未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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第四世代

丈編 本物の肉

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なんて、相も変わらず話が脱線しまくるが、そんな中でもホビットMk-Ⅱ達による猪竜シシの解体は順調に進み、いくつかのブロックに分けられて、ホビットサンク村に持ち帰られた。

そこでさらに食肉加工されて、やはりハチ子を用いて空輸する。それもあり、俺達の集落に近い<仮設の発着場>は、一日に何度もハチ子の発着が行われていた。

もっとも、今回はたまたますぐに輸送することになったが、それはこれまで狩りで得た<肉>が貯まってきたことでそれらと一緒に輸送することにしたからだ。そのための冷凍庫も、アカトキツユ村にはある。F-1で新たに製造された冷凍保管庫だ。

それの稼働試験も兼ねていたりする。万が一トラブルがあって保管している食糧が駄目になっても、今の時点なら別に大きな影響もないしな。なにしろこっちには光莉ひかり号のそれがあって、十分な備蓄もされている。

ちなみにビクキアテグ村にあるのは、コーネリアス号で使われていたのを整備して再利用してるものだ。加えて、コーネリアス号にはさらに高性能な<保管庫>もある。粉ミルクやコーヒーを、二千年以上もほとんど劣化させずに保存することができた優れモノだぞ。まあそれは、個別の保存パックが優秀だったのもあってのことかもしれないが。

刺身でさえ常温で長期保存することができるようになった保存パックの存在は、食品ロスの解消に大きく貢献したそうだ。無論、食品ロスが完全になくなったわけじゃないにせよ、大幅に削減することはできてると聞く。

特に、長期間、宇宙を航行する探査船なんかじゃそれこそ食品ロスは深刻な死活問題だしな。コーネリアス号はプラントで野菜なども作ってるとは言っても、さすがに食肉用の動物までは飼育していなかったわけで。

そもそも食肉用の家畜を飼育するのは非常に高コストであると、知ってる者は知ってるだろう。家畜に飼料として与える穀物などを人間が直接食糧にした方がよっぽど安上がりなんだそうだ。

とはいえ、舌が肥えてしまった人間(地球人)にとっては<美味い肉>は精神衛生上も欠かせなくなってるから、普段は植物性タンパク質を原料にした<合成肉>で我慢するにしても、たまには<本物の肉>を食べることも必要なんだと。

まあこの点からも、人間ってのは<我慢>だけを続けることはできない生き物だってのが分かるよな。

ひたすら我慢だけを続けてるとストレスが過剰に蓄積されて攻撃的になるそうだ。

だから適度に発散・緩和してやる必要があるんだと。


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