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しおりを挟む「声、我慢するんじゃねぇよ」
麗禾はこれ以上、晄に声を聞かせたくなかった。出すとすれば嫌か抜いてばかりで、晄を苛つかせている。
「また唇噛みやがって………噛むなら俺の指咥えてろ!フェラも覚えて貰うからな………」
「んぐっ…………っ!」
晄は仰向けにさせた麗禾を膝に乗せ、律動はゆっくりだが、陰核を頻りに攻めていた。激しくすると、麗禾はまだ晄に付いてこれず、意識を飛ばし始めたからだった。
「んあぁぁ、あ……ぁぁ………」
「そうだよ、聞かせろ………エロい声をよ……そんでもって、中に射精して、て強請れ」
「い…………い……や……」
「…………ちっ!…………じゃ、こうすると如何なる?お前は…………」
「んんぁぁぁ………や……やぁ………っ!」
晄の指が麗禾の口から外れ、首を振る麗禾。只でさえ、杭で圧迫されているのに、晄の指が挿入され、陰核を膣内から挟まれて、麗禾は悶えた。
「潮吹きもそろそろ見せやがれ!」
「あぁぁぁぁぁぁぁぁっ…………あ………ぁぁ……」
もう、何度絶頂を迎えたか分からない。常に、晄が膣内に居て、体位を返させられて、イカされていて、拒否する体力ももう残ってはいないのだ。
「やれば出来るじゃねぇか………じゃ、そろそろアレ使うか…………」
アレ、とは何なのか分からないが、晄は麗禾をベットに残し、ベットから離れた。
---に……逃げな………っ!
「たく…………落ちるぞ……逃がしゃしねぇって言っただろうが」
まさか、手にも力が入らなくなっているとは思わなかった。身体を起こし、ベットの脇に移動しようとしたが、肘が伸びず、力が出ない。下手したら、ベットから落ちていた。
其処に戻って来たのが晄なのは、幸か不幸か。
「逃げるなら、ベットと繋げるぞ?女を拘束すんのだって、俺は平気でやるぞ?…………セックスの楽しみ方としてな………」
確かにそう言っていたのは覚えがあるが、今の麗禾には難易度が高いだろう。
「でも、まぁ………それは後々の楽しみにさせて貰うとして、良いもん持って来てやったぞ」
「っ!」
晄が手にしているのはテープとローターだった。それ以外にも麗禾が見た事の無い器具数点。
「や………」
「嫌じゃねぇ…………これからは、嬉しいとか言える様にしてやる」
晄は麗禾の背後に回り、再び麗禾の膣内に挿入ると、足を開かせてローターを陰核に当てた。
「ひぃうっ!…………や………止め………これ嫌………」
「気持ち良くしてやってんだ、嫌じゃねぇ………クリはローターに任せて、俺は乳首を今から可愛がってやるからよ…………自分で腰動かせる様になる筈だ。俺はその拙い腰付きを暫く楽しませて貰うぞ」
徐々に、触れてくる性感帯を増やされている。
胸は後回し、と言っていた事も強ち間違いではなかった。欲しい物は最初に食い、蝕んでいきながら、弱らせていく晄。捕食者として、圧し折った急所を食べてから味わっていくのを好むのだろうか。
じわじわと食べられているとは思えない。
「Dか?…………Eだな………弾力も好みだ………脱がせてみなきゃ、食えねぇよな………」
「あ………んっ…………ふっ………」
「麗禾…………エロいな………良いぞ……」
項を強く吸われていく。幾つも幾つも、何回か吸われた時、晄は麗禾の耳を舌で愛撫も始めた。甘噛みされ、ピチャピチャと唾液が塗り込まれ、晄とのキスを想像させる。
「ひゃ………も………や……」
「麗禾…………舌出せ……」
「…………だ、駄………んふっ…………」
頭を包み込まれながら、顔を横にさせられ、唇迄貪られては、全身が溶けてしまう。いつしか下腹部を締め付けていて、次第に晄の腰は貪りたかったのか、律動を始めていた。
そのまま、うつ伏せにさせられ、ガツガツと突かれる。ダイニングの時と、寝室に入った時以降、暫く律動が無かったのは、只の休憩だった、と思える程激しく突かれた。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
「おら、イカせてやる!イキたいんだろ?締め付けて来たから、ちゃんと応えてやらなきゃな!」
「嫌っ!…………もう………来ない………で……下さ………ひぃぃっぅ!」
「アナルもヒクついてんな…………ちゃんと待ってろ…………少しずつ教えてやる………」
気が付けば、寝室に掛けられていた時計の針は夜中の2時。晄のマンションに来たのが20時頃で、逃げ惑っていたのが、21時半だ。それから貪り始められて今迄、晄が麗禾の中に居た事になる。痛みは遠に消えていて、出血した残骸も上塗りされて、肌には血の痕は消されていた。
その代わり残されたのは、麗禾の愛液と晄の精液、付けられたキスマークが卑猥に点在している。
流石に声も枯れてきていて、乾いた喘ぎ声しか出なくなっていた。
晄が熱を注いだ直後、麗禾は力尽きて意識を飛ばしたのは言うまでもない。
「…………体力無ぇな………ま、声枯れてたし、水でも持ってきてやるか」
晄に毛布を掛けられた麗禾に、動ける体力も無いので、手錠は外されたのは、晄も本意では無かったかもしれない。涙で充血した頬を擦り、寝室を出て行ったのを、麗禾は夢現で感じたのだった。
---あんな………の………優しい……なんて……絶対に………思わな………い………
これが、暫しの安息となったのだが、そのまま眠ってしまった方が良かったのかもしれない。
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