未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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第四世代

シモーヌ編 役に立てる方法

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「間違いありません。メイトギアです。おそらく<鈴夏すずか六型亜式>だと思われます」

ドーベルマンMPM六十三号機が捉えた映像を画像解析し、セシリアに見てもらうと、彼女はそう告げた。イレーネも、

「私もそう思います」

と告げて、さらにメイフェアも、

「はい、間違いないと思います」

タブレットを通じてそう口にする。

こうして、セシリア、メイフェア、イレーネ、アリアンに続いて五体目のメイトギアが発見されることに。

さすがにメイフェアやイレーネが発見された時の驚きというよりは『嬉しさ』の方が大きかった。コーネリアス号の乗員達を守れなかったことにより自ら壊れることを望んで<当てのない調査>に出た彼女達もできれば見付けて回収してやりたかったしな。

メイフェアやイレーネが発見できたのはそれこそ意図せず遭遇できただけのただの<幸運>だったが、アリアンは母艦ドローンが発見、そしてこの<鈴夏すずか六型亜式>については、その可能性を頭に入れた上での活動が功を奏したわけだから、単なる幸運とは違うと思う。

なので当然のこととして、回収のためにアリアンを派遣する。

しかし、そのための準備として六十三号機らによって助け起こされた鈴夏すずか六型亜式は、アリアンと同じく日光や風雨に曝され続けたことによりさすがにボディの劣化が進んでいて、特に<装甲スキン>は風化したゴムのようにボロボロと崩れて、素地の部分の人工真皮があらわになった。しかもその人工真皮すら劣化が始まっていて、本来は赤っぽいピンク色のはずのそれが色褪せてしまってところどころ穴が開いている。ウイッグも基部が劣化していてバラバラになって落ちた。

本来は、ちょっと日本人形を思わせるたおやかな印象のデザインだったらしいのが、もはや完全に見る影もない。

正直、ボディの方は使い物にならないだろうというのは一見しただけで察せられてしまった。アリアンと同じくメインフレームだけでも起動できれば御の字という感じか。ボディは劣化しても、メインフレームは守られてる可能性は十分にある。

メイフェアの時には思いもよらなかったが、今なら再びロボットとして役に立てる方法ならある。スーパーチヌークのメインフレームとして再生したアリアンと同じように、別の機体に載せ換えてしまえばいいんだ。

そう、ちょうどアリスとドライツェンのろく号機を建造中だ。それのAIとして載せるという方法だってある。

だとすれば放置しておく理由もない。

発見から一時間後、アリアンが現地に到着。高仁こうじんをバケットと共に下ろして、見た目にはもはや<ただの残骸>でしかない鈴夏すずか六型亜式を収容。コーネリアス号へと引き返したのだった。

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