未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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第五世代

未来編 発想が湧くとは思えない

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俺は別に『共感できるかどうか?』で人付き合いをするかどうかを決めるわけじゃない。そもそも<自分の子供>相手ともなれば、

『共感できるかどうか』

なんてのはそれこそなんの関係もないだろう。子供と向き合うかどうかを『共感できるかどうか』で決めるのか? 違うよな。少なくとも俺はそんな風に考えたこともないし。

『子供とエンタメ作品を一緒にするな!』

と言うかもしれないが、その区別がちゃんとできている人間はたかがフィクションの登場人物の振る舞いに本気でキレたりはしないと思うんだ。何しろ現実じゃないし実際に犯罪が行われたわけでも被害者が出たわけでもない。ただただ空想上の出来事なんだから。それを冷静に見られない時点で現実とフィクションの区別がついているとは到底思えない。

フィクションの登場人物はそもそも単なる<舞台装置>でしかない。どれほど描写に凝ったところで実在する人間じゃないんだ。どこまでも作り手の都合で動いているだけなんだよ。

『創作物を楽しむ』というのは、結局のところ作り手側の舞台装置でしかない登場人物をはじめとした物語全体の様々な<粗>を自分なりに補足しながら触れるという行為なんだとつくづく思う。

それをできない人間が<自分の好みに合わない演出や展開>についてケチをつけたがるんだろうなと感じるんだ。

そもそも本当にちゃんと共感性を持つ人間なら他人が楽しんでいる作品を貶すなんて行為がどういう風に受け取られるか分かるんじゃないのか?

それが分からない人間が<共感>を口にするというのが本当に意味不明だ。そんな人間ができる共感というのは一体何なんだろう? そんな人間に共感してもらえるキャラクター作りとはどんなものなんだろう?

どんなに考えてもそういう人間が『共感できる』と評するのは<自分の好みに合うキャラクター>のことだとしか思えない。

以前語った、

<宇宙戦闘掘削艦 轟震>

も、あまりにも荒唐無稽すぎる設定に加えて登場人物達の発想や言動もとても正気とは思えないくらいに突拍子もなくて、現実に存在してたとしたらおよそ関わりたくないタイプだった。しかし作品世界の中においてはそういうキャラクターでないと話が回らないだろうなという印象はあるから、俺はそういう作品だと割り切って見る限りでは楽しめたんだが、『リアリティがない』『登場人物に共感できない』という感じで批判する人間は少なくなかったらしい。

でもリアリティなんてものに拘ってたらバケットホイールエクスカベーターを宇宙戦闘艦に仕立て上げようなんて発想が湧くとは思えないんだよな。

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