337 / 625
12章
312話 やっぱり頭おかしい
しおりを挟む
撃つなら撃つで良いんだよ?いきなりいきなりぶっ放してくるのが問題だって言ってんの。
そりゃあ、油断した私も悪いけどさ?
『ポンコツが悪いに100ペソ』
『じゃあ100ゴピク』
『俺100イライムビランジャ』
どこの通貨だよ、それ!
ってか、うちのボスの事舐めてる人多くない?今のだって偶然って言ってるけど、周囲ちゃんと見てる証拠だし、ぎりぎりまで手出さなかっただけじゃん?
『実は偶然だったりしてな』
『でもここでたまに配信見れるときは恐ろしく強いだろ』
『その本人は銃の強さって言ってるぞ』
それ以上に本人の立ち回りと強さ、それと自分の出来る事と出来ない事の把握だと思う。ボスは前よりも弱くなったって言ってるけどさ?
『そんな事よりも、何かやろうとしてるけどいいのかあれ』
『あー、あれだろ奥義系スキル、ふぁいなるなんたらーってやつ』
『FWSでファイナルウェポンショット、固定ダメ∞の貫通弾をぶっ放せるガンナーの二次奥義、一時期この配信でしこたま流してた』
そうそう、ついでに言えば発動条件がすっごい難しいから今みたいに狙われない状態や安全に撃てますーって状態じゃ……。
「ちょ、ちょっとボス!」
「何だ?」
「派手にやるって言ってもそれじゃあ他のプレイヤーも……」
「このゲームってFFが無いの知ってるでしょ?貫通効果もあるから他プレイヤーを巻き添えにしたところでへーきへーき」
いや、FFがないから平気とかじゃなくて、そんな派手なの撃ったらどうなるか分かってない……わけはないわ。
『FFが無いから撃っても問題ないってすげえな』
『合理的っちゃ合理的だが倫理的にはアウト過ぎる』
『でもPKはないんだろ?だったら問題なくね?』
いや、色々問題だから!とにかく射線あけさせないと余計な被害が広がるから、射線開けさせないと!
『空砲が無いのって不便だな』
『流石に近くで銃声鳴りまくってたら射線は開けてくれるもんかな?』
『あのバカでかい砲身から高音鳴ってるの気が付いたら誰でも避けるだろ』
ああ、もう、配信のコメント返そうにもボスが火炎瓶投げろって言うし……!えっと、縦回転を掛けろって言っても、その前に火付けなきゃ火……!
『ボスが葉巻使えって揺らしてくれてんぞ』
ああ、もう、そう言う所ほんと好き。何でこうもカッコいい事するかな、この人は。
何だかんだで物凄いこのゲームをかっこよくやってると思うんだよね……っと!
『すげえ燃えるじゃん火炎瓶』
『ちょっとほしいな、ログインしたら買いに行くか』
『って言うか回転掛けると炎の広がり方変わるのは小技として色々使えそうだ』
「やるならやるでド派手にいこーぜ?」
相変わらずすげえ音させてからのド派手なエフェクト。雑魚と集団にぶっ放した所を見た事なかったけど射線上のモンスター全部吹っ飛んでるってすげー技だよ。
『あれだけ派手な技を持ってると言うのに……』
『ポンコツピンクって何持ってるんだっけ』
『ガンカタ使えるようになる奴だろ』
トレイターってスキルだねー、格闘系は地味目の多いからそういうの。配信のカメラ画面じゃわかんないと思うけど私からしたら弾道だったり、攻撃の線が見えるようになるってメリットもあるから!
「……ほら行くぞ」
「ボスライフル使うなら、こっちは?」
『でた、対艦ライフル』
『結局まともに使えなかったよな』
しってらあ!反動とデメリットが強すぎてかみ合わなかっただけじゃん!
「そんな大物使える訳ないでしょ」
『銃で攻撃受けて斬り返して一発か、すげえ慣れた手つきでやってやがる』
『銃剣の攻撃が当たらなくても横にいかれない限りは爆アドだな、あれ』
でもあれって全部受け切れる訳じゃないからダメージ貰ってるって聞いたんだけどなあ。だから私もボスもガンシールド作って受け防御を意識してるしねー……まあ、そんなに私は使ってないって言うか、使う必要が無いから持て余してるんだけど。
『折角用意してくれた物を使わない不孝者』
『ポンコツよりもボスの立ち回りの方がガンナーとしては御手本だな』
『長物を使う立ち回りと囲まれないようにしているってのがでかいね』
そりゃそうでしょ、うちのボス舐めてんじゃないわよ。
『こんなに混戦だって言うのに何で1:1出来てるんだろ』
『投げ物の扱い方じゃない?モンスターのAIってよっぽどじゃない限りは何かしら障害物があったら迂回する』
「ポンコツ、配信するのは良いけど私のカバー遅れてるのは許さんぞ」
「分かってますぅー!」
『怒られてやんの』
『10レベルも開いてるのに付いて行けないってどういう訳だ』
そもそもボスの動き方がおかしいんだよ、受けて反撃して、しっかり撃ち抜いて倒したら周りの索敵して、倒せる相手を見つけて予測で火炎瓶と手裏剣で足止め、こんなにマルチタスク出来る時点でおかしいじゃん?
『まあ、流石に第二エリアだし、そんなにモンスター強くないから』
『襲撃用は数揃えて強さ控えめだったっけか』
って言うかボスが強いの知らない新規多すぎじゃね?今のガンナーがあるのはボスのおかげなんだから、足向けて寝てるのなんていないよね?だろ?そうだろ!
「そうだ、配信してるなら新しい商品見せるか」
「商品って言うけど、何か作ったの?」
「ま、うちのクランなら使ってて普通の奴だな」
『なんか取り出したぞ』
『ガンナーで、丸い物……焙烙玉か?』
「ちょっと目瞑ってなさい」
そりゃまあ言われた通りにするけど、何やんだろ。
『うおっ、眩しっ』
『フラッシュグレネードか!?』
「んー、もうちょっと改良余地あり」
いきなり爆発と閃光が走ったけど、なんてもん開発してんの!って言うか、フラッシュグレネードの割には威力あるんだけど、何使ったのよ、あれ。
「ボス、今のなに!」
「黒色爆弾の改良品、そこそこ吹っ飛んだけど、威力諸々まだまだかなー」
いやいやいや、明らかに前に使ってたパイプ爆弾よりも凄いんだけど?って言うか他の人がいる所でそういう無差別系の武器使うのやめなよ!
「無差別じゃないって、ちゃんとモンスターの群れの方に投げてるし?」
「もうちょっと事前に教えてよ!」
「ちゃんと考えて投げてんだから大丈夫だって」
『FFしてないからセーフ』
『安全を確認してるのでセーフ』
『考えて投げているのでセーフ』
セーフなのは分かったっての!って言うかこれを売り込むのは良いけど、また一悶着ありそうじゃんかぁ!
そりゃあ、油断した私も悪いけどさ?
『ポンコツが悪いに100ペソ』
『じゃあ100ゴピク』
『俺100イライムビランジャ』
どこの通貨だよ、それ!
ってか、うちのボスの事舐めてる人多くない?今のだって偶然って言ってるけど、周囲ちゃんと見てる証拠だし、ぎりぎりまで手出さなかっただけじゃん?
『実は偶然だったりしてな』
『でもここでたまに配信見れるときは恐ろしく強いだろ』
『その本人は銃の強さって言ってるぞ』
それ以上に本人の立ち回りと強さ、それと自分の出来る事と出来ない事の把握だと思う。ボスは前よりも弱くなったって言ってるけどさ?
『そんな事よりも、何かやろうとしてるけどいいのかあれ』
『あー、あれだろ奥義系スキル、ふぁいなるなんたらーってやつ』
『FWSでファイナルウェポンショット、固定ダメ∞の貫通弾をぶっ放せるガンナーの二次奥義、一時期この配信でしこたま流してた』
そうそう、ついでに言えば発動条件がすっごい難しいから今みたいに狙われない状態や安全に撃てますーって状態じゃ……。
「ちょ、ちょっとボス!」
「何だ?」
「派手にやるって言ってもそれじゃあ他のプレイヤーも……」
「このゲームってFFが無いの知ってるでしょ?貫通効果もあるから他プレイヤーを巻き添えにしたところでへーきへーき」
いや、FFがないから平気とかじゃなくて、そんな派手なの撃ったらどうなるか分かってない……わけはないわ。
『FFが無いから撃っても問題ないってすげえな』
『合理的っちゃ合理的だが倫理的にはアウト過ぎる』
『でもPKはないんだろ?だったら問題なくね?』
いや、色々問題だから!とにかく射線あけさせないと余計な被害が広がるから、射線開けさせないと!
『空砲が無いのって不便だな』
『流石に近くで銃声鳴りまくってたら射線は開けてくれるもんかな?』
『あのバカでかい砲身から高音鳴ってるの気が付いたら誰でも避けるだろ』
ああ、もう、配信のコメント返そうにもボスが火炎瓶投げろって言うし……!えっと、縦回転を掛けろって言っても、その前に火付けなきゃ火……!
『ボスが葉巻使えって揺らしてくれてんぞ』
ああ、もう、そう言う所ほんと好き。何でこうもカッコいい事するかな、この人は。
何だかんだで物凄いこのゲームをかっこよくやってると思うんだよね……っと!
『すげえ燃えるじゃん火炎瓶』
『ちょっとほしいな、ログインしたら買いに行くか』
『って言うか回転掛けると炎の広がり方変わるのは小技として色々使えそうだ』
「やるならやるでド派手にいこーぜ?」
相変わらずすげえ音させてからのド派手なエフェクト。雑魚と集団にぶっ放した所を見た事なかったけど射線上のモンスター全部吹っ飛んでるってすげー技だよ。
『あれだけ派手な技を持ってると言うのに……』
『ポンコツピンクって何持ってるんだっけ』
『ガンカタ使えるようになる奴だろ』
トレイターってスキルだねー、格闘系は地味目の多いからそういうの。配信のカメラ画面じゃわかんないと思うけど私からしたら弾道だったり、攻撃の線が見えるようになるってメリットもあるから!
「……ほら行くぞ」
「ボスライフル使うなら、こっちは?」
『でた、対艦ライフル』
『結局まともに使えなかったよな』
しってらあ!反動とデメリットが強すぎてかみ合わなかっただけじゃん!
「そんな大物使える訳ないでしょ」
『銃で攻撃受けて斬り返して一発か、すげえ慣れた手つきでやってやがる』
『銃剣の攻撃が当たらなくても横にいかれない限りは爆アドだな、あれ』
でもあれって全部受け切れる訳じゃないからダメージ貰ってるって聞いたんだけどなあ。だから私もボスもガンシールド作って受け防御を意識してるしねー……まあ、そんなに私は使ってないって言うか、使う必要が無いから持て余してるんだけど。
『折角用意してくれた物を使わない不孝者』
『ポンコツよりもボスの立ち回りの方がガンナーとしては御手本だな』
『長物を使う立ち回りと囲まれないようにしているってのがでかいね』
そりゃそうでしょ、うちのボス舐めてんじゃないわよ。
『こんなに混戦だって言うのに何で1:1出来てるんだろ』
『投げ物の扱い方じゃない?モンスターのAIってよっぽどじゃない限りは何かしら障害物があったら迂回する』
「ポンコツ、配信するのは良いけど私のカバー遅れてるのは許さんぞ」
「分かってますぅー!」
『怒られてやんの』
『10レベルも開いてるのに付いて行けないってどういう訳だ』
そもそもボスの動き方がおかしいんだよ、受けて反撃して、しっかり撃ち抜いて倒したら周りの索敵して、倒せる相手を見つけて予測で火炎瓶と手裏剣で足止め、こんなにマルチタスク出来る時点でおかしいじゃん?
『まあ、流石に第二エリアだし、そんなにモンスター強くないから』
『襲撃用は数揃えて強さ控えめだったっけか』
って言うかボスが強いの知らない新規多すぎじゃね?今のガンナーがあるのはボスのおかげなんだから、足向けて寝てるのなんていないよね?だろ?そうだろ!
「そうだ、配信してるなら新しい商品見せるか」
「商品って言うけど、何か作ったの?」
「ま、うちのクランなら使ってて普通の奴だな」
『なんか取り出したぞ』
『ガンナーで、丸い物……焙烙玉か?』
「ちょっと目瞑ってなさい」
そりゃまあ言われた通りにするけど、何やんだろ。
『うおっ、眩しっ』
『フラッシュグレネードか!?』
「んー、もうちょっと改良余地あり」
いきなり爆発と閃光が走ったけど、なんてもん開発してんの!って言うか、フラッシュグレネードの割には威力あるんだけど、何使ったのよ、あれ。
「ボス、今のなに!」
「黒色爆弾の改良品、そこそこ吹っ飛んだけど、威力諸々まだまだかなー」
いやいやいや、明らかに前に使ってたパイプ爆弾よりも凄いんだけど?って言うか他の人がいる所でそういう無差別系の武器使うのやめなよ!
「無差別じゃないって、ちゃんとモンスターの群れの方に投げてるし?」
「もうちょっと事前に教えてよ!」
「ちゃんと考えて投げてんだから大丈夫だって」
『FFしてないからセーフ』
『安全を確認してるのでセーフ』
『考えて投げているのでセーフ』
セーフなのは分かったっての!って言うかこれを売り込むのは良いけど、また一悶着ありそうじゃんかぁ!
10
あなたにおすすめの小説
【完結】VRMMOでチュートリアルを2回やった生産職のボクは最強になりました
鳥山正人
ファンタジー
フルダイブ型VRMMOゲームの『スペードのクイーン』のオープンベータ版が終わり、正式リリースされる事になったので早速やってみたら、いきなりのサーバーダウン。
だけどボクだけ知らずにそのままチュートリアルをやっていた。
チュートリアルが終わってさぁ冒険の始まり。と思ったらもう一度チュートリアルから開始。
2度目のチュートリアルでも同じようにクリアしたら隠し要素を発見。
そこから怒涛の快進撃で最強になりました。
鍛冶、錬金で主人公がまったり最強になるお話です。
※この作品は「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過した【第1章完結】デスペナのないVRMMOで〜をブラッシュアップして、続きの物語を描いた作品です。
その事を理解していただきお読みいただければ幸いです。
───────
自筆です。
アルファポリス、第18回ファンタジー小説大賞、奨励賞受賞
【完結】デスペナのないVRMMOで一度も死ななかった生産職のボクは最強になりました。
鳥山正人
ファンタジー
デスペナのないフルダイブ型VRMMOゲームで一度も死ななかったボク、三上ハヤトがノーデスボーナスを授かり最強になる物語。
鍛冶スキルや錬金スキルを使っていく、まったり系生産職のお話です。
まったり更新でやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過しました。
────────
自筆です。
病弱少年が怪我した小鳥を偶然テイムして、冒険者ギルドの採取系クエストをやらせていたら、知らないうちにLV99になってました。
もう書かないって言ったよね?
ファンタジー
ベッドで寝たきりだった少年が、ある日、家の外で怪我している青い小鳥『ピーちゃん』を助けたことから二人の大冒険の日々が始まった。
ゲーム内転移ー俺だけログアウト可能!?ゲームと現実がごちゃ混ぜになった世界で成り上がる!ー
びーぜろ
ファンタジー
ブラック企業『アメイジング・コーポレーション㈱』で働く経理部員、高橋翔23歳。
理不尽に会社をクビになってしまった翔だが、慎ましい生活を送れば一年位なら何とかなるかと、以前よりハマっていたフルダイブ型VRMMO『Different World』にダイブした。
今日は待ちに待った大規模イベント情報解禁日。その日から高橋翔の世界が一変する。
ゲーム世界と現実を好きに行き来出来る主人公が織り成す『ハイパーざまぁ!ストーリー。』
計画的に?無自覚に?怒涛の『ざまぁw!』がここに有る!
この物語はフィクションです。
※ノベルピア様にて3話先行配信しておりましたが、昨日、突然ログインできなくなってしまったため、ノベルピア様での配信を中止しております。
オネエ伯爵、幼女を拾う。~実はこの子、逃げてきた聖女らしい~
雪丸
ファンタジー
アタシ、アドルディ・レッドフォード伯爵。
突然だけど今の状況を説明するわ。幼女を拾ったの。
多分年齢は6~8歳くらいの子。屋敷の前にボロ雑巾が落ちてると思ったらびっくり!人だったの。
死んでる?と思ってその辺りに落ちている木で突いたら、息をしていたから屋敷に運んで手当てをしたのよ。
「道端で倒れていた私を助け、手当を施したその所業。賞賛に値します。(盛大なキャラ作り中)」
んま~~~尊大だし図々しいし可愛くないわ~~~!!
でも聖女様だから変な扱いもできないわ~~~!!
これからアタシ、どうなっちゃうのかしら…。
な、ラブコメ&ファンタジーです。恋の進展はスローペースです。
小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。(敬称略)
お荷物認定を受けてSSS級PTを追放されました。でも実は俺がいたからSSS級になれていたようです。
幌須 慶治
ファンタジー
S級冒険者PT『疾風の英雄』
電光石火の攻撃で凶悪なモンスターを次々討伐して瞬く間に最上級ランクまで上がった冒険者の夢を体現するPTである。
龍狩りの一閃ゲラートを筆頭に極炎のバーバラ、岩盤砕きガイル、地竜射抜くローラの4人の圧倒的な火力を以って凶悪モンスターを次々と打ち倒していく姿は冒険者どころか庶民の憧れを一身に集めていた。
そんな中で俺、ロイドはただの盾持ち兼荷物運びとして見られている。
盾持ちなのだからと他の4人が動く前に現地で相手の注意を引き、模擬戦の時は2対1での攻撃を受ける。
当然地味な役割なのだから居ても居なくても気にも留められずに居ないものとして扱われる。
今日もそうして地竜を討伐して、俺は1人後処理をしてからギルドに戻る。
ようやく帰り着いた頃には日も沈み酒場で祝杯を挙げる仲間たちに報酬を私に近づいた時にそれは起こる。
ニヤついた目をしたゲラートが言い放つ
「ロイド、お前役にたたなすぎるからクビな!」
全員の目と口が弧を描いたのが見えた。
一応毎日更新目指して、15話位で終わる予定です。
作品紹介に出てる人物、主人公以外重要じゃないのはご愛嬌()
15話で終わる気がしないので終わるまで延長します、脱線多くてごめんなさい 2020/7/26
【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。
幼馴染パーティーから追放された冒険者~所持していたユニークスキルは限界突破でした~レベル1から始まる成り上がりストーリー
すもも太郎
ファンタジー
この世界は個人ごとにレベルの上限が決まっていて、それが本人の資質として死ぬまで変えられません。(伝説の勇者でレベル65)
主人公テイジンは能力を封印されて生まれた。それはレベルキャップ1という特大のハンデだったが、それ故に幼馴染パーティーとの冒険によって莫大な経験値を積み上げる事が出来ていた。(ギャップボーナス最大化状態)
しかし、レベルは1から一切上がらないまま、免許の更新期限が過ぎてギルドを首になり絶望する。
命を投げ出す決意で訪れた死と再生の洞窟でテイジンの封印が解け、ユニークスキル”限界突破”を手にする。その後、自分の力を知らず知らずに発揮していき、周囲を驚かせながらも一人旅をつづけようとするが‥‥
※1話1500文字くらいで書いております
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる