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聖女召喚・・・聖女とは?
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メメント王国の隣国に位置する、アスラ王国は豊かな国で、魔力に長けた軍を持ち周りの国からも一目置かれている
だが、今現在近隣諸国に揉め事は無く、お互いの資源や特産を活かし合って経済が上手く回っている、魔物が出て命を脅かされた時代はとうの昔のことで、魔物に襲われた国のピンチに聖女や勇者が現れ討伐した話しはもう、物語の中のお話しになっている
昔は全ての人間が魔力があったと、文献には書かれているが、今となっては使える者の方が珍しく、それでもアスラ王国には魔力持ちが多く 魔石の採掘はアスラ王国以外の国からよく採れていた
魔道具の開発はアスラ王国が主体だが、材料は他国からの輸入になる
経済が回る事で、友好国となり実際うまく行っていた、それは今現在でも変わらない
そんな、国のあり方に満足しない者が、
聖女召喚を行い、権力を我が者にしようと現れた
その時のアスラ王国はアレックスの父親
カイゼル.アスラ国王、その側近である宰相のサイモンが力を得ようと魔術士達と手を組み 異世界から聖女を引き寄せる召喚の儀式を行なってしまった。
王座を我がものにするのが目的だったらしい
人々に言い伝えられている聖女の話しはこうだ、
その昔自然災害が重なり国の危機が訪れた時 聖女召喚を行い この国に聖女が舞い降りた
その人は、金色の髪に碧眼のとても美しい女性で,彼女が天に手をかざせば、恵の雨を降らせ緑は茂る 瘴気をはらい人々の病や怪我を治し、その存在は幸運をもたらし国を繁栄させた まさに幸運そのもの・・
「凄いわね・・」
ここまでの話をアレックスから聞いていて思わず口から出てしまった
「ああ、聖女とは凄い存在なんだよ 人々の中では崇拝の対象と言っても過言ではないくらいにね・・・
ただ、本当にそんな力を持っていればだけどね?」
「・・え?」
「王族にしか、内覧出来ない書物には聖女召喚の術式が残されていて、王妃・・私の母を誑かしたサイモンはそれを手に入れて実行したわけだけど、きちんとその書物を読んでいれば書かれていたのに、
『聖女の力など当てにしてはならない、偶像崇拝の対象にしかならず、期待する様な力は持ったものが、召喚されてくるとは限らない』
・・・・・
サイモンが聖女召喚で呼び寄せた女性は、何の力も持たない、異世界から引き寄せられた女性だったんだよ
宰相だったサイモンの嘘に踊らされた貴族達は聖女を祭り上げて、国王を退位させて
王太子だった長兄が即位して聖女と結婚させたんだ、 それももう5年前のことでね
宰相を信頼していた長兄は 真実に気がつくとサイモンや聖女召喚に関わった者達を罰した
表向きは穏便に、病気による療養として宰相を辞めた事になっているけどね」
「では、聖女さまは?」
「ああ、王妃の肩書きで王城で生活しているよ 元の世界にも帰れないしね
まあ、被害者なのだろうけど・・好きな様に生活しているよ
国王は考えがある様で、国民が聖女に頼らない世界にして行こうと医療に力を入れているんだよ その結果もいい方向へと出ているし、国政は上手く行っているんだ
問題は聖女の扱いだけ、実際頼られてもあの女には何も出来ないからね、その事情で私も2年前医療機関や学校の交渉で、コッペンデールにしばらくいたんだ」
ん?あの女って言った・・?気のせいかしら・・・
私の考えていることが、わかったのかアレックスは話を続ける
「聖女召喚でやってきた女性は 人格者では無くてね 残念な人なんだよ
私はミランダに出会えて幸せだよ」
そう言ってアレックスはウインクをしてみせた
そんな話を私はアスラに向けて走る馬車の中で聞いている なんだか不安な気持ちになってきたわ・・・
だが、今現在近隣諸国に揉め事は無く、お互いの資源や特産を活かし合って経済が上手く回っている、魔物が出て命を脅かされた時代はとうの昔のことで、魔物に襲われた国のピンチに聖女や勇者が現れ討伐した話しはもう、物語の中のお話しになっている
昔は全ての人間が魔力があったと、文献には書かれているが、今となっては使える者の方が珍しく、それでもアスラ王国には魔力持ちが多く 魔石の採掘はアスラ王国以外の国からよく採れていた
魔道具の開発はアスラ王国が主体だが、材料は他国からの輸入になる
経済が回る事で、友好国となり実際うまく行っていた、それは今現在でも変わらない
そんな、国のあり方に満足しない者が、
聖女召喚を行い、権力を我が者にしようと現れた
その時のアスラ王国はアレックスの父親
カイゼル.アスラ国王、その側近である宰相のサイモンが力を得ようと魔術士達と手を組み 異世界から聖女を引き寄せる召喚の儀式を行なってしまった。
王座を我がものにするのが目的だったらしい
人々に言い伝えられている聖女の話しはこうだ、
その昔自然災害が重なり国の危機が訪れた時 聖女召喚を行い この国に聖女が舞い降りた
その人は、金色の髪に碧眼のとても美しい女性で,彼女が天に手をかざせば、恵の雨を降らせ緑は茂る 瘴気をはらい人々の病や怪我を治し、その存在は幸運をもたらし国を繁栄させた まさに幸運そのもの・・
「凄いわね・・」
ここまでの話をアレックスから聞いていて思わず口から出てしまった
「ああ、聖女とは凄い存在なんだよ 人々の中では崇拝の対象と言っても過言ではないくらいにね・・・
ただ、本当にそんな力を持っていればだけどね?」
「・・え?」
「王族にしか、内覧出来ない書物には聖女召喚の術式が残されていて、王妃・・私の母を誑かしたサイモンはそれを手に入れて実行したわけだけど、きちんとその書物を読んでいれば書かれていたのに、
『聖女の力など当てにしてはならない、偶像崇拝の対象にしかならず、期待する様な力は持ったものが、召喚されてくるとは限らない』
・・・・・
サイモンが聖女召喚で呼び寄せた女性は、何の力も持たない、異世界から引き寄せられた女性だったんだよ
宰相だったサイモンの嘘に踊らされた貴族達は聖女を祭り上げて、国王を退位させて
王太子だった長兄が即位して聖女と結婚させたんだ、 それももう5年前のことでね
宰相を信頼していた長兄は 真実に気がつくとサイモンや聖女召喚に関わった者達を罰した
表向きは穏便に、病気による療養として宰相を辞めた事になっているけどね」
「では、聖女さまは?」
「ああ、王妃の肩書きで王城で生活しているよ 元の世界にも帰れないしね
まあ、被害者なのだろうけど・・好きな様に生活しているよ
国王は考えがある様で、国民が聖女に頼らない世界にして行こうと医療に力を入れているんだよ その結果もいい方向へと出ているし、国政は上手く行っているんだ
問題は聖女の扱いだけ、実際頼られてもあの女には何も出来ないからね、その事情で私も2年前医療機関や学校の交渉で、コッペンデールにしばらくいたんだ」
ん?あの女って言った・・?気のせいかしら・・・
私の考えていることが、わかったのかアレックスは話を続ける
「聖女召喚でやってきた女性は 人格者では無くてね 残念な人なんだよ
私はミランダに出会えて幸せだよ」
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