結婚する事に決めたから

KONAN

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ドッキリ開始

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竹田さんは一番後ろの席に隠れていて、私と板金屋は車に乗った。


板金屋「波多野さんの車、初めてのりますわ~」


私「そうだったのか!初めて乗るのか」


板金屋「はい」


エンジンをかけて出発。


私「ほらここCDだで!しかも。画期的なCDです」


板金屋「すげえ~ガソリンはどっから入れるんですか?」


私「この車はガソリンじゃなくて軽油です、軽油は給油口です」


板金屋「そうなんですね!」


私「財布を忘れないように、気をつけなければいけません」


板金屋「持って来ましたか?」


私「ああ、持って来ましたよ。ちゃんと金もたんまりと」


私の車はマニュアルなので、板金屋は驚いていた。


板金屋「おお~ミッションインポッシブルですね」


私「違いますよー、ミッションですよ、マニュアルトランスミッションですよ」


目的の居酒屋へ向け出発。


私の家から3キロほどだ。


予約時間まであと30分。


私「あと30分あるからなあ~、どーしよーかな~」


板金屋「まあ、ゆっくり行きましょうよ」


私「ああ、そうしましょう。超低速で!」


私「最近親分はどうだった?なんか怒られた?最近親分に」


板金屋「いや~、怒られたって言うか、怒られるのは毎回ですよ・・・」


板金屋「んな=!」
私「んな=!」


って二人同時に親分の口癖を真似。


私「んなーっていってな」


板金屋「あれは毎回ですよ」


私「親分に怒られることなんてあるんすかー。俺なんて怒られることが無いのに」


板金屋「親分と送迎が一緒の時はたまに怒られますよ」


私「最近、親分はねー、なんかねー、「ああ~あいつがいなくなるのは、ちょっと寂しいな」って言っとったで」


板金屋「ああ、言っとったんですか」


私「ああ~、やっぱああいう性格の奴はなかなかおらん、しかも彼は真面目だからねえ~って」


板金屋「ははは~」


私「まあ確かにねえ~親分、彼は真面目なんで~って言っといた」


板金屋「親分にそう言われてたなんて、知らなかったです」


私「はあ~最近は毎日が過ぎるのが早すぎるぜえ~。
今日は半日勤務だったからねえ。
あっという間に終わってしまった。
今日は午前中勤務でねえ~。」


板金屋「誰とだったんですか?」


私「よっしー課長」


板金屋「なんだ~」


私「残念でした?」


板金屋「竹田さんは?」


私「竹田さんは午後から」


板金屋「ああ、午後からか~」


私「午後から勤務だったんですよ~」


板金屋「残念でしたねえ~」


私「残念ですね、ははは~」


板金屋「いやーせっかく昨日ドライブしてたのに~!」


私「え?!でしたっけ、ああ昨日ドライブしてましたね、憲法の講習があったわけよ。
で、あれがあって、で、こう「二人で行ってきなさい」ってよっしー課長に言われたんすよ。
そんで、「え、あ!はい、わかりましたー」って言って親子にピッタントをデイサービスで借りてから、二人で行ったわけだ。」


板金屋「あ~やっぱ、お似合いだったんすよー」


私「お似合いだったかなあ?」


板金屋「は~い」


私「そおかあ~」


板金屋「それで何もなかったんすかー?」


私「なかったっすねえ~終始無言で帰りましたね~」


板金屋「なんでですかー?」


私「無言じゃない方が、よかったかなぁー?」


板金屋「そりゃそうですよー、波多野さんよくしゃべるんでいっぱいしゃべった方がよかったですよ」


私「ああ、そうなんすかー。まあ、しゃべることはしゃべりまくりましたよ?」


板金屋「ははは」


私「えっと、それでねー、あのー、あれだったな、それだったら今日の板金屋の送別会に竹田さんを呼んであげればよかったな」


板金屋「そうですね、ははは」


私「ああ、じゃあ呼びますか!」


板金屋「絶対もう今からじゃ遅いですよ」


私「大丈夫ですよ、間に合いますよ、きっと願いは届くもん」


板金屋「だって竹田さん子供がいるじゃないですか」


私「大丈夫ですよ、たぶん、保育園とか家族の人とか頑張ってもらって、まだこう・・・、まあ、来るよ?きっと来るよ?」


板金屋「ははは」


私「おーい、竹田さーん」


っと言った瞬間に出てくるかと思ったら、竹田さんは出てこなかった。


え!シナリオと違う。
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