結婚する事に決めたから

KONAN

文字の大きさ
67 / 100

何もなかったかのように出勤

しおりを挟む
火曜日になった。


今夜は私が18時まで電話当番の日だ。


天気がいいので、電気自転車で職場へ行くことにした。

施設に着いたけど、竹田さんはまだ到着していない様子。


事務課に到着。


t助とよっしー課長がいた。


私「おふぁようございます」


t助「おはよう」
よっしー課長「おはよー、コーヒーでいい?」


私「ありがとうございますー」


よっしー課長は特に変わりはなさそうだ。


ホントにピリついてんのか?!


竹田さんも出社してきた。


竹田「おはようございまーす」


目があった。


竹田さんはニコって笑った。


しかし、よっしー課長の視線が怖いから、私はパソコンの画面に隠れて手を振った。


デイサービスの車の準備をしに、事務課を出たところで親分が来た。


私「グッドモーニングです」


親分「モーニングです」


私「デイサービスに車まわしてくるわ」


親分「よろしくお願いしまっす」


デイサービスに車を持って行って、車両に利用者の迎えで使う車椅子を乗せていたら板金屋が来た。


板金屋「あ!ご苦労さんでーすー」


私「ご苦労さんでーすー」


板金屋「今日の竹田さんはどうですか?」


私「至って普通っぽいですよ!」


板金屋「なんかあるといいですねぇ」


私「何もないと思います~今日の昼飯は何時からなんすか?」


板金屋「たぶん、12時半です!」


私「親分なんか作るかもよ」


板金屋「じゃあ、絶対アジトに行きます!」


私「わかった。じゃあ後ほど~」


板金屋さすが、竹田さんの話は遠慮なしに言ってくる。


朝礼の時間が近づき、事務課に戻ると、よっしー課長と竹田さんが何か話していた。


デイサービス送迎前に竹田さんからLINEが。


竹田「さっきよっしー課長の聞きました??
もうあなたしか信用してないだって。(笑)」


私「俺も信用失ったの?!何も言ってないのに?笑」


竹田「これで私がよっしー課長に嘘ついたり、誤魔化してる事が発覚したらもう私たち嫌われるでしょうね。(泣)」


私「そのときは、だって好きだもんって開き直るしかないですね。笑」


竹田「よっしー課長は人間不信になりそうとボヤいてました。(笑)
同じ職場はバレた時が大変なんです。」


私「なるほどね、じゃあバレないように完璧にするしかないですね。笑」


竹田「私は絶対にばれたくないとおもってるので。(笑)」


親分とデイサービスの迎えが済んで事務課に帰り、竹田さんのLINEの返事を書き始めた。


私「任せてくださいって。笑
LINEしてるのをチラチラよっしー課長が見てくるので退避。笑」


施設内の設備点検に向かった。


竹田「よっしー課長の監視の目が厳しい。(笑)」


私「下向いてても見られてるのが、わかるくらいですよ!どうなってんすか!笑」


点検を終えて事務課に帰った。


事務課には、よっしー課長だけがいた。


竹田さんはどこいったんだー?


よっしー課長「波多野くん」


私「ふぁい?」


呼ばれた瞬間、もしかして竹田さんのことを聞かれるのかと焦った。


よっしー課長「これあげるー」


野菜ジュースをもらった。


私「どうしたんすかこれ」


よっしー課長「ヤクルトさんから買ったの。
あなたの野菜不足が心配で!」


私「おー、それはそれはありがとうございます。
今日の昼飯は親分なんか作るらしいですよ」


よっしー課長「そうなんだ、また手伝わないとねー」


さてさて、パソコンで点検結果の入力をして、今日は何しようか考えるとするか。


しばらくすると、親分が事務課に入ってきた。


親分「今日はカレーを作る」


私「おお、カレー。板金屋も喜ぶで」


親分「昼のリハビリ利用者を、お前送っといてくれ、ワシはカレー作っとくから」


私「わかった」


よっしー課長「大島さん手伝います」


親分「たのんます」


竹田さんにLINEを送った。


私「竹田さんランチはカレーですよ!」


でも、竹田さんはPHSだけ持って入所階に上がっていて、携帯はデスクの上だった。


とりあえず、網戸でも直しに行くか。


網戸を直しに3階へ行った。


3階の詰所に行くと竹田さんがカルテを見ていた。


私「寝不足大丈夫?」


竹田「大丈夫だよー」


私「今日、カレーらしいよ」


竹田「やった!今日カップソーメンでも食べようかと思ってたんですよ」


私「よっしー課長、カレー作るの手伝うって言ってましたよ」


竹田「私も手伝わないと」


私「さっきよっしー課長、野菜ジュースくれたんすよ」


竹田「相当、波多野さんのこと好きなんですね」


私「そうなんですよ。更にすごいチラ見してくるんで。」


竹田「リハビリの送りまで、何かするんですか?」


私「門脇ポン太に頼まれてる網戸交換をします」


竹田「がんばってね、先に事務課戻ります」


私「ほいー」


さぁ、いつまでよっしー課長やみんなに気づかれずに過ごすことができるのか。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

離婚した妻の旅先

tartan321
恋愛
タイトル通りです。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

傷痕~想い出に変わるまで~

櫻井音衣
恋愛
あの人との未来を手放したのはもうずっと前。 私たちは確かに愛し合っていたはずなのに いつの頃からか 視線の先にあるものが違い始めた。 だからさよなら。 私の愛した人。 今もまだ私は あなたと過ごした幸せだった日々と あなたを傷付け裏切られた日の 悲しみの狭間でさまよっている。 篠宮 瑞希は32歳バツイチ独身。 勝山 光との 5年間の結婚生活に終止符を打って5年。 同じくバツイチ独身の同期 門倉 凌平 32歳。 3年間の結婚生活に終止符を打って3年。 なぜ離婚したのか。 あの時どうすれば離婚を回避できたのか。 『禊』と称して 後悔と反省を繰り返す二人に 本当の幸せは訪れるのか? ~その傷痕が癒える頃には すべてが想い出に変わっているだろう~

離婚すると夫に告げる

tartan321
恋愛
タイトル通りです

今さらやり直しは出来ません

mock
恋愛
3年付き合った斉藤翔平からプロポーズを受けれるかもと心弾ませた小泉彩だったが、当日仕事でどうしても行けないと断りのメールが入り意気消沈してしまう。 落胆しつつ帰る道中、送り主である彼が見知らぬ女性と歩く姿を目撃し、いてもたってもいられず後を追うと二人はさっきまで自身が待っていたホテルへと入っていく。 そんなある日、夢に出てきた高木健人との再会を果たした彩の運命は少しずつ変わっていき……

Fly high 〜勘違いから始まる恋〜

吉野 那生
恋愛
平凡なOLとやさぐれ御曹司のオフィスラブ。 ゲレンデで助けてくれた人は取引先の社長 神崎・R・聡一郎だった。 奇跡的に再会を果たした直後、職を失い…彼の秘書となる本城 美月。 なんの資格も取り柄もない美月にとって、そこは居心地の良い場所ではなかったけれど…。

盗み聞き

凛子
恋愛
あ、そういうこと。

愛のかたち

凛子
恋愛
プライドが邪魔をして素直になれない夫(白藤翔)。しかし夫の気持ちはちゃんと妻(彩華)に伝わっていた。そんな夫婦に訪れた突然の別れ。 ある人物の粋な計らいによって再会を果たした二人は…… 情けない男の不器用な愛。

処理中です...