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14. ゴゴンラ商会
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翌日午後に、ゴゴンラ商会が国王に謁見を願い出て、王宮に薬や、いろいろなものを販売しに来た。
その帰りに、騎士団の前を通った一行は、そこで販売をしようとし、騎士達に摘まみ出されていた。
正確には、わざわざ遠回りをして騎士団棟の前に来た。
王宮の謁見室は、正門から入って、庭園を見つつ屋根のついた回廊沿いにいけば迷う事無くたどり着く。
なのに、その回廊を通らず庭園を奥に突っ切った先に騎士団棟があるのだ。絶えず外で演習をしていたり、素振りをしている騎士がいるので薬でも売り込みに来たのだろうか。
ーーーーー
ココットが、魔力が注入された石を販売や加工する部屋に持って行く、と部屋を出て行ってしばらくすると。
窓の外から何やら喧騒が聞こえてきた。
私は窓際へ行って下を見てみると、荷馬車が二台と、三人の男性がその周りをウロウロとし、素振りをしていたであろう騎士達へ何やら話し掛けていた。
すると、その外にいた騎士達は途端に大声を出して荷馬車と男性達を一斉に追い出していたのだ。
男性達は慌てて荷馬車に乗り込み、遠ざかって行った。
私は何だったのだろうと思ったけれど、自分には関係無いわねと思い、また自分の席に戻って魔力を注ぎ込みはじめた。
少しして、ココットが部屋に帰って来て、先ほどの出来事を教えてくれた。
ココットは玄関先で荷馬車の音がしたので見に行ったと言った。
その荷馬車の幌に、ゴゴンラ商会のマークが書いてあったと。
ゴゴンラ商会とは、ノラの実家なんだとか。
ココットは、自分の実家が薬草を育てているリンドレー伯爵家の次女だったらしく、ゴゴンラ商会にも昔はよく販売していて、その荷馬車も伯爵家に出入りしていたと。
ココットがここに就職する少し前から、ゴゴンラ商会の荷馬車は見なくなったみたい。
けれど、その荷馬車がなぜここに来るのか気になって少し見える所まで行ったのと教えてくれた。
「ノラの実家だから余計気になったのもあるわ。何が売っているのか気になったの。だってわざわざ王宮に取り扱ってと売り込みに来た商品よ。珍しい物があるのかと思って。お父様が取り引きを違う商会に変えたからゴゴンラ商会は無くなったのかと思ってたんだけど違ったのね。でもなんの事はない、普通の薬ばかりだったわ。ま、ちらりと見えただけだから分からないけれどね。」
ココットは心底つまらないと言うような顔で、部屋に戻ってきた。
へー。ココットの家は伯爵家で、ノラの家は商会をやっていたのね。全く、聞かないと分からないものね。
あら?じゃあココット、薬草省へ仕事に行った方が役立つんじゃないの?
「まぁ、確かにそうね。でも、薬草省は王宮内にあるから、あのへっぽこ王子に会うかもしれないもの。ここで、気ままにやっていた方がいいわ。ここは女性が多いけど、薬草省は男性社会だし年齢層が高いの。だからまだ私はここにいるわ。」
その帰りに、騎士団の前を通った一行は、そこで販売をしようとし、騎士達に摘まみ出されていた。
正確には、わざわざ遠回りをして騎士団棟の前に来た。
王宮の謁見室は、正門から入って、庭園を見つつ屋根のついた回廊沿いにいけば迷う事無くたどり着く。
なのに、その回廊を通らず庭園を奥に突っ切った先に騎士団棟があるのだ。絶えず外で演習をしていたり、素振りをしている騎士がいるので薬でも売り込みに来たのだろうか。
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ココットが、魔力が注入された石を販売や加工する部屋に持って行く、と部屋を出て行ってしばらくすると。
窓の外から何やら喧騒が聞こえてきた。
私は窓際へ行って下を見てみると、荷馬車が二台と、三人の男性がその周りをウロウロとし、素振りをしていたであろう騎士達へ何やら話し掛けていた。
すると、その外にいた騎士達は途端に大声を出して荷馬車と男性達を一斉に追い出していたのだ。
男性達は慌てて荷馬車に乗り込み、遠ざかって行った。
私は何だったのだろうと思ったけれど、自分には関係無いわねと思い、また自分の席に戻って魔力を注ぎ込みはじめた。
少しして、ココットが部屋に帰って来て、先ほどの出来事を教えてくれた。
ココットは玄関先で荷馬車の音がしたので見に行ったと言った。
その荷馬車の幌に、ゴゴンラ商会のマークが書いてあったと。
ゴゴンラ商会とは、ノラの実家なんだとか。
ココットは、自分の実家が薬草を育てているリンドレー伯爵家の次女だったらしく、ゴゴンラ商会にも昔はよく販売していて、その荷馬車も伯爵家に出入りしていたと。
ココットがここに就職する少し前から、ゴゴンラ商会の荷馬車は見なくなったみたい。
けれど、その荷馬車がなぜここに来るのか気になって少し見える所まで行ったのと教えてくれた。
「ノラの実家だから余計気になったのもあるわ。何が売っているのか気になったの。だってわざわざ王宮に取り扱ってと売り込みに来た商品よ。珍しい物があるのかと思って。お父様が取り引きを違う商会に変えたからゴゴンラ商会は無くなったのかと思ってたんだけど違ったのね。でもなんの事はない、普通の薬ばかりだったわ。ま、ちらりと見えただけだから分からないけれどね。」
ココットは心底つまらないと言うような顔で、部屋に戻ってきた。
へー。ココットの家は伯爵家で、ノラの家は商会をやっていたのね。全く、聞かないと分からないものね。
あら?じゃあココット、薬草省へ仕事に行った方が役立つんじゃないの?
「まぁ、確かにそうね。でも、薬草省は王宮内にあるから、あのへっぽこ王子に会うかもしれないもの。ここで、気ままにやっていた方がいいわ。ここは女性が多いけど、薬草省は男性社会だし年齢層が高いの。だからまだ私はここにいるわ。」
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