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第二十二話 魅力
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とりあえず、押し倒す。バスローブを羽織り、魔法で髪を乾かしながら悶々と考えます。
そのとりあえずに至るまでが未知なのです。そもそも、おにいさまが僕のどういうところを性的魅力として捉えていらっしゃるのかも分かりません。
逆に、考えてみましょう。僕が、具体的におにいさまのどういうところを見たらドキドキするのか。
まずは……手、でしょうか。おにいさまの手は、僕の苦痛をあっという間に消し去ってくださる、奇跡の象徴。
凛々しく骨ばっていて、僕の顔を覆ってしまうほど大きく、たゆまぬ鍛錬の証である剣ダコが膨らんでいて、その感触を味わうだけで脳の奥がとろけるような心地になります。無骨さと優美さという、相反する要素を同時に成立させる、絶妙に魅惑的な手なのです。
そして、次には、鍛え上げられ、どこまでも無駄をそぎ落としたその肢体。均整の取れた筋骨は惚れ惚れするほどに仕上がり切っていて、おにいさまの生命力がその皮膚の下に躍動しているものと思うと、想像しただけでうっとりしてしまいます。
とどめには、我が国の老若男女問わず虜にしてしまうほどの、涼やかな色気に溢れた怜悧な美貌です。おにいさまのご尊顔には、見るものを圧倒させる迫力があり、一度目にしたら、鮮明に脳裏に焼き付いて、簡単には離れません。
一言で述べるならば、圧倒的。誰がどう見ても、多少なりとも差はあれ、魅力を感じずにはいられない――そんな強制力こそが、おにいさまの魅力なのです。
考えれば考えるほどわからなくなってきました。だって、僕が魅力的だと思うおにいさまの特徴は、実に普遍的です。言ってしまえば、ありきたりなのです。だからこそ、おにいさまは万人から支持を受ける、文句のつけようもない美男なのでしょう。
そんなありきたりで、分かりやすい魅力が、僕にありましょうか。答えは否です。
「直接、聞いてみるしか、ないか……」
自分の美徳として思いつくものとしては、根気強さと、おにいさまのためなら何でもできるという自負だけです。人よりも時間はかかるかもしれませんが、確実にモノにしてみせるという覚悟なら人一倍です。
髪を乾かし終え、おにいさまに浴室を譲ります。部屋に一人待機というところ、僕はひとまずトイレに入り、初夜におにいさまが使った洗浄の魔法を再現しようと試みました。
魔力の流れはある程度覚えています。他人に使うよりも、自分に使う方がまだ容易いはず。
「……っ、は、ぅ」
想定通り、案外簡単に魔法は発動しました。しかし、おにいさまに使って頂いた時は、おにいさまが僕の気を逸らすように僕の身体を触ってくださっていたことを思い出し、若干の後悔が押し寄せます。
ひとりでこの感覚に耐えるというのも、それはそれで恥がわしくてたまりません。せっかく入浴したばかりなのに、冷や汗がドッと吹き出しました。
喉の奥をクツクツと震わせ、しばらくの間、蹲って耐え忍びました。魔法の効果がおさまり、ほうぼうの体でトイレから出れば、時間にして五分程が経っていました。
今しがたかいてしまった汗をササッとタオルで拭きとり、愛用のボディミストを空中に噴霧し、くぐります。そして、落ち着かない気分で、ベッドに腰掛け、おにいさまの入浴が終わるのをジッと待機しました。
そう間もなくして、おにいさまは浴室から出ていらっしゃいました。リラックスしておいでか、いつもよりもどこかあどけない雰囲気を纏って、滴るような色気を振り撒いていらっしゃいます。
たちまち、鼓動が高鳴ります。僕は生唾を飲みながら覚悟を決めて立ち上がり、おにいさまの前に立ちはだかりました。
「リエル? すまない、何か不手際があっただろうか」
「っ、あの、おにいさま……」
「は……」
気恥ずかしさから、どうしてもおにいさまから目を逸らしたくなって、少しばかり俯きつつ、羽織っていたバスローブを床に落としました。
入浴を済ませてからは、下着もつけていません。バスローブの下は、一糸まとわぬ裸一貫。僕からしたら、取り柄など何もないように思える、この身体から、おにいさまが何か見出してくださるのかどうか。
「え、ぁ、リエ、ル……っ?」
「忘れられなくて……おにいさまと、その、繋がって、たくさん、愛していただいた時間が」
「ヒュ……」
「僕たち、ゆくゆくは、夫婦? に、なるのですよね? だから、不道徳には、当たらないと、思うのですが……王都に帰ったら、そういう時間を取るのも、難しくなるのではないかと、切なくなってしまって」
「まっ、待って、リエル……」
「……それとも、あのように愛していただけるのは、あの夜限りだったのでしょうか。おにいさまは、僕の身体の、どこが良いとお思いになって、僕を抱いてくださったのでしょう……僕、おにいさまに、その気になっていただけるよう、精進いたします。どうか、教えて頂けませんか……?」
おにいさまは、みるみる、顔色から血の気が引いていっておられました。やっぱり、あの夜は、たまたま幸運に恵まれただけだったのかと、冷たい落胆が広がっていきます。
僕みたいな貧相な男の身体に食指を動かせという方が酷な話だったのでしょう。ならば、せめて、後ろの穴の具合を良くして、おにいさまの性処理くらいは出来るように、色々と頑張ってみるしかありませんね。
そうすれば、とりあえず押し倒すというユリウスさまのアドバイスを活かせるかもしれません。いい考えのような気がしてきました。こういった根気のいる努力は得意ですから。
「もうしわけありません、おにいさま……僕、ひどく思い上がっていました。僕なんかの身体に性的魅力があるなんて、勘違いも甚だしい話でした。でも、僕――せめて、この身体で、おにいさまにご奉仕できるようになります。たくさん、練習します。成婚までに、おにいさまにご満足いただけるようになってみせますから……!」
だから、もし、気が向いた時は、おにいさまの発散に、僕の身体を使ってもらえたら、嬉しい。おにいさまはスッキリして、僕は満たされる。なんということか、一石二鳥です。
今一度、僕は顔を上げて、おにいさまの顔を真っ直ぐと見つめました。すると、おにいさまはガシリと僕の肩を掴み、そぎ落としたような無表情で、キッと見つめ返してくださいます。
「練習とは、どうやって」
「へ……?」
「俺に奉仕する練習を、誰と、どうやってするおつもりか」
「え、と……それは、その」
口走ってから何ですが、言われてみれば、どうやって練習すればいいのでしょう。知識のない僕が一人でやみくもに自分の身体をどうこうしても仕方のない話です。
またもや恥を忍んでユリウスさまに聞いてみましょうか。それとも、高級娼館からプロを呼んで手ほどきをしていただくか……それくらいしか思いつきません。
「俺を練習台にしてくれ」
「はぇ……?」
「どうすれば俺が満足するのかを一番知っているのは俺だ。そうだろう」
「あぁ、確かに……! あ、いや、でも」
「頼む、練習台になりたいんだ。あなたの全てを味わいたい。片時も、他の誰かに譲ってたまるものか」
なんだか、本末転倒なようにも、結局最初の目的は果たせているので、回り回って首尾一貫なようにも思えて、おかしな気持ちです。チグハグですが、どうあれおにいさまのお言葉は、僕のちんけな煩悶をあっという間に薙ぎ払ってしまうのでした。
「それじゃあ……おにいさま、今から、練習台になってくださいませんか? 僕のこと、誰よりも、おにいさまに満足していただける身体にしてください……♡」
「……すまない、やっぱり今すぐ逃げてくれ。あなたの全てが俺には刺激的すぎる。これでは練習台どころか、あなたを抱き潰してしまう……っ」
「……! え、えと。その、喜んで……♡」
ブチッと、何かが勢いよく引きちぎれるような音がしました。そして、たちまち、天地がひっくり返り、僕は押し付けられるようにして、ベッドに押し倒されていたのでした。
そのとりあえずに至るまでが未知なのです。そもそも、おにいさまが僕のどういうところを性的魅力として捉えていらっしゃるのかも分かりません。
逆に、考えてみましょう。僕が、具体的におにいさまのどういうところを見たらドキドキするのか。
まずは……手、でしょうか。おにいさまの手は、僕の苦痛をあっという間に消し去ってくださる、奇跡の象徴。
凛々しく骨ばっていて、僕の顔を覆ってしまうほど大きく、たゆまぬ鍛錬の証である剣ダコが膨らんでいて、その感触を味わうだけで脳の奥がとろけるような心地になります。無骨さと優美さという、相反する要素を同時に成立させる、絶妙に魅惑的な手なのです。
そして、次には、鍛え上げられ、どこまでも無駄をそぎ落としたその肢体。均整の取れた筋骨は惚れ惚れするほどに仕上がり切っていて、おにいさまの生命力がその皮膚の下に躍動しているものと思うと、想像しただけでうっとりしてしまいます。
とどめには、我が国の老若男女問わず虜にしてしまうほどの、涼やかな色気に溢れた怜悧な美貌です。おにいさまのご尊顔には、見るものを圧倒させる迫力があり、一度目にしたら、鮮明に脳裏に焼き付いて、簡単には離れません。
一言で述べるならば、圧倒的。誰がどう見ても、多少なりとも差はあれ、魅力を感じずにはいられない――そんな強制力こそが、おにいさまの魅力なのです。
考えれば考えるほどわからなくなってきました。だって、僕が魅力的だと思うおにいさまの特徴は、実に普遍的です。言ってしまえば、ありきたりなのです。だからこそ、おにいさまは万人から支持を受ける、文句のつけようもない美男なのでしょう。
そんなありきたりで、分かりやすい魅力が、僕にありましょうか。答えは否です。
「直接、聞いてみるしか、ないか……」
自分の美徳として思いつくものとしては、根気強さと、おにいさまのためなら何でもできるという自負だけです。人よりも時間はかかるかもしれませんが、確実にモノにしてみせるという覚悟なら人一倍です。
髪を乾かし終え、おにいさまに浴室を譲ります。部屋に一人待機というところ、僕はひとまずトイレに入り、初夜におにいさまが使った洗浄の魔法を再現しようと試みました。
魔力の流れはある程度覚えています。他人に使うよりも、自分に使う方がまだ容易いはず。
「……っ、は、ぅ」
想定通り、案外簡単に魔法は発動しました。しかし、おにいさまに使って頂いた時は、おにいさまが僕の気を逸らすように僕の身体を触ってくださっていたことを思い出し、若干の後悔が押し寄せます。
ひとりでこの感覚に耐えるというのも、それはそれで恥がわしくてたまりません。せっかく入浴したばかりなのに、冷や汗がドッと吹き出しました。
喉の奥をクツクツと震わせ、しばらくの間、蹲って耐え忍びました。魔法の効果がおさまり、ほうぼうの体でトイレから出れば、時間にして五分程が経っていました。
今しがたかいてしまった汗をササッとタオルで拭きとり、愛用のボディミストを空中に噴霧し、くぐります。そして、落ち着かない気分で、ベッドに腰掛け、おにいさまの入浴が終わるのをジッと待機しました。
そう間もなくして、おにいさまは浴室から出ていらっしゃいました。リラックスしておいでか、いつもよりもどこかあどけない雰囲気を纏って、滴るような色気を振り撒いていらっしゃいます。
たちまち、鼓動が高鳴ります。僕は生唾を飲みながら覚悟を決めて立ち上がり、おにいさまの前に立ちはだかりました。
「リエル? すまない、何か不手際があっただろうか」
「っ、あの、おにいさま……」
「は……」
気恥ずかしさから、どうしてもおにいさまから目を逸らしたくなって、少しばかり俯きつつ、羽織っていたバスローブを床に落としました。
入浴を済ませてからは、下着もつけていません。バスローブの下は、一糸まとわぬ裸一貫。僕からしたら、取り柄など何もないように思える、この身体から、おにいさまが何か見出してくださるのかどうか。
「え、ぁ、リエ、ル……っ?」
「忘れられなくて……おにいさまと、その、繋がって、たくさん、愛していただいた時間が」
「ヒュ……」
「僕たち、ゆくゆくは、夫婦? に、なるのですよね? だから、不道徳には、当たらないと、思うのですが……王都に帰ったら、そういう時間を取るのも、難しくなるのではないかと、切なくなってしまって」
「まっ、待って、リエル……」
「……それとも、あのように愛していただけるのは、あの夜限りだったのでしょうか。おにいさまは、僕の身体の、どこが良いとお思いになって、僕を抱いてくださったのでしょう……僕、おにいさまに、その気になっていただけるよう、精進いたします。どうか、教えて頂けませんか……?」
おにいさまは、みるみる、顔色から血の気が引いていっておられました。やっぱり、あの夜は、たまたま幸運に恵まれただけだったのかと、冷たい落胆が広がっていきます。
僕みたいな貧相な男の身体に食指を動かせという方が酷な話だったのでしょう。ならば、せめて、後ろの穴の具合を良くして、おにいさまの性処理くらいは出来るように、色々と頑張ってみるしかありませんね。
そうすれば、とりあえず押し倒すというユリウスさまのアドバイスを活かせるかもしれません。いい考えのような気がしてきました。こういった根気のいる努力は得意ですから。
「もうしわけありません、おにいさま……僕、ひどく思い上がっていました。僕なんかの身体に性的魅力があるなんて、勘違いも甚だしい話でした。でも、僕――せめて、この身体で、おにいさまにご奉仕できるようになります。たくさん、練習します。成婚までに、おにいさまにご満足いただけるようになってみせますから……!」
だから、もし、気が向いた時は、おにいさまの発散に、僕の身体を使ってもらえたら、嬉しい。おにいさまはスッキリして、僕は満たされる。なんということか、一石二鳥です。
今一度、僕は顔を上げて、おにいさまの顔を真っ直ぐと見つめました。すると、おにいさまはガシリと僕の肩を掴み、そぎ落としたような無表情で、キッと見つめ返してくださいます。
「練習とは、どうやって」
「へ……?」
「俺に奉仕する練習を、誰と、どうやってするおつもりか」
「え、と……それは、その」
口走ってから何ですが、言われてみれば、どうやって練習すればいいのでしょう。知識のない僕が一人でやみくもに自分の身体をどうこうしても仕方のない話です。
またもや恥を忍んでユリウスさまに聞いてみましょうか。それとも、高級娼館からプロを呼んで手ほどきをしていただくか……それくらいしか思いつきません。
「俺を練習台にしてくれ」
「はぇ……?」
「どうすれば俺が満足するのかを一番知っているのは俺だ。そうだろう」
「あぁ、確かに……! あ、いや、でも」
「頼む、練習台になりたいんだ。あなたの全てを味わいたい。片時も、他の誰かに譲ってたまるものか」
なんだか、本末転倒なようにも、結局最初の目的は果たせているので、回り回って首尾一貫なようにも思えて、おかしな気持ちです。チグハグですが、どうあれおにいさまのお言葉は、僕のちんけな煩悶をあっという間に薙ぎ払ってしまうのでした。
「それじゃあ……おにいさま、今から、練習台になってくださいませんか? 僕のこと、誰よりも、おにいさまに満足していただける身体にしてください……♡」
「……すまない、やっぱり今すぐ逃げてくれ。あなたの全てが俺には刺激的すぎる。これでは練習台どころか、あなたを抱き潰してしまう……っ」
「……! え、えと。その、喜んで……♡」
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