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宿題。
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その日の夜・・・
晩御飯の用意も終わって宿題を進めてるのは私、美都。
要さんが帰ってくるまで頑張って宿題を進めてる。
美都「えーっと・・・今日食べたケーキは十種類あったけど、全部甘いやつだった。・・・せっかく『恋人同士』って限定商品なんだから、男の人も食べやすいビターなのが2こくらいあってもよかったんじゃないかと・・・・って感じでいいかな?」
写真に撮ったケーキを見本にして、紙に絵として描いていく。
色鉛筆を使って仕上げていると、要さんが帰ってきた。
ガチャ・・・
要「ただいまー。」
美都「おかえりっ、おかえりっ。」
廊下を走り、要さんの元へ行く。
要「おぉ、どうした?」
美都「あのね?要さんって甘いチョコのケーキとビターなチョコのケーキ、どっちが好き?」
要「え?・・・俺は両方好きだけど・・・なんで?」
美都「さっきのケーキセットにね、男の人も食べれるようにビターなのを混ぜたほうがいいんじゃないかなーって思って。」
要「あぁ、そういうことか。ならビターだな。」
美都「どうして?」
要「目の前に甘い女の子がいるんだから、先にビターなのを食べといた方がいいだろ?」
美都「---っ!・・・それって・・・。」
要「美都のこと。」
瞬時に私の唇が塞がれた。
ちゅ・・・
美都「!?」
要「あー・・・疲れた。」
美都「あ、ご飯できてるよ?」
要「食べるっ。」
要さんはダイニングテーブルの席についた。
私はキッチンからご飯を運ぶ。
要「いただきまーすっ。」
美都「いただきまーす。」
ぱくぱくと食べ進める要さん。
ちょっと気になることがあったので聞いてみることにした。
美都「あのね?要さん。」
要「うん?美味いよ?」
美都「ありがと。・・・聞きたいことがあるんだけど・・・。」
要「なに?」
美都「要さん、一人暮らしなのにこんなに広いマンションに住んでるの?」
寝室が一つ、洋室が二つ。トイレもお風呂も広いし、リビングダイニングも結構な広さだ。
要「あれ?言ってなかった?」
美都「う・・うん・・・。」
要「転勤してきたときに慌てて家を探したんだけどさ、空いてるとこなくて・・・ここしかなかったんだよ。」
美都「それでこんなに広い家に住んでるの?」
要「そう。洋室、見た?」
美都「ううん?」
要「見ておいでよ。」
美都「?・・・うん。」
私は席を立って、まだ開けたことのない部屋に行った。
ドアノブに手をかけ、そーっと開けてみる。
ガチャ・・・
美都「・・・・え?」
洋室にあったのは段ボールが数箱。
美都「こっちは・・?」
もう一つの洋室も開けてみる。
ガチャ・・・
美都「・・・何もない。」
本当になにも置かれてない部屋だった。
私はダイニングに戻った。
要さんはまだご飯を食べてる。
要「なんもなかったでしょ?」
美都「うん。」
要「だって一人暮らしだから部屋いらないし。物もないし。」
リビングダイニングもほんとにシンプルな感じだ。
大きいものって言ったらテレビくらいしかない。
要「まぁ、支払っていける金額だったしね。交番も近いし。」
美都「あ、そっか。近いほうがいいんだ。」
要「そういうこと。」
要さんはご飯を食べ終わり、食器を下げ始めた。
要「俺、洗うからさ、そこに美都の実家の住所書いてくれない?」
指されたのはメモ用紙。
美都「実家の住所?」
要「年賀状書くから。」
美都「あっ、私ももっかい教えてっ?」
要「いいよ?」
私はメモ用紙に実家の住所を書いた。
ついでにアパートの住所も。
美都「ふふっ。楽しみだなぁっ。」
要「俺も楽しみだよ。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
片付けが一通り終わった私たちは、お風呂に入った。
体を芯まで温めて、今、ベッドの中にいる。
それも電気を消して真っ暗な状態で。
要「今日は抱きしめながら寝ていい?」
美都「?・・・うん。いいよ?」
要「美都の体、抱き締めるの好き。」
美都「ふふっ。・・・大好きだよ?」
要さんの大きい身体に抱きしめられながら、二人で会話を楽しんだ。
今日のこととか、年が明けてからのこととか・・・。
要「・・・美都はさ、卒業したらどうするの?」
美都「私、夜は働けないから・・・レシピを作って売る仕事をしようかと思ってる。収入にムラがあるから節約しないといけないけど・・・。」
要「なるほど。」
美都「友達の京ちゃんがカフェを開くらしくて・・・昼間だけ雇ってくれるって話もあるんだよ?」
要「へぇー、いいな。」
美都「うん・・・仕事しながら・・・要さんとも・・・一緒にいれたら・・・・いい・・な・・・・・zzz。」
要「・・・・・寝た?」
要side・・・
俺の腕に乗ってる美都の顔。
覗き込むとすぅすぅと眠っていた。
要「今日は宿題して疲れたかな?」
寒くないように布団を首元までかけた。
要「卒業後・・・か。」
俺も美都を抱きしめながら夢の世界に旅立つことにした。
要「おやすみ、美都。」
晩御飯の用意も終わって宿題を進めてるのは私、美都。
要さんが帰ってくるまで頑張って宿題を進めてる。
美都「えーっと・・・今日食べたケーキは十種類あったけど、全部甘いやつだった。・・・せっかく『恋人同士』って限定商品なんだから、男の人も食べやすいビターなのが2こくらいあってもよかったんじゃないかと・・・・って感じでいいかな?」
写真に撮ったケーキを見本にして、紙に絵として描いていく。
色鉛筆を使って仕上げていると、要さんが帰ってきた。
ガチャ・・・
要「ただいまー。」
美都「おかえりっ、おかえりっ。」
廊下を走り、要さんの元へ行く。
要「おぉ、どうした?」
美都「あのね?要さんって甘いチョコのケーキとビターなチョコのケーキ、どっちが好き?」
要「え?・・・俺は両方好きだけど・・・なんで?」
美都「さっきのケーキセットにね、男の人も食べれるようにビターなのを混ぜたほうがいいんじゃないかなーって思って。」
要「あぁ、そういうことか。ならビターだな。」
美都「どうして?」
要「目の前に甘い女の子がいるんだから、先にビターなのを食べといた方がいいだろ?」
美都「---っ!・・・それって・・・。」
要「美都のこと。」
瞬時に私の唇が塞がれた。
ちゅ・・・
美都「!?」
要「あー・・・疲れた。」
美都「あ、ご飯できてるよ?」
要「食べるっ。」
要さんはダイニングテーブルの席についた。
私はキッチンからご飯を運ぶ。
要「いただきまーすっ。」
美都「いただきまーす。」
ぱくぱくと食べ進める要さん。
ちょっと気になることがあったので聞いてみることにした。
美都「あのね?要さん。」
要「うん?美味いよ?」
美都「ありがと。・・・聞きたいことがあるんだけど・・・。」
要「なに?」
美都「要さん、一人暮らしなのにこんなに広いマンションに住んでるの?」
寝室が一つ、洋室が二つ。トイレもお風呂も広いし、リビングダイニングも結構な広さだ。
要「あれ?言ってなかった?」
美都「う・・うん・・・。」
要「転勤してきたときに慌てて家を探したんだけどさ、空いてるとこなくて・・・ここしかなかったんだよ。」
美都「それでこんなに広い家に住んでるの?」
要「そう。洋室、見た?」
美都「ううん?」
要「見ておいでよ。」
美都「?・・・うん。」
私は席を立って、まだ開けたことのない部屋に行った。
ドアノブに手をかけ、そーっと開けてみる。
ガチャ・・・
美都「・・・・え?」
洋室にあったのは段ボールが数箱。
美都「こっちは・・?」
もう一つの洋室も開けてみる。
ガチャ・・・
美都「・・・何もない。」
本当になにも置かれてない部屋だった。
私はダイニングに戻った。
要さんはまだご飯を食べてる。
要「なんもなかったでしょ?」
美都「うん。」
要「だって一人暮らしだから部屋いらないし。物もないし。」
リビングダイニングもほんとにシンプルな感じだ。
大きいものって言ったらテレビくらいしかない。
要「まぁ、支払っていける金額だったしね。交番も近いし。」
美都「あ、そっか。近いほうがいいんだ。」
要「そういうこと。」
要さんはご飯を食べ終わり、食器を下げ始めた。
要「俺、洗うからさ、そこに美都の実家の住所書いてくれない?」
指されたのはメモ用紙。
美都「実家の住所?」
要「年賀状書くから。」
美都「あっ、私ももっかい教えてっ?」
要「いいよ?」
私はメモ用紙に実家の住所を書いた。
ついでにアパートの住所も。
美都「ふふっ。楽しみだなぁっ。」
要「俺も楽しみだよ。」
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片付けが一通り終わった私たちは、お風呂に入った。
体を芯まで温めて、今、ベッドの中にいる。
それも電気を消して真っ暗な状態で。
要「今日は抱きしめながら寝ていい?」
美都「?・・・うん。いいよ?」
要「美都の体、抱き締めるの好き。」
美都「ふふっ。・・・大好きだよ?」
要さんの大きい身体に抱きしめられながら、二人で会話を楽しんだ。
今日のこととか、年が明けてからのこととか・・・。
要「・・・美都はさ、卒業したらどうするの?」
美都「私、夜は働けないから・・・レシピを作って売る仕事をしようかと思ってる。収入にムラがあるから節約しないといけないけど・・・。」
要「なるほど。」
美都「友達の京ちゃんがカフェを開くらしくて・・・昼間だけ雇ってくれるって話もあるんだよ?」
要「へぇー、いいな。」
美都「うん・・・仕事しながら・・・要さんとも・・・一緒にいれたら・・・・いい・・な・・・・・zzz。」
要「・・・・・寝た?」
要side・・・
俺の腕に乗ってる美都の顔。
覗き込むとすぅすぅと眠っていた。
要「今日は宿題して疲れたかな?」
寒くないように布団を首元までかけた。
要「卒業後・・・か。」
俺も美都を抱きしめながら夢の世界に旅立つことにした。
要「おやすみ、美都。」
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