きもちいいあな

松田カエン

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新規任務準備編

38.出発前<ユストゥス視点>

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 ふっくらとしたベッドがメインの部屋は、自室とは違い誰の匂いもしなかった。しいて言えば清潔なシーツの匂いか。でもこれは入室がなければ、一定期間ののちに洗浄されるらしいので、そう考えると疑似的なものにも思える。ほんっとこの寮、たまに無駄にすごい魔法陣仕込んでんだもんな。維持費だって半端ねえだろうに、馬鹿じゃねえのか。
 動きを止めて、そんなくだらないことを考えている俺の下では、うつ伏せ気味に俺のちんこを半分まで飲み込んだままのジギーが、全身にびっしょりと汗をかいて喘いでいた。

「ん……っ、はぁ……、いっ」

 シーツにドレープを作るように、男の手が何度も忙しなく泳ぐ。貴族然としたジギーは、その内心を隠しているようだが、自分が受け身になることを好いていないらしく、俺がいつもの周期より早く手を出したことに、複雑そうな顔をした。身体自体は完全に堕ちてるのに、こいつも難儀なことだ。

「ユス、トゥス……っそんな、はいらな……っ」
 入る入る。いっつもお前が咥え込んでるルヴィより、ちっとでかいけど、入るって。

 俺がいつものように、半分で止まるかと思っていたジギーは、あまり馴染みのない奥に入れられるのが嫌いらしい。ルヴィはほんっとある意味、こいつには甘いしな。本当なら奥までぶっ刺して開発したいところだろうに、よくこんな遊戯みたいな性交で我慢してやがる。
 専用奴隷以外に全員に共通する禁止事項は、身体に傷や痕を残さないことだが、それ以外に個々で俺たちは不文律を作っている。アンドレの場合は、ハイラム以外はあんまり喘がせないようにしてやってるとか、ジギーの場合はルヴィ以外は対面する体勢以外で抱いてやる、とかだ。

 エリーアスはほとんど禁止事項ないし、逆に絶対触るのもダメ!と喚くエイデンをなだめすかして抱いてる、クリスのパターンもある。ライマーも何気に、あまり禁止事項はなかったな。あいつの場合は、羞恥プレイが大の苦手だから、鏡で見せてやるのをやめておいてやってる、ぐらいか。たまに立位でジルケに持ち運びされてるときに、気持ちよさそうな割に、すごく嫌がってるもんな。
 今回はルヴィから寝取られプレイの許可が出たから、奥まで突っ込んで広げてやろう。ぐっと俺が腰を前に突き出すと、「ひっ」とジギーは悲鳴にも似た嬌声を上げて、前に這った。逃げた分だけ抜けるが、その分追い立てるように俺も少しずつ進む。

 そうしているうちにベッドヘッドにジギーの頭が当たった。これ以上逃げられないことを悟ったらしい。きれいな桃金の髪を振り乱して、怯えたような目を向けてくる。そんな目で男を見んなよ。煽ってるだけだぜ?
 でもまあ、ジギーも気持ち良くないわけじゃねえんだよなあ。抜き差しを繰り返して、ゆっくじっくり腰を進めながら、だらだらと萎えたままカウパーを零すペニスを揉みしだく。こいつの場合は奥を突かれると、完全に雌になるのが嫌なのだ。前は勃起しなくなり、ナカイキだけが続く。自分が雄なのを思い出したくて、娼館に通ってる気も俺はしてる。ルヴィにもジギーにも言ったことはねえけど。

 そうこうしているうちに、俺の太いちんこを、ジギーはまるっと腹に収めちまった。魔肛は相変わらず気持ちよく性器を食んで、舐めて、締め付けてくる。
 でもやっぱ、俺の嫁の穴が世界一だなー。あの好き好きって、ちゅっちゅしてくるケツマン、マジで愛してる。全身でも俺を求めてんのに、嫌いって意地張るあの愛らしさ。あー……、やばい俺、思い出しただけで、もうバッキバキだ。ごめんなジギー。俺の嫁の代わりに、いっぱい精液飲んでくれ。

「ひっおっ、ああっ、ぉ、お"っ!」

 逃げられないのに、身体を縮めてごつごつと頭をぶつけて嬌声を上げるジギーには悪いが、被虐を悦ぶ淫蕩な穴を、俺はじっくりと堪能させてもらった。

 俺が精液を注ぎ込むころには、何度も割り開かれた奥での絶頂を繰り返したジギーは、意識を飛ばしてベッドに深く沈み込んでいた。時折ぴくっと身体を痙攣させている。
 本来なら本人が自分で洗浄が使えない場合は、俺たちが魔具で身体を清めてやるんだが、大雑把に身体を拭いてやる程度にとどめ、自分にだけ魔具で洗浄を使うと、部屋を出た。

 部屋の外では、俺がしていたように、ルヴィが壁に寄り掛かりながら立っている。満面の笑みを浮かべるやつを見ると、何となく負けた気がするのはなんでだろうなあ。

<言われた通りそのままにしておいたが、本当にこれでいいのかお前>
<おーサンキュ、いや結構心が苦しいのもあるんだけど、でもジギーがどんな反応するかと思うとゾクゾクする部分もあって、ぶっちゃけ楽しい>
<そ、そうか……お前が楽しいなら何よりだよ>

 こつ、と拳を軽く合わせ、部屋の中に消えていくルヴィを見送る。あいつ絶対、ジギーが雌イキしたの煽りながら挿入する気だろ。普段抑制されてる分、時々サディストにもなるからなー……。

 くんっと鼻をひくつかせて、嗅ぎなれた俺の子熊の匂いを探す。この周辺にも残り香があるが、それはさっきまでルヴィといたからだ。とりあえず、呼び出された寮監室にでも行ってみるか。いっつもどこにいるか場所の把握しちまうから、見つからないと落ち着かねえー。
 そう思って寮監室に向かうと、俺がドアを開けるより早く、真顔になったエリーアスが飛び出してきた。

<おいエリーアス、どうしたんだ?>

 俺の奥さんが大好きな麗しの、いつも余裕な英雄様にしては青ざめた顔で、何か空中を見ている。俺の事は眼中にすらなく、そのまま玄関を飛び出していった。首を傾げながら寮監室を覗くが、そこにクンツはいない。ぽかんと口を開けたバルタザールと目が合った。

<クンツはどこ行った?あと、あのエリーアスどうしたんだ、とうとう頭がいかれちまったか?>
「クンツくんならお使いだけど……。エリーアス君は今急に飛び出して行って、なにがなんだか……」

 バルタザールが、眼鏡を外して拭きながら寮監室を出てくる。かけ戻すと、飛び出したエリーアスを追った。なんとなくその場のノリで俺も玄関を出ると、エリーアスが玄関で何やらぶつぶつと呟いていた。聞きなれない言葉に耳鳴りを感じる。魔力が篭った言葉だ。何かそこにいるのが見えているように、空に手を伸ばした。

「『宝玉は糸の中に、網の中に、布の中に。繭の中に。真綿の中に。風を通し水を通し宝玉のみを包む。真綿は糸となり、我は手繰り寄』……っ!」

「『我は燃やす。不埒な糸を。不遜な網を。無礼な布を。不敬な繭を。卑劣な真綿を。石は燃えずその場に残る』」

 共鳴するような、相反するような、声が響いた瞬間、その場に大きな雷が落ちたような轟音が鳴り響いた。ぞわ、と背筋が総毛立ち、俺は咄嗟に低く構えて、周囲の状況を確認する。
 ふわりと、音もなく現れた男が、まるで綿毛が地面に下りるような緩やかさで、エリーアスの前に降り立った。
 身に着けた鎧は群青。やせ細った若い男は、顔色の悪さと目の下の黒い隈も相まって、普段より人相が悪く見えた。鎧に刻まれた紋章は火土水風を示す四聖。

 ……俺はそこまで他寮の騎士を知っているわけじゃないが、それでもこの男は知っている。群青魔道騎士団副団長、ドマニリア・ランドだった。

 ランドは嫌そうな顔をしながら、冷めた目でエリーアスを見やる。
「よぉエリー。いや呪文は別に、想像の補助だからなんでもいいけどよ。お前、あのリンデンベルガーを『宝玉』って」
「ドマニ……!貴様、クンツをどこにやるつもりだ?!」
 エリーアスが叫んだ言葉に、俺は拳を強く握った。相対したランドはやる気のなさそうな態度をしている。

「あいつは団長直々の指令により、獣群連邦に『潜入捜査』で引き渡された。はぁーあ。ったくよ。せめて俺にも根回ししろよ馬鹿」
 ぼやいた男は、次の瞬間空気をがらりと変え、エリーアスの前で紙を広げて読み上げた。

「一輪隊隊長、エリーアス・シュリンゲンジーフ。貴殿には公文書偽造、そのほかの容疑で本部に召喚状が出ている。直ちに出頭せよ。……ほらよ、召喚状」

 最後はまたやる気のない態度に戻り、エリーアスにその手にしていた紙を放り投げた。それから興味なさそうに視線を巡らせ、轟音に駆けつけてきた、数人の一輪隊の騎士を見やる。
「シュリンゲンジーフの身柄は、しばらく本部預かりとなる。副隊長アンドレアス・ヒュッターが隊長代理。補佐は今まで通り寮監バルタザールが続けてくれ。それから、あのリンデンベルガーの専用奴隷は……、そこの犬か?」

 元は同種族だが、犬と狼は似て非なるものだ。一緒にすんじゃねえ。てめえらだって猿って言われたら腹立てるだろうが。そんな言いたいことはいろいろあったが、全てを飲み込んで、ゆっくりと頷いた。
<……そうだ>
 すると、丸めた紙を投げられた。

「先に行っちまったが、お前には今回の潜入捜査で同行が許可された。詳細はそれ読め。消音魔法は解除。代わりにいくつか、条件付き拘束魔法が付与される。バルタザール、魔法の書き換えはやっとけよ。国境までは転移魔法陣の使用が許されるから、それで合流しとけ。まああそこなら、3日ぐらいは準備期間あんじゃねえの?ほら、エリー行くぞ。団長にたんまり怒られろ」

「本部は、群青騎士団は……クンツを、この国に戻す気はあるのか」
 エリーアスが、地の底を這うような低い声で尋ねる。ランドから見えない位置で、開いた手の中の空間にゆがみが生じていた。聞きなれない唸り声のような物音までしている。視線の端で、バルタザールが尻もちをつくのが見えた。

「エリーアス、それはだめだ」
 駆けつけたアンドレが、青ざめた顔でエリーアスを諫める。魔力が見える騎士たちは、全員顔色が悪かった。元々顔色が悪い男だけが、飄々とエリーアスの前に立っている。

「俺に八つ当たりしてもしょうがねえだろ。俺は元々、リンデンベルガーを国外に出すのは反対なんだ。知ってるだろエリー」
「……わかった。同行しよう。あ、あー……そういえばバルタザール。悪いが僕の悪戯について、ユストゥスに説明していてほしい」
 悔し気に、手に込めていた魔力を霧散させたエリーアスは、少し長めに息を吐くと、そう声をかけた。

 いたずらだぁ……?ここでわざわざ言うってことは、また子熊関連かこいつ……!

 俺の視線を受けて、顔を青ざめたままのエリーアスは視線を逸らす。この傍若無人な男が、ここまで萎れるのはほとんどない。嫌な予感しかせず、ため息をかみ殺した。
 エリーアスはランドに腕を掴まれると、瞬きする間もなく姿が消え失せた。出撃する時とは違って同じ王都内といえど、魔法陣もなしに移動するのは、各隊長クラスだけだ。

<で、エリーアスが言ってた悪戯ってのは、何だったんだ?>
 受け取った用紙を開く前に、気になっていたことをバルタザールに尋ねる。ついでに座り込んでしまった男に手を差し出した。俺の手を掴んで立ち上がったバルタザールは、言いづらそうに口を開いた。

「あ、ありがと……エリーアスくんね、今回の裏工作、上手く行くと思ってたからだと思うけど、さっきクンツくんに淫紋付けててねえ……。クンツくんは淫紋のこと知らなかったみたいでさあ、今日は本部に報告書届けに行ってもらってて、帰ってきたら、僕説明しようと思ってたんだけど」

 い ん も ん !!

 馬鹿なのかあいつ!馬鹿だったな!!

 頭が痛い。そりゃ顔も青ざめるし、俺と視線合わせられるわけねえよな。帰ってきたら一度ぶん殴ってやる。
 俺は小さく唸ると、そこでようやくランドから受け取った用紙を開いた。クンツが獣群連邦に行くことになった経緯と、今回の潜入捜査とやらの詳細、それから俺の役目と必要な魔具が書いてあった。

 簡単に言えば俺の大事な子熊は、密輸出される子供の取引経路を探るために、怪しい国営の孤児院に入院させられちまうらしい。自分でご飯の調達もろくにできない、俺の嫁になんてことをさせるんだ。本部もそれはわかっているのか、俺は秘密裏に合流して他の獣人には、バレないように精液を注げときたもんだ。

 ご丁寧に、クンツが失敗したときの処理方法まで記載されていて、俺は思わずその紙を2枚に引き裂いていた。びりびりに破かなかっただけでも、まだ理性が残ってる。
 クンツが成功するにしろ失敗するにしろ、提示されていた報酬は、俺の刑罰期間の減刑だった。くそったれ。

「ゆ、ユストゥスくん?」
<バルタザール、これに記載があるもん準備してくれ。すぐに追いかける。倉庫の装備一部借りるぜ>

 くしゃくしゃにしてしまったその用紙をバルタザールに押し付ける。俺は玄関に集まっていた仲間や騎士たちを押しのけて、寮内の倉庫に向かった。ちなみに言えば俺が抱き潰したジギーはおらず、ルヴィも出てきていない。まあ後からどうせ話は聞くだろう。

 倉庫に入ると、俺は備品の中から、持ち主が定まっていない装備や小物を借りていく。服も着替えた。獣群連邦に帰るのは10年以上振りだった。所属がわからないような鎧を身に着け、手軽な小型のナイフを何本か借り、腰ベルトにくくりつける。だいぶ傭兵っぽくなってきた。
 閉鎖的ではあるが、獣群連邦の輸出品の一つは、成人獣人の戦闘能力でもある。
 聴覚嗅覚が優れているから、諸外国の魔力を持つ貴族たちは、魔法では見落としてしまうような部分を俺たちで補うのだ。装備を整えていくと、だいぶ昔に戻ったような気がした。

 ブーツの履き心地を試していたところで、コン、と開けっ放しにしていた倉庫のドアが叩かれた。視線を向ければマインラートとベッカーが立っている。マインラートはいつもの穏やかな表情を浮かべており、ベッカーは苦し気な表情で強く拳を握っていた。
<んだよ。見ての通り忙しいんだが>
 ちろりと流し目を向けながら、俺は忙しなく手を動かした。

<エリーがしていた裏工作の話を、本部に流したのは僕です>

<あ"?てめ、いまなんつった?>
 マインラートの手話はいつもきれいで丁寧で、ことなどありえない。俺は手にしていた脛当てを手放すと、マインラートに詰め寄り、胸元を掴んで持ち上げた。殺意を持って、拳を握る。

 マインラートは人並みの筋肉しか持ち合わせていない。俺が、獣人が本気で一発でも殴れば、すぐに死ぬだろう。怒りに身を任せて振り下ろしかけたところで、ベッカーに止められた。振りほどこうにも全力で抑え込まれる。俺は舌打ちするとマインラートを手放し、ベッカーの手を振り払った。

<どうして邪魔するベッカー!てめえもグルだったのか!>
<違う!俺も知ったのはついさっきだ。頭に血ぃ上らせてねえで話を聞けッ!>

 緊張感の欠ける手話での怒鳴りあいに、こほ、とマインラートが小さくせき込む音が混じる。呼吸を整えたマインラートは、俺からも、そしてベッカーからも睨まれているのに、優雅に笑ってみせた。

<いずれ、誰かには獣群連邦に行ってもらう必要があったんです。ユストゥス、クンツくんを一輪寮に呼ぶときの約束を、覚えていますか?>
 クンツを、一輪寮に入るように仕向けたという話。すっかり忘れていたその約束を、マインラートは今、口にした。

<最優先はクンツくんで構いませんよ。でもきちんと取り戻したいなら、僕のいうことには従ってもらいます。それにこれは

 騎士のように魔法が使えるわけでなく、獣人のように身体能力が優れているわけでもない。黒髪黒目の、ほっそりとしたただの人間に、どこか気圧される。

<……てめえ、俺に何させようってんだ>
 俺の戸惑いを含んだ手話に、青年は弧を描くように微笑み、それから滑らかな手話で打ち明け始めた。


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