【完結】【R18BL】異世界転移したオメガ、貴族兄弟に飼われることになりました

ちゃっぷす

文字の大きさ
12 / 62
ちょっと前まで処女だったのにね

【10話】僕はホールケーキじゃありません!

しおりを挟む
「ねえっ…!ぐっ、あっ、あのさっ、んぁっ、おしり、あっ…はっ…ん…もうちょっと…あっ、あっ、ひぁ…」

「喘ぎ声がうるさくて何言ってるのか分からん」

「あっ、はっ…ん…っ!」

スルトの激しい動きに僕の主張はかき消される。スルトのセックスは…何がなんだか分からなくなる。なにも考えられなくなるほど、痛いんだよ…!

「いだいっ!!ん"っ!あ"っ!」

「喘ぎに色気がない」

痛みが快感に変わる前にスルトは僕の中にどろりとしたものを吐き出し、終わる。そして僕はまた最後までイケないんだ…。途中までは気持ちいのに…!スルトは絶対セックス下手だ!

「ねえ、スルト今までもこんなセックスばっかりしてたんですか?」

「そうだな…。お前に挿れると何も考えられなくなるんだが、まあ今までも似たようなものかな」

「相手を気持ち良くしようとかそういう気持ちないんですか?」

「気持ちよくしてやってるだろう」

「途中まではね!イカせてもくれないし、挿れられてからは激しくて痛いだけだし、全然気持ちよくないんだけど!」

「なっ」

スルトは雷を受けたような顔をして僕を見た。そのときノックの音が聞こえた。エドガーだ。

「おじゃましま…おや、スルト。先だったんだね」

「ああ…」

「ん?どうしたんだい?おかしな顔をして」

「こいつが…俺と体を重ねても気持ちよくないと…」

「おやおや」

クスクスと笑い、エドガーが椅子に腰かけた。

「ケーゴ、スルトとのセックスは気持ちよくないのかい?」

「はい。正直痛いだけです」

「ぐっ…!」

「ははははは!!!」

「じゃあ、エドガーと体を重ねるのは気持ちいいのか?!」

「そうですね。エドガーは優しくしてくれますし、僕を気持ちよくさせようと思ってくれてるので」

「うぐぁ…!」

「ケーゴ、この際全部言ってしまいなさい。どうしてほしいのか」

笑いすぎて涙を浮かべているエドガーが、スルトを指さして言った。僕は頷き、スルトに向き直る。

「まず、挿れる前に指でしっかりならしてください。そして挿れるときはゆっくり入れてください。できたら出し入れしながらだとありがたいです」

「スルト、指でならさずに挿れちゃうのかい?それはだめだよ」

「俺はがちがちに閉まってるところへ挿れるのが好きなんだ!おいケーゴ!なんだその目は!」

「いえ、やっぱり自己中だなあと思いまして」

「ジコチューってどういう意味なんだ!馬鹿にされているのをひしひしと感じる」

「そうですね、言い換えるなら…独りよがりです」

「ひとっ…」

「あはははは!!!」

「あと、僕もイカせてください。オナホみたいな扱いは嬉しくないです」

「オナホとはなんだ!分からん言葉ばかり使いやがって」

「ホールケーキにちんこ突っ込んで自分だけで楽しんでるようなセックスってことです」

「ケーゴ、言葉が過ぎるぞ…!」

「あははははは!!!」

もはやエドガーは笑いすぎて床を転げまわっている。こんなに酷いことをスルトが言われているのを今まで見たことがなくて面白くてしょうがないようだ。

「せっかくだったら僕だって気持ちよくなりたいんですよ」

「じゃ、じゃあ。お前は何をされたら気持ちいいんだ」

「え、例えば、舐めてもらったりとか…?舐められたことないですけど」

「舐める?俺が?お前の?」

はぁ?と言う顔でスルトが僕の言葉を繰り返す。

「ありえん。舐めるのはお前の役目だろう。なぜ俺がお前のを舐めないといけんのだ」

「舐めるのは僕もしたことないなあ。舐めてもらうのは好きだけど」

「うわぁ…」

この人たち、今まで奉仕されたことしかないんだ…。ドン引きした目で見ていると、スルトが反撃を始めた。

「そんなことを言っているが、俺はお前に舐めてもらったことないぞ。というよりお前が動いたこともないじゃないか」

「うっ」

「確かに。僕もしてもらったことないなあ。ケーゴ。人にしてもらう前に、自分がちゃんとしないとね?」

やばい。もしかして僕、墓穴掘った…?

「よし、スルト、ケーゴ、僕が君たちに色々と教えてあげる。さ、ベッドへ」

「あ?3人でするのか?」

「うん。たまにはいいでしょ」

「そうだな」

「え?!普通によくないよね?!何この人たちこわい兄弟で3Pするとか怖すぎる」

僕の叫びは虚しく部屋に響き渡っただけで、この兄弟には全く響かなかった。スルトとエドガーは僕の手を引きベッドへ上がりこむ。うそでしょ?僕まだ1週間前に処女捨てたばっかりのセックス初心者なんですけどぉ?!さすがに3Pは敷居が高すぎるんじゃありません?!
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

【創作BL】溺愛攻め短編集

めめもっち
BL
基本名無し。多くがクール受け。各章独立した世界観です。単発投稿まとめ。

一人の騎士に群がる飢えた(性的)エルフ達

ミクリ21
BL
エルフ達が一人の騎士に群がってえちえちする話。

身体検査

RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、 選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。

悪役令息に転生したらしいけど、何の悪役令息かわからないから好きにヤリチン生活ガンガンしよう!

ミクリ21 (新)
BL
ヤリチンの江住黒江は刺されて死んで、神を怒らせて悪役令息のクロエ・ユリアスに転生されてしまった………らしい。 らしいというのは、何の悪役令息かわからないからだ。 なので、クロエはヤリチン生活をガンガンいこうと決めたのだった。

兄に魔界から追い出されたら祓魔師に食われた

紫鶴
BL
俺は悪魔!優秀な兄2人に寄生していたニート悪魔さ! この度さすがに本業をサボりすぎた俺に1番目の兄が強制的に人間界に俺を送り込んで人間と契約を結べと無茶振りをかましてきた。 まあ、人間界にいれば召喚されるでしょうとたかをくくっていたら天敵の祓魔師が俺の職場の常連になって俺を監視するようになったよ。しかもその祓魔師、国屈指の最強祓魔師なんだって。悪魔だってバレたら確実に殺される。 なんで、なんでこんなことに。早くおうち帰りたいと嘆いていたらある日、とうとう俺の目の前に召喚陣が現れた!! こんな場所早くおさらばしたい俺は転移先をろくに確認もせずに飛び込んでしまった! そして、目の前には、例の祓魔師が。 おれ、死にました。 魔界にいるお兄様。 俺の蘇りの儀式を早めに行ってください。あと蘇ったら最後、二度と人間界に行かないと固く誓います。 怖い祓魔師にはもうコリゴリです。 ーーーー ざまぁではないです。基本ギャグです(笑) こちら、Twitterでの「#召喚される受けBL」の企画作品です。 楽しく参加させて頂きました!ありがとうございます! ムーンライトノベルズにも載せてますが、多少加筆修正しました。

寝てる間に××されてる!?

しづ未
BL
どこでも寝てしまう男子高校生が寝てる間に色々な被害に遭う話です。

後輩が二人がかりで、俺をどんどん責めてくるー快楽地獄だー

天知 カナイ
BL
イケメン後輩二人があやしく先輩に迫って、おいしくいただいちゃう話です。

処理中です...