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第三世代
麗編 暴君
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正直、俺がどれだけ努力しても、いずれここにも<悪の概念>は生じるんだろうなとは思ってる。それを完全に防ぐことができるとは思ってない。
ただ、
<悪を生じさせない努力>
そのものは、伝えていきたいと思うんだ。
しかも、ただの<綺麗事>としてじゃなく、実際に効果のある<対処法>として、な。
まあ、すでに生じてしまった<悪>への対処には十分でなくても、悪が生じることを未然に防ぐ役には立つと思うしな。
たぶん、最初は、自然そのものの理不尽さへの憤りが基になったと思うんだ。なにしろ、それまでは<悪という概念>そのものがなかったわけで。仲間同士のいざこざだって、別にそこには<悪意>はなかったと思う。ただの習性だったうちはな。
でも、そんな理不尽に対するフォローがなかったことで感情を拗らせ、<八つ当たり>という形で発散し始めると、<八つ当たりされた側>にとってはそれがまた理不尽になる。
その上、やった方にもし<悪意>がなかったとしても、実際に悪意があるかないか関係なく<やられた側>は恨みに思うだろう。
この<恨み>こそが、<悪を生む種子>の一つだと思うんだ。
だとすれば、
『理不尽に対するフォローをし、同時に、他者に八つ当たりをさせない』
のが、対処法の一つになるだろうな。
人間同士では、えてして、
『そこまでやってられるか』
と考えてついつい放置してしまいがちになることで、不満が鬱屈し、鬱屈した気分を何とかしようとして誰かに八つ当たりしてしまう結果を招くんだろうな。
しかし、メイトギアをはじめとしたロボットは、『そこまでやってられるか』とは思わない。理不尽に打ちひしがれた人間にもどこまでも徹底的に寄り添ってくれる。
ただ、時々、昔の俺のように、
<人間に寄り添おうとするロボットへの不信感>
そのものを拗らせてるのもたまにいるから、そういうのについてはまた個別に対処する必要が出てくるだろうな。
さらにその手のは、本当に個々のケースによって対処法も違ってしまう可能性が高い。まず、
『なぜそんなにロボットを毛嫌いするのか?』
という部分からアプローチしなくちゃならなかったりするはずだし、そこに至った原因によってやるべきことも違うと思うんだ。
なるほど、そうなってくると、『そこまでやってられるか』とつい思ってしまうのも、人間なら当然か。面倒くさいもんな。
しかし、その<無作為>こそが、
<悪を生むきっかけ>
になるんだろうなと、俺も実感してるんだ。
連のこととか、楼羅のこととか、まさに<理不尽そのもの>に俺が打ちひしがれてた時、皆が支えてくれたんだ。それでどれほど救われたか……
皆の支えがなかったら、もしかすると俺は、この世界の<理不尽な死>に対するストレスで、<暴君>にでもなっていたかもしれないと感じるんだ。
何しろ、それができるだけの<力>が俺にはあったからな。
ただ、
<悪を生じさせない努力>
そのものは、伝えていきたいと思うんだ。
しかも、ただの<綺麗事>としてじゃなく、実際に効果のある<対処法>として、な。
まあ、すでに生じてしまった<悪>への対処には十分でなくても、悪が生じることを未然に防ぐ役には立つと思うしな。
たぶん、最初は、自然そのものの理不尽さへの憤りが基になったと思うんだ。なにしろ、それまでは<悪という概念>そのものがなかったわけで。仲間同士のいざこざだって、別にそこには<悪意>はなかったと思う。ただの習性だったうちはな。
でも、そんな理不尽に対するフォローがなかったことで感情を拗らせ、<八つ当たり>という形で発散し始めると、<八つ当たりされた側>にとってはそれがまた理不尽になる。
その上、やった方にもし<悪意>がなかったとしても、実際に悪意があるかないか関係なく<やられた側>は恨みに思うだろう。
この<恨み>こそが、<悪を生む種子>の一つだと思うんだ。
だとすれば、
『理不尽に対するフォローをし、同時に、他者に八つ当たりをさせない』
のが、対処法の一つになるだろうな。
人間同士では、えてして、
『そこまでやってられるか』
と考えてついつい放置してしまいがちになることで、不満が鬱屈し、鬱屈した気分を何とかしようとして誰かに八つ当たりしてしまう結果を招くんだろうな。
しかし、メイトギアをはじめとしたロボットは、『そこまでやってられるか』とは思わない。理不尽に打ちひしがれた人間にもどこまでも徹底的に寄り添ってくれる。
ただ、時々、昔の俺のように、
<人間に寄り添おうとするロボットへの不信感>
そのものを拗らせてるのもたまにいるから、そういうのについてはまた個別に対処する必要が出てくるだろうな。
さらにその手のは、本当に個々のケースによって対処法も違ってしまう可能性が高い。まず、
『なぜそんなにロボットを毛嫌いするのか?』
という部分からアプローチしなくちゃならなかったりするはずだし、そこに至った原因によってやるべきことも違うと思うんだ。
なるほど、そうなってくると、『そこまでやってられるか』とつい思ってしまうのも、人間なら当然か。面倒くさいもんな。
しかし、その<無作為>こそが、
<悪を生むきっかけ>
になるんだろうなと、俺も実感してるんだ。
連のこととか、楼羅のこととか、まさに<理不尽そのもの>に俺が打ちひしがれてた時、皆が支えてくれたんだ。それでどれほど救われたか……
皆の支えがなかったら、もしかすると俺は、この世界の<理不尽な死>に対するストレスで、<暴君>にでもなっていたかもしれないと感じるんだ。
何しろ、それができるだけの<力>が俺にはあったからな。
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