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ちょっと前まで処女だったのにね
【11話】なんか変な味する
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ベッドに寝転がった僕の脚を広げ、エドガーがスルトになにか教え始めた。
「スルト、挿れる前にね、指でならすんだよ。で、ケーゴの弱いところはここ」
そう言いながらエドガーの指がゆっくりと中へ入ってくる。そして前立腺を指の腹でくいっと押さえた。
「んっ…!」
「ね?」
僕が反応した様子を見て、にっこりと笑う。くそー。恥ずかしいぞこれ。
「スルトも入れてごらん」
「ちっ。さっきも言ったが俺は締まったところに挿れるのが好きなんだよ」
「いいから。ゆっくりだよ」
エドガーの指が入ったまま、スルトの指がゆっくりと僕の中に触れる。
「僕が押さえてるところ、分かる?スルトも押してごらん」
「こうか?」
「あっ!」
「正解」
「お、締まった」
「そう。ケーゴが感じると締まるんだ。たくさん感じさせてあげると、挿れたときに痙攣したりぎゅーって締め付けたりして結構気持ちいいんだよ」
「へえ。悪くないな」
「じゃあスルトはしばらく練習してて。次はケーゴだよ」
「え、ぼく…?」
エドガーは自分のズボンを下げ、硬くなったものを僕の目の前に出した。
「舐めてごらん」
「え…やだけど」
「ケーゴ、スルトもこうやって君を気持ちよくさせるために頑張ってるんだよ。君も僕たちを気持ちよくさせるために頑張って」
「やだ…」
「ケーゴ」
珍しくエドガーが低い声を出す。
「言うことを聞いて」
「ふぐっ…!」
僕、エドガーのこと勘違いしてた。エドガーはスルトと違って、優しく抱いてくれるし、普段もニコニコしてて優しいし、なんでこの兄弟こんなに似てないんだろうって思ってたんだ。でも違った。この二人は兄弟だ。どっちも我が強くて最終的には自分の思い通りにしかならないと思ってる。
あんなに嫌がってた僕の口に無理矢理ちんこ突っ込むくらいには、エドガーも自己中だ。
「むぐっ!んぐぅ…!」
「すごいねケーゴ。口の中に全部入ったよ」
「ォエ”ッ」
喉の奥まで異物を押し込まれて、思わず僕はえずいてしまった。するとエドガーは「ごめん!大丈夫?」と心配そうに僕の頭を撫でる。この人、優しいように見えるけど舐めさせるのやめるつもりないからね。
「ほら、舌で舐めてみて」
また喉に全部突っ込まれるのは勘弁だと思い、僕はいやいや舌でエルガーの先を舐めた。変な味がする。
「うーん、そこじゃないかな。ここ」
「なあ、もう挿れていいか?」
「どれどれ?」
スルトの問いに、エドガーが指でどれだけ僕の中がほぐれたか確かめる。
「うん、いいね。挿れたあとも、ケーゴの弱いところを忘れないで」
「分かった」
「ケーゴ、口が止まってるよ」
「エドガー、これ疲れる…ぁあ…っ」
スルトのそれが再び僕の中に入ってくる。今度はゆっくり、丁寧に。さっきと全然違う。気持ちいい。
「おお、これは…」
「悪くないだろう?」
「ああ。これはこれでいいな」
「ケーゴ、もっと奥まで舐めて」
「あっ、はっ…んっ…スルトっ…あっ…きもちい…っ」
「っ!」
僕の言葉を聞き、一瞬スルトの動きが止まった気がした。ちらりと彼の顔を見るといつもより赤い気がする。
「ん…ケーゴ、上手になってきたよ」
「はぁ…っ、ん…ん~…っ!」
「ケーゴ、出すぞ」
「僕も出そうだ」
そう言ったとたん、二人の動きが激しくなった。スルトは僕の腰をがっしり掴み、エドガーは僕の顔を両手で包む。だんだんと二人の息が荒くなり、先にエドガーの白いものが僕の口内を溢れさせた。次にスルトが低い声をあげながら体内に流し込む。脱力した二人が、苦い精液にむせている僕の横に倒れこんだ。
「ハァッ、ハァッ。疲れた…俺今晩ここで寝ることにする」
「えっやめて?」
「気持ち良かったよ、ケーゴ。お疲れ様」
「え?エドガーも寝るつもり?!」
イカ臭い二人がさっそく寝息をたてている。「え~…」と呟きながら僕は天井を見つめることしかできなかった。
「ねえ、結局僕イケてないんだけど…?」
「スルト、挿れる前にね、指でならすんだよ。で、ケーゴの弱いところはここ」
そう言いながらエドガーの指がゆっくりと中へ入ってくる。そして前立腺を指の腹でくいっと押さえた。
「んっ…!」
「ね?」
僕が反応した様子を見て、にっこりと笑う。くそー。恥ずかしいぞこれ。
「スルトも入れてごらん」
「ちっ。さっきも言ったが俺は締まったところに挿れるのが好きなんだよ」
「いいから。ゆっくりだよ」
エドガーの指が入ったまま、スルトの指がゆっくりと僕の中に触れる。
「僕が押さえてるところ、分かる?スルトも押してごらん」
「こうか?」
「あっ!」
「正解」
「お、締まった」
「そう。ケーゴが感じると締まるんだ。たくさん感じさせてあげると、挿れたときに痙攣したりぎゅーって締め付けたりして結構気持ちいいんだよ」
「へえ。悪くないな」
「じゃあスルトはしばらく練習してて。次はケーゴだよ」
「え、ぼく…?」
エドガーは自分のズボンを下げ、硬くなったものを僕の目の前に出した。
「舐めてごらん」
「え…やだけど」
「ケーゴ、スルトもこうやって君を気持ちよくさせるために頑張ってるんだよ。君も僕たちを気持ちよくさせるために頑張って」
「やだ…」
「ケーゴ」
珍しくエドガーが低い声を出す。
「言うことを聞いて」
「ふぐっ…!」
僕、エドガーのこと勘違いしてた。エドガーはスルトと違って、優しく抱いてくれるし、普段もニコニコしてて優しいし、なんでこの兄弟こんなに似てないんだろうって思ってたんだ。でも違った。この二人は兄弟だ。どっちも我が強くて最終的には自分の思い通りにしかならないと思ってる。
あんなに嫌がってた僕の口に無理矢理ちんこ突っ込むくらいには、エドガーも自己中だ。
「むぐっ!んぐぅ…!」
「すごいねケーゴ。口の中に全部入ったよ」
「ォエ”ッ」
喉の奥まで異物を押し込まれて、思わず僕はえずいてしまった。するとエドガーは「ごめん!大丈夫?」と心配そうに僕の頭を撫でる。この人、優しいように見えるけど舐めさせるのやめるつもりないからね。
「ほら、舌で舐めてみて」
また喉に全部突っ込まれるのは勘弁だと思い、僕はいやいや舌でエルガーの先を舐めた。変な味がする。
「うーん、そこじゃないかな。ここ」
「なあ、もう挿れていいか?」
「どれどれ?」
スルトの問いに、エドガーが指でどれだけ僕の中がほぐれたか確かめる。
「うん、いいね。挿れたあとも、ケーゴの弱いところを忘れないで」
「分かった」
「ケーゴ、口が止まってるよ」
「エドガー、これ疲れる…ぁあ…っ」
スルトのそれが再び僕の中に入ってくる。今度はゆっくり、丁寧に。さっきと全然違う。気持ちいい。
「おお、これは…」
「悪くないだろう?」
「ああ。これはこれでいいな」
「ケーゴ、もっと奥まで舐めて」
「あっ、はっ…んっ…スルトっ…あっ…きもちい…っ」
「っ!」
僕の言葉を聞き、一瞬スルトの動きが止まった気がした。ちらりと彼の顔を見るといつもより赤い気がする。
「ん…ケーゴ、上手になってきたよ」
「はぁ…っ、ん…ん~…っ!」
「ケーゴ、出すぞ」
「僕も出そうだ」
そう言ったとたん、二人の動きが激しくなった。スルトは僕の腰をがっしり掴み、エドガーは僕の顔を両手で包む。だんだんと二人の息が荒くなり、先にエドガーの白いものが僕の口内を溢れさせた。次にスルトが低い声をあげながら体内に流し込む。脱力した二人が、苦い精液にむせている僕の横に倒れこんだ。
「ハァッ、ハァッ。疲れた…俺今晩ここで寝ることにする」
「えっやめて?」
「気持ち良かったよ、ケーゴ。お疲れ様」
「え?エドガーも寝るつもり?!」
イカ臭い二人がさっそく寝息をたてている。「え~…」と呟きながら僕は天井を見つめることしかできなかった。
「ねえ、結局僕イケてないんだけど…?」
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