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第九話 悪夢
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無期限の会合禁止の後、正式に合議に持ち込まれたサロンの一件で、親衛隊中心組織によるサロンは、金輪際、組織することを禁じられました。
しかし、この一件は、親衛隊の方々の僕へのさらなる敵視を煽りました。そもそも、サロンが公式に活動を認められていただけで、おにいさまの親衛隊は非公式の集団です。
花園の至高の薔薇を辱められたとして、僕を完全なる悪だと認めた親衛隊の方々は、根も葉もない悪評を流布し、あっという間に蔓延させました。
いわく、僕が公爵家の名を振りかざして教員を脅し、不正な成績を提出させただとか、男色の気があり、手あたり次第周囲を誑かして色欲に耽っているだとか。
果てには第四王子殿下を誑かして、自分に都合のいいように会長の権限を使わせているとか。
非の打ち所がないおにいさまを公爵家から不当に追い出そうとしているなどという、従来蔓延っていた噂とも相まって、ただでさえ低かった僕の評判は地に落ちました。
事実無根だと断言し、色眼鏡で見られることを承知でも、ユリウスさまや友人たちは僕に寄り添おうとしてくださいました。
しかし、僕のせいで、大事な友人たちまでもが好奇の視線にさらされるのは、どうしても我慢ならず、僕の方から泣く泣く距離を取りました。
ひとりで歩いていると、上級生の男子生徒の集団に「あの女好きな王子サマをオトした手管、俺たちにも教えてくれよ」などと言われ、空き教室に連れ込まれかけるなんてことが、週に一度ほどのペースで起こるようになりました。
錬成した魔鉱石を肌身離さず握り、いつでも防御魔法を使えるよう、備えるのが習慣になりました。しかし、常に警戒し続けると言うのは気力を大きく削ります。
ついには、寮の自室に、学外から入り込んだ不審者が侵入する事件まで起こりました。僕はその日から上手く眠れなくなりました。
一挙手一投足が、常に悪意や好奇でもって注目されます。足元を掬う隙を決して逃さないようにという、いっそ無邪気なまでの害意が、全身に纏わりついてやみませんでした。
自然と、食欲は消え失せました。人気のない場所を探そうとしても、誰かしらが僕に付き纏って離れないのです。学院内に、心を休められる場所はなくなりました。
おにいさまに、どう思われているだろうか。この考えが、常に、脳裏にこびりついて離れません。自覚ある行動を――おにいさまのこの一言は、どこまでも、真理をついていたのだと。
僕が大人しく身を引けば、全てが丸く収まる。ラヴィーナさまの言葉が、毎夜、悪夢となって、僕の浅い睡眠を苛みます。
ですが、この言葉に屈してしまえば最後、僕は挽回の機会を永久に失い、ラヴィーナさまたちの思う壺に嵌ってしまうことになります。
あと少し。おにいさまと、ラヴィーナさまが卒業なさるまでの辛抱だと、そう自分に言い聞かせました。中心人物さえいなくなれば、彼女ほどの求心力を持つ方は残らない筈なのです。
「本当、ここまで悪行が知れ渡っているのに、いつまで学院に居座るつもりなのかしら。学院の品格を貶めるだけ貶めて……わたくし、あの方と同じ空気を吸っていると言うだけで怖気が立ちますわ」
「厚顔無恥な方よね。思い上がりも甚だしい……」
「まあ、そうでなくては、金獅子の君を公爵家から追いやろうなんて思いませんわよ」
「あそこまで愚かだと目も当てられないわ。ラヴィーナさま、お可哀想に……あんな愚か者のせいで、これまで懸命に運営なさっていたサロンを潰されてしまわれて」
「王権の剣も堕ちたものですわね。気に入らない人間は公爵家の名を振りかざして迫害して……あの方が当主になどおなりになったら、イェントは末代に違いありませんことよ」
僕が廊下を歩いていると、最早声を潜めることもなく、散々な言いようの言葉があちこちから聞こえてきます。
気に入らない人間を迫害しているのは、果たしてどちらなのか。
僕を学院から追い出しさえすれば、イェントの当主には不適格だと世間に知らしめることができるからという思惑に違いないのです。
屈したくないというなけなしの意地と、こんなことはもう終わりにしたいという弱音に、ずっと板挟みでした。
そんな生活が三カ月ほど続いたある日、僕はついにベッドから起き上がれなくなりました。
登校してこなかったことを心配し、クラスの友人たちが様子を見に来てくださいました。
どうやら、少し額を触って一発で分かるほどの高熱を出してしまっていたようでした。
今までの無理が祟ったのだろうと、友人たちは医務室に僕を連れて行ってくださいました。
医務室で解熱剤と睡眠薬を貰い、何日か寝込みましたが、どうにも熱は下がりませんでした。
嫌な予感がしました。内臓の全てが悲鳴を上げるような痛みが、日に日に強くなっていくのです。
息を吸うだけで肺がめった刺しにされるような苦しみがやってきて、そこでようやく、発作がぶり返してしまったのだと、僕は自覚しました。
「げほ、ごほ……ッ、かひゅ、ヒッ、ヒュっ、ぁ、ハッ、おに、さま……おにい、さまっ」
発作を鎮めることができる方は、おにいさまの他に知りません。
朦朧とする意識で、どうにか体を引きずり、おにいさまがいらっしゃることをひたすら願いながら、おにいさまの教室へと向かいました。
「まあ、ご覧になって、あんなにフラフラと覚束ない歩き方……もしかして、授業にも出ずお酒など飲まれていたのかしら」
「お酒どころではないかもしれませんわよ、ほら、あの虚ろな目つき! もしや、ただならぬ薬でも……」
「なんてこと……ああ、おぞましい! 汚らわしい!」
もはや、どんな罵倒を浴びても、心が麻痺しきって、何も感じません。背後から、ひしひしと、死が忍び寄ってくる気配を感じてやみませんでした。
死神に追いつかれないようにという一心で、重たい足を前に進めました。
「に、さま……おに、さま……たすけ」
やっとの思いで、おにいさまの所属するクラスの教室の前に辿り着きました。
声を出すために少し息を吸うのもままならず、排水溝が詰まったような聞くに堪えない声が漏れ出します。
顎からしたたり落ちるのは、脂汗でしょうか、涙でしょうか。そんな些細な分別すらもつかないくらい、僕の神経はおかしくなっていました。
しかし、その声だけは、鮮明に、僕の耳を劈きました。
「もう、金輪際、その名前を……リエル・シャイデンの名を、俺のいる場で出さないでいただきたい! 気分が悪い……っ!」
耳鳴りがして、一瞬、全ての音が耳に入らなくなりました。
常に冷静沈着で寡黙なおにいさまが、そうまで感情を露わにし、声を荒げるところを、僕は今までに見たことがありませんでした。
ああ、でも。それも、そうか。だって、僕の噂は、きっと、学院じゅうに知れ渡っています。
おにいさまだって、僕が生徒たちからどのように評されているか、当然ご存知のはず。
気分が悪い。僕の名前を聞くだけで。おにいさまにとって、僕は、そこまで。
「ふっ、ヒっ、くふ、ふふふっ……ごぷ、こほ、けほッ、カハ……っ」
蹲り、腹を抱え、全身の痙攣に任せて、おのずと笑いました。
その拍子に大きく息を吸って、いやに乾いた咳が出て……びしゃりと、目の前の床に、真っ赤なしじまが広がりました。
僕は、そのまま、平衡感覚を失い、床に倒れ込みました。擦り切れるように明滅する視界をぼんやりと見つめていれば、次第に、末端の感覚が消えていきました。
口から溢れる喀血は止まりません。このまま死ぬのかなと、他人事のように思いました。
それでもよかったからです。おにいさまに救われた命ですから、おにいさまに見放された時点で、もう終わりなのです。自明の理でした。
何にせよ、これでもう、終わる。ふわふわと浮かぶような心地のなか、純粋な安堵が脳内を満たして、僕の意識は呆気なく途切れたのでした。
しかし、この一件は、親衛隊の方々の僕へのさらなる敵視を煽りました。そもそも、サロンが公式に活動を認められていただけで、おにいさまの親衛隊は非公式の集団です。
花園の至高の薔薇を辱められたとして、僕を完全なる悪だと認めた親衛隊の方々は、根も葉もない悪評を流布し、あっという間に蔓延させました。
いわく、僕が公爵家の名を振りかざして教員を脅し、不正な成績を提出させただとか、男色の気があり、手あたり次第周囲を誑かして色欲に耽っているだとか。
果てには第四王子殿下を誑かして、自分に都合のいいように会長の権限を使わせているとか。
非の打ち所がないおにいさまを公爵家から不当に追い出そうとしているなどという、従来蔓延っていた噂とも相まって、ただでさえ低かった僕の評判は地に落ちました。
事実無根だと断言し、色眼鏡で見られることを承知でも、ユリウスさまや友人たちは僕に寄り添おうとしてくださいました。
しかし、僕のせいで、大事な友人たちまでもが好奇の視線にさらされるのは、どうしても我慢ならず、僕の方から泣く泣く距離を取りました。
ひとりで歩いていると、上級生の男子生徒の集団に「あの女好きな王子サマをオトした手管、俺たちにも教えてくれよ」などと言われ、空き教室に連れ込まれかけるなんてことが、週に一度ほどのペースで起こるようになりました。
錬成した魔鉱石を肌身離さず握り、いつでも防御魔法を使えるよう、備えるのが習慣になりました。しかし、常に警戒し続けると言うのは気力を大きく削ります。
ついには、寮の自室に、学外から入り込んだ不審者が侵入する事件まで起こりました。僕はその日から上手く眠れなくなりました。
一挙手一投足が、常に悪意や好奇でもって注目されます。足元を掬う隙を決して逃さないようにという、いっそ無邪気なまでの害意が、全身に纏わりついてやみませんでした。
自然と、食欲は消え失せました。人気のない場所を探そうとしても、誰かしらが僕に付き纏って離れないのです。学院内に、心を休められる場所はなくなりました。
おにいさまに、どう思われているだろうか。この考えが、常に、脳裏にこびりついて離れません。自覚ある行動を――おにいさまのこの一言は、どこまでも、真理をついていたのだと。
僕が大人しく身を引けば、全てが丸く収まる。ラヴィーナさまの言葉が、毎夜、悪夢となって、僕の浅い睡眠を苛みます。
ですが、この言葉に屈してしまえば最後、僕は挽回の機会を永久に失い、ラヴィーナさまたちの思う壺に嵌ってしまうことになります。
あと少し。おにいさまと、ラヴィーナさまが卒業なさるまでの辛抱だと、そう自分に言い聞かせました。中心人物さえいなくなれば、彼女ほどの求心力を持つ方は残らない筈なのです。
「本当、ここまで悪行が知れ渡っているのに、いつまで学院に居座るつもりなのかしら。学院の品格を貶めるだけ貶めて……わたくし、あの方と同じ空気を吸っていると言うだけで怖気が立ちますわ」
「厚顔無恥な方よね。思い上がりも甚だしい……」
「まあ、そうでなくては、金獅子の君を公爵家から追いやろうなんて思いませんわよ」
「あそこまで愚かだと目も当てられないわ。ラヴィーナさま、お可哀想に……あんな愚か者のせいで、これまで懸命に運営なさっていたサロンを潰されてしまわれて」
「王権の剣も堕ちたものですわね。気に入らない人間は公爵家の名を振りかざして迫害して……あの方が当主になどおなりになったら、イェントは末代に違いありませんことよ」
僕が廊下を歩いていると、最早声を潜めることもなく、散々な言いようの言葉があちこちから聞こえてきます。
気に入らない人間を迫害しているのは、果たしてどちらなのか。
僕を学院から追い出しさえすれば、イェントの当主には不適格だと世間に知らしめることができるからという思惑に違いないのです。
屈したくないというなけなしの意地と、こんなことはもう終わりにしたいという弱音に、ずっと板挟みでした。
そんな生活が三カ月ほど続いたある日、僕はついにベッドから起き上がれなくなりました。
登校してこなかったことを心配し、クラスの友人たちが様子を見に来てくださいました。
どうやら、少し額を触って一発で分かるほどの高熱を出してしまっていたようでした。
今までの無理が祟ったのだろうと、友人たちは医務室に僕を連れて行ってくださいました。
医務室で解熱剤と睡眠薬を貰い、何日か寝込みましたが、どうにも熱は下がりませんでした。
嫌な予感がしました。内臓の全てが悲鳴を上げるような痛みが、日に日に強くなっていくのです。
息を吸うだけで肺がめった刺しにされるような苦しみがやってきて、そこでようやく、発作がぶり返してしまったのだと、僕は自覚しました。
「げほ、ごほ……ッ、かひゅ、ヒッ、ヒュっ、ぁ、ハッ、おに、さま……おにい、さまっ」
発作を鎮めることができる方は、おにいさまの他に知りません。
朦朧とする意識で、どうにか体を引きずり、おにいさまがいらっしゃることをひたすら願いながら、おにいさまの教室へと向かいました。
「まあ、ご覧になって、あんなにフラフラと覚束ない歩き方……もしかして、授業にも出ずお酒など飲まれていたのかしら」
「お酒どころではないかもしれませんわよ、ほら、あの虚ろな目つき! もしや、ただならぬ薬でも……」
「なんてこと……ああ、おぞましい! 汚らわしい!」
もはや、どんな罵倒を浴びても、心が麻痺しきって、何も感じません。背後から、ひしひしと、死が忍び寄ってくる気配を感じてやみませんでした。
死神に追いつかれないようにという一心で、重たい足を前に進めました。
「に、さま……おに、さま……たすけ」
やっとの思いで、おにいさまの所属するクラスの教室の前に辿り着きました。
声を出すために少し息を吸うのもままならず、排水溝が詰まったような聞くに堪えない声が漏れ出します。
顎からしたたり落ちるのは、脂汗でしょうか、涙でしょうか。そんな些細な分別すらもつかないくらい、僕の神経はおかしくなっていました。
しかし、その声だけは、鮮明に、僕の耳を劈きました。
「もう、金輪際、その名前を……リエル・シャイデンの名を、俺のいる場で出さないでいただきたい! 気分が悪い……っ!」
耳鳴りがして、一瞬、全ての音が耳に入らなくなりました。
常に冷静沈着で寡黙なおにいさまが、そうまで感情を露わにし、声を荒げるところを、僕は今までに見たことがありませんでした。
ああ、でも。それも、そうか。だって、僕の噂は、きっと、学院じゅうに知れ渡っています。
おにいさまだって、僕が生徒たちからどのように評されているか、当然ご存知のはず。
気分が悪い。僕の名前を聞くだけで。おにいさまにとって、僕は、そこまで。
「ふっ、ヒっ、くふ、ふふふっ……ごぷ、こほ、けほッ、カハ……っ」
蹲り、腹を抱え、全身の痙攣に任せて、おのずと笑いました。
その拍子に大きく息を吸って、いやに乾いた咳が出て……びしゃりと、目の前の床に、真っ赤なしじまが広がりました。
僕は、そのまま、平衡感覚を失い、床に倒れ込みました。擦り切れるように明滅する視界をぼんやりと見つめていれば、次第に、末端の感覚が消えていきました。
口から溢れる喀血は止まりません。このまま死ぬのかなと、他人事のように思いました。
それでもよかったからです。おにいさまに救われた命ですから、おにいさまに見放された時点で、もう終わりなのです。自明の理でした。
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