きもちいいあな

松田カエン

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獣軍連邦潜入編

65. 闇夜

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 気づけば、私は部屋のベッドの上で1人、ジュスト狼ぬいを抱いてぼんやりとしていた。
「あれ……?」
 瞬きを繰り返して視線を巡らし、それからそっとベッドから降りる。部屋は完全に暗く、外は完全に闇夜に覆われているようだった。寝ていたわけでもないのに、この時間まで私は何をしていたのだろう。

 確か、ヒュギル様に身体の悪いところがないか、診察していただいていたはずだ。でもこんなに遅い時間までかかったのだろうか。深く意識を探ると、楽しそうな笑い声の幻聴を聞いた気がした。ぶるりと身を震わせる。

 そっとランプに小さく明かりをつけ、私は身に着けていた服を脱いでいく。手袋も靴下も脱ぎ捨てて、全裸のまま、ジュストを抱いて部屋の端に置かれた姿見で身体を映した。
 ランプの淡い光に照らされて、私の身体が鏡に映る。筋肉で陰影が浮かび上がる肉体は、前を見ても背中を見ても、特に今までと変わった様子はない。

 ちゃり、とほとんど気にならなくなった、2本のブレスレットも手首に収まったままだ。少し悩んだが、私は背を向けて、その状態で尻たぶを持ち上げて、後孔を鏡に映して眺めた。肛門らしく閉じた魔肛に変化はない。

 そう、なにもない。ないはずだ。

 なのになぜだろう。心がざわめいていて落ち着かない。偽りの熊耳は、私の感情に引きずられてぺたっと垂れたままだし、鏡の中の私は、不安を隠しきれない表情をしていた。

「……ユストゥス」

 ジュストを抱いて、ユストゥスの匂いを嗅いで落ち着こうとするが、早鐘のように鳴る鼓動は変わらなかった。
 居てもたってもいられず、迷彩機能を持つ服に着替えると、私はジュストを抱き締めたまま、部屋を飛び出した。

 ところどころ街灯として設置された光石があるが、それらが設置されているのは、孤児院がある上部ばかりだ。それがなくなれば、周辺の木々を含め夜の店らしい明かりや喧騒があり、さらに下がれば、私の目では見えない闇がある。

 だいぶ下ったはずだ。そろそろユストゥスのねぐらに着いてもいいはずだが、私の目ではそれがわからない。
 慌てすぎて、ランプすら持ってくるのを忘れてしまった。振り返って見上げてみても、さきほどまで見えていたはずの明かりはすでになかった。
 そのまま数歩進めば、ごつごつとした木の壁がある。周辺を手で探っても、どこから来たのかわからなくなっていた。

「ユストゥス、いないか?ユストゥス!」

 見えない周辺に視線を向け、手の感覚で柵に触りながら呼びかける。昼も行かなかったから、きっとあの狼は気を揉んでるに違いない。早く……早く会いたい。

「ユス!」

 声を張り上げて、はたと気づいた。あの狼は、私には会いに来てくれない。……こんな中途半端なところで呼んでも、気づかないかもしれない。
 もっと、もっと下に下りなければ。
 片手でジュストを抱いて、木の幹と柵の切れ目から足を出して、下に続く階段があるのを確かめ、そして私は足を踏み出した。一段、二段と進んで、足が空を蹴った。……ない。階段がない!
 足が着くはずの階段がなくて、ぐらりと私の身体が闇に投げ出された。ジュストを握る手に力が篭る。もう片方の手は手すりを探して空を掻いた。落ち……っ。

「クウッ!!」

 背後から伸びた力強い腕が、私の腕を掴んで引っ張り上げてくれた。そのまま私は、その手の主と一緒に床に倒れ込む。ドッドッドッドッと、ひどく早い心臓の音が耳に響いた。
 強く抱き締められて、呼吸もできないぐらいだ。

「馬鹿ッ!俺が、近くに居なかったらお前……っ怪我はないか?痛いところは?顔見せろ!」

 闇夜の中で、顔を掴まれて持ち上げられる。見えないが、そこにいてくれる私の狼に、心から安堵した。

「ユス……っ……こわ、かった……ありがとう」

 私が涙声で答えれば、ユストゥスは大きく息を吐いた。私を抱き留める腕も、顔をうずめた胸板も、汗が噴き出ている。
 ふーふー肩で息をしたユストゥスは、私をきつく抱いたまま抱き上げた。そのまま迷いのない足取りで走り出す。

 そしてそう時間がかからないうちに、ユストゥスが住む部屋に着いたらしい。ドアの開け閉めの音が聞こえて、ぱっとランプの明かりが灯された。
 その眩しさに目を細めていると、忙しなくユストゥスが私の唇を撫で、顎を持ち上げて口を塞いでくる。

「っは、ぁ……むっ、あ」

 ぐるる、とユストゥスが喉を鳴らしている。ユストゥスは普段寝床にしている毛布に私を押し倒すと、普段ない性急さでシャツをたくし上げた。
 あらわになった乳首に歯を立てて噛みつく。肉粒が潰される感触に私は声を漏らすが、ユストゥスは止まらなかった。

「クウ、クウいやか?頼む、俺を拒まないでくれ。ああくそっ、こんな、乱暴な真似っ……」

 何か葛藤しながら、ユストゥスは私の服を脱がしていく。ズボンのひもをほどき、乱雑にむしり取っていく。びりっとどこかが破れた音がしたが、それをユストゥスが気にかけることはなかった。顎を噛まれ、首筋にも噛みつかれる。食いちぎられるほどではないが、甘噛みではない。男が獣人だと、思うような強さがあった。

 くるっとうつ伏せにひっくり返されると、ユストゥスは私の腰を掴んで持ち上げ、膝に私の胴体を乗せた。慌ててつま先立ちをするが、ユストゥスの胴体が邪魔で上手く立てない上に、ユストゥスの普段使っている毛布に顔をうずめることになって、その匂いにくらくらする。
 急に押し倒されたことで、手放してしまったジュストを手探りで探し、尾を握ったところで、ユストゥスが私のおまんこに舌を差し入れた。

「ぁあ、あっ、あんっ!ゆ、すぅ……っ!」

 性急に舌で割り開かれ、魔肛が体液を滲ませる前に唾液を送り込まれて、くぷくぷとかき回される。一つ一つの行為がいつになく乱雑で、それでもユストゥスにされることに、私はひどく感じてしまった。

「ひぃい……っ」

 気持ちよくて腰が揺れれば、邪魔をするなと叱責するように尻を叩かれ、腰を強く掴まれて固定されてナカを蹂躙される。私の尾がユストゥスの鼻息で揺れた。ぱしぱしと尾で叩けば、強く噛まれる。
 今までは歯を立てても、軽くで、あとが残るような噛み方もしなかったのに、尻も噛まれたし、陰嚢も強く吸い付かれた。さすがに性器周辺は手加減してくれたようなのだが、それでも吸い付き、噛まれたところは赤くなり、じんじんと熱を持っていく。

「ゆ、しゅっ……あっ、そこっ」
「拒むな、たのむから……っ」

 全身くまなく、ユストゥスの歯と、唇と、指が這いまわる。わき腹も噛まれたし、汚いと言っているのにつま先すら舐めて吸われて、噛みつかれた。その間、私の狼は、ずっと私に懇願していた。

「いやがるなっ……もっと、ひどくしちまう……っ」
「はぁ……ああ、っは……ぁ」

 ケモ耳は舐めしゃぶられて、しっとりと濡れていた。乳首も腫れあがっているし、全身がぴりぴりしている。
 うつ伏せのまま肩で呼吸をする私に、ユストゥスが動きを止めた。何だろうとうっすら背後を伺うと、身体を離したユストゥスは、自分のシャツの服を両手で掴んでたくし上げ、裏返すように服を剥ぎ、脱ぎ捨てた。徐々にあらわになる男の裸体に、私は目を逸らせない。

 重量系の私とは違う、しなやかさと力強さのバランスが取れた腹筋や胸板。乱れた髪を軽く振って髪を掻き上げる姿に、呼吸が止まりそうになる。体温が少し上がった気がした。噛まれた全身が、細胞の一つ一つが、男に、私の狼に欲情している。おまんこはもうぐずぐずで、早く雄を咥え込みたくてうずうずしていた。きゅ……と窄まったあと、緩む縁から、ユストゥスの唾液交じりの淫液がとろりと垂れた。

 私は今から、このおおかみに犯される。…………いや違う。奪うような強さで、愛されるのだ。

 ユストゥスがのしかかってきた。ぐりぐりと剛直が私の尻に押し付けられている。荒い呼吸に、耳すら犯されている気分だった。ごくっと喉を鳴らす音まで聞こえる。
 うなじを、ぬるぬるとユストゥスの舌が往復している。まるでどこに噛みつくか思案しているかのようだった。

 それなのに、ユストゥスは私の臀部にペニスを擦り付けるだけで、入ってこようとしなかった。私は大事に抱えていたジュストをそっと毛布の外に置き、疑似交尾のように腰を揺するユストゥスを受け入れるべく、尻を掴んで押し開く。首を捩ってユストゥスを見上げたまま、震える唇を開いた。

「ぁ、いして……だんな、さま……っ……っっ……!!」

 どずんと、一気にユストゥスのペニスが、おちんぽが、私のおまんこに挿入された。それだけで、私はあっけなく達してしまう。押し出されたような精液は、ユストゥスの毛布を汚して、蹂躙された肉膣は、割り開いた大事なおちんぽをもてなすように、甘くきゅっきゅっと震えながら吸い付いた。
 絶頂に押し上げられたまま、言葉もなく駆け巡る快感に逃げ道はない。つま先がぴんと伸び、膝がユストゥスの胴を挟み込んで、腰に絡みつかんばかりに緩く曲がる。びくっと身体を痙攣させる私の肩を、ユストゥスが毛布に押し付けるように掴んだ。ふーっと、うなじに息がかかる。ぞくりと背筋が震えた。

「ァア……っあ……!!」

 がり、と歯を立てられる。痛い。熱い。

 反射的に逃げをうつ身体を押さえこまれて、腰を揺さぶられた。
 今まで一度も、一度もユストゥスは、そこに噛みついたことがなかった。寮でキスマークを付けられることがあっても、噛みつくのは首筋や別のところで、獣群連邦に入ってからは、舐めたり軽く唇を当てられるだけで、狼が私に痕を残すことなど、一度もなかった。
 ごりごりとナカを擦られて潰される。喘ぎながら浅い呼吸を繰り返していると、顎を掴まれて首をねじって口づけをされた。舌さえ噛まれて、強く吸われる。

 ユストゥスは、猛獣だった。

 抜かずに私を愛したまま、いろんな角度で私を攻め立てた。ぐりっとナカを、結腸に先っぽをハメられたまま、片足を腕で抱えて突き上げては、ふくらはぎに噛みつき、吸い付いて痕を残す。
 抜き差しでぷらぷらと私の陰茎が力なく揺れた。とろとろと零す精液は何度も絶頂していることを示すが、ナカイキが多くて勃起しない。

「あっ、あ、こん、っな、っひあ……っあ、っ!」

 死ぬかもしれない、と漠然と思って反射的に這って逃げれば、その分怒ったように腰を掴まれて臀部は叩かれ、ばちゅばちゅとおまんこをかき回される。強すぎる快感とユストゥスの熱量に抵抗すれば、逃げられないように抱き上げられた。壁に背を押し付けられて、両足は持ち上げられて、下から激しく突き上げられる。バランスが悪く、私はユストゥスの身体に爪を立てながら、縋るしかできなかった。

「ひっ、あっぁ、あああ、あ~~っ!」

 のけ反って達するが、もうろくに出すものがない。散々擦られたおまんこも、熱くてひりひりする。のけ反ったところで喉仏にも、強く噛みつかれた。

 食われる。わたしのおおかみに、食べられてしまう。

 度重なる激しい愛撫に、意識を失う寸前、私の胸に去来したのは恐怖よりも、嬉しい、という密やかな悦びだった。



 唇を柔らかく揉まれる感触がある。口を開ければ、しっとりとした唇が重なり、とろとろと水が流れ込んできた。叫びすぎて痛んだ喉に染み入る甘露に、私はもっとと言うように舌を差し出す。それに応えるように、何度も水を含んだ口づけが与えられた。

 抱き留める腕の強さ、私の頬を優しく撫でる手、濡れた唇をゆっくりと舐められた私は、うっすらと目を開き、舌に甘えるようにちろちろと舐め返した。ぼやけていた視界が瞬きを繰り返すことに明瞭になっていく。
 そこにいたのは、私の狼で、その目は泣き腫らした後のように赤かった。実際、私が気を失っている間に泣いたのかもしれない。

 膝の上で座位のように抱かれた私とユストゥスの間には、ジュストが挟まれていて、その手触りにほっとしていると、ユストゥスが躊躇いがちに口を開いた。

「お前が、死ぬかと思った」
「私も、死ぬかと思った。あのような死に方は、少し、嫌だな」
「少しじゃねえよ!見ろこれ!まだ手が震えてやがる」

 差し出された手は、確かに小刻みに震えていた。その手を両手で握ったまま。ユストゥスの首筋に顔をうずめる。安心する男の匂いに、ほう、と小さく息を吐いた。男は私をジュストごと再度強く抱きしめてくる。
 苦しくて、気持ちいい。

「なんであんな……いや、いい。間に合ってよかった……それと、悪かった。クウが死ぬかと思ったら、暴走しちまった」
「いや……その、わたしも……う、嬉しかったのだ。お前にこんな……こんなに、あ、あぃされて……」

 見れば、手の甲や腕の内側にも、噛み痕や赤い鬱血が散っていた。ここまで範囲が広がると、まるで何かの病気のようだ。
 全身がひどく重い。けれどそれは心地よい倦怠感で、柔らかい気持ちのままユストゥスの首筋に吸い付こうとして、留まった。
 動きを止めた私にユストゥスが訝しがるように見下ろしてくる。まるで私の行動の一つ一つから、何を考え、どうしようとするのかを見極めようとしているようだった。

「どうした、どこか痛むか?……痛むよな。悪い。今まで耐えてたってのに、本気で……あーぁ、こんなに噛み痕が」

 ユストゥスは、暴走した自分を悔やんでいたようだった。私の腕や胸や、全身に散った痕を、抱きかかえる腕とは逆側の手で、優しく触れてくれる。
 本気。今まで加減してくれていたというのか。あれで。
 ……でもこの身体の状態から思えば、確かに加減してくれていたのかもしれない。普段から、獣人とは身体の造りが違うことを痛感しているのに、性行為が人並みのはずがないだろう。
 
「いや……お前のような、美しい毛並みの狼は、同族に番が居るのだと聞いた。もし、そうなら痕を残すのはもうしわ、んがっ」

 目を伏せながらぶつぶつと呟いていると、口元を強く掴まれて上を向かされた。その目は強く私を睨んでいる。

「俺の番はお前だけだクウ。誰に、そんな馬鹿な話を吹き込まれた?」
「らひにーりゅに、ひゅわれ」
「誰だそいつは」
「こじいんにょ、くおひょ」

 手を離してくれればいいものを、掴まれたままで上手く発音ができない。でも全身からにじみ出る怒気に、私はユストゥスの腕にそっと手を添えることしかできなかった。

「黒豹……?ああ、あのガキが。俺の住処までうろうろしてるから何かと思えば……いいかクウ。灰色狼は、一度決めた番は変えない。親から番うだろう相手を、宛がわれたことはある。だが、俺が選んだ番はお前だクンツ。お前だけなんだ」

 言いながら顔をしかめたユストゥスは、私に言い聞かせるように言葉を紡いだ。

「でみょ、わらひ、こはうめにゃ」
「別に子供が欲しくて選んだわけじゃねえよ。でもまあ、クウが俺の子産んでくれんなら、それはそれで喜ぶけどな」
 ユストゥスの手が、私の顔から離れ、そっと下腹を撫でた。途端に、ぞわぞわと快感が生まれ、とっさに私はユストゥスの手を押さえこんだ。

 うそだ、こんな……っ。

 散々精液を流し込まれて、満足したはずの、ナカが、特に性的に触れられてもいないのに、きゅんっと反応を示した。
 戸惑い、顔に集まる熱を意識しながら、そっと私の狼を見上げる。ユストゥスと目が合うと、緩んだ空気が急速に密度の濃いものに変わっていくのがわかった。

「や、ら……っ子は、子はだめ、だ。騎士でいないと、わたしは……」
「おまえ……いま自分がどういう顔して言ってんのか、自覚あるか?」

 私の背に回った手に、力が篭る。私はかすかに首を振り、「ちがう」とつぶやく。伏せようとした顔は、顎を掴まれて上げられた。先ほど口元を抑えたような強さはなく、いくらでも払えそうなほどの、柔らかな手つきだ。それでいて、何度も私に精子を吐き出したにも関わらず、情欲に濡れた瞳が私を捉えて離さない。

「……俺の子を孕みたいって言え」
 掠れた雄の甘い声が、私の耳朶を優しく犯してくる。顔を逸らそうにも、逸らせない。どうせ孕めないのだ。ばかばかしい。そう思うのに。

「いわ、なぃ……っ」
 出てきたのは、誘うような響きを持つ、拒絶の言葉だった。ふ、と笑ったユストゥスにちゅっと唇に吸い付かれる。

「もう言ってるようなもんじゃねえか、クウ」
「言ってない。言ってないぞ、わたしは……んっ」

 角度を変えて口付けは続き、ねっとりと舌を絡ませられる。似たようなことを、エリーアス様にも言われた。その時は、孕みたいと答えさせられた記憶がある。でも、でもユストゥスには、言えない。

「ぃやだ……言えない」

 本当に孕ませられそうな気がするのだ。現実的にはほぼ不可能なのに、それならまだエリーアス様の方が可能性があるのに、エリーアス様より、ユストゥスの方が、私を孕ませられる、気がしてしまう……。

 ぽぽぽ……と真っ赤になって言葉もなく、否定を表すように首を振るだけになった私に、狼は話を変えることで逃げ道を作ってくれた。

「そういえば、どうしてあんな急いで来たんだ?ランプも光石もなしに」
「……なんだか、不安になったのだ。でも今は、……落ち着いた」

 なぜ落ち着いたかと言えば、ユストゥスといるからだろう。それぐらいはわかる。……私は本当に、この男に作り替えられてしまったな。ユストゥスの腕の中で、自分の身体に付いた痕を指でなぞって、小さく笑った。


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