幼なじみと再会したあなたは、私を忘れてしまった。

クロユキ

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ルナの親友

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「こんにちは」
「いらっしゃい、アンヌさん」
学校の帰りいつものようにアンヌはルナの家に来ていた。
「みんな、相変わらず元気?」
「元気、元気、そういえばエルヴェが就職試験に落ちたと騒いでいたわ」
「えっ!?エルヴェ君が?」
「落ちた原因なんだと思う?」
「何?緊張して何も話せなかったとか?」
「彼女が作ったクッキーを食べてお腹壊して途中で面接辞退したの」
「えーっ!?」
「面接落ちたの彼女のせいにして酷いよね~っ、でも彼女の前では言えないみたいよ」
「いろいろ言ってもエルヴェ君彼女が好きなんだ…」

『これ友達から聞いて買ったんだ』
『美味しそうなマドレーヌ』
『昨日のマドレーヌ美味しかったよ。また、作って欲しいな』
『ふふっ、高くつくわよ』

「……」
ルナは思い出したくないルシアンとジェニファーを思い出していた…店で買ったと嘘を言うルシアンは、ジェニファーの手作りのマドレーヌをルナに贈った。
「…私…一生マドレーヌを食べる事が出来ないのかな…」
「マドレーヌ?」
ルナは、アンヌにルシアンが見舞いに持って来たお菓子がジェニファーが作ったお菓子だと話しをした。
「何それ、酷くない!?買って来たと嘘ついてジェニファーさんの手作りを渡すなんて」
「……でも、悔しいけど…マドレーヌ美味しかった…彼女がお菓子作りの仕事をしたいと思うの分かる気がする…」
「ルナ…」
「……彼女、決まった就職が不採用になったみたいなの…」
「えっ!?不採用?」
「…お父さんが話していたの…ルシアンもジェニファーさんも決まっていた就職先が不採用になったって…今回の事が原因だとお父さんが先生から聞いたと言っていたの…」
「そうなんだ…でも、それは本人達のせいなんだからルナを苦しめた罰が当たったのよ!」
「アンヌ…」
ルナはアンヌが側にいてくれて良かったと思った。
「アンヌが男子だったら良かったのにな~…」
「ふふっ、褒めてくれたお礼に今日の宿題一緒にしない?」
「え~っ、何それ~っ」
今夜、アンヌが家に泊まる事になった…一緒に晩ごはんを食べた。お風呂も一緒に入った。夜は、一緒のベッドで寝て沢山話しをした…明日は、アンヌが学校帰りにルナに会いに来てもルナはいないのだから……





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