Gランク冒険者のレベル無双〜好き勝手に生きていたら各方面から敵認定されました〜

2nd kanta

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狙われる奥様達

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 カフェを見渡せる角に、見るからにマトモな事をしていない二人組に、新たに仲間と思われる二人の男が合流した。

「アニキ、お待たせしました」

 白のタンクトップに迷彩柄のハーフパンツ青系のアロハを羽織っている男と細い銀縁メガネの坊主頭の男がやっと現れた。

「おう、悪いな中居」

アロハを羽織っている男が中居だ。

「獲物はあのカフェに?」

「ああ、男一人に女五人だ」

 アニキはカフェを見据えて中居達に目もくれない。

「ひゅ~!ハーレムじゃん」

「スガ余計な事言うな!」

「すみません……」

「じゃちょっくら見てきますよ、アニキ。
スガコーヒーでも飲んでくっか」

「あ、ゴチになります~中居さん!」

「馬鹿、割り勘だろ」

「えー、またですか~」

中居はスガを連れてカフェに向かった。

「ケンジ、カフェから目を離すなよ」

「へい」

 タカヤは懐から推しキャラ少女の付いたスマホを取り出すと、ニヤニヤしながらゲームにログインしている。毎日ログインのポイントを貯めているのだ。

『タカヤ君今日も来てくれたのね。チサ嬉しいよ!』

「チサちゃ~ん今日も可愛いね~」

 うっ!アニキ、キモイです……とケンジは決して口に出さなかった。

「はぁはぁはぁ、チサちゃ~ん……」

「アニキ中居さん達が戻って来ました」

「え、おうそうか」

 良かった。元に戻ったよ、と胸を撫で下ろすケンジだった。

「アニキあいつら五人共、上玉じゃないですか?特に日本人離れした三人はヤバいですよ!あと、学生ぽいゴミも居ましたけど見るからにゴミ以下ですわ」

「中居もそう思うか」

「あれ程の別嬪さん、何処かの紐付きでないんですか?変なのに手を出したら此方がヤバくなりませんか?」

 俺もそう思っていた。中居の言う通りあれ程の女達を護衛を付けずに自由に買い物させるだろうか?俺なら最低でも三人の腕の立つ奴をつける。

「あのガキがボディーガード?」

「アニキそれはあり得ませんよ、いくら何でも俺だって観る目はあります」

「だよな……考え過ぎなのか?」

「中居さんアイツらの買い物を見ていたら
初めてこの国へやって来て新たに生活を始めるような買い方でしたよ」

「ん?ケンジ、アイツら手ぶらだったぞ」

 スガの言う通りだ何も持っていなかった
あのガキが荷物持ちだと思っていたが、違うようだった。

「俺もそこに、違和感を持ってたんだ」

 いや、アニキはサチちゃんにずぅっとデレデレしてたでしょー!とは言えなかったケンジだった。

「あ、出て来ましたぜ!」

「まあ、いつものようにやるだけだ。
気を抜くなよ!」

「「「へい!」」」

 ギチギチに前を膨らませた四人がロウ達の跡をつけ始めた。


☆☆

「ロウ明日もケーキ食べに行こうよ!」
「そうだぞ、余もロウにご奉仕するからな」
「ロウ様マリアはいつでもおつけですぅ」

 顔を赤らめて言わないでください!マリアさん膨らんじったでないですか!

「お兄ちゃん、明日は駅前の頑固親父の柔らかプリンにしょうよ!」

「アズサ、お前は学校があるだろ!」

「ふっ、行方不明だった兄の消息が判明したから一週間休みを取ったのさ」

自慢げに胸を張るアズサ。

ん?俺に揉んで欲しいのか?

 横を歩く妹の右乳を俺は右手で揉みしだいてやった。

「ぎゃ!何をする変態糞アニキー!」

「え、フリじゃなかったのか?」

「何処にフリがあったーっ!」

プンスカ憤慨する妹アズサだった。

「アハハハ、ロウ気を付けないと結界の無い人に入れると、モノ凄い激痛と共に二人共爛れるからね」

 顔は笑っているけど、目が一つも笑っていないクリスさんに言われてしまった。

「そうね、爛れたら切り取って再生掛ければ、良いんだけどね」

 ひぃ!俺は思わず悲鳴を呑み込んだ。
絶対この人達はやるわ!

「ロウ様、さっきの猿どもが前から二人背後から二人近づいて来ます。処分いたしますか?」

「ん?あー分かった。皆んな聞こえたでしょう!エテ公が4匹来てます。だからと言って直ぐに殺さないで下さいね」

「えー!」

「オリビアとクリス分かりました」

「善処する」

 まあ、良いっか、ふと横を見るとユイナさんとアズサの顔が引き攣ってた。

「お兄ちゃん……」

「ああ、向こうは油断した奴から死んでいくからなそんな世界さ、俺だって一泊しかしてないのに凄く濃い所だぞ」

「そ、そうなんだ……」


金髪ロン毛の男が俺達に歩み寄って来た。

「へへ、さっきブリですね。
お姉さん達、楽しみにしておりましたよ。じゃ行きましょうか」


「は~い、皆んな集合~!」

「どう思う?」
「雑魚過ぎないあんなのでイキって、見ているコッチが恥ずかしいくらいだわ」
「最初のロウ様のステータスより低いんじゃないかしら」
「ロウよ、余はケツ穴ファイヤーがまた見てみたいぞ!」
「あ、私もタマボムも見たい!」
「え、奥さん達も出来るでしょう」

「ねぇねぇ、まだ面白い技あるんでしょう」

「魔力を鼻くそのように丸めて指で弾き飛ばす鼻くそボンバーとか、骨をつなぐ関節に薄くした魔力を挟み込んでポンと膨らませると関節が外れたり、手足が飛んだりするのもあるよ」

「へぇ~面白そうやってみよ」

「ねえ、お兄ちゃんそれって、頭の可笑しい女子高生達や異世界人の出てくる。小説の話だよね」

「え、そうだけど実際に使えたぞ!」

「マジかよ……じゃお嫁さん達にスペシャルとか擬似ンポとか使ったの?」

「え、いやまだだけど……」

その手があったか、思いもしなかったよ。

「何々、スペシャルって何?擬似ンポって何よアズサ教えなさいよ」

クリスが食いついて来た。

「えー、じゃ説明するわ。モジョモジョでモジョモジョなのよ」

「ひゃーー!!そんな事するの!」

「それで、モジョモジョしてモジョモジョすると必ず行かされるのよ」

「うひゃーー!凄いね!」

「ロウなら出来そうじゃな」

「ロウ様に折角買って貰いました下着が濡れてしまいました。マリアはスペシャルを所望します!」


「アニキ、何だか盛り上がっていますね
笑い声が聞こえます」

糞が!俺らを無視しやがって!

「オイ!いつ迄待たせる気だー!」

「悪いのぅ急用が出来たのじゃ皆行くぞ」

「「は~い」」

「テメェー!」

「アニキここは俺が」

中居……

「そこの嬢ちゃんアンタ西高の生徒だろ」

「えっ?なんで……」

馬鹿アズサ答えやがって。

「嬢ちゃんが来ないなら、俺達これから嬢ちゃんの友達毎日拉致って、レイプして動画を上げていくから、楽しみにしてなよ」

 チラッとアズサと言う女を見るが俯いて両手を握り締めている。もう一押しだな。

「じゃ、アニキ行きましょうか」

「おめぇら、西高の生徒拉致ってアジトに連れて来い!」

「「へい!」」

「待って!」

一人チンピラの前に飛び出したアズサ。

「アズサちゃん!」

ふ、やっぱりガキだぜチョロくて助かる。

「アズサ、お前の一言で後ろの四人に危害が及ぶのを承知言っているんだな」

「お兄ちゃん……分かっている。分かっているわよ!けど……何も関係ない人達が私の所為で酷い目に合うなんて……私、私が許せないのよ!」

「そっか、アズサ強くなったな……後はお兄ちゃんに任せておけ」

「……お兄ちゃん」

「おーおー!素晴らしい兄妹愛に涙がちょちょ切れるわー!」

「という訳でユイナさん少し付き合って欲しいんだけど俺達と一緒の方が断然安全ですから」

「分かったわ矢島君、信じているから」

「ありがとうございます。ではチンピラ君お前達のボスの所に案内しろ」

「テメェ糞ガキが調子こ……」

 ほんの少しだけ力を込めたらチンピラ君達が固まってしまった。

あ……ああ……目にいっぱい涙を溜め身体が小刻みに震えている。
歯も噛み合わないのかガチガチ煩い。

「時間が勿体無い早くしろ!返事は!」

「は、はい!」

「おい、どの位歩くんだ?」

「に、二、三十分で、です……」

「面倒くさいな、迎えに来させろ彼女達には良い車だぞ」

「は、はい!分かりました」

 五分位で黒塗りのドイツ車が二台やって来た。

 組み分けにチョット悩んだ。この世界の事何も知らない奥様達だけで載せられない。ユイナさんはこの俺が責任を持って守らなければならない。

 ならクリスをコッチに入れアズサをオリビア、マリアに入れる事にした。後はチンピラ君一人を乗せて出発だ。

 運転手一人で来ればいいものを、三人にも四人も連れて来やがって舐めているのか!余ったボケは歩道の端に暫く正座させて置く事にした。

五分位で直ぐに着いた。

「おー!警察が指定するような反社会的企業のビルだな」

「ロウなんか楽しくなって来たね」

奥様達やり過ぎないでくださいね。

フリじゃないですからね。




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