どうしてあなたが後悔するのですか?~私はあなたを覚えていませんから~

クロユキ

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明日への不安

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「……」
「……」
王子達から部屋にいるようにと言われたグレスとシャーロットはジェシカが今どんな状態なのか不安なまま時間だけが過ぎていた。
シャーロットは何も話さないグレスの考え込む姿を見て不安を感じていた。
このままジェシカが目を覚まさなければ、グレスが責任を取るかわりに自分と婚約破棄をしてジェシカと婚約を結ぶかもしれないと考えたくない事をシャーロットは思ってしまった。
今はジェシカが目を覚ます事を祈り続けるしかなかった。
コンコン
部屋の中に入って来たのは第二王子のジェラルドだった。
「君達は帰るようになった…明日ジェシカ令嬢の両親と話しがあると思う…」
「…あの…彼女の容体は……」
「……まだ目を覚ます気配はない…今夜が彼女にとって苦しい時間が来るかもしれない…」
「苦しい時間?」
グレスとシャーロットは第二王子ジェラルドを見てジェシカに何があるのか分からずにいた。
「あの…どういう事でしょうか……」
「高熱の話しがあった…」
「高熱?」
「彼女は…ジェシカ令嬢は怪我が酷い…そのせいもあって高熱が出る話しがあった…」
熱の話しを聞いていたグレスとシャーロットは、不安な顔を見せジェシカの怪我が酷い事が今更だがグレスは戸惑った。
(今どんな状態なんだ?会いに行ってはダメなのか?)
「……少しだけ彼女と会う事は無理なのですか?」
グレスがジェシカに会いたいと聞いたジェラルド王子は首を横に振った。
「今は彼女の両親がいるんだ…君達は今日は帰るようにと言われている…暫くはジェシカ令嬢と会えないかもしれない」
「……」
「披露宴も中止となった…明日は君達は忙しくなるだろう…」
「……」
「……」
シャーロットは戸惑いグレスはわかっていたように何も言わず頭を下げシャーロットを連れ部屋を出た。




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