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76話 「どんな服がお好き?」
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あくる朝、廊下でうーちゃんに袋を手渡す咲耶の姿があった。
うー(いつもすまんのー)
「いいのよ、趣味でやっていることだし。息子が世話になってるんですもの」
袋の中身はうーちゃんの服であった。
日に日にでかくなるうーちゃん。出会った当初は手に乗るサイズだったのが、今では加賀よりも背丈が大きくなっており、あばらの浮いていたおなかも今ではぽっこりふくらんでいる。
うっ(むりはせんようにのー)
「ええ、そのへんは大丈夫。疲れが残らない程度しかやってないわ」
咲耶の言葉は嘘では無い。全部屋の掃除洗濯、さらには食事の配膳を行うなどとてもの一人でやりきれる量ではないが、咲耶の加護はそれを可能としていた。
燃費が異常によく、それらの業務をこなしても肉体的な疲労はほとんどない、それ故に宿の従業員や宿泊客の服をつくる余裕があるのだ。
「それじゃ掃除してくるわね、またねうーちゃん」
そう言って掃除へと向かう咲耶。
さっさと終わらせて余った時間で趣味の服作りを再開させるつもりなのだ。
何時ものごとく夕食を終え晩餐を始める一部の者達。
残りの者は明日が早いか酒を飲まないか、理由は様々だが風呂にいったり部屋に戻ったりしている。
食堂に残っているのは従業員を含め10名ほど、今日の話題はダンジョンではなく各自が着ている服についてのようである。
「私はやっぱローザがきてるみたいな? 落ち着いた感じのがいいかなーと思うんだよね」
おめーに似合うわけと言いかけたヒューゴをじろりと睨みつけるシェイラ。どうやら彼女はローザ……ダークエルフの女性が着ている落ち着いた服が好みのようだ。
「他のみんなはどんなの好きなのー?」
そう言われ考えるそぶりを見せる一同。
誰も言い出さないのを見たヒューゴが口を開く。
「そりゃーおめー、こう露出が多くて胸とか尻とか強調し」
「八木っちはどんなの好きなの?」
「ちょ、無視すんなしっ」
八木っちとよばれ軽く苦笑いを浮かべる八木。
組んでいた腕をほどくと口を開く。
「俺は制服っていうんですかね、あの手のきっちりした感じのが好きっすね」
「へー……ギルドの制服みたいのかな。あ、加賀っち
さくやと共に食器を片付けていた加賀だがふいに呼び止められ作業を中断する。
「加賀っちはどんな服が好きなのー?」
「えぇっ、急に何の話し……ボクはまあ……よほどへんな格好じゃなければ」
割と何でも良いと答える加賀に八木が反応する。
にやりと笑うと加賀に向かい言葉を掛ける。
「うそつけ、お前ホットパンツとかすきっていってたじゃん」
「ちょっ、八木ー!」
ホットパンツと聞いて首を傾げる八木と加賀以外の面々。
どうやら該当するそのものの服がないようである。
「ホットパンツ? もこもこしてるのかなー」
「なんか暑そうなパンツですねえ……ああ冬にはいいのかも知れませんねえ」
名称から想像を膨らませていく面々。
どう説明しようかと加賀が考えあぐねていると後ろから声がかかる。
そちらを振り向くとそこには食器片手に立つ咲耶がいた。
途端にさっと顔を青くさせる加賀、存在感を消すように小さくうつむく。
「なんのお話かしら?」
「あ、咲耶さんお疲れさまー! どんな服が好きかって話してたんですよ~。あ、ホットパンツってどんな服なんです?」
シェイラの言葉に首をかしげる咲耶。
なぜホットパンツ?とその顔に疑問が浮かんでいる。
「ホットパンツですか……分かりますけど、なんでまた」
「加賀っちが好きらしーですよ」
「!?」
シェイラがさらっと出した発言にぎょっとした表情で顔を上げる加賀。
そっと横を見るとそこには加賀のほうを無表情でみる咲耶の姿があった。
「あら……そうだったの、命?」
「……うん、まあ…………お皿洗ってくるね」
そう言って咲耶の持つ食器を取り厨房へと向かう加賀、その顔は真っ赤で涙目である。
「いってらっしゃい……そうねえ、いいものがあるんだけど皆視てみない?」
「良いもの、ですか?」
「ええ、向こうの服がいっぱいのった本があるの」
異なる世界の服が乗った本と聞いて興味を示す一同、咲耶はちょっと待っててと言うと部屋へと取りにむかったようである。
「これがそうよ」
「わー、すっごい分厚い本」
「これはまた大量にありますね」
咲耶が取り出したのは凶器になりそうなぐらい分厚いカタログであった。
ぺらぺらと表示をめくるとそこにはカラーで描かれたさまざまな服がモデル付きで乗っていた。
「ホットパンツは……これね」
「どれどれ……え、これが? どのへんがホットなんです?」
「ええとね……」
シェイラに問われ少し困った様子の咲耶。
そのあたりの由来についてそこまで知っているわけではないのだ。
「ええとね私も詳しくは知らないのだけど」
そう前置きして名前の由来について語る咲耶。
曰く暑い時期に履くから。または……男性からの視線が熱いから、と。
それを聞いて楽し気にニヤニヤと笑うシェイラ。
「あーはーなるほどなるほど確かに……へぇ加賀っちこんなの好きなんだねえ」
「まあ……男で嫌いなのはあまり居ないと思いますよ……ねえアルヴィンさん」
自分が仕掛けたことではあるが、さすがに加賀を気の毒に思ったのか矛先を別に向けようとする八木。
話を急に振られたアルヴィンであるが特に同様した様子は見せずカタログをじっと見つめたまま口を開く。
「なんで私に降るのか分かりませんが……私としてはもっと慎ましやかな格好が好ましいです」
その言葉を聞いて鼻ではっと笑うヒューゴ。アルヴィンの方を見ながら煽るように口を開く。
「本ガン見しといてどの口がいいやがりますかね、このむっつりエルフが」
「異世界の服ですからね、興味を持つのは当然でしょう、このエロ猿が」
一見冷静そうなアルヴィンであるが、煽り耐性は低いのかも知れない。
視線を合わせばちばちと火花ちらしている。
「もー喧嘩するなら外でうあってよねー。ねね、このページ以外にも種類あるみたいだけど、他にどんなのあるの?」
矛先をそらすのは失敗に終わったようだ、シェイラは喧嘩しそうな二人を部屋の隅においやると再びホットパンツへとくいつく。
それを横目に八木はそっと厨房に向けて手を合わせるのであった。
数日後、厨房に加賀に袋を渡す咲耶の姿があった。
「ん、これはー?」
「新しい服よ、来てみてもらえる?」
咲耶に言われ軽く返事をし部屋へと向かう加賀。
戻ってきたときには咲耶が新しく作ったと思われる服をきていた。
「母ちゃんこれ……」
「ホットパンツよ、好きなんでしょ?」
咲耶の言葉にもしかして、着るのが好きと勘違いしてくれた?と考える加賀。
それであれば短パンと似たようなものだ、そこまでひどいものではない……はずと。
「え、あ、うん……ありがとう」
「死にたい」
「へ?」
ふいに聞こえた声に顔を向ければ食堂にいた何人かが目を抑えうずくまっている。
「加賀の足に視線がいってしまった、死にたい」
「…………」
「ねえ、命」
無言でうずくまる男衆にじとっと視線を向ける、加賀。
その肩をぽんと咲耶が叩く。
「……このへんの好みは人それぞれだから、母さん特になにも言わないけど……」
(あ、こればれてる)
そのまま何も言わずさる咲耶を涙目でみつめる加賀であった。
尚、翌朝の八木のご飯はピーマンのピーマン詰めになった模様。
うー(いつもすまんのー)
「いいのよ、趣味でやっていることだし。息子が世話になってるんですもの」
袋の中身はうーちゃんの服であった。
日に日にでかくなるうーちゃん。出会った当初は手に乗るサイズだったのが、今では加賀よりも背丈が大きくなっており、あばらの浮いていたおなかも今ではぽっこりふくらんでいる。
うっ(むりはせんようにのー)
「ええ、そのへんは大丈夫。疲れが残らない程度しかやってないわ」
咲耶の言葉は嘘では無い。全部屋の掃除洗濯、さらには食事の配膳を行うなどとてもの一人でやりきれる量ではないが、咲耶の加護はそれを可能としていた。
燃費が異常によく、それらの業務をこなしても肉体的な疲労はほとんどない、それ故に宿の従業員や宿泊客の服をつくる余裕があるのだ。
「それじゃ掃除してくるわね、またねうーちゃん」
そう言って掃除へと向かう咲耶。
さっさと終わらせて余った時間で趣味の服作りを再開させるつもりなのだ。
何時ものごとく夕食を終え晩餐を始める一部の者達。
残りの者は明日が早いか酒を飲まないか、理由は様々だが風呂にいったり部屋に戻ったりしている。
食堂に残っているのは従業員を含め10名ほど、今日の話題はダンジョンではなく各自が着ている服についてのようである。
「私はやっぱローザがきてるみたいな? 落ち着いた感じのがいいかなーと思うんだよね」
おめーに似合うわけと言いかけたヒューゴをじろりと睨みつけるシェイラ。どうやら彼女はローザ……ダークエルフの女性が着ている落ち着いた服が好みのようだ。
「他のみんなはどんなの好きなのー?」
そう言われ考えるそぶりを見せる一同。
誰も言い出さないのを見たヒューゴが口を開く。
「そりゃーおめー、こう露出が多くて胸とか尻とか強調し」
「八木っちはどんなの好きなの?」
「ちょ、無視すんなしっ」
八木っちとよばれ軽く苦笑いを浮かべる八木。
組んでいた腕をほどくと口を開く。
「俺は制服っていうんですかね、あの手のきっちりした感じのが好きっすね」
「へー……ギルドの制服みたいのかな。あ、加賀っち
さくやと共に食器を片付けていた加賀だがふいに呼び止められ作業を中断する。
「加賀っちはどんな服が好きなのー?」
「えぇっ、急に何の話し……ボクはまあ……よほどへんな格好じゃなければ」
割と何でも良いと答える加賀に八木が反応する。
にやりと笑うと加賀に向かい言葉を掛ける。
「うそつけ、お前ホットパンツとかすきっていってたじゃん」
「ちょっ、八木ー!」
ホットパンツと聞いて首を傾げる八木と加賀以外の面々。
どうやら該当するそのものの服がないようである。
「ホットパンツ? もこもこしてるのかなー」
「なんか暑そうなパンツですねえ……ああ冬にはいいのかも知れませんねえ」
名称から想像を膨らませていく面々。
どう説明しようかと加賀が考えあぐねていると後ろから声がかかる。
そちらを振り向くとそこには食器片手に立つ咲耶がいた。
途端にさっと顔を青くさせる加賀、存在感を消すように小さくうつむく。
「なんのお話かしら?」
「あ、咲耶さんお疲れさまー! どんな服が好きかって話してたんですよ~。あ、ホットパンツってどんな服なんです?」
シェイラの言葉に首をかしげる咲耶。
なぜホットパンツ?とその顔に疑問が浮かんでいる。
「ホットパンツですか……分かりますけど、なんでまた」
「加賀っちが好きらしーですよ」
「!?」
シェイラがさらっと出した発言にぎょっとした表情で顔を上げる加賀。
そっと横を見るとそこには加賀のほうを無表情でみる咲耶の姿があった。
「あら……そうだったの、命?」
「……うん、まあ…………お皿洗ってくるね」
そう言って咲耶の持つ食器を取り厨房へと向かう加賀、その顔は真っ赤で涙目である。
「いってらっしゃい……そうねえ、いいものがあるんだけど皆視てみない?」
「良いもの、ですか?」
「ええ、向こうの服がいっぱいのった本があるの」
異なる世界の服が乗った本と聞いて興味を示す一同、咲耶はちょっと待っててと言うと部屋へと取りにむかったようである。
「これがそうよ」
「わー、すっごい分厚い本」
「これはまた大量にありますね」
咲耶が取り出したのは凶器になりそうなぐらい分厚いカタログであった。
ぺらぺらと表示をめくるとそこにはカラーで描かれたさまざまな服がモデル付きで乗っていた。
「ホットパンツは……これね」
「どれどれ……え、これが? どのへんがホットなんです?」
「ええとね……」
シェイラに問われ少し困った様子の咲耶。
そのあたりの由来についてそこまで知っているわけではないのだ。
「ええとね私も詳しくは知らないのだけど」
そう前置きして名前の由来について語る咲耶。
曰く暑い時期に履くから。または……男性からの視線が熱いから、と。
それを聞いて楽し気にニヤニヤと笑うシェイラ。
「あーはーなるほどなるほど確かに……へぇ加賀っちこんなの好きなんだねえ」
「まあ……男で嫌いなのはあまり居ないと思いますよ……ねえアルヴィンさん」
自分が仕掛けたことではあるが、さすがに加賀を気の毒に思ったのか矛先を別に向けようとする八木。
話を急に振られたアルヴィンであるが特に同様した様子は見せずカタログをじっと見つめたまま口を開く。
「なんで私に降るのか分かりませんが……私としてはもっと慎ましやかな格好が好ましいです」
その言葉を聞いて鼻ではっと笑うヒューゴ。アルヴィンの方を見ながら煽るように口を開く。
「本ガン見しといてどの口がいいやがりますかね、このむっつりエルフが」
「異世界の服ですからね、興味を持つのは当然でしょう、このエロ猿が」
一見冷静そうなアルヴィンであるが、煽り耐性は低いのかも知れない。
視線を合わせばちばちと火花ちらしている。
「もー喧嘩するなら外でうあってよねー。ねね、このページ以外にも種類あるみたいだけど、他にどんなのあるの?」
矛先をそらすのは失敗に終わったようだ、シェイラは喧嘩しそうな二人を部屋の隅においやると再びホットパンツへとくいつく。
それを横目に八木はそっと厨房に向けて手を合わせるのであった。
数日後、厨房に加賀に袋を渡す咲耶の姿があった。
「ん、これはー?」
「新しい服よ、来てみてもらえる?」
咲耶に言われ軽く返事をし部屋へと向かう加賀。
戻ってきたときには咲耶が新しく作ったと思われる服をきていた。
「母ちゃんこれ……」
「ホットパンツよ、好きなんでしょ?」
咲耶の言葉にもしかして、着るのが好きと勘違いしてくれた?と考える加賀。
それであれば短パンと似たようなものだ、そこまでひどいものではない……はずと。
「え、あ、うん……ありがとう」
「死にたい」
「へ?」
ふいに聞こえた声に顔を向ければ食堂にいた何人かが目を抑えうずくまっている。
「加賀の足に視線がいってしまった、死にたい」
「…………」
「ねえ、命」
無言でうずくまる男衆にじとっと視線を向ける、加賀。
その肩をぽんと咲耶が叩く。
「……このへんの好みは人それぞれだから、母さん特になにも言わないけど……」
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