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貪られる♡
しおりを挟むキスから始まるともう桜也の手は止まらなかった。軽いキス等一度も無い。櫻子の口内に押し入る舌は、苦しくなる程暴れ回る。鼻で息をしようにも余裕を与えない、僅かに隙間が開く口から呼吸をしようにも、直ぐに塞がれる。スェットの裾から桜也の手は上に行き、ブラのホックも簡単に外されてしまった。
「………はぁ……お……う……や……」
「………さく………ら………」
キスを交わし、お互いの名前を呼び合う。お互いを求めてしまう。櫻子の足元にグラスの破片があり、それを桜也は踏み付けた。
パリンッ。
スリッパ越しの為痛くはないが、その時風呂が沸いたという音声が、2人に知らせる。
「…………風呂行くぞ」
「………………」
櫻子は気恥ずかしさで頷く。抱き抱えられた櫻子だが、その時に上半身ははぎ取られ脱ぎ捨てられた。しかも、器用に抱き抱える状態で桜也によって、下半身迄脱がされる。
「…………え?」
「………何だ?………時間が惜しいからな」
櫻子は小柄な体型ではないのに、まるで赤子扱い。簡単に脱ぎ着しやすいスェットではあるが、それでも抱き抱えられながら、脱がされるとは思わなかったので、驚きを隠せない。
「何なら、このまま突っ込んで入っても構わないが?」
「!!……い、いえ…………そ、それは流石に……」
慌てる様子で断る櫻子に桜也は笑みを見せる。冗談だったと直ぐに気が付くが、これがこの日まともに会話する言葉になるとは櫻子は思わなかった。
脱衣所でキスをしながら、スーツを脱ぐ桜也。逃げられない様に櫻子を壁側に押しやり、全裸になり櫻子をまだ曇っていない鏡の前に立たせると、シャワーで身体を濡らし、後ろからボディーソープを手で櫻子を洗いに入る。桜也に無言で洗われ、まだ曇っていない鏡の全裸の姿に顔を俯かせる櫻子だが、直ぐに顔を上げさせられた。徐々に曇る鏡。ホッとしたのも束の間、片足を持ち上げられ、桜也の手は下半身に移動する。背には既に硬い屹立が当たる。これから起こる事を予想させられる。
くちゅくちゅ、と指を蜜口撫でられ、芽を手のひらでグリグリとされる。甘い声が漏れるが、バスルームに響く声は部屋で聞くのとは違い卑猥だった。櫻子は蜜口から蜜も出ている事も分かっているし、桜也も分かっている筈。だが中にはまだ指は入らない。
「…………あっ……んっ」
背後から屹立が滑り込む。まだ入らなかったが桜也の杭が、蜜口を擦り始めた。
「ああっ……」
桜也は擦り始めると、鏡の曇りをお湯を掛け、見えるように櫻子の姿を晒す。蕾と蜜口が杭に擦られシャワーは出しっぱなしになった為、櫻子のやらしく溶けた顔と、揉まれて勃ってしまった胸の蕾、擦られて蜜とボディーソープが混ざった卑猥な部分が見えてしまい、顔を逸らす。桜也の目線は、櫻子の姿を全部捕らえている。
ぐちゅ。
「はぁっ……ん………やぁ………」
杭を蕾に押し付けイジられる。それによりドロッと蜜口から蜜が垂れ、桜也の杭を掛かる。まだ解されてはいない蜜口。だが受入れる準備は出来てしまった様だ。櫻子にまとっていたボディーソープの泡を桜也は杭に塗ると、足を持ち上げたまま、櫻子の中に突き入る。
「ああっ!………んんんっ!!」
だが、入ったままで足を持っていた手で蕾を捏ねる桜也。片手は顔を逸らす櫻子の顔を鏡に見せる。
「……………見てろ」
ゾクッ。
耳元で低く囁く桜也。
「俺が入った姿から目を逸らすな」
命令口調で、怖い言葉ではあるが、熱を帯びた目の桜也にゾクゾクする櫻子。卑猥な場所を見ると、途端に蜜が桜也の杭を誘う様に溢れ出す。
「ああっ………見な………い………で………」
「……………」
無言の桜也だが、鏡越しで『俺を見ていろ』と言われた様な気がして、桜也の目を見つめた櫻子。鏡越しで目が合うと、桜也の手は早まる。
「あっ…………ま………て……激し………」
蕾の触る指が激しくて、離そうと櫻子は桜也の手に触れる。足は解けない為、体制も変えられない。すると、手は離れるが腰の動きが始まった。後ろから突き上げられるような激しく動く腰に、櫻子は鏡に両手を着くしかなかった。両手を着くと、櫻子の腰を抱え、じゅぶ、じゅぶ、とシャワー意外の音が響く。
「はぁ………はぁ……」
頭上からは桜也の息遣い。櫻子の喘ぎ声で聞き取り難いが、桜也も気持ちいいのだろうと伝わってくる。
「…………ああっ……桜………也……」
名前を呼ぶと、櫻子の蜜壁は桜也の杭を締め付けた。
「くっ!」
「!!…………ああああっん……」
桜也の熱が身体中に広がる。ゾクゾクとし身体が震え、この熱が心の隙間を埋めてくれるような気がした櫻子。
桜也が櫻子から出ると、後ろから抱き締め、首筋に痛みを与えた。それがキスマークだと分かると、櫻子は振り返る。櫻子は桜也の胸に顔を埋め、抱き締め返した。
「俺も身体洗うから、湯船入ってろ」
促されるまま、櫻子は湯船に浸かる。桜也の背は極道にありそうな入れ墨は無い。気にはなったが、必ず入れ墨があるとは限らないのかもしれない。ぼ~っと桜也の背を眺めていた櫻子。
「うわっ!」
「髪洗ってやる」
目線に気が付いたのか、忘れていたのか櫻子が髪を洗っていない事を思い出したのか、シャワーが櫻子の頭から掛けられた。
「頭だけこっちに出せ」
「……………乱暴ですね」
「…………シャンプーが口に入るぞ」
「…………」
会話が出来ない。髪を洗われ、トリートメントもされると、桜也も湯船に入った。2人が密着しなければ入れない浴槽に仕方なくまた抱き締められるように湯船に入る2人。
櫻子の腰には再び、桜也の屹立が当たる。先程から時間も経っていないのに、まだ元気な様だった。
すると、桜也の手は再び蜜口に滑り込み、今度は中に指が入る。
「んあっ……お湯……入るっ!」
「………………気にするな……お湯が入る前に、蜜でいっぱいになる」
ゾクッ。
想像してしまった。現にお湯が入る感触はない。寧ろ白濁が掻き出され、蜜がどんどん櫻子から出て行くからだ。
「ほらな?」
「ああっ……はぁっ………んんっ」
バスルームでの2回戦が始まろうとしていた。
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