相性最高な最悪の男 ~ラブホで会った大嫌いな同僚に執着されて逃げられない~

柊 千鶴

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49 権利の上に眠る者

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 俺と玲二は、適当に入ったファミレスにすっかり居座り話に花を咲かせていた。
 話題の中心は共通の知人、つまり月島である。

「亮介には散々苦労させられたんだよ、人のプレゼンに毎度毎度鬼のようにケチを付けてきやがって。アイツの追い詰め方は、論理的だけど嫌らしいんだよな。外堀からじわじわ埋めて、逃げ場を潰していく感じで!」
「兄貴は昔からそうなんだよ、正しすぎて言い訳もさせてくれないっていうか。正論だけど容赦がなさすぎるんだ!」
「わ、分かるぞ……!」

 やり場のない思いをテーブルに叩きつけた玲二に、熱い同意を返す。
 俺たちは、月島に対する積もり積もった愚痴ですっかり意気投合していた。
 最初は月島と俺の馴れ初めなどを語っていたハズなのに、完全に話が逸れていた。
 ちなみに玲二に語った馴れ初めは、月島を見習って綺麗に編集を加えたバージョンである。無論だが。

「アイツは察しが良い癖に、どこか人の気持ちに疎いところがあるからな」
「良くも悪くも合理的すぎるんだよ、兄貴は」

 早めの昼食を食べ進めながら、お互い頷きが止まらない。
 これでは延々と話し続ける羽目になりそうなので、俺は食後の紅茶を飲みながら話を本題に戻すことにした。

「それで、だ。今までの経緯は話し尽くしたが、あと何を話せばお前は満足して帰ってくれるんだ」
「ああ、そうだな。とりあえず気になっているのは、コレかな」

 玲二はおもむろに鞄を漁り、束になった書類を机上へ積み上げ始めた。
 一束あたりのページ数は大した枚数でもなかったが、冊数が多く、みるみるうちに書類の山が築かれていった。
 コピー用紙をホチキスで留めて製本されたそれは全てt同じタイトルで、ナンバリングが振られている。

 『篠崎聡調査報告書・5』と。

「んな……ッ!」

 慌てて紙束の冊数を数える。しかし、十台後半に差し掛かったあたりで恐ろしくなって止めた。これが件の、猫宮による俺の報告書だというのか。話は聞いていたが、現物を目にするのは初めてである。
 恐る恐る一冊を手に取って中身を確認したところ、報告書には本人すら覚えていないような些細な出来事までが詳細に書き連ねられていた。

「……」

 目の前に作られた報告書の山は、ちょっとした辞書よりも分厚い。
 積み上がった執着の重さを再確認して、少しだけ冷や汗が滲んだ。

「これ、何なんだ?」
「俺が聞きたいよ……って、ちょっと待て」

 そっと報告書を閉じて山に戻し、そこで当然の事実に気が付いた。
 これが、ここにあるということは。

「お前……まさか、アイツの部屋から勝手に持ってきたのか!?」
「ああ、兄貴のふりをするために借りてきた」

 平然と言い放った玲二に感服する。鬼の住処から財宝を掠め取ってくるなんて恐ろしい所業、俺には到底真似できない。
 報告書が無いと気付いた瞬間の反応を思うと頭が痛くなりそうだ。というか、もう既にこめかみの辺りが痛みを訴えているような気がする。

「お前、全部読んだのか」
「そんなことやってられるか、斜め読みだよ」
「目は通したんだな。まったく、お前ら兄弟は人のプライバシーを何だと思っていやがる」

 あっけらかんと言われて、最早文句を言う気力すら失い溜息を吐く。

「読んだなら分かるだろ、俺の調査報告書だよ。アイツが探偵を使って、俺を調べ上げていたんだ」
「あの兄貴がそんなに他人に興味を持つなんて……」
「興味、っていう可愛い次元のもんじゃないけどなぁ」

 ぼやきながら、ふと先刻のことを思い出す。
 確かに玲二は、月島くらいしか知らない俺の両親の話をしていた。情報源はこの報告書だったのか。

 そういえば、そもそも玲二は俺に近づいて、何をしようとしていたのだろうか。
 もう遠慮することもないだろうと思い、抱いた疑問を率直にぶつけると、玲二はばつの悪そうな顔をして当初の計画を語り始めた。

「最初は、アンタを騙してホテルにでも連れ込む予定だったんだよ」

 計画の内容を簡単に要約するとこうだ。

 まず、月島のふりをして俺を騙す。そして、俺と玲二が寝ている写真を撮って月島に送り付ける。すると、月島が俺の浮気を疑って愛想を尽かす。
 そして月島は俺と別れて元通り。めでたしめでたし。

 思わず顔を覆って机へ突っ伏す。

「お前、恐ろしいことを考えるな……」

 もちろん、恐れているのは月島に愛想を尽かされることではない。
 万が一にでも計画が実行されていた場合、月島の逆鱗に触れて、俺は二度と日の目を拝めなくなっていたことだろう。
 兄弟喧嘩に巻き込まれただけでそんな危機に晒されるとは、酷過ぎるとばっちりである。

 しかし、俺の本意は玲二には伝わらなかったようで、残念な男は胸を張って悪い笑みを浮かべていた。

「イイ計画だろ?」
「いや、全く別れるビジョンが見えない。ただただ俺が酷い目に遭わされそう」

 我が身に降りかかりかけていた危険を知って、机に額を付けたまま力無く首を振った。
 玲二の計画はあまりにもお粗末だった。
 計画の内容以前に、月島の性格に対する認識が違い過ぎることが問題である。
 玲二の中では、月島は欲の薄い淡泊な人間ということになっているようだが、実際は恐ろしく執着の強い男なのだ。

「そんなことされたら、本当にアイツに監禁されそうだからやめてくれ。洒落にならんほど嫉妬深いんだ、アイツは」
「うーん。兄貴が、ねぇ」
「大体この報告書を読んだなら、アイツが俺にどれだけ執着してるのか分かるだろ?」
「そこは、ほら。兄貴って完璧主義なところあるからさ」
「その一言で片づけるお前も大分毒されているな……」

 月島兄弟との価値観の違いに震える。
 探偵を使って同僚を調べ上げるなんて尋常じゃないと思うのだが、玲二にしてみれば、「兄貴ならそのくらいするよな」と流せる程度のことらしい。
 一体月島は今までどんな生活を送っていたのか。俺の方が玲二に教えて欲しかった。

「昔、兄貴が彼女と付き合ってた時も、下調べとエスコートが完璧すぎて彼氏と言うより執事だったから」

 そんな俺の胸中を知ってか知らずか、玲二が昔の月島について零す。
 それは聞き捨てならない内容だった。

「玲二君。その話、もっと詳しく教えてくれ」
「な、なんだよ。食いつき凄いな」

 思わず椅子から腰を浮かしかけた俺を、玲二が驚いた表情で見ている。

「兄貴から聞いてないのか? 昔の彼女の話」
「あの野郎、何故か大まかな概要しか話さないんだよ」
「そりゃ、そんな怖い顔されたら誰だって言い淀むって」

 引き攣った顔で肩を竦ませる玲二を見て、自分が思い切り眉間に皺を寄せていたことを自覚する。
 このまま威圧していては一向に話を聞くことが出来ない。仕方ないので俺は片手で目元を覆い隠すことにした。

「これでいいだろ。さあ話せ」
「それもそれで怖いって……」
「じゃあ、いっそお前が目を瞑って話せ」
「横暴な人だな」

 玲二が呆れた表情を浮かべているのが見ずとも分かった。
 構わずに無言のプレッシャーをかけ続けていると、やがて玲二は渋々といった体で口を開いた。

「詳しくって言われても、そんなに知ってることがある訳じゃないんだけどさ。兄貴が高校三年生になったばかりのことだったかな」

 そう前置きして語られたのは、若き日の月島の……始まらなかった恋の話だった。
 中学、高校と学業に打ち込んで浮いた話が無く、彼女を作る気配すらなかった月島は、ある日突然、隣家に住む女性との交際を始めたという。

「それまで何人にも告白されて、誰とも付き合ってこなかったっていうのに……何故か、あの人の話だけは受けたんだ」

 三つ年上の彼女の名前は、瀬戸鈴鹿。
 当時女子大生だった彼女と月島家との交流は古く、いわゆる幼馴染というヤツだったらしい。子どもの頃には近所の公園で、家族ぐるみの付き合いをもっていたそうだ。

「オレも兄貴も、小さい頃からよく遊んでもらってたよ。優しいけど芯がしっかりしてて、曲がったことは決して許さない人だった」

 彼女と付き合い始めた月島は、勉強や習い事の合間を縫っては逢瀬を重ねていたという。
 それまで遊びらしい遊びをしてこなかった月島が毎週のようにデートに出かけていく様子には、両親も玲二も驚かされたらしい。

「傍から見てても完璧な彼氏だったよ。驚いたけど、まあ兄貴らしくもあったな。凄い下調べしてデートプランなんかも練っててさ。鈴鹿さんの友達から話を聞いたり、流行りものなんかも取り入れたりして。そんなとこまで完璧なのかよって腹立たしくなるくらい」
「……」

 当時の月島の様子が、俺には手に取るように分かる気がした。身に覚えがあったからである。
 全てを相手に合わせて、喜んでもらうために全身全霊を捧げる。恐らくそれが、月島の愛し方なのだろう。
 同じように愛していた人間がいたのだ、過去にも。

(今聞いているのは、過去の話だ。もう終わった関係の話なんだ)

 そう自分に言い聞かせても、あの月島の献身が他の人間に向けられていたという事実は、俺の心を酷くささくれ立たせていった。

「まめにプレゼントも送ってたな。割と貢ぐタイプなのかと思ったのを覚えてるよ」
「へぇ」

 つい、俺の口から滑り落ちた一言は、絶対零度の冷たさでその場の空気を凍らせた。

「な、なあ。アンタから聞いた癖に怒らないでくれよ」
「別に怒ってねぇよ」
「そ、そうか?」

 何故か声を震わせながらも、玲二は気丈に語り続ける。
 近所でも評判になっていた二人は順調に仲を深めていると思われたが、一年が経つか経たないかの頃に、これまた突如終わりを迎えたという。

 玲二は別れた理由を知らないと話していたが、俺は月島本人から聞いた話を思い出していた。月島は本気で彼女を愛そうと努力していたが、終ぞ恋愛感情を抱くことが出来ないまま、彼女の方から別れを切り出されてしまったのだ。
 私では駄目だった、と。

 突然の破局に周囲は戸惑い、驚きを禁じ得なかったという。
 玲二以外は。

「皆は驚いていたけど……オレは納得だったよ」
「どうしてだ?」
「兄貴が本気で鈴鹿さんを好いているようには、見えなかったから」

 玲二は険しい顔をしてテーブルを睨み付けている。

「確かに兄貴は、鈴鹿さんに尽くし過ぎるほど尽くしていた。でも、本当に好きだったなら、あんなに冷静でいられる訳がない」
「……」
「本気じゃないのに、あの人と付き合っていたことが許せなかった。凄く、悔しかったんだ」

 悔しい、と述べた玲二の言葉に引っ掛かりを覚える。
 そういえば以前、弟と嗜好が似ていると月島が話していたような気がするが。

「もしかして、お前はその人が好きだったのか?」
「そう、だったよ。オレは選んでもらえなかったけどな」

 そう言って玲二は悲し気に目を伏せた。

「二人が別れた後……オレ、鈴鹿さんに話を聞きに行ったんだよ」
「ほう?」
「あわよくば今度は自分と付き合わないかって、そんな邪な気持ちもあったんだけどな」

 結果は、玉砕だったという。
 自分では月島を本気にさせられないと別れを決断した彼女だが、月島を変わらず好きであり続けていたのだ。

「兄貴と同じ顔をしているのに……鈴鹿さんは、兄貴を見るような目でオレを見てはくれなかった。結局、オレは気持ちを伝えることすら出来ずに振られてしまったんだよ」
「……」
「オレなら、ちゃんと鈴鹿さんと向き合って大切にしたのに。ズルいよ、兄貴は」
「玲二……」

 力無く呟いた玲二は、すぐに顔を上げて「話が逸れたな」と声のトーンを戻して言った。そして、パチンと指を鳴らして場の空気を切り替えた。

「その時に鈴鹿さんから直接聞いた話だけど、聡義兄さんにとっては朗報かな。兄貴は、彼女に一度も『愛している』とは言わなかったんだとさ」
「――は」

 玲二の言葉が一瞬飲み込めず、俺は驚きと動揺で言葉を失った。
 常日頃、俺に対してあれほどストレートで明確な愛情表現をしている月島のことだ。彼女と付き合っていた時も、さぞ歯の浮くような台詞を臆しもせずに並べ立てていたのだろうと思っていたが。

「心配しなくても、兄貴が特別扱いしているのはアンタだけだよ」
「……っ」

 ほんのり紅潮した俺を見て、玲二が意地の悪い笑みで付け加える。
 自分すら気付いていなかった嫉妬心を言い当てられたような気がして、居心地が悪い。

「だから、あの兄貴が聡義兄さんを唯一無二の存在だって言い切った時には驚いたんだ。兄貴はそういうところで嘘を吐けない……吐いてくれない人だって、知ってたからさ」
「そう、だったんだな」
「鈴鹿さんと付き合っている時も、別れた後も、憎たらしいほど普段と変わらなかった兄貴が、まさかそこまで言う相手が現れるなんて思ってもみなかった。ましてや、あんな風に怒ったり傷付いたりするなんて」

 ふと玲二は口を閉ざすと、何処か遠くを見る目で天を仰いだ。
 先日、月島の家で言い争っていた時のことでも思い出しているのだろうか。

「兄貴があんなに変わってしまうなんて、思わなかったな……」

 独り言のように小さな呟きには、どこか寂しそうな響きが交じっていた。
 黙って様子を見守る俺と目を合わせて、玲二は唇の端だけで笑う。

「いや、アンタに言わせれば……隠さなくなっただけ、か?」

 無言で小さく頷くと、玲二は深々と溜息を吐いた。

「近くに居ても、全然分からないもんだな。兄貴のことは、オレが一番よく知っていると思っていたのに」

 玲二は、俺が思っていたよりもずっと真剣に月島を見ていたのかもしれない。
 その証拠に、玲二の瞳の奥には本気の悔しさが詰まっていた。
 自分では月島の本当の姿を見通すことが出来なかった、悔しさが。

「オレなんか、相手にされてないと思ってた。兄貴が傷付くことなんて、無いと思ってた。怒っていたなら、ちゃんと言ってくれれば良かったのに」
「……」
「気付けなかった俺も悪いけどさ、言ってくれなかった兄貴も酷いだろ? 何も伝えてくれなかった癖に、『お前は何も知らない』なんてさ」
「……そうだな」

 不貞腐れた口調で月島を責める玲二の言葉が、意図せず俺の胸にも刺さっていた。
 月島と喧嘩したあの日のことを嫌でも思い出させられた。

 俺も、月島に同じことをしてしまった。
 今まで自分が言葉にしてこなかった癖に、どうして俺の気持ちを分かってくれないのかと一方的に憤ってしまった。

「どんなに近くに居たって、言葉にしてくれなきゃ分からないよ」
「……」

 玲二の呻くような声が、俺の胸を抉る。
 月島の全てを知った気になって、月島に全てを知って貰った気になって、俺は当然のことを忘れてしまっていた。
 例え恋人同士でも、血を分けた兄弟でも。違う考えを持った、違う人間なのである。
 関係性に胡坐をかいて、話し合う努力を怠れば、擦れ違うことは必然だ。

(玲二には、本当の月島を見てやってくれなんて、偉そうなことを言ってしまったけど)

 月島に理想を押し付けて、等身大のあの男の姿を見失っていたのは……俺も同じだった。
 確かに、月島はこちらが黙っていても最善策を出してくるような男だ。けれども、当然のような顔で示される模範解答の裏には、並々ならぬ努力と執念が隠されていることを俺は知っていたハズである。

 知っていたのに、このザマだ。
 月島なら俺のことが何でも分かると、重すぎる期待をアイツに押し付けてしまっていた。

(……俺も、玲二のことを言えないな)

 玲二と話す中で、ふと自分を俯瞰して黙りこくる。
 その沈黙をどう受け取ったのか、玲二が慌てた顔で手を振った。

「ごめん、また愚痴になってた。つまんない話しちゃったな」
「いや……むしろ、聞かせてくれてありがとうな」
「あ、ああ?」

 俺のお礼を受けて、玲二は不思議そうに首をひねっている。
 意図を掴みかね、探るようにこちらを伺う視線に曖昧な微笑みを返して、俺は席を立った。

「そろそろ出ようぜ」
「あ、そうだな」

 小走りで俺の背を追いかけて来る玲二を制して会計を済ませ、再び車へと戻る。
 今、掴みかけた答えを吟味する為にも、少し一人で考える時間が欲しかった。
 しかし、振り返って今度こそ別れを告げようとしたところで、助手席のドアに手をかけている玲二の姿が目に入る。

「おい、何自然に乗り込んでるんだよ。もう帰れって」
「つれないこと言わないでくれよ。道中の話し相手が欲しくはないか?」
「いらん」
「聡義兄さん」
「その猫撫で声をやめろ、可愛くないから」

 ふてぶてしい顔で甘ったれた声を出しながら、玲二は俺の話も聞かずに助手席へと収まっていた。
 追い出そうとしたが、俺を見上げた瞳の中に、寂し気な色を見出してしまって、蹴り出す気力が萎えてしまう。
 結局俺は、溜息を吐いただけで運転席へと乗り込んでいた。

「せっかくかさばる荷物は置いてきたと思ったんだがな……」
「荷物持ちくらいやるぜ?」
「皮肉だよ」
「オレもだよ」

 軽口を叩き合って小突き合う。
 不本意ながらその光景は、第三者から見れば気の合う友人同士にでも見えていただろう。
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