未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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第五世代

未来編 疑問を抱く必要

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<宇宙船としての機能を持つバケットホイールエクスカベーター>

というのは確かに存在する。資源惑星に派遣されてそのまま掘削作業に就くというのもごく普通に行われてることだ。だがそれに<強力な戦闘艦としての機能>を持たせるとなると話はまったく変わってくる。実際、テロなどに対して自衛するための最低限の武装以上のものを備えたそれは存在しない。護衛なら軍や専門の民間軍事会社に依頼するのが当然で、自前で戦闘艦としての機能を持たせるなんて非合理にもほどがある。しかしフィクションであればそれも成り立つ場合もあるさ。そしてそれを楽しめてる人間がいるならケチをつけるのは野暮以外の何ものでもないよな。

そういう野暮をする輩が<共感>を口にするとか、何の冗談だ? 真っ当な共感性を備えてれば他人が不快に感じると分かるだろうに。

とまあそれはさて置いて未来みらい達に話を戻そう。

俺が共感できるかどうかなんてまるで関係なく未来みらい黎明れいあ蒼穹そらもルコアと一緒に畑仕事にいそしんでくれている。その様子はまさしく、

<いい子>

ではあるものの俺達は決して<いい子>だから認めてるわけじゃない。愛せてるわけじゃない。そもそも順序が逆なんだよ。大人達の方がまず子供達の存在を認めているからこそ子供達の方も無闇に反発せずに済んでいるんだ。

そこでは<共感>なんてのは無意味だ。何度も言うように大前提として子供は、

<親とは別の人間>

なんだ。別の人間を別の人間として認める上で<共感>は必須じゃない。共感できようとできまいと相手は自分とは別の人間なんだよ。現にそこに存在している。その事実を共感できるかできないかで判断しようなんて傲慢すぎる。一体何様なんだ? 共感できるかどうかで認めるかどうかを計ろうなんて。造物主か何かになったつもりなのかと思う。

俺達の誰もそんなことは考えてない。自分がただの人間で、目の前にいるのも自分と同じただの人間だと承知していればこそその存在を認める以外の選択肢がないと考えてるだけだ。

それゆえに子供達は自分がこの世に生まれてきたことについて欠片も疑問を抱いていない。疑問を抱く必要を感じていない。だったら不安や閉塞感を抱く必要もないんじゃないか? 不安や閉塞感を抱いてなければそれに起因する<問題行動>も生じないだろう?

まあイザベラは<朋群ほうむ人>の中でも特に地球人とはかけ離れたメンタリティを持っているのもあって地球人の感覚からすれば<問題行動>のようにも思える振る舞いをしたりもするが。

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