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2章
57話 折り紙
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武器良し、防具良し、火薬悪し。
イベントに合わせて装備は揃えてきたが、やっぱり問題としては火薬になる。イベントの時にどれくらいの戦闘があるかとかも分からないし、今後の問題としてはやはり安定供給できるかどうかになる。もうちょっと贅沢を言えば、錬金と言えばの硝酸、硫酸辺りは確保しておきたい。これさえあれば薬も出来るし、火薬も出来るし、作れる物の幅が広がる。
「でも、その前になのよね」
目の前にいるロックラックをいかに効率よく、もしくは楽に倒せるかどうかがポイントになる。戦い方だけで言えば助走をつけた縦回転の突進、接近戦用の横回転による攻撃の二パターンしかない。幾ら魔法生物だとしても流石に防御力が高いだけってどうも弱い気がする。
ただ、私自身のステータスだけで言えば、AGI値もこの辺ではかなり高い方なので回避自体は問題ないし、横回転の攻撃に関しては一気に距離を取らなければ攻撃を貰わない、もうヌルゲーだ。
そして回転が収まってきたら銃底と蹴りを入れてダメージを与える。そしてその合間に銃口を向けて接射で銃撃を与える。
「これの問題ってのは、洞窟での反響音なんだよね……!」
引き金を絞り、銃撃音が響くと、しっかりロックラック相手にくず鉄玉がめり込むが、いまいちダメージが通ってる感じはしない。物理攻撃に耐性があるんだろうか、そういえば初めて硬い相手に銃撃したな。
それでも回転自体がふらつくようにはなったので重心バランスが崩れたんだろう。逆に回転が不規則になったせいで若干対応が大変になったぞ、おい。
「うーん……ダメージ的には銃撃入れた方がいいんだけど、回転がぶれるせいでちょっと安定度が落ちるか」
その後に何度か蹴り殴り、ポリゴン状になって消滅していくロックラックを軽くみてからログを確認する。3体に1個くらいの割合で硝石が出てきたので、後はロックラックをひたすら狩り続けるしかない。ただ、現時点だと1セット30gなので追加150gくらいは確保しておきたい。
「3体1個で単純計算で15体、一匹一発で計45g分を使うのきつくないか?」
でもよくよく考えれば安定度が落ちるならガチ殴り合いして火薬節約しつつ5個分必死こいて集めたほうが節約にもなるし、いいかもしれん。ケチれる時はケチっておかないと後々後悔してしまうのは私なわけだし。久々の狩りだ、ちょっと根性入れてやるしかない。何、いつもどおりひたすらボコって倒すだけさ。
「絶滅するまで狩りつくすくらいの気概じゃないとなぁ」
群生地の下にいるロックラックを凶悪な笑みを浮かべて見つめる。とにかく一匹残らず粉々にしてやる。
「……予想以上に苦戦したわ」
硝石5個を手に入れるまでにリアル2時間経過24時を回っている。一応の予定は残り7時間。
HPポーション16本も使ったよ、とにかく見つけ次第叩きまくり、粉々にしてやったのだが、アクティブがコボルトもいるというのが消費増加につながった。
「硝石5個取るまで結局20体倒す羽目になるとはなあ……経験値的には良かったけど、コボルトからの絡まれ方が半端じゃなかった……」
前まではそこまでだったが、何だかんだで群生地は結構奥の方なので、松明を使って辺りを照らしているとは言え、向こうは夜目が利くのか、明かりと音で戦っている最中に乱入されることが結構多発した。
そういえば松明自体は3本分を突入前に購入しておいた。そのうち犬野郎みたいに光源が出せる様になりたいが、余裕はまだないな。
とにかく大変だったのは複数戦闘が極端に弱いという点だ。かといって装填は時間が掛かるせいで撃ち返すというのも難しい。先込銃の弱点でもある、詰めるという行為がやっぱり足を引っ張っている。
「イベント始まる前には改良し甲斐があるな」
考えておいた事をメモ帳に書きながら洞窟から脱出。流石に死に戻りは、現状そこそこ金を持っているわけだし、経験値も無駄に出来ないので徒歩帰りだ。案外こういう移動時間ってさっさとしないとロスになるので常に走り移動、スタミナ制ではないので一定速度しかだせないが。
そう言う訳で狩りも終わりエルスタンにまで戻ってくる。
何だかんだで黒色火薬244gの81発分だが、試したい事もあるので75発分確保して、6発分だけは別に実験用としておく。そう言う訳で225g75発分が今回イベントに使える量になる。
「とりあえずこれで火薬と武器は揃ったし、防具は連絡待ち……あれ……連絡先しらねえな」
そういえば受け渡しどうすんだろう、ひたすら裁縫してるみたいだから適度に時間経ったら裁縫ギルドに行けばいいか?まあ、とりあえず今はクッキングタイムになるわけだが。
クッキングするために早速ショップに行って必要な物を購入と被ってた生産装備を売却、次に紙10枚、油6個、HP下級ポーション10本を購入、生産系のアイテムは合計900Z(ゼニー)で売却。
そしていつもの様に錬金ギルドの生産施設で作業開始。とにかく買う物は買ったのでまずは火薬を作る。そういえば木炭もしばらくぶりに製造する。確か雑木5本で木炭1個だったのでさくっと雑木90本を使いこんで結果は木炭10本、後はゴミ。
で、此処から錬金を続けていつも通りに火薬も製造。レシピがあるのでぽちぽちで製造されるので楽ちん。あっという間に244gの火薬、はしゃいで自爆なんてもうしないよ。
「それにしてもレシピ判明すると選択するだけで勝手に作ってくれるのマジ便利」
そんなわけで今回は新しい試みとして「紙薬莢」だ。
作っておいた火薬から19g分だけ分けて此処からは別作業になる。
現実でも紙での薬莢の物はあり、事実使われていたのだが、今回私が作ろうとしているのは紙で火薬と玉を一緒にして、そのまま詰めていくのを考えている。密閉出来れば完璧なのだが、ガンスミス的に出来るのだろうか……?銃口の大きさとかも共通規格と言う訳ではないだろうし。こういうのを含めての実験だ。イベント前にやれることはやっておかないと。
酸化剤とかがあればいいんだが、そんな高級な物は無いので紙を油に付けて油紙にする。びちゃびちゃになっているのは錬金の乾燥処理でぱりっと。乾燥させた油紙を折り紙の要領でコップで折っていく。そのコップをさらに銃身内部にそのまま入るように折り、円筒状に。
ここまでくれば後は火薬、玉の順番に詰め、ほんの少しだけ大きくした同じような円筒の折り紙を蓋として被せる。わかりやすい物で言うと茶筒と一緒。
「手探りだけど意外といいんじゃない?」
名称:紙銃弾(3g)
詳細:油紙に火薬3gとくず鉄玉を詰めたもの
小さい円筒状の火薬と玉を詰めた物を、パイプライフルの銃口からストンと入れてみるが、途中で引っかかる。どうやらパイプ銃身の質が悪いせいか微妙に歪んでいるみたいだ。これはいつもの様にぐいぐい押し込んで底まで入れるわけだが、こうなるといつもと変わらない気がする。
「それでもすぐ入れられるからいいかな」
装填完了したパイプライフルを構えたりしつつこんなものかと納得する。
火薬入れて玉入れての動作を簡略化しているわけだから動作の手順的には短くなっている。持ち替えしなくていいってことだから、その分ではあるが。
結果3発分の紙銃弾を作って残りは7gの火薬は2g、5gで分けて通常の物よりも多いのと少ないものを作る
そうして計5発分、3g弾×3 2g弾×1 5g弾×1を製作。
「3g弾だけは一発試射しておくか」
金属薬莢ではないので薬莢の排出はしなくてもいいと思うのだが、とりあえず北エリア1で試し打ち。
MREを歩き食いしながらいつもの通りに北エリア1のラビット相手にパイプライフルを構える。発射までの手順は変わらないので引き金を引き絞って一発。
流石に外すことはないので爆発音とともに、ポリゴン状になるラビットを見てすぐにライフルの銃身内を確認、特に掃除する必要もなければ詰まっている感じも無い。これもゲーム処理で、残留物とかは残らないで消失するのと一緒なのだろう。カスタマイズの銃剣が破損した時も何も残らないで全部消えていくのと同じ処理がされているっぽい?
実験自体は成功したんで後は量産するだけだが、油と紙、結構高いのよね。菜の花とか紙の原料もそのうち……?結局実験なりが成功するとそれを量産するためにまた材料が必要になるという悪循環。やることなくなるよりは全然いいのだが。
「まあ、これで紙薬莢的な物は出来たから、ちょっとは連射しやすくなっただろ」
後は防具の完成待ちだ。
実験も完成したし、リアル1時でそろそろ寝ておきたい。
あまり夜更かしと言うのも明日に響くし、そろそろログアウトしておこう。
残り6時間。
イベントに合わせて装備は揃えてきたが、やっぱり問題としては火薬になる。イベントの時にどれくらいの戦闘があるかとかも分からないし、今後の問題としてはやはり安定供給できるかどうかになる。もうちょっと贅沢を言えば、錬金と言えばの硝酸、硫酸辺りは確保しておきたい。これさえあれば薬も出来るし、火薬も出来るし、作れる物の幅が広がる。
「でも、その前になのよね」
目の前にいるロックラックをいかに効率よく、もしくは楽に倒せるかどうかがポイントになる。戦い方だけで言えば助走をつけた縦回転の突進、接近戦用の横回転による攻撃の二パターンしかない。幾ら魔法生物だとしても流石に防御力が高いだけってどうも弱い気がする。
ただ、私自身のステータスだけで言えば、AGI値もこの辺ではかなり高い方なので回避自体は問題ないし、横回転の攻撃に関しては一気に距離を取らなければ攻撃を貰わない、もうヌルゲーだ。
そして回転が収まってきたら銃底と蹴りを入れてダメージを与える。そしてその合間に銃口を向けて接射で銃撃を与える。
「これの問題ってのは、洞窟での反響音なんだよね……!」
引き金を絞り、銃撃音が響くと、しっかりロックラック相手にくず鉄玉がめり込むが、いまいちダメージが通ってる感じはしない。物理攻撃に耐性があるんだろうか、そういえば初めて硬い相手に銃撃したな。
それでも回転自体がふらつくようにはなったので重心バランスが崩れたんだろう。逆に回転が不規則になったせいで若干対応が大変になったぞ、おい。
「うーん……ダメージ的には銃撃入れた方がいいんだけど、回転がぶれるせいでちょっと安定度が落ちるか」
その後に何度か蹴り殴り、ポリゴン状になって消滅していくロックラックを軽くみてからログを確認する。3体に1個くらいの割合で硝石が出てきたので、後はロックラックをひたすら狩り続けるしかない。ただ、現時点だと1セット30gなので追加150gくらいは確保しておきたい。
「3体1個で単純計算で15体、一匹一発で計45g分を使うのきつくないか?」
でもよくよく考えれば安定度が落ちるならガチ殴り合いして火薬節約しつつ5個分必死こいて集めたほうが節約にもなるし、いいかもしれん。ケチれる時はケチっておかないと後々後悔してしまうのは私なわけだし。久々の狩りだ、ちょっと根性入れてやるしかない。何、いつもどおりひたすらボコって倒すだけさ。
「絶滅するまで狩りつくすくらいの気概じゃないとなぁ」
群生地の下にいるロックラックを凶悪な笑みを浮かべて見つめる。とにかく一匹残らず粉々にしてやる。
「……予想以上に苦戦したわ」
硝石5個を手に入れるまでにリアル2時間経過24時を回っている。一応の予定は残り7時間。
HPポーション16本も使ったよ、とにかく見つけ次第叩きまくり、粉々にしてやったのだが、アクティブがコボルトもいるというのが消費増加につながった。
「硝石5個取るまで結局20体倒す羽目になるとはなあ……経験値的には良かったけど、コボルトからの絡まれ方が半端じゃなかった……」
前まではそこまでだったが、何だかんだで群生地は結構奥の方なので、松明を使って辺りを照らしているとは言え、向こうは夜目が利くのか、明かりと音で戦っている最中に乱入されることが結構多発した。
そういえば松明自体は3本分を突入前に購入しておいた。そのうち犬野郎みたいに光源が出せる様になりたいが、余裕はまだないな。
とにかく大変だったのは複数戦闘が極端に弱いという点だ。かといって装填は時間が掛かるせいで撃ち返すというのも難しい。先込銃の弱点でもある、詰めるという行為がやっぱり足を引っ張っている。
「イベント始まる前には改良し甲斐があるな」
考えておいた事をメモ帳に書きながら洞窟から脱出。流石に死に戻りは、現状そこそこ金を持っているわけだし、経験値も無駄に出来ないので徒歩帰りだ。案外こういう移動時間ってさっさとしないとロスになるので常に走り移動、スタミナ制ではないので一定速度しかだせないが。
そう言う訳で狩りも終わりエルスタンにまで戻ってくる。
何だかんだで黒色火薬244gの81発分だが、試したい事もあるので75発分確保して、6発分だけは別に実験用としておく。そう言う訳で225g75発分が今回イベントに使える量になる。
「とりあえずこれで火薬と武器は揃ったし、防具は連絡待ち……あれ……連絡先しらねえな」
そういえば受け渡しどうすんだろう、ひたすら裁縫してるみたいだから適度に時間経ったら裁縫ギルドに行けばいいか?まあ、とりあえず今はクッキングタイムになるわけだが。
クッキングするために早速ショップに行って必要な物を購入と被ってた生産装備を売却、次に紙10枚、油6個、HP下級ポーション10本を購入、生産系のアイテムは合計900Z(ゼニー)で売却。
そしていつもの様に錬金ギルドの生産施設で作業開始。とにかく買う物は買ったのでまずは火薬を作る。そういえば木炭もしばらくぶりに製造する。確か雑木5本で木炭1個だったのでさくっと雑木90本を使いこんで結果は木炭10本、後はゴミ。
で、此処から錬金を続けていつも通りに火薬も製造。レシピがあるのでぽちぽちで製造されるので楽ちん。あっという間に244gの火薬、はしゃいで自爆なんてもうしないよ。
「それにしてもレシピ判明すると選択するだけで勝手に作ってくれるのマジ便利」
そんなわけで今回は新しい試みとして「紙薬莢」だ。
作っておいた火薬から19g分だけ分けて此処からは別作業になる。
現実でも紙での薬莢の物はあり、事実使われていたのだが、今回私が作ろうとしているのは紙で火薬と玉を一緒にして、そのまま詰めていくのを考えている。密閉出来れば完璧なのだが、ガンスミス的に出来るのだろうか……?銃口の大きさとかも共通規格と言う訳ではないだろうし。こういうのを含めての実験だ。イベント前にやれることはやっておかないと。
酸化剤とかがあればいいんだが、そんな高級な物は無いので紙を油に付けて油紙にする。びちゃびちゃになっているのは錬金の乾燥処理でぱりっと。乾燥させた油紙を折り紙の要領でコップで折っていく。そのコップをさらに銃身内部にそのまま入るように折り、円筒状に。
ここまでくれば後は火薬、玉の順番に詰め、ほんの少しだけ大きくした同じような円筒の折り紙を蓋として被せる。わかりやすい物で言うと茶筒と一緒。
「手探りだけど意外といいんじゃない?」
名称:紙銃弾(3g)
詳細:油紙に火薬3gとくず鉄玉を詰めたもの
小さい円筒状の火薬と玉を詰めた物を、パイプライフルの銃口からストンと入れてみるが、途中で引っかかる。どうやらパイプ銃身の質が悪いせいか微妙に歪んでいるみたいだ。これはいつもの様にぐいぐい押し込んで底まで入れるわけだが、こうなるといつもと変わらない気がする。
「それでもすぐ入れられるからいいかな」
装填完了したパイプライフルを構えたりしつつこんなものかと納得する。
火薬入れて玉入れての動作を簡略化しているわけだから動作の手順的には短くなっている。持ち替えしなくていいってことだから、その分ではあるが。
結果3発分の紙銃弾を作って残りは7gの火薬は2g、5gで分けて通常の物よりも多いのと少ないものを作る
そうして計5発分、3g弾×3 2g弾×1 5g弾×1を製作。
「3g弾だけは一発試射しておくか」
金属薬莢ではないので薬莢の排出はしなくてもいいと思うのだが、とりあえず北エリア1で試し打ち。
MREを歩き食いしながらいつもの通りに北エリア1のラビット相手にパイプライフルを構える。発射までの手順は変わらないので引き金を引き絞って一発。
流石に外すことはないので爆発音とともに、ポリゴン状になるラビットを見てすぐにライフルの銃身内を確認、特に掃除する必要もなければ詰まっている感じも無い。これもゲーム処理で、残留物とかは残らないで消失するのと一緒なのだろう。カスタマイズの銃剣が破損した時も何も残らないで全部消えていくのと同じ処理がされているっぽい?
実験自体は成功したんで後は量産するだけだが、油と紙、結構高いのよね。菜の花とか紙の原料もそのうち……?結局実験なりが成功するとそれを量産するためにまた材料が必要になるという悪循環。やることなくなるよりは全然いいのだが。
「まあ、これで紙薬莢的な物は出来たから、ちょっとは連射しやすくなっただろ」
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