逆行令嬢は聖女を辞退します

仲室日月奈

文字の大きさ
1 / 1

聖女はお断りいたします

しおりを挟む
しおりを挟む
感想 6

この作品の感想を投稿する

みんなの感想(6件)

penpen
2025.11.15 penpen

読み返して
ヴィル君が一瞬魔王に見えたwww

解除
operahouse
2025.11.04 operahouse

 コレ、なんの力もない令嬢を聖女として祭り上げるのは、何かあった時の民の気分を鎮め用の生贄のためで、ここしばらくはたまたま生贄の出番がなかったので名誉職的だったということだったのかな。
 古い形の祭祀王的なものですよね。

解除
いろは
2025.08.24 いろは

ヴィルの心情がわからないのでアリーシャが聖女になったときは見捨てて助けにいかなかった薄情者としか思えず、最後の「あなたの従者となった日から~」が調子の良い薄っぺらい台詞に聞こえます
どうして一周目に助けにいかなかったのかなぁ

2025.08.24 仲室日月奈

拙作をお読みいただき、ありがとうございます。

ヴィルフレードはアリーシャが聖女として神殿に入ってから、多忙を極める聖女に会うことは叶わず、実家からの手紙もアリーシャの手元に届くことはありませんでした。もともとアリーシャは聖女になることを夢見ていたので、充実した生活をされていると疑わず、神殿内で過酷な状況にいるとは予想していませんでした。

形だけの聖女に批判が集中したときは、神殿に出向き、面会を申し出ましたが、アリーシャに会うことは許されませんでした(神殿は聖女が実家に戻されるのを妨害していたため)。聖女に憧れていたアリーシャを攫うことは、彼女の夢を壊すことになるため、一周目のヴィルにはためらいがありました。そうしている間に、アリーシャは晴れ乞いの儀式で命を落とし、時間が巻き戻ってしまいました。晴れ乞いの儀式で一人放置されていることは神殿関係者しか知りません。もしヴィルがそのことを知っていたら、即座に保護しています。

二周目では人が変わったように聖女就任を断るアリーシャを訝しみ、その理由が未来を見たということで、半信半疑ながらも話を信じます。アリーシャの望みを叶えるため、奔走します。ちなみに、一周目はアリーシャが聖女の役目を終えて戻ってきたときは、どこかの貴族に養子縁組してアリーシャを妻に迎える算段でした。

アリーシャ視点の短編では、ヴィル視点を書くことができなかったので、そう思われても仕方ないかなとは思います。もやもやさせてしまって申し訳ありません。

解除

あなたにおすすめの小説

あなたが婚約破棄したいと言うから、聖女を代替わりしたんですよ?思い通りにならなくて残念でしたね

相馬香子
恋愛
わたくし、シャーミィは婚約者である第一王子のラクンボ様に、婚約破棄を要求されました。 新たに公爵令嬢のロデクシーナ様を婚約者に迎えたいそうです。 あなたのことは大嫌いだから構いませんが、わたくしこの国の聖女ですよ?聖女は王族に嫁ぐというこの国の慣例があるので、婚約破棄をするには聖女の代替わりが必要ですが? は?もたもたせずにとっととやれと? ・・・もげろ!

真実の愛の祝福

詩森さよ(さよ吉)
恋愛
皇太子フェルナンドは自らの恋人を苛める婚約者ティアラリーゼに辟易していた。 だが彼と彼女は、女神より『真実の愛の祝福』を賜っていた。 それでも強硬に婚約解消を願った彼は……。 カクヨム、小説家になろうにも掲載。 筆者は体調不良なことも多く、コメントなどを受け取らない設定にしております。 どうぞよろしくお願いいたします。

悪役令嬢の涙

拓海のり
恋愛
公爵令嬢グレイスは婚約者である王太子エドマンドに卒業パーティで婚約破棄される。王子の側には、癒しの魔法を使え聖女ではないかと噂される子爵家に引き取られたメアリ―がいた。13000字の短編です。他サイトにも投稿します。

モブ転生とはこんなもの

詩森さよ(さよ吉)
恋愛
あたしはナナ。貧乏伯爵令嬢で転生者です。 乙女ゲームのプロローグで死んじゃうモブに転生したけど、奇跡的に助かったおかげで現在元気で幸せです。 今ゲームのラスト近くの婚約破棄の現場にいるんだけど、なんだか様子がおかしいの。 いったいどうしたらいいのかしら……。 現在筆者の時間的かつ体力的に感想などを受け付けない設定にしております。 どうぞよろしくお願いいたします。 他サイトでも公開しています。

神託を聞けた姉が聖女に選ばれました。私、女神様自体を見ることが出来るんですけど… (21話完結 作成済み)

京月
恋愛
両親がいない私達姉妹。 生きていくために身を粉にして働く妹マリン。 家事を全て妹の私に押し付けて、村の男の子たちと遊ぶ姉シーナ。 ある日、ゼラス教の大司祭様が我が家を訪ねてきて神託が聞けるかと質問してきた。 姉「あ、私聞けた!これから雨が降るって!!」  司祭「雨が降ってきた……!間違いない!彼女こそが聖女だ!!」 妹「…(このふわふわ浮いている女性誰だろう?)」 ※本日を持ちまして完結とさせていただきます。  更新が出来ない日があったり、時間が不定期など様々なご迷惑をおかけいたしましたが、この作品を読んでくださった皆様には感謝しかございません。  ありがとうございました。

偽物と断罪された令嬢が精霊に溺愛されていたら

影茸
恋愛
 公爵令嬢マレシアは偽聖女として、一方的に断罪された。  あらゆる罪を着せられ、一切の弁明も許されずに。  けれど、断罪したもの達は知らない。  彼女は偽物であれ、無力ではなく。  ──彼女こそ真の聖女と、多くのものが認めていたことを。 (書きたいネタが出てきてしまったゆえの、衝動的短編です) (少しだけタイトル変えました)

婚約者を寝取った妹にざまあしてみた

秋津冴
恋愛
 一週間後に挙式を迎えるというある日。  聖女アナベルは夫になる予定の貴族令息レビルの不貞現場を目撃してしまう。  妹のエマとレビルが、一つのベットにいたところを見てしまったのだ。  アナベルはその拳を握りしめた――

悪役令嬢と呼ばれて追放されましたが、先祖返りの精霊種だったので、神殿で崇められる立場になりました。母国は加護を失いましたが仕方ないですね。

蒼衣翼
恋愛
古くから続く名家の娘、アレリは、古い盟約に従って、王太子の妻となるさだめだった。 しかし、古臭い伝統に反発した王太子によって、ありもしない罪をでっち上げられた挙げ句、国外追放となってしまう。 自分の意思とは関係ないところで、運命を翻弄されたアレリは、憧れだった精霊信仰がさかんな国を目指すことに。 そこで、自然のエネルギーそのものである精霊と語り合うことの出来るアレリは、神殿で聖女と崇められ、優しい青年と巡り合った。 一方、古い盟約を破った故国は、精霊の加護を失い、衰退していくのだった。 ※カクヨムさまにも掲載しています。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。