異世界バトルキッチン:最強料理人への道~美少女たちを添えて~

雪見クレープ

文字の大きさ
8 / 24

第8話 放浪の錬金術師

しおりを挟む
 俺がベッドで寝ていると、甘くて心地よい香りが鼻をくすぐり、目を覚ます。

 昨日のコーネリアとのバトルキッチンの疲れもあって、体が重く感じる。

 それでも、大きく伸びをして起き上がる。

「リクさん、おはよう。昨日は頑張ったわね」

 聞き慣れた柔らかな声が耳に入る。

 横を見ると、イリスがいつもの穏やかな笑顔で俺を見つめていた。

 その瞳にはどこか母性を感じさせるものがあり、彼女の存在はいつも心を落ち着かせてくれる。

「おはよう、イリスさん」

 イリスの後ろからレイラが明るく笑いながら俺の顔を覗き込んでくる。

「おはよう、リク!」

「レイラもいたのか、おはよう」

「今日もバトルキッチンするの?  昨日の勝負もおもしろかったみたいだし!」

 彼女の無邪気な笑顔に、俺は思わず顔をほころばせた。

「今日はさすがに休ませてくれ……。昨日は初めての実戦だったし、本当にギリギリの戦いだったから」

「でも、楽しかったでしょ?」

 レイラは目を輝かせながら訊ねてくる。

 彼女のその元気さに、疲れも吹き飛んでしまうようだ。

「そうだな。確かに楽しかったけど、今日は穏やかに過ごしたい」

 俺は苦笑いを浮かべながら、立ち上がる。

 体を伸ばし、コーネリアとの勝負がどれほど激しかったかを思い出そうとした。

 その時、突然ドアが開き、メイドが慌てた様子で部屋に飛び込んできた。

「リク様、外に錬金術師を名乗る女性が訪ねていらっしゃっています。衛兵に通すように迫っておりまして……」

「錬金術師が俺に……?」

 首を傾げる。

 そんな知り合いは当然いない。

 しかし、錬金術師か……料理魔法使いよりは聞き馴染みがある名称だ。

「誰かしら?」

 イリスが興味深そうにつぶやく。

「分かったわ、リクに用があるなら通してちょうだい。私も会ってみたい」

 レイラは指示を出し、メイドは急いで衛兵の元に向かった。

 俺も準備して広間に向かう。

 しばらくして広間の扉が開き、一人の女性が現れた。

 背の高いイケメンだ。

 髪はブロンドでウェーブがかかっていて、後ろで髪をまとめている。

 彼女はたくさんのポケットや道具が装備されている旅行者のような服装で、錬金術で使うであろう道具がバックパックから顔を出していた。

「初めまして、リク・アマギさん」

 彼女は堂々とした態度で俺に近づき、その中性的な声には強い自信が滲んでいる。

「ああ、初めまして……。それであなたは?」

 俺は初めて会う錬金術師に興味がありつつも、しっかりと警戒していた。

「私はガーネット・オーラム、錬金術師だよ。今は旅の途中でね、ラヴェリウムで買い物をしていたときに、たまたま昨日のバトルキッチンを見させてもらった」

 昨日のコーネリアとの戦いの場にいたのか。

「それでね、私には君の包丁に特別な力が宿っているように見えたんだ」

「包丁に? それはどういうことだ?」

 俺もイリスもレイラも彼女の言葉に少し驚いたが、俺はその真意を知りたかった。

「ただの包丁ではないのだろう? 私はそれを手に入れたいと思ってる」

「そうか。でも、この包丁は俺の大切なものなんだ。だからダメだ」

 この包丁が魔法を宿しているのはわかっているようだが、その中でも特別なセレスティアルだとは知らないみたいだ。

「そう言うと思っていた。だから私はこれを賭ける。バトルキッチンといこうじゃないか」

 ガーネットはバックパックから、不思議な装飾のついた黄金色の鍋を取り出し、俺の前に差し出した。

「この“黄金の鍋”は、魔法が込められた調理器具で、煮込む時間を短縮できたり、料理の質を飛躍的に高めることができる。私の最高傑作さ」

「たしかに錬金術師の黄金の鍋というのは魅力的だが、俺の包丁は簡単には渡せない」

 俺は即座に返答した。

 ガーネットの挑戦を受けて、包丁を失うようなリスクを冒す必要はない。

「それなら、君が勝てば私自身もつける。君のその態度、余計に欲しくなってしまったよ」

 ガーネットの表情には確固たる決意があるようにみえる。

「ちょっ、ちょっと! その、私自身もつけるってどういうことよっ?」

「それは、リクさんの女になるってことかしら?」

 レイラとイリスが割って入る。

「ダメよ、リク。私たちがいるんだから、あんな女いらないでしょ⁉ だから断って!」

 レイラは少し怒ったように言う。

 彼女の目には強い意志がこもっている。

 だが俺は……。

「分かった。その条件で勝負しよう」

「なんでよぉ⁉」

「あそこまでの覚悟を持って勝負しようとしてくるんだ。料理人として断ることはできない」

 俺は覚悟を決め、ガーネットとのバトルキッチンに挑むことにした。

「リク……」

「リクさん……」

 レイラとイリスは、一瞬驚いたように見つめ合い、その後、深い息をつく。

「わかったわ。リクさんが決めたことなら、私たちも応援する」

 イリスの言葉には、俺を信じてくれている気持ちが込められているのがわかる。

「リクが本気でやるなら、私たちも全力でサポートするわ。ガーネット・オーラム、覚悟しておきなさいよ!」

 レイラも決意を固めたようで、目を光らせて言う。

「ありがとう、二人とも」

 俺は彼女たちに感謝の意を示しながら、バトルキッチンの準備を整えるために動き出す。

 レイラの手配で、王城内にある厨房にて、すぐに準備が行われた。

「やっほー、リク! 準備して待ってたよ!」

「おう、ありがとう、フィーナ」

「あたしも見学させてもらうよ♪ がんばれーリク!」

 フィーナも厨房の準備をしてくれていた。

 応援もしてくれるみたいだ。

 審査はレイラが務めることになった。

 久しぶりに見る彼女の王女らしい姿がある。

 そしてイリスがバトルキッチンのテーマの宣言をする。

「今回はガーネット・オーラムが錬金術師ということにちなんで、『黄金の料理』をテーマとします。よろしいですね?」

『黄金の料理』がテーマとは……レイラのこちらに肩入れしないという意思表示だろう。

 問題なしと頷く俺とガーネット。

 そしてイリスが開始の合図をする。

「今回は『黄金の料理』をテーマとして一品を作り、その出来栄えをレイラ王女が評価するという形になります」

「リク・アマギは包丁を、ガーネット・オーラムは鍋と自分自身を賭けることとします。それでは、バトルキッチン開始!」

 宣言がされると、ガーネットは手際よく準備し始めた。

 彼女の指先は魔力を発しながら、まずは普通の鍋にバターと米を炒め、香ばしい香りを立ち上らせる。

 米を炒めているだけなのに、その姿には錬金術師としての熟練が感じられた。

 黄金の鍋はというと、こちらではすでに鶏ガラからブイヨンを作っている。

 この組み合わせはおそらくリゾットを作るのだろう。

 対して、俺はゴールデンシーラを捌く。

『シーラ』は元の世界でいうシイラにあたる魚だ。

 しかし、この『ゴールデンシーラ』は、この世界においてかなり高価なもので、黄金色のウロコが特徴であり、魔力まで保有している。

 セレスティアルは大きめの魚だろうが、簡単に捌ける。

 以前よりきれいな切り身にできたのは俺が上達から、と言いたいが、セレスティアルが俺を誘導してくれているような感覚もある。

 次に白身魚に合うクリーミーなサフランソースを作っていく。

 鍋でみじん切りにした玉ねぎをバターで炒める。

 そこに生クリームを入れ、白ワインに浸しておいたサフランをそのまま入れ、塩とホワイトペッパーで味を整え、アルコールを飛ばしつつ少し煮る。

 バターと生クリームの甘い香りが鼻腔をくすぐる。

 そこにサフランの鮮やかな黄金色が加わり、サフランのクリームソースが出来上がる。

 するとフィーナの驚きの声が上がる。

「な、ななな、なんなの、あのチキンブイヨン!!!」

 ガーネットが米を炒めている鍋にブイヨンを入れている。

 しかし、彼女のブイヨンは本物の黄金のように輝き、周囲に魔力を放っていた。

 フィーナが驚いて声を上げるのも無理はない。

 その輝きは目を奪われるほどに美しかった。

「そんな、いくら黄金の鍋で作ったからと言っても、材料は普通のものだったはず……」

「このブイヨンは、ただ色が黄金なだけではないよ。これは“黄金の鍋”で作った最高に美味なブイヨンさ」

 自慢げにガーネットが答えた。

「くっ……」

 魔法の包丁を使っている以上、俺だって対等の立場にある。

 しかし、それを使いこなせていないことが悔しい。

 ダメだ、目の前のことに集中しろ……。

 レイラにおいしい料理を作る。

 今はそれだけでいい。

「よしっ!」

 俺は気合を入れ直す。

 そして、シーラの身がほどよく焼き上がり、盛り付けに移る。

 まずはサフランクリームソースを皿に敷く。

 そこにゴールデンシーラを丁寧にのせて、粗挽きの白コショウをふり、軽くレモンを絞る。

 この盛り付けはもちろんゴールデンシーラの美しい皮目を活かすためだ。

 余計なものは極力使わずに、ゴールデンシーラの味を引き出し、自然な美しさを最大限に活かすよう心がけた。

「ゴールデンシーラのサフランクリームソース添え」が完成だ。

 彼女もリゾットの仕上げに入る。

 黄金色に輝くリゾットに粗削りのチーズとバターで塩気を足す。

 削っているチーズも輝いて見える。

 おそらくチーズも変わったものを使っているのだろう。

 余熱で溶けたら皿に盛りつけ、粗挽きの白コショウを振る。

 本来なら黒コショウが定番だが、色味のため、あえての白コショウを使っている。

「黄金のリゾット」が出来上がった。

 二人の料理がレイラ王女の前に並ぶ。

 放たれる香りが、厨房全体に広がり、見ている人たちの期待感を高めていた。

「どちらも『黄金の料理』というテーマの通り、見た目は大変美しいです」

「では次に味をみてみましょう」

 レイラはまずガーネットのリゾットを口に運ぶ。

 すると、その緊張感のある表情から笑顔に変わった。

「うん、これは素晴らしいわ。チーズのクリーミーさも良く合い、お米一粒一粒に魔法の力が見事に融合しています」

 レイラは感想を述べると次に、俺のシーラも口に運んだ。

「サフランの香り、シーラの柔らかさ、料理全体の調和がとれている。うん、おいしいです」

 レイラは少しの間黙って味わい、真剣な表情になる。

 食べ終わり、長く沈黙していたレイラの口を開く。

「この勝負、引き分けとします」

「「「ええっ!!」」」

 一同から驚きの声が上がる。

 当の本人であるガーネットは驚いていないようだった。

「ガーネットのリゾットは、香り高く、口に入れた瞬間に濃厚な味わいが広がる。一方、リクのシーラも、サフランソースの香りと魚の旨味が絶妙に絡み合っていました」

「どちらも同等に美しく、そしておいしかったです」

「味も、見た目も、魔力量も同等に感じました」

「不満がある人もいるかもしれません。しかしこれは審査を引き受けた王女レイラ・グレイシャルの決定です」

 そこまで言われれば誰も文句は言えない。

「引き分けか……」

 正直、黄金のブイヨンを見たときは、包丁がとられる覚悟もしていたので、安心した。

 今回はゴールデンシーラとセレスティアルに助けられた。

 そして俺は彼女にお願いをした。

「リゾット、食べさせてほしい!」

 そう、あの黄金のブイヨン、めちゃくちゃうまそうだった!

「もちろんいいよ。代わりに君のシーラも食べさせてくれ」

 二人で料理を分け合う。

 イリスとフィーナもちゃっかり食べていた。

「ガーネット、今回は引き分けになったが、それでよかったのか?」

「うーん、私のリゾットも良かったけれど、君の料理からもまだ学ぶべきことが多いと感じたから……だから引き分けでも文句はないよ」

 ガーネットは微笑みながら言った。

 ――――――――――

「じゃあ、私はそろそろ旅に戻るよ」

 彼女は黄金の鍋をしまい、出発の準備をする。

「ありがとう、ガーネット。いい経験になったよ」

 俺は感謝の気持ちを込めてガーネットと握手を交わした。

「頑張って腕を上げてくれ、リク君。そして次こそはこの鍋と、“私のこと”を勝ち取ってくれよ」

 ガーネットはそう言い残し、広間を後にした。

「あ、え……?」

 当然レイラとイリス、そしてフィーナも今の話を聞いていた。

「リク! なに赤くなってんの⁉」

「あらあら、これ以上は魔法を教えるのやめようかしら」

「次の勝負、私が審査員になったら絶対あの錬金術師を勝たせるんだから!」

 ――これからの戦いに向け、さらなる成長が必要だ。

 料理の腕だけでなく、魔法の勉強もしてセレスティアルを使いこなしてみせる。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜

かの
ファンタジー
 世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。  スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。  偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。  スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!  冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!

文字変換の勇者 ~ステータス改竄して生き残ります~

カタナヅキ
ファンタジー
高校の受験を間近に迫った少年「霧崎レア」彼は学校の帰宅の最中、車の衝突事故に巻き込まれそうになる。そんな彼を救い出そうと通りがかった4人の高校生が駆けつけるが、唐突に彼等の足元に「魔法陣」が誕生し、謎の光に飲み込まれてしまう。 気付いたときには5人は見知らぬ中世風の城の中に存在し、彼等の目の前には老人の集団が居た。老人達の話によると現在の彼等が存在する場所は「異世界」であり、元の世界に戻るためには自分達に協力し、世界征服を狙う「魔人族」と呼ばれる存在を倒すように協力を願われる。 だが、世界を救う勇者として召喚されたはずの人間には特別な能力が授かっているはずなのだが、伝承では勇者の人数は「4人」のはずであり、1人だけ他の人間と比べると能力が低かったレアは召喚に巻き込まれた一般人だと判断されて城から追放されてしまう―― ――しかし、追い出されたレアの持っていた能力こそが彼等を上回る性能を誇り、彼は自分の力を利用してステータスを改竄し、名前を変化させる事で物体を変化させ、空想上の武器や物語のキャラクターを作り出せる事に気付く。

異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~

松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。 異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。 「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。 だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。 牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。 やがて彼は知らされる。 その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。 金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、 戦闘より掃除が多い異世界ライフ。 ──これは、汚れと戦いながら世界を救う、 笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。

ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。

タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。 しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。 ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。 激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。

初期スキルが便利すぎて異世界生活が楽しすぎる!

霜月雹花
ファンタジー
 神の悪戯により死んでしまった主人公は、別の神の手により3つの便利なスキルを貰い異世界に転生する事になった。転生し、普通の人生を歩む筈が、又しても神の悪戯によってトラブルが起こり目が覚めると異世界で10歳の〝家無し名無し〟の状態になっていた。転生を勧めてくれた神からの手紙に代償として、希少な力を受け取った。  神によって人生を狂わされた主人公は、異世界で便利なスキルを使って生きて行くそんな物語。 書籍8巻11月24日発売します。 漫画版2巻まで発売中。

ユーヤのお気楽異世界転移

暇野無学
ファンタジー
 死因は神様の当て逃げです!  地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。

第2の人生は、『男』が希少種の世界で

赤金武蔵
ファンタジー
 日本の高校生、久我一颯(くがいぶき)は、気が付くと見知らぬ土地で、女山賊たちから貞操を奪われる危機に直面していた。  あと一歩で襲われかけた、その時。白銀の鎧を纏った女騎士・ミューレンに救われる。  ミューレンの話から、この世界は地球ではなく、別の世界だということを知る。  しかも──『男』という存在が、超希少な世界だった。

【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~

シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。 木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。 しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。 そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。 【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】

処理中です...