでこの局面で踊り出す!?」

「俺多動だから」

「あーね。なるほど」

「納得するんだ!?」

 すんなり納得しちゃった門番に驚くシロナ。
 今日もツッコミ役は大忙しだ。

「……とにかく、アンタたちの真実を暴いてやるわ! さあ、目的を吐きなさい!」

「目的は特にないぞ。むしろお前らがなんか提示してくれ」

「はぁ? 何言っとる?」

「突然こんなこと言われたら困惑しますよね」

「ちょっとレイス! アンタはなんでしれっとアタシたち側みたいな雰囲気出してるのよ!?」

「ツッコミキャラとして貴方にシンパシーを感じたので……。毒舌なツッコミもいいですね!」

「ありがと……じゃなくて、アンタたちの悪事を暴いてやるわ! 罪を懺悔しなさい!」

 エルフの女は褒められてちょっと照れたものの、ハッとしたように我に返る。
 罪を白状するように言ってきた。

「まずはアンタよ、ダンス女!」

「あれは一昨日のこと。夜中にもかかわらず俺はポテチを食った」

「「「ん……?」」」

 門番の人たちが首をかしげる。
 俺は土下座して懺悔した。

「俺は大罪人だ。俺だけならまだしも、シロナと麗華にまでポテチを食べさせてしまったんだ……。うまかった……」

「うん。確かに悪いことではあるわよね。でもさぁ、なんか悪いことの方向性が違くない?」

「思ってたんと違うな」

「どうツッコめばいいのかわからん」

 次はシロナの番だ。
 罪を白状しやがれ!

「なぎさのご飯がおいしすぎて……ぬくぬくライフが最高すぎて……ダラダラ食っちゃ寝生活してたら三キロ太っちゃいました……! でも最近はコンちゃんと一緒に毎日運動してますよ! おかげで二キロ少し減量できました!」

 リングフィ〇トのダンシング音ゲー版みたいなの作ったんだが、最近は毎日それを頑張ってるからな。
 情状酌量の余地はあると思うんだ。
 シロナを許してやってくれ。

「あー、わかるわ~。アタシも長期休暇の後とかよく太っちゃうもん。あと一キロ頑張って……じゃなくて、もっとこうなんか悪事って感じのないの!? エルフの里を滅ぼそうとしてるとか!」

「そんな物騒なのあるわけないじゃないですか。私は善良な悪霊ですよ」

「矛盾してんだけど!? 善良なやつは悪霊じゃねーわよ!」

「なあ、暴く悪事なくね?」

「敵じゃないよな。どう考えても」

「……叫びすぎて喉乾いたからアタシは戻るわ。アンタたち普通に対応してあげて」

 こうして誤解は解けた。
 門番二人は謝罪してから、改めてどうするか聞いてくる。

 俺はエルフの国に入れてもらうよう頼んだ。

「せっかくだし観光してくか!」

「ぜひそうしましょう! 私も一度来てみたかったんですよ、エルフの国!」

「ははは、シロナ楽しそうだな!」

「そりゃエルフの国なんて滅多に来れるものじゃありませんから!」

 聞けば、エルフの国はとんでもなく険しい山の奥に存在するようだ。
 人間の街からだと距離がある上、道中には危険な魔物も数多く出現する。
 そもそも来訪できる人間が限られているのだと。

「ラッキーだったな。転移できて」

「結果だけ見ればそうですね」

 門番の人に入国手続きをしてもらう。
 レイスが一緒だと住民たちに不審がられるからと、入国管理者公認花飾りというアイテムをもらった。

 この花飾りは正式な入国手続きをクリアした証拠なのだそうだ。
 これで変な勘違いされなくて済むぜ!

 俺たちはエルフの国に足を踏み入れる。
 道なりに進んでいると、水を飲みに行った女門番がいた。

「せっかくだからアタシが案内してあげるわ。感謝しなさいよね! アタシの名前はリーンよ」

「ありがとな! 俺はなぎさだ」

「シロナです。ツッコミキャラ同士仲良くしましょう!」

「アンタたちの中ではシロナはツッコミキャラなんだろうけどさぁ、アタシたちからすればシロナも充分ツッコミ入れられる側だからね!? 百年ちょっと生きてるけど自我を持ってるレイス見るのは初めてだわ」

 どこ行ってもそれ言われるな。
 やっぱ自我を持ったアンデッドは超レアなのだろう。

「ていうか、シロナから瘴気出てないわよね? 普通アンデッドって瘴気をまき散らしてるもんなんだけど……」

「体から瘴気をまき散らしてるて、体臭がすごいみたいでなんか嫌じゃないですか」

「そうだけども……そうだけども! 表現もっと他にあるでしょ!」

 ツッコミ冴えてるな。
 シロナがシンパシーを感じるわけだ。

「はぁ……。アンタたちの存在は非常識だわ」

「似たようなことよく言われるよ。ところで、この国のおススメ観光スポットとかある?」

「おススメ観光スポットね。そんなん“世界樹”一択だわ」

 リーンはそう言って、遠くのほうに生えている大樹を指さした。
 世界樹はこの世界の魔力の循環に関わっているとかで重要らしい。

「世界樹の存在は有名ですよね。なぜか元気がないみたいですけど……」

「……最近森のほうでアンデッドが原因不明の大量発生してんのよ。その瘴気のせいか、ここ最近の世界樹はずっとあんな様子だわ」

「門で職質されてた時に言ってたやつか。早く原因がわかって解決できるといいな」

「そうね。ここでずっと話すのもあれだし、そろそろ歩きましょ。里で一番の旅館に案内したげるわ」

 みんなで歩き出す。
 素っ気ない態度のリーンだが、根は優しいんだな。

 それはそうとして、この世界のエルフは意外とよそ者にも寛大なのか。
 物語だと閉鎖的な感じのが多いイメージだけど。

「昔はもっと排他的だったらしいわ。ただ、おんなじ場所で長いこと暮らしてると暇になっちゃうのよね。それで開国したのよ。……まあ、立地のせいでほとんど誰も来ないけど」

「やっぱ刺激はほしいよな!」

「安定だけじゃつまらないですもんね」

「そういう意味では、アンタたちといるだけでだいぶ刺激になってるわ。……ありがとね」

 リーンと喋りながら歩く。

 さっきからたくさんのエルフたちとすれ違っているのだが、みんなから距離をとられていた。
 公認花飾りがあるとはいえ、レイスを連れた人間なんて怪しいよな。
 ましてや最近はアンデッド大量発生なんて事件が起こってるんだし。

「リーン。この国で露店開いたりできるか?」

「フリマエリアに行けばできるけど……何するつもりなのよ?」

「エルフたちと距離を縮めるためにメシを販売する!」

 というわけでフリマエリアにやって来た!
 善は急げ! 思い立ったら即行動!

 まずは露店を【創造】しまして。
 メニューはフライドポテトと三種のから揚げにするか。

「求めてるんだろ? 刺激を」

「正直めっちゃほしいわ」

「ならばジャンクフードの味を教えてやろう!」

「それはまた罪深いことを思いつきましたね」

 さっそく揚げていくぜ!

 フライドポテトはシロナが担当!
 俺はから揚げを調理していく。

 いつでもから揚げを作れるよう下味をつけた状態で【アイテムボックス】に保存してるからな。
 シーサーペント、ガルーダ、バジリスクのから揚げをご賞味あれ!

 ちなみにバジリスクは例のごとく人類最難関ダンジョンで仕留めたぞ。
 うまい食材はだいたい魔境か人類最難関ダンジョン産だ。

 周囲に食欲をそそる悪魔の香りが広がる。
 匂いを嗅ぎつけてエルフたちがわらわら集まってきたものの、警戒しているのか誰も近づいてこない。

 どうしたもんかと考えていると、リーンの腹がぐ~と鳴った。

「……あたしも食べていいかしら? おいしそうすぎて我慢できないわ!」

「あいよー、喜んで!」

「どうぞどうぞ!」

 ポテトとから揚げを皿に盛って渡す。
 リーンは食べ始めると、衝撃を受けた様子で叫んだ。

「OHoooooooooooooo!!!? ベリベリデリシャス! スーパーデリシャス! おいしすぎるんだけど!? ニャーーー!!!」

「オーバーリアクションにも程があるだろ」

 だが、それが功を奏した。
 純粋な子供やリーンの反応を見て我慢できなくなった者たちが続々と買い始め、そこから口コミで爆発的に人気が広まった。

「なんじゃこりゃあああああ!?」「うますぎ……うますぎる……ッ!」「おかわりをくれ!」「俺もおかわり!」「私も!」「こっちも追加でお願いしまーすっ!」

 あっという間に完売し、エルフたちと打ち解けることができた。
 飯テロして胃袋掴んでやったぜ!



 露店販売を終えた俺たちはエルフの国で一番の旅館にやって来た!
 リーンはそのタイミングで帰宅する。
 満腹になったから昼寝するらしい。

 旅館は木造建築のとても風情ある建物だった。
 室内は和室に近い作りになっており、庭には色とりどりの花が咲いている。
 さらに庭にはハンモックが設置されていた。

「それでは夕食までごゆっくりお過ごしください」

 女将さんが退室するなり、俺とシロナは一目散にハンモックに駆け寄った。

「昼寝してぇ!」

「私もお昼寝したいです!」

 草木の匂いと心地いい風、暖かな日差しに包まれながら昼寝できるなんて最高だぜ!
 と思ったのだが問題が。

 ハンモックが一つしかないのだ。

「私がお昼寝しますので!」

「いや俺が!」

 我先にとハンモックに飛び込んだ結果、シロナと添い寝する形になってしまった。

「こうやって一緒に寝るのキャンプの時以来だな」

「ですね。……ちょっと恥ずかしいです」

 お互いに無言になる。
 しばらくしてシロナがポツポツと喋り出した。

「私が冒険者だった話はしましたけど、それより前の話はしてませんでしたよね」

「そーいやそうだな。聞いたことねーや」

「小さい頃に両親と死別しちゃったんですよ、私。魔法の才能があったから冒険者になったんですけど、あっという間にAランクになってしまって……すぐに冒険者を育てる側に回ったんですよね」

「向いてそう。シロナ面度見いいもんな」

「今でこそコンちゃんや零華に甘えられたりしますけど、私もなぎさもスキンシップ取らないタイプじゃないですか。冒険者時代でもスキンシップ激しめタイプの女性はほとんどいなくて……誰かに甘えたりする機会がほとんどなかった」

 ……本当はもっと甘えたいってことか。

「レイスとして魔境をさまよっていた時は、人の温もりを感じるどころかまともに会話する機会すらなくてずっと寂しかったんです」

 シロナは恥ずかしそうな表情でおずおずと頼んできた。

「……もっとくっついてもいいでしょうか?」

「もちろんだ」

 俺はシロナを抱き寄せる。
 シロナは照れた様子で、されど嬉しそうに身を預けてきた。

「温かいです」

「そっか。もっといつでも甘えていいんだからな!」

「……ありがとう、なぎさ。恥ずかしいですけど、頑張って甘えますね」

 シロナは微笑んでから、すぅすぅと気持ちよさそうに寝息を立て始めた。
 さーて、俺も寝るとしますか。



 それから二時間後。
 俺たちは慌てた様子で部屋にやって来た女将さんに起こされた。

「大変です! 森にアンデッドの大軍勢が出現したとの報告が入りました! 急いで避難してくださいお客様!」

「大変じゃないですか! すぐになんとかしませんと!」

 シロナが慌てた様子で跳び起きる。

 アンデッドの大軍勢か。

 俺は拳を掌にぶつけた。


「せっかくシロナがぐっすり眠ってたのに邪魔しやがって! ちょっくらブッ飛ばしてくるわ」

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