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48 無自覚な救世主
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「ほら、立てよ」
少し曇りの晴れた顔に向けて、手を差し出す。待ってても一向に手を取ろうとしないので、俺は玲二の腕を引いて、半ば強引に立ち上がらせた。
「こんなところで俺に構ってないで、さっさと兄貴に謝るなり何なりしてこい。お前がお兄ちゃん大好きなことはもう分かったから、これ以上、人様を兄弟喧嘩に巻き込むんじゃねーよ」
「だ、誰が兄貴のことなんて好きなものか!」
「照れるなって」
「黙れ!」
玲二は声を張り上げて俺の手を振り払った。分かりやすい照れ隠しである。随分、からかい甲斐のある男だ。
振り払われた手をひらひらと振り、玲二の横を通り過ぎて行く。
もう俺から何か言う必要は無いだろう。後はゆっくりと兄弟水入らずで話し合えば良い。
最後に首だけで振り返って、俺は玲二に背を向けたまま別れを告げた。
「じゃあ、俺は行くから。これに懲りたら、もう下ッ手くそな兄貴のマネなんかするなよ」
「ちょ、ちょっと待ってくれ!」
「話はおしまいだ」
「待ってくれってば!」
制止にも構わず車へ向かおうとする俺の腕を、玲二が慌てた様子で掴んでくる。
もう何も話すことも無いだろうに、玲二はやけに必死な形相で俺を引き留めていた。おまけに、何度振り払ってもめげずに縋りついてくる。
一体、何の用があるというのか。
兄貴に似たしつこさに辟易しながら、俺は渋々立ち止まった。
「なんだよ。言いたいことは言ったし、殴ってスッキリしたし、もうお前に用は無いぞ」
「オレにはある!」
服を握り締めて離さない玲二に、無言で話の先を促す。
「アンタと、もっと話したいんだ」
「はあ?」
告げられたのは思いもよらない用件で、つい素っ頓狂な声が漏れてしまった。
不思議そうに首を傾げる俺に向けて、玲二は至極真面目な顔で宣った。
「オレ、兄貴のことを全然知らなかった。だからアンタに、もっとオレの知らない兄貴の話を教えてもらいたいんだ」
「これから自分で知っていけばいいだろ」
「兄貴のことだけじゃない! アンタのことも、全然知らなかった。だから、兄貴がアンタに惚れた理由も、アンタが兄貴に相応しい人間なのかどうかも、知りたいんだ」
「ず、随分と上から目線なヤツだな」
あまりの兄貴至上主義っぷりに、呆れを通り越して感心する。
この兄弟、向いているベクトルが違うだけで執着の強さはよく似ているのではないだろうか。
「なあ、頼むって!」
真摯な表情で玲二は頼み込んでくるが、俺にはそんな願いを聞き届けてやる気はなかった。断固拒否である。
何故なら、脳裏に鬼の笑顔がちらついたからだ。
「絶対に嫌だね! お前と一緒に居たなんてことが知れたら、アイツに何をされるか……」
想像するだけで背筋が冷たくなる。正直、今の状況も危険だと思っているのだ。
月島を避けておきながら、よりにもよって玲二と会っていたなんて。あの嫉妬の鬼に知れたらどうなるか、考えるのも恐ろしかった。
力強く拒絶した俺に、玲二が不思議そうな表情を浮かべる。
「アンタでも兄貴を怖く思うことがあるのか?」
「いや」
玲二に問われて反射的に否定を口にしてしまった。まあ、怖いのだが。
いつか手錠で拘束されて散々甚振り抜かれた経験が完全にトラウマになっているとは、流石に言えなかった。
「なあ、いいだろ? カワイイ弟の頼みだと思ってさ」
「誰が弟だ。そして何処に可愛い要素があるんだ」
クソ生意気で可愛げが無く自分よりデカイ男の妄言に牙を向いて、掴まれた袖をぶんぶんと振り回す。
それでも一向に離れようとしない玲二に、舌打ちとガンを飛ばした。
けれども、厚い面の皮をしたこの男は全くめげる様子が無い。あまつさえ、自信満々の表情で腕を広げて、親指で自らのことを指差す。
「オレだよ! 兄貴と付き合ってるなら、アンタもオレにとって義理の兄みたいなもんだろ?」
「な、なんだと……!?」
あまりにも調子のいい玲二の言葉に面食らう。
こ、コイツ。散々人を月島の相手として認めないと吠えておきながら、交渉の為なら手の平を返すことに何ら躊躇いがない。
使える武器は全て使う姿勢は、間違いなく月島と血を分けた兄弟だと感じられた。
「兄って、お前……」
しかし、『兄』と呼ばれて悪い気はしないのも事実だった。一人っ子だった俺にとって、兄弟を持つことは密かな憧れだった為である。
そんな俺の感情を目敏く悟ったのか、甘え慣れた狡賢い末っ子は小首を傾げてトドメを刺してきた。
「お願いだって、聡義兄さん」
「に……っ」
覗き込むような上目遣いで囁かれた甘美な言葉に、くらりと目眩がした。
『兄』という単語が脳内で繰り返し響き、絶対後悔するぞと主張する自分が次第に遠のいていく。
俺の中の天秤は、あっという間に自分に不利な選択肢へと傾いていった。
顔が良いのが悪い。
あと、声が良いのも悪い。
「……分かった、分かったよ! その諦めの悪さは亮介といい勝負だな」
「ふふ」
「なんでちょっと嬉しそうなんだよ、褒めてないぞ。目一杯の罵倒だからな」
徐々に本性を現し始めたブラコン男に、今後の道中が思いやられて肩を落とす。
分かりやすく機嫌を良くした玲二を連れて、俺は車へと乗り込んだ。
「それじゃあ、不本意ながらよろしくしてやるよ、玲二君」
「どういたしまして、聡義兄さん」
「お前、その呼び方で通すつもりなのか」
「だって満更でも無さそうだったから。嫌ならやめるけど?」
「……」
そう問われて、俺は終ぞ嫌だということが出来なかった。
「決まりだな」
沈黙を肯定と取って、玲二が口の端だけを上げてにやりと笑う。
何だか無性に腹が立って、エンジンをかけながらその肩を軽く小突いた。
◆
「ところで、さ」
走り始めた車の中で、ぽつりと玲二が呟く。
「気になっていたことがあるんだけど」
「ん?」
何の気なさそうな雰囲気で切り出していたが、その声には隠し切れない緊張が滲んでいた。
少し車の速度を落として、玲二の様子に気を配る。
「アンタ、なんでオレが兄貴じゃないってすぐに分かったんだ?」
「何故って言われてもな」
「だって、顔も声も瓜二つだろ。服も口調も寄せたと思ったんだけど」
よくもこの顔を容赦なく殴れたよな、などと軽い調子を装って話す玲二を横目で見やる。
「顔だけは兄貴に似ているって言われていたのに」
そう自虐的に話す玲二は、笑ってはいても苦しそうだった。
「ばぁか」
「なっ、こっちは真面目に聞いて、」
「顔見たら嫌でも分かるよ、似てないから。まあ、中身は少し似てるけどな」
「……は?」
俺の答えに、玲二が表情を取り繕うことすら忘れて呆気にとられていた。もしかしたら、見た目が似ていないなんて初めて言われたのかもしれない。
確かに顔のパーツは瓜二つの兄弟だ。でも、仕草が違う。雰囲気が違う。声色が違う。言葉のアクセントも、滲み出る気遣いも、俺を見る瞳の熱も違う。
本当に、間違えようがなかった。
冗談でも見栄でもなく、本気で言っていることが玲二にも察せられたのだろう。
しかし、にわかには信じられない様子で、所在なさげにシートベルトを握りしめていた。
「それ、逆だろ? みんな、見た目は似てるけど中身は大違いだって」
コイツはずっと「外見だけは月島に似ているのに」と言われ続けてきたのだろう。そしてきっと、勝手に落胆されてきたのだ。月島の弟なのにこの程度か、と。
この兄弟は、二人揃って周囲の勝手な評価に苦しんできたのだ。
誰か、真っ直ぐにコイツらを見詰めてやれる人間が居れば良かったのに。
「……」
少し、玲二にかけるべき言葉を探してから、口を開く。
「それはお前、そいつらに見る目が無かったんだろ」
「そ、そんな」
周囲の評価をバッサリと切り捨てた俺の言葉に、玲二が愕然とした表情を浮かべる。
二の句が継げぬ玲二に意地悪く笑って、それにと付け足した。
「言ってしまえばどっちでも構わなかったんだよ。兄貴の方も一発殴ってやる予定だからな」
「は、はあ……?」
最早理解が追いつかないといった表情を浮かべる玲二を見ておかしくなる。
その目が少し潤んでいたことには、気付かないフリをした。
少し曇りの晴れた顔に向けて、手を差し出す。待ってても一向に手を取ろうとしないので、俺は玲二の腕を引いて、半ば強引に立ち上がらせた。
「こんなところで俺に構ってないで、さっさと兄貴に謝るなり何なりしてこい。お前がお兄ちゃん大好きなことはもう分かったから、これ以上、人様を兄弟喧嘩に巻き込むんじゃねーよ」
「だ、誰が兄貴のことなんて好きなものか!」
「照れるなって」
「黙れ!」
玲二は声を張り上げて俺の手を振り払った。分かりやすい照れ隠しである。随分、からかい甲斐のある男だ。
振り払われた手をひらひらと振り、玲二の横を通り過ぎて行く。
もう俺から何か言う必要は無いだろう。後はゆっくりと兄弟水入らずで話し合えば良い。
最後に首だけで振り返って、俺は玲二に背を向けたまま別れを告げた。
「じゃあ、俺は行くから。これに懲りたら、もう下ッ手くそな兄貴のマネなんかするなよ」
「ちょ、ちょっと待ってくれ!」
「話はおしまいだ」
「待ってくれってば!」
制止にも構わず車へ向かおうとする俺の腕を、玲二が慌てた様子で掴んでくる。
もう何も話すことも無いだろうに、玲二はやけに必死な形相で俺を引き留めていた。おまけに、何度振り払ってもめげずに縋りついてくる。
一体、何の用があるというのか。
兄貴に似たしつこさに辟易しながら、俺は渋々立ち止まった。
「なんだよ。言いたいことは言ったし、殴ってスッキリしたし、もうお前に用は無いぞ」
「オレにはある!」
服を握り締めて離さない玲二に、無言で話の先を促す。
「アンタと、もっと話したいんだ」
「はあ?」
告げられたのは思いもよらない用件で、つい素っ頓狂な声が漏れてしまった。
不思議そうに首を傾げる俺に向けて、玲二は至極真面目な顔で宣った。
「オレ、兄貴のことを全然知らなかった。だからアンタに、もっとオレの知らない兄貴の話を教えてもらいたいんだ」
「これから自分で知っていけばいいだろ」
「兄貴のことだけじゃない! アンタのことも、全然知らなかった。だから、兄貴がアンタに惚れた理由も、アンタが兄貴に相応しい人間なのかどうかも、知りたいんだ」
「ず、随分と上から目線なヤツだな」
あまりの兄貴至上主義っぷりに、呆れを通り越して感心する。
この兄弟、向いているベクトルが違うだけで執着の強さはよく似ているのではないだろうか。
「なあ、頼むって!」
真摯な表情で玲二は頼み込んでくるが、俺にはそんな願いを聞き届けてやる気はなかった。断固拒否である。
何故なら、脳裏に鬼の笑顔がちらついたからだ。
「絶対に嫌だね! お前と一緒に居たなんてことが知れたら、アイツに何をされるか……」
想像するだけで背筋が冷たくなる。正直、今の状況も危険だと思っているのだ。
月島を避けておきながら、よりにもよって玲二と会っていたなんて。あの嫉妬の鬼に知れたらどうなるか、考えるのも恐ろしかった。
力強く拒絶した俺に、玲二が不思議そうな表情を浮かべる。
「アンタでも兄貴を怖く思うことがあるのか?」
「いや」
玲二に問われて反射的に否定を口にしてしまった。まあ、怖いのだが。
いつか手錠で拘束されて散々甚振り抜かれた経験が完全にトラウマになっているとは、流石に言えなかった。
「なあ、いいだろ? カワイイ弟の頼みだと思ってさ」
「誰が弟だ。そして何処に可愛い要素があるんだ」
クソ生意気で可愛げが無く自分よりデカイ男の妄言に牙を向いて、掴まれた袖をぶんぶんと振り回す。
それでも一向に離れようとしない玲二に、舌打ちとガンを飛ばした。
けれども、厚い面の皮をしたこの男は全くめげる様子が無い。あまつさえ、自信満々の表情で腕を広げて、親指で自らのことを指差す。
「オレだよ! 兄貴と付き合ってるなら、アンタもオレにとって義理の兄みたいなもんだろ?」
「な、なんだと……!?」
あまりにも調子のいい玲二の言葉に面食らう。
こ、コイツ。散々人を月島の相手として認めないと吠えておきながら、交渉の為なら手の平を返すことに何ら躊躇いがない。
使える武器は全て使う姿勢は、間違いなく月島と血を分けた兄弟だと感じられた。
「兄って、お前……」
しかし、『兄』と呼ばれて悪い気はしないのも事実だった。一人っ子だった俺にとって、兄弟を持つことは密かな憧れだった為である。
そんな俺の感情を目敏く悟ったのか、甘え慣れた狡賢い末っ子は小首を傾げてトドメを刺してきた。
「お願いだって、聡義兄さん」
「に……っ」
覗き込むような上目遣いで囁かれた甘美な言葉に、くらりと目眩がした。
『兄』という単語が脳内で繰り返し響き、絶対後悔するぞと主張する自分が次第に遠のいていく。
俺の中の天秤は、あっという間に自分に不利な選択肢へと傾いていった。
顔が良いのが悪い。
あと、声が良いのも悪い。
「……分かった、分かったよ! その諦めの悪さは亮介といい勝負だな」
「ふふ」
「なんでちょっと嬉しそうなんだよ、褒めてないぞ。目一杯の罵倒だからな」
徐々に本性を現し始めたブラコン男に、今後の道中が思いやられて肩を落とす。
分かりやすく機嫌を良くした玲二を連れて、俺は車へと乗り込んだ。
「それじゃあ、不本意ながらよろしくしてやるよ、玲二君」
「どういたしまして、聡義兄さん」
「お前、その呼び方で通すつもりなのか」
「だって満更でも無さそうだったから。嫌ならやめるけど?」
「……」
そう問われて、俺は終ぞ嫌だということが出来なかった。
「決まりだな」
沈黙を肯定と取って、玲二が口の端だけを上げてにやりと笑う。
何だか無性に腹が立って、エンジンをかけながらその肩を軽く小突いた。
◆
「ところで、さ」
走り始めた車の中で、ぽつりと玲二が呟く。
「気になっていたことがあるんだけど」
「ん?」
何の気なさそうな雰囲気で切り出していたが、その声には隠し切れない緊張が滲んでいた。
少し車の速度を落として、玲二の様子に気を配る。
「アンタ、なんでオレが兄貴じゃないってすぐに分かったんだ?」
「何故って言われてもな」
「だって、顔も声も瓜二つだろ。服も口調も寄せたと思ったんだけど」
よくもこの顔を容赦なく殴れたよな、などと軽い調子を装って話す玲二を横目で見やる。
「顔だけは兄貴に似ているって言われていたのに」
そう自虐的に話す玲二は、笑ってはいても苦しそうだった。
「ばぁか」
「なっ、こっちは真面目に聞いて、」
「顔見たら嫌でも分かるよ、似てないから。まあ、中身は少し似てるけどな」
「……は?」
俺の答えに、玲二が表情を取り繕うことすら忘れて呆気にとられていた。もしかしたら、見た目が似ていないなんて初めて言われたのかもしれない。
確かに顔のパーツは瓜二つの兄弟だ。でも、仕草が違う。雰囲気が違う。声色が違う。言葉のアクセントも、滲み出る気遣いも、俺を見る瞳の熱も違う。
本当に、間違えようがなかった。
冗談でも見栄でもなく、本気で言っていることが玲二にも察せられたのだろう。
しかし、にわかには信じられない様子で、所在なさげにシートベルトを握りしめていた。
「それ、逆だろ? みんな、見た目は似てるけど中身は大違いだって」
コイツはずっと「外見だけは月島に似ているのに」と言われ続けてきたのだろう。そしてきっと、勝手に落胆されてきたのだ。月島の弟なのにこの程度か、と。
この兄弟は、二人揃って周囲の勝手な評価に苦しんできたのだ。
誰か、真っ直ぐにコイツらを見詰めてやれる人間が居れば良かったのに。
「……」
少し、玲二にかけるべき言葉を探してから、口を開く。
「それはお前、そいつらに見る目が無かったんだろ」
「そ、そんな」
周囲の評価をバッサリと切り捨てた俺の言葉に、玲二が愕然とした表情を浮かべる。
二の句が継げぬ玲二に意地悪く笑って、それにと付け足した。
「言ってしまえばどっちでも構わなかったんだよ。兄貴の方も一発殴ってやる予定だからな」
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