未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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第四世代

丈編 突然の乱入者

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密林を自在に走破できる頑丈なパンクレスタイヤの一撃を受けて体が大きく弾かれても、猪竜シシは怯まなかった。

まったく本当にタフな奴だ。マンティアンにとっては獲物の一つにすぎないが、生身の地球人にとっては普通に命の危険性もある猛獣であることは、これまでに何度も触れたとおりだ。

だからこそ、対応に万全を期すためにも常に情報を収集し続けなければいけない。

それを行ってきたからこそ、今ではホビットMk-Ⅱでも危なげなく対処できるってことだな。

だがそこに、突然の乱入者が。

その接近についてはすぐに察知されていたが、乱入の可能性も予測されていたが、まさかその通りになるとはな。

体長は猪竜シシよりもあるが、体のボリュームとしては中型の犬くらいの大きさしかない、

<全身が毛に覆われた小型の恐竜>

そのものの姿をした獣だった。

ボクサー竜ボクサーだ。ボクサー竜ボクサーの群れが現れたんだ。

しかもそれは、駿しゅんの群れだった。

ボクサー竜ボクサーとしてはかなりの高齢のはずの駿しゅんだが、今なお壮健で、並々ならぬ迫力を見せている。

その彼女が率いる群れが、シシ竜シシに襲いかかったんだ。

強いだけでなく頭も切れる彼女は、ロボットが自分達には危害を加えないことを承知していて、その上で利用してくるんだよ。

「フガアッッ!!」

目の前のホビットMk-Ⅱに加えてボクサー竜ボクサーまで現れたことに猪竜シシはさらに怒り狂ったかのように興奮する。

そして狙いをホビットMk-Ⅱからボクサー竜ボクサーに切り替えて猛然と突進した。

まだ若く、ボスである駿しゅんの迫力には遠く及ばない、はっきり言って 頼りなささえ感じさせるボクサー竜ボクサーが標的だった。

するとホビットMk-Ⅱが瞬時に反応し、最大稼働にて猪竜シシの横っ面にタイヤの一撃をお見舞いした。

俺達としては、良好な関係を築いている隣人である駿しゅんの群れについても基本的には守る方針だから、当然、ホビットMk-Ⅱもそう反応するんだ。

そして駿しゅんはそれが分かっていて乱入してきたということだな。彼女にとっては絶好のチャンスだったということだ。

何とも強かで抜け目ない。しかし、だからこそ年老いてもなおこうやって群れを率い、第一線で活躍し続けられるということだろうな。

本当に大したものだよ。正直、尊敬さえしている。見習いたいとも思うが、さすがに 俺には真似はできないな。それも紛れもない事実ではある。

そこで身の程をわきまえず無謀な挑戦をしていたら、俺はとっくの昔に死んでいただろう。

その実例が今まさに繰り広げられようとしていた。

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