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グーダン大山ダンジョン
第187話 グーダンで合流
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~サマニアンズSide~
「それでは 僕はここで失礼します。今回の騒ぎに関しては 本当に申し訳ありませんでした」
「いやいや、結果として 前倒しで 次の町に来ることが出来たし、しっかり稼がせてもらったんだから 問題ないですよ。俺たちも 少々 浮かれてしまっていたという事にも気付きましたしね」
予想通り 夕方には グーダンの街に到着し、冒険者ギルドまで 直接乗りつけてくれたお陰で 人混みに揉まれることもなく来れた。
ノハシム冒険者ギルドのスタッフでもある 兎獣人の彼は 非常に恐縮しっぱなしで 最後にもう一度謝罪の言葉を述べて 戻って行った。
「さて、流石に今日来るとは思ってないだろうけど まずは合流したいね」
「じゃあ ギルドに寄るか」
それが一番手っ取り早いだろうという事で ギルドに入った。
グーダンのダンジョンは 人気のダンジョンだから 訪れる冒険者の数が多い、その為 このギルドは24時間営業を行っている。
ダンジョン内は広く、基本的には ダンジョン内での野営を行うから 戻ってくる時間もバラバラになる為である。
ダンジョン以外の依頼も勿論あるから 朝が込み合うのは 他の町と同じだけど、常に人がチラホラ居るというのも こうした人気ダンジョンのあるギルドらしい。
まずは 父さんたちの情報を聞く為に 受付に声をかけることにした。
「すみません、サマニアンズのリーダーですが、ノハシムのギルド職員の案内で昨日到着した親子の事で確認したいのですが」
「あぁ、聞いてます。念のため ギルドカードの確認をさせてください。
……ありがとうございます、サマニアンズの三名で 間違いないですね。
お二人は マルエル通りの 〔猪熊亭〕にお泊りですよ。皆様と合同でダンジョンに入ると伺っていますが 明日からでしょうか?」
カードで身分の確認をしてもらえたところで 宿の名前を教えてくれた。
〔猪熊亭〕なら 少し高級だけど 安全な宿だから 父さんが選んだのも良く分かる。
「いや、色々買い出しなんかも必要だから2~3日後になると思います。
入る日には 手続きに来ますので よろしくお願いします」
結局ノハシムでは 何も買えなかったからね、武器の手入れは ここを踏破したら 出さないとだね。
情報をくれた 受付嬢にお礼を言って 3人で〔猪熊亭〕を目指す。
ギルドに面する大通りを中央広場に向かって歩けば 太い道、細い道、幅の違う横道が数本ある。広場の3本手前の太い道は 料理屋が軒を連ねている。そろそろ夕飯時という事もあり 多くの人が店を軽く覗き見ながら歩いている。
僕たちは 広場の1本手前のすこし細い道に入る。
この通りは 宿屋が軒を連ねており、手前の道の料理屋、中央広場の屋台があるので 食堂が無い宿屋が多い。
食堂もある宿屋を選ぶなら ギルドに近い方に多く立ち並んでいる。
この通りにある宿屋は食事以外に こだわりがある宿が多い。
父さんたちが泊っている〔猪熊亭〕は 元金ランク冒険者が経営しているだけあって 防衛、防犯に優れているのと 各部屋に広い風呂があるのが有名だ。
他の宿は 一部屋が非常に広く大人数のパーティーでも同室が可能とか、逆に全部の部屋が個室しかないなど 少し値段は高くなるけど、一定の客層からは 人気のある宿が多い。
目的の宿を見つけて 扉を潜った時 愛おしい声が聞こえてきた。
「お兄ちゃんたちは 明日来れるかな、やっぱり明後日になっちゃうかな。
屋台もいっぱいあるけど お父さんと二人だけだと あんまり種類いっぱい食べれないね。それに やっぱり 大勢の方が楽しいし 美味しいよね」
「ははっ、そうじゃな。トンガたちなら……おぉ、もう着いたんか」
僕たちが一緒にいた方が美味しいとか 嬉しいこと言ってくれるよね。本当に こんな可愛い妹が出来るとか嬉しすぎるサプライズだったよね。
階段を下りる途中で 父さんが 僕たちに気付き、父さんの言葉で 僕たちに気付いたヴィオが 手摺を乗り越えて 飛び降りてきた。
えっえぇぇ~!
父さんも あまりの素早い動きに 手を伸ばした状態で固まってるし、僕も 落ちてくるヴィオを受け止めるのに集中しちゃったよ。
「ほんとに、ほんとにトンガお兄ちゃんだ! ルンガお兄ちゃんに クルトさんも!
まだ 時間がかかると思ったのに びっくり! おかえりなさい!」
上手に受け止めることが出来てホッとした 僕の顔を覗き込んで 嬉しそうにお帰りと言った後 ギュっと抱きしめてくれる。たった1日離れただけだったのに こんなに歓迎してもらえるとか 嬉しすぎる。
「ヴィオ、流石に飛び降りるのは危ないじゃろ、他の客がおらんかったから良かったものの 思わぬ怪我に繋がりかねんぞ」
「ごめんなさい、興奮し過ぎました」
階段を下りてきた父さんが ヴィオを叱る。うん、嬉しかったけど 僕もびっくりしたから 次は 普通にお出迎えをして欲しい。
叱られた理由も分かっているらしく 素直に謝るヴィオだから 同じ間違いはしないだろうけどね。
「おや、待ち人が来たんだね。随分早かったじゃないか」
「はい、予定より 随分早く調整して頂けましたので 先ほど到着したところです」
「そうかい、ヴィオちゃん 兄ちゃんたちに早く会えてよかったじゃないか。
あんた達も うちでいいのかい? 父ちゃんたちからは とりあえず風の日までで 予約をもらってるけど 別の宿にするかい?」
「あ、僕たちも部屋があれば 同じ日数でお願いしたいです」
「お前らが到着する日に合わせて 移動も考えとったが ここでええなら助かる」
女将さんに言われて 宿帳に 必要事項を記載していく。当初の予定だと 風の日に到着する予定だったもんね。あの後だから 僕たちとしてもヴィオには安全な宿で過ごしてほしいから この宿が良いと思う。
「早く来れたし とりあえず 明日と明後日は 買い物をしながら休養日って事にして 聖の日からダンジョンで良いんじゃないかな」
女将さんに渡された部屋の鍵は 父さんたちの隣の部屋で、念のために 部屋を開けておいてくれたようだった。折角下りてきた二人だけど もう一度 3階に戻り 僕たちも旅装を解くことにした。
どうせなら 皆でご飯を食べに行きたいなんて、そんな可愛いお願い 断れるわけないからね。
「それでは 僕はここで失礼します。今回の騒ぎに関しては 本当に申し訳ありませんでした」
「いやいや、結果として 前倒しで 次の町に来ることが出来たし、しっかり稼がせてもらったんだから 問題ないですよ。俺たちも 少々 浮かれてしまっていたという事にも気付きましたしね」
予想通り 夕方には グーダンの街に到着し、冒険者ギルドまで 直接乗りつけてくれたお陰で 人混みに揉まれることもなく来れた。
ノハシム冒険者ギルドのスタッフでもある 兎獣人の彼は 非常に恐縮しっぱなしで 最後にもう一度謝罪の言葉を述べて 戻って行った。
「さて、流石に今日来るとは思ってないだろうけど まずは合流したいね」
「じゃあ ギルドに寄るか」
それが一番手っ取り早いだろうという事で ギルドに入った。
グーダンのダンジョンは 人気のダンジョンだから 訪れる冒険者の数が多い、その為 このギルドは24時間営業を行っている。
ダンジョン内は広く、基本的には ダンジョン内での野営を行うから 戻ってくる時間もバラバラになる為である。
ダンジョン以外の依頼も勿論あるから 朝が込み合うのは 他の町と同じだけど、常に人がチラホラ居るというのも こうした人気ダンジョンのあるギルドらしい。
まずは 父さんたちの情報を聞く為に 受付に声をかけることにした。
「すみません、サマニアンズのリーダーですが、ノハシムのギルド職員の案内で昨日到着した親子の事で確認したいのですが」
「あぁ、聞いてます。念のため ギルドカードの確認をさせてください。
……ありがとうございます、サマニアンズの三名で 間違いないですね。
お二人は マルエル通りの 〔猪熊亭〕にお泊りですよ。皆様と合同でダンジョンに入ると伺っていますが 明日からでしょうか?」
カードで身分の確認をしてもらえたところで 宿の名前を教えてくれた。
〔猪熊亭〕なら 少し高級だけど 安全な宿だから 父さんが選んだのも良く分かる。
「いや、色々買い出しなんかも必要だから2~3日後になると思います。
入る日には 手続きに来ますので よろしくお願いします」
結局ノハシムでは 何も買えなかったからね、武器の手入れは ここを踏破したら 出さないとだね。
情報をくれた 受付嬢にお礼を言って 3人で〔猪熊亭〕を目指す。
ギルドに面する大通りを中央広場に向かって歩けば 太い道、細い道、幅の違う横道が数本ある。広場の3本手前の太い道は 料理屋が軒を連ねている。そろそろ夕飯時という事もあり 多くの人が店を軽く覗き見ながら歩いている。
僕たちは 広場の1本手前のすこし細い道に入る。
この通りは 宿屋が軒を連ねており、手前の道の料理屋、中央広場の屋台があるので 食堂が無い宿屋が多い。
食堂もある宿屋を選ぶなら ギルドに近い方に多く立ち並んでいる。
この通りにある宿屋は食事以外に こだわりがある宿が多い。
父さんたちが泊っている〔猪熊亭〕は 元金ランク冒険者が経営しているだけあって 防衛、防犯に優れているのと 各部屋に広い風呂があるのが有名だ。
他の宿は 一部屋が非常に広く大人数のパーティーでも同室が可能とか、逆に全部の部屋が個室しかないなど 少し値段は高くなるけど、一定の客層からは 人気のある宿が多い。
目的の宿を見つけて 扉を潜った時 愛おしい声が聞こえてきた。
「お兄ちゃんたちは 明日来れるかな、やっぱり明後日になっちゃうかな。
屋台もいっぱいあるけど お父さんと二人だけだと あんまり種類いっぱい食べれないね。それに やっぱり 大勢の方が楽しいし 美味しいよね」
「ははっ、そうじゃな。トンガたちなら……おぉ、もう着いたんか」
僕たちが一緒にいた方が美味しいとか 嬉しいこと言ってくれるよね。本当に こんな可愛い妹が出来るとか嬉しすぎるサプライズだったよね。
階段を下りる途中で 父さんが 僕たちに気付き、父さんの言葉で 僕たちに気付いたヴィオが 手摺を乗り越えて 飛び降りてきた。
えっえぇぇ~!
父さんも あまりの素早い動きに 手を伸ばした状態で固まってるし、僕も 落ちてくるヴィオを受け止めるのに集中しちゃったよ。
「ほんとに、ほんとにトンガお兄ちゃんだ! ルンガお兄ちゃんに クルトさんも!
まだ 時間がかかると思ったのに びっくり! おかえりなさい!」
上手に受け止めることが出来てホッとした 僕の顔を覗き込んで 嬉しそうにお帰りと言った後 ギュっと抱きしめてくれる。たった1日離れただけだったのに こんなに歓迎してもらえるとか 嬉しすぎる。
「ヴィオ、流石に飛び降りるのは危ないじゃろ、他の客がおらんかったから良かったものの 思わぬ怪我に繋がりかねんぞ」
「ごめんなさい、興奮し過ぎました」
階段を下りてきた父さんが ヴィオを叱る。うん、嬉しかったけど 僕もびっくりしたから 次は 普通にお出迎えをして欲しい。
叱られた理由も分かっているらしく 素直に謝るヴィオだから 同じ間違いはしないだろうけどね。
「おや、待ち人が来たんだね。随分早かったじゃないか」
「はい、予定より 随分早く調整して頂けましたので 先ほど到着したところです」
「そうかい、ヴィオちゃん 兄ちゃんたちに早く会えてよかったじゃないか。
あんた達も うちでいいのかい? 父ちゃんたちからは とりあえず風の日までで 予約をもらってるけど 別の宿にするかい?」
「あ、僕たちも部屋があれば 同じ日数でお願いしたいです」
「お前らが到着する日に合わせて 移動も考えとったが ここでええなら助かる」
女将さんに言われて 宿帳に 必要事項を記載していく。当初の予定だと 風の日に到着する予定だったもんね。あの後だから 僕たちとしてもヴィオには安全な宿で過ごしてほしいから この宿が良いと思う。
「早く来れたし とりあえず 明日と明後日は 買い物をしながら休養日って事にして 聖の日からダンジョンで良いんじゃないかな」
女将さんに渡された部屋の鍵は 父さんたちの隣の部屋で、念のために 部屋を開けておいてくれたようだった。折角下りてきた二人だけど もう一度 3階に戻り 僕たちも旅装を解くことにした。
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