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神様私に平穏を
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冒険者ギルドに行き話を聞くことになった。
そこに行くまでに外が寒すぎるため…
風魔法と火魔法の応用で体の周りを熱で包み込むようにまとわりつかせる。
あったかい。
「おい、アリシア!これはなんだ?」
横にいた、マイクとキャスも一緒に包み込むと。マイクが驚きの声を上げる。
「え?何って…風魔法と火魔法だけど…」
何に驚かれているのか分からずキョトン?とした感じで返事をしたギルマスがその話を聞いて驚きの顔でこちらを見ている。
「2属性を一緒に無詠唱で使えるのか?なんと言う子供だ!これなら本拠地まで行けそうだな」
ギルマスの部屋につき、どんどん情報が冒険者から集まってくる。1日くらいかかる場所まで行かないといけないようで、何かの攻撃というよりは溢れ出るようなイメージだ…
ギルマスが軽く説明をしてくれた
「現地まで行けたものがいないため詳しくは分からないが、昨日南の方からかえってきていた冒険者が何か気象の変化は感じていたようだ。
隣町とのちょうど中間地点が1番寒かったと言っているが、街道沿いには何も変わったものは無かったようだ。どの情報もその程度のものだ」
マイクとアリシアが頷き合いながら会話する。
「1日かかるということは、あちらで1泊することを想定するとして。朝一に出て、アリシアの能力を使い、夜の寒さを凌いで
私とキャスで、対処しよう。あちらに行くまではアリシアに、休息してもらう事にしよう」
「あちらで順番に休息をとって、備えてから本拠地に乗り込むのが良いわ」
「結界石とか持って行けないの?そしたら一緒に休息を取れるってことじゃない??」
と、疑問に思ったことを聞いてみると、ギルマスが答えてくれた。
「結界石は聖魔法で付与できる者が少ないから高いんだ、街や住居用のものは大きさも大きいから持ち歩かんよ。小さくても、結界がはれる純度の高い石は数が少ない上に、魔力をたくさん必要とするそれにほぼ無いからすぐには用意できないだろうな」
なるほど…
「ちなみにだけどそれは、どれくらいの魔力を必要とする?」
「まさか、付与するつもりか?聖属性の者で1500あれば付与できるが、魔力が枯渇してしまうぞ、そうなると回復に時間がかかる。計画に支障が出るぞ」
「でも私はあちらに着くまで寝ていれば運んでもらえるから大丈夫でしょ?」
「お前知らないのか?魔力が枯渇すれば快復するまで2.3日はかかるだろ?」
え?そうなのか?と思いマイクとキャスを見る、
「数時間寝れば戻るものじゃないの?」
2人は困った顔をして、キャスが答える。
「そうね、一般的にはそうだけどアリシアはいつも数時間寝るとすぐに魔法が使えるくらいには戻るわね…」
ギルマスが唖然とした感じで、こちらを見ながら1人呟いている、「それは、魔力最大1500と言っても、それほど快復が早いとなると使い方によっては無限に等しいのではないか?そうなるとこれはすごいぞ」
1人ぶつぶつ呟いているところ放っておいて、マーリチェに。
「付与できる魔石はすぐに手に入るんですか?」と聞くとすぐに用意すると言って、出ていった。
これで一通り段取りできた。後は明日まで待って移動開始だ。
どこで夜を明かすのかな?とは思ってたけど。ギルマスの部屋の隣を借りることになった。2階はギルド職員の仮眠宿泊室になっているようで、部屋の中には2段ベットがドアから入ると左右の壁に接するように2個並んでいる。右下がマイクて、左下がキャスで、昔憧れた2段ベットの2階部分に私が寝てゴロゴロしていると。
ノックがあって、マーリチェがすごく寒そうに震えながら入ってきた。
「他のものはまだ用意に手間どっているが、一先ず夕食と魔石だけ持ってきたから食べなさい」
そう言いながら、ベットの足元の板を倒して机にするとそこに食事を並べ、魔石を私にそっ差し出した。
両手にずっしりと石の重みを感じながらしっかりと受け取り、食事を覗き見る。
パンのような物に挟まったケバブの様な物とカップにスープらしき物だった。
マーリチェは、すぐに戻ると言うので。感謝して、ご飯を食べた。
食べ終わると、魔石に聖魔法の魔力を少しずつ込めていくとドンドン吸い込まれ身体が重たく眠たくなるそして魔石が光ったので満タンだ。
「あと、魔石よろしく~おやすみ」と、魔石を任せ眠りについた。」
そこに行くまでに外が寒すぎるため…
風魔法と火魔法の応用で体の周りを熱で包み込むようにまとわりつかせる。
あったかい。
「おい、アリシア!これはなんだ?」
横にいた、マイクとキャスも一緒に包み込むと。マイクが驚きの声を上げる。
「え?何って…風魔法と火魔法だけど…」
何に驚かれているのか分からずキョトン?とした感じで返事をしたギルマスがその話を聞いて驚きの顔でこちらを見ている。
「2属性を一緒に無詠唱で使えるのか?なんと言う子供だ!これなら本拠地まで行けそうだな」
ギルマスの部屋につき、どんどん情報が冒険者から集まってくる。1日くらいかかる場所まで行かないといけないようで、何かの攻撃というよりは溢れ出るようなイメージだ…
ギルマスが軽く説明をしてくれた
「現地まで行けたものがいないため詳しくは分からないが、昨日南の方からかえってきていた冒険者が何か気象の変化は感じていたようだ。
隣町とのちょうど中間地点が1番寒かったと言っているが、街道沿いには何も変わったものは無かったようだ。どの情報もその程度のものだ」
マイクとアリシアが頷き合いながら会話する。
「1日かかるということは、あちらで1泊することを想定するとして。朝一に出て、アリシアの能力を使い、夜の寒さを凌いで
私とキャスで、対処しよう。あちらに行くまではアリシアに、休息してもらう事にしよう」
「あちらで順番に休息をとって、備えてから本拠地に乗り込むのが良いわ」
「結界石とか持って行けないの?そしたら一緒に休息を取れるってことじゃない??」
と、疑問に思ったことを聞いてみると、ギルマスが答えてくれた。
「結界石は聖魔法で付与できる者が少ないから高いんだ、街や住居用のものは大きさも大きいから持ち歩かんよ。小さくても、結界がはれる純度の高い石は数が少ない上に、魔力をたくさん必要とするそれにほぼ無いからすぐには用意できないだろうな」
なるほど…
「ちなみにだけどそれは、どれくらいの魔力を必要とする?」
「まさか、付与するつもりか?聖属性の者で1500あれば付与できるが、魔力が枯渇してしまうぞ、そうなると回復に時間がかかる。計画に支障が出るぞ」
「でも私はあちらに着くまで寝ていれば運んでもらえるから大丈夫でしょ?」
「お前知らないのか?魔力が枯渇すれば快復するまで2.3日はかかるだろ?」
え?そうなのか?と思いマイクとキャスを見る、
「数時間寝れば戻るものじゃないの?」
2人は困った顔をして、キャスが答える。
「そうね、一般的にはそうだけどアリシアはいつも数時間寝るとすぐに魔法が使えるくらいには戻るわね…」
ギルマスが唖然とした感じで、こちらを見ながら1人呟いている、「それは、魔力最大1500と言っても、それほど快復が早いとなると使い方によっては無限に等しいのではないか?そうなるとこれはすごいぞ」
1人ぶつぶつ呟いているところ放っておいて、マーリチェに。
「付与できる魔石はすぐに手に入るんですか?」と聞くとすぐに用意すると言って、出ていった。
これで一通り段取りできた。後は明日まで待って移動開始だ。
どこで夜を明かすのかな?とは思ってたけど。ギルマスの部屋の隣を借りることになった。2階はギルド職員の仮眠宿泊室になっているようで、部屋の中には2段ベットがドアから入ると左右の壁に接するように2個並んでいる。右下がマイクて、左下がキャスで、昔憧れた2段ベットの2階部分に私が寝てゴロゴロしていると。
ノックがあって、マーリチェがすごく寒そうに震えながら入ってきた。
「他のものはまだ用意に手間どっているが、一先ず夕食と魔石だけ持ってきたから食べなさい」
そう言いながら、ベットの足元の板を倒して机にするとそこに食事を並べ、魔石を私にそっ差し出した。
両手にずっしりと石の重みを感じながらしっかりと受け取り、食事を覗き見る。
パンのような物に挟まったケバブの様な物とカップにスープらしき物だった。
マーリチェは、すぐに戻ると言うので。感謝して、ご飯を食べた。
食べ終わると、魔石に聖魔法の魔力を少しずつ込めていくとドンドン吸い込まれ身体が重たく眠たくなるそして魔石が光ったので満タンだ。
「あと、魔石よろしく~おやすみ」と、魔石を任せ眠りについた。」
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