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救いの手
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ナナルの村の研究所設立について、叔父様のカーチス.トワレ子爵と私とアレックスと3人で話し合いをする為にトワレ子爵家を訪れている
叔父様は私と一緒にナナルから戻って直ぐメメント国王陛下宛に、薬の開発にナナルの薬草が役立てそうだと、研究所設立の話しと融資をお願いする内容の手紙を出していたらしい、その返事が送られてきたと、教えてくれた
叔父様は、暗い表情で話し出した
「まぁ、返事は分かっていたんだがな・・
アスラの王族の方を前にして、不甲斐ない所をお見せしてしまい 申し訳ない」
話し合いの前に、アレックスは自己紹介をしている 彼の身分に驚いた叔父は口をパクパクさせていたが、私が、『親しくさせてもらっているの』と付け足すと、叔父様は急に、
「ミランダは離婚歴があるが、王族に嫁げるのですか?」と真面目な顔でアレックスに問いだした、
遊びで妾とか愛人の扱いは辞めてくれとか言い出して、とにかく唐突な発言に驚いた
「お、叔父様!何を言って・・・」
「ああ、心配しないでください、私は真剣にミランダとお付き合いをしています
もし、彼女が子爵家に籍を戻すなら、私は婿養子に入りたいと思っています」
アレックスは真剣な顔でそう言った
そして、叔父様は口をまたパクパクさせて
「・・・そ、そんなこと アスラの国王陛下が許さないだろう・・・」
「まぁ、ごねるとは思いますが、大丈夫ですよ」
「⁈」
叔父様は口を開けたまま、固まってしまった
「えっと、叔父様今日はその話はその辺にして、本来の話を先にしてもいいかしら?」
「あ、ああ、そうだね、 でも後でこの話はちゃんとするよ?いいね?」
「え? ええ、はい・・」
・・心配してくれているのね
叔父様は目の前の紅茶をいっきに飲み干すと、ふーっと深く息をはいて、落ち着きを取り戻してから話し出した
「さて、話しを戻すけど メメント国王陛下からの返事が来たんだよ 研究所設立と融資の相談の返事がね」
「ええ、何て書いてたのですか?」
「・・国からの融資はできない、研究所設立はトワレ家の好きにせよと、相手にしてもらえなかったよ・・・」
「そんな・・・」
ミランダはトワレ子爵家の置かれた現実をはっきりと理解した
おそらく,国内の貴族達に融資の話しをしても、トワレ子爵家と関係を持つ貴族はいないだろう・・・
ミランダが暗い気持ちになる中、隣に座るアレックスから明るい声があがった
「それは、良かった メメントの国王自ら研究所設立は好きにしろと、そして融資という権利も放棄したと言う事は、これから起こる利益にも干渉出来ないと言うことですよ? メメント王国は勿体無いことをしましたね」
「えっ?」
「それは、そうだがまだ利益が出るかどうかも分からない段階だしな、国からの認定を受けられない研究所ではどうにも・・」
「それでは、ここからはアスラ王国の者として、話をします いいですか?
アスラ王国は既に薬草の取引をトワレ子爵と契約している間柄
先程の話を聞いて、アスラ王国の研究所をナナルに設立するというのはどうでしょう?そうすると、アスラ王国認定の研究所となるし、融資もできる
メメントの法律では、建造物を建てる許可も土地の所有者の許可で建てる事ができるし、商売も取引相手との合意があれば他国との繋がりも認められている
何より、先程の国王からの返事の手紙は大切に保管して置いて下さい あれはケチを付けられた時に効果を発揮する 魔法の文章が書いてありますからね
もちろん、正式な契約後にアスラ王国からメメント王国に契約の報告はしますよ?
どうでしょう、アスラ王国と手を結びませんか?」
話しを驚いた顔で聞いていた、叔父様は真っ赤な顔になったと思ったら、大粒の涙を流し出した、
「・・こ、こんな私に、アスラ王国の王族から手を差し伸べて貰える日が来るとは・・・ありがたい、生きていてよかった
」
そう言ってひとしきり泣いたあと、深々と頭を下げて
「是非、よろしくお願いします」
そう言って、アレックスと握手を交わしていた
「本当にありがとう、アレックス」
ミランダは帰る馬車の中で改めてお礼を言った、トワレ子爵家に救いの手を差し伸べてくれて、本当に感謝している
「ああ、力になれて良かったよ 研究所の事はアスラ側からしても良い話しだからね、薬の開発は国王も力を入れているんだよ 聖女の問題もあってね」
「アスラ王国の王妃様が聖女様なのよね?
聖女様が薬の開発に力を入れているのですか?」
「うーん、ここだけの話しだよ? 聖女様に問題があってね、彼女に頼りたくないから薬の開発に力を入れ出したんだよ」
「え? それって・・・?」
「全ては、聖女召喚の儀式が原因なんだ・・・」
叔父様は私と一緒にナナルから戻って直ぐメメント国王陛下宛に、薬の開発にナナルの薬草が役立てそうだと、研究所設立の話しと融資をお願いする内容の手紙を出していたらしい、その返事が送られてきたと、教えてくれた
叔父様は、暗い表情で話し出した
「まぁ、返事は分かっていたんだがな・・
アスラの王族の方を前にして、不甲斐ない所をお見せしてしまい 申し訳ない」
話し合いの前に、アレックスは自己紹介をしている 彼の身分に驚いた叔父は口をパクパクさせていたが、私が、『親しくさせてもらっているの』と付け足すと、叔父様は急に、
「ミランダは離婚歴があるが、王族に嫁げるのですか?」と真面目な顔でアレックスに問いだした、
遊びで妾とか愛人の扱いは辞めてくれとか言い出して、とにかく唐突な発言に驚いた
「お、叔父様!何を言って・・・」
「ああ、心配しないでください、私は真剣にミランダとお付き合いをしています
もし、彼女が子爵家に籍を戻すなら、私は婿養子に入りたいと思っています」
アレックスは真剣な顔でそう言った
そして、叔父様は口をまたパクパクさせて
「・・・そ、そんなこと アスラの国王陛下が許さないだろう・・・」
「まぁ、ごねるとは思いますが、大丈夫ですよ」
「⁈」
叔父様は口を開けたまま、固まってしまった
「えっと、叔父様今日はその話はその辺にして、本来の話を先にしてもいいかしら?」
「あ、ああ、そうだね、 でも後でこの話はちゃんとするよ?いいね?」
「え? ええ、はい・・」
・・心配してくれているのね
叔父様は目の前の紅茶をいっきに飲み干すと、ふーっと深く息をはいて、落ち着きを取り戻してから話し出した
「さて、話しを戻すけど メメント国王陛下からの返事が来たんだよ 研究所設立と融資の相談の返事がね」
「ええ、何て書いてたのですか?」
「・・国からの融資はできない、研究所設立はトワレ家の好きにせよと、相手にしてもらえなかったよ・・・」
「そんな・・・」
ミランダはトワレ子爵家の置かれた現実をはっきりと理解した
おそらく,国内の貴族達に融資の話しをしても、トワレ子爵家と関係を持つ貴族はいないだろう・・・
ミランダが暗い気持ちになる中、隣に座るアレックスから明るい声があがった
「それは、良かった メメントの国王自ら研究所設立は好きにしろと、そして融資という権利も放棄したと言う事は、これから起こる利益にも干渉出来ないと言うことですよ? メメント王国は勿体無いことをしましたね」
「えっ?」
「それは、そうだがまだ利益が出るかどうかも分からない段階だしな、国からの認定を受けられない研究所ではどうにも・・」
「それでは、ここからはアスラ王国の者として、話をします いいですか?
アスラ王国は既に薬草の取引をトワレ子爵と契約している間柄
先程の話を聞いて、アスラ王国の研究所をナナルに設立するというのはどうでしょう?そうすると、アスラ王国認定の研究所となるし、融資もできる
メメントの法律では、建造物を建てる許可も土地の所有者の許可で建てる事ができるし、商売も取引相手との合意があれば他国との繋がりも認められている
何より、先程の国王からの返事の手紙は大切に保管して置いて下さい あれはケチを付けられた時に効果を発揮する 魔法の文章が書いてありますからね
もちろん、正式な契約後にアスラ王国からメメント王国に契約の報告はしますよ?
どうでしょう、アスラ王国と手を結びませんか?」
話しを驚いた顔で聞いていた、叔父様は真っ赤な顔になったと思ったら、大粒の涙を流し出した、
「・・こ、こんな私に、アスラ王国の王族から手を差し伸べて貰える日が来るとは・・・ありがたい、生きていてよかった
」
そう言ってひとしきり泣いたあと、深々と頭を下げて
「是非、よろしくお願いします」
そう言って、アレックスと握手を交わしていた
「本当にありがとう、アレックス」
ミランダは帰る馬車の中で改めてお礼を言った、トワレ子爵家に救いの手を差し伸べてくれて、本当に感謝している
「ああ、力になれて良かったよ 研究所の事はアスラ側からしても良い話しだからね、薬の開発は国王も力を入れているんだよ 聖女の問題もあってね」
「アスラ王国の王妃様が聖女様なのよね?
聖女様が薬の開発に力を入れているのですか?」
「うーん、ここだけの話しだよ? 聖女様に問題があってね、彼女に頼りたくないから薬の開発に力を入れ出したんだよ」
「え? それって・・・?」
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