未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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第四世代

シモーヌ編 鈴夏六型亜式

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「おかえり、鈴夏すずか……」

アリアンと高仁こうじんによって回収され、コーネリアス号に収容された<鈴夏すずか六型亜式>を、シオがそう言って迎えた。さらにレックスも、

「長い間、ご苦労だった」

と労ってくれる。もちろん、シモーヌもビアンカも久利生くりうも同じように、

「おかえり」

「おかえりなさい」

「よく戻ってきてくれた」

と、タブレット越しながら声を掛ける。

それから工作室へと搬入。シオとレックスも同席して、早速、詳細に状態を確認する。が、やはり酷いものだった。解析したコーネリアス号のAIが提示した結果を見ても、

「装甲スキン、全損。人工真皮、全損。筋繊維アクチュエータ、全壊八十七パーセント。動作不良十パーセント。許容範囲内三パーセント。フレーム、良好。バッテリー、使用不可。キャパシタ、使用不可」

と、惨憺たる有様。しかし、

「メインフレーム、反応あり」

探査用の信号を発信すると、それを返してくる。これは望みがあるぞ。

そこで、ボロボロと崩れ落ちてくる装甲スキンについてはブラシで削ぎ落し、メンテナンスカプセルのフィルターが目詰まりを起こさないように可能な限り綺麗にする。実はアリアンをメンテナンスした時にはほとんどそのまま入れた所為でフィルターが酷いことになっていたんだ。

こうしてかつては装甲スキンだったもののほとんどが剝がされ、人工真皮が剥き出しの状態にされる。ボディに施された<メイド服のような意匠>の部分も実際には装甲スキンなのでそれもほとんどが剥がされ、淡いピンク色とくすんだピンク色っぽいのがまだら模様になった、<人形の素体>的というか<薄汚れたマネキン>というかな状態にされた鈴夏すずか六型亜式を、高仁こうじんがメンテナンスカプセルへと納める。

すると、メンテナンス用のナノマシン溶液に満たされ、メンテナンスが始まった。

しかし、アリアンの時とは違って見た目こそ五体が揃ってる状態だったとはいえど、程度そのものは大差ない有様で、ボディのほとんどは使い物にならなかったという点では同じだな。ごく一部の筋繊維アクチュエータがかろうじて動作するだけだ。なので、ここではやはり修理は不可能という結論にいたった。

一方、

「ここは……? コーネリアス号ですか?」

メインフレームに付属したキャパシタについては動作したので再起動を果たし、メンテナンスカプセルのモニターに自身のアバターを表示させた鈴夏すずか六型亜式が、自身のセンサーから届いてくる情報ではなく、メンテナンスカプセルを通じて提示されるそれを基に口にしたのだった。

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