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1-2 実家からの追放
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第1章 1-2 実家からの追放
王城から馬車で戻る間、セレナはずっと窓の外を眺めていた。
胸にあるのは悲しみではなく、奇妙な静けさだった。
――あれほど長く婚約者として過ごしたのに、涙のひとつも出ないものなのね。
感情の空白がむしろ可笑しく思えて、セレナは自嘲の笑みを漏らした。
馬車の窓には、夜会の喧騒とは無縁の静かな街並みが過ぎていく。
それでも、帰宅した瞬間、現実は容赦なく牙を剥いた。
「ただいま戻りました、お父様、お母様」
玄関ホールに入った瞬間、ブランシェット公爵夫妻と重臣たちが並んでいた。
まるで“裁判”のための配置だった。
父のアルバート公爵は、セレナを見るなり怒気をあらわにした。
「……セレナ。お前というやつは!」
「お父様……?」
「婚約破棄など、なんという醜態をさらしてきたのだ!!」
叱責は、容赦がなかった。
セレナは静かに事情を説明しようとしたが――父は聞く耳を持たなかった。
「黙れ! 王太子殿下を怒らせたのだぞ!
聖女様を呪ったなどという、不敬極まりない噂まで立ておって!」
「私は何も……」
「――否定など誰でもできる!」
母のエリザベスまでもが冷たい目で言う。
「王家の怒りを買うなど、ブランシェット家の名に泥を塗る行為です」
セレナは、両親の反応に胸が痛むよりも、むしろ深い疲労を覚えた。
――ああ、この人たちは、最後まで私を娘として見ようとはしなかったのね。
幼い頃から、セレナは家のために学び、礼儀を覚え、完璧な令嬢を演じ続けた。
だが両親が彼女に求めていたのは「家の政治的価値」でしかなかったのだ。
父は怒鳴り、母は嘆き、重臣たちは呆れ顔でため息をつく。
その光景は、王城での断罪の時より、ずっと冷たく醜く感じた。
「セレナ。」
父の声が低く、重苦しく響く。
「お前を――ブランシェット家から追放する」
その言葉に、重臣たちが息を呑んだ。
「追放……ですか?」
「そうだ。お前のせいで家が傾くわけにはいかん。
お前の荷物はすでにまとめさせた。夜明けまでに領地を出ろ!」
「父上、それはあまりに……」
「黙れ!!」
父は机を拳で叩くように声を荒げた。
「お前は王家を敵に回したのだ。
庇えば我が家も破滅する。これは家を守るための決断だ!」
――家を守るため。
結局、私という娘は最初から政治の“駒”でしかなかったのね。
セレナは、深く息を吸ってから静かに言った。
「……わかりました。お父様の命に従います」
「当然だ。二度と我が家の敷居を跨ぐな!」
父の言葉は、冷えきっていた。
その場で、母は涙を見せるどころか、ため息をついた。
「はぁ……本当に厄介な娘でしたね。
まあ、あとはどうなろうと知りませんよ」
――ああ、本当に。
私、この家で生まれて良かったと一度も思えなかったわ。
セレナは静かに微笑んだ。
「ご安心ください。私はもう戻りません。
どうか、皆様もお元気で」
その一礼には、恨みや怒りは一切なかった。
ただ、すべてを悟り、手放した者の潔さだけがあった。
だがその態度が、公爵夫妻や重臣たちにさらなる怒りを呼び起こした。
「反省の色がないのか!?
もっと泣いて縋るものではないのか!」
――泣いて欲しいのは、あなたたちのほうでしょうね。
セレナは静かに答えた。
「私にとって“ブランシェット家”は牢獄でしかありませんでした。
追放はむしろ……解放です」
父は顔を真っ赤にし、母は息を呑んだ。
重臣たちも一瞬、言葉を失う。
セレナの確固たる態度に、誰も反論できなかった。
◇
深夜。
セレナは、侍女リディアがこっそりまとめてくれた小さな荷物を抱えて屋敷を出た。
「お嬢様……どうかご無事で……!」
「ありがとう、リディア。あなたにだけは感謝しているわ」
屋敷の門をくぐった瞬間、セレナはふっと大きく息を吐いた。
――さようなら、牢獄。
そして、こんにちは、自由。
満月が冴え冴えと輝き、冷たい風が頬を撫でた。
馬車も護衛もつかない。
頼れる家もない。
追放された孤独な令嬢。
だが、それでもセレナの足取りは軽かった。
「さて……どこへ行きましょうか」
地図もない。
明日の食事すらわからない。
それなのに、胸の奥がじんわりと温かい。
自由とは、これほどに心を軽くするものなのだろうか。
しかし、その自由には代償があった。
王都の外れに差しかかった頃――
突然、強い衝撃が走った。
「っ……!」
視界が揺れ、足がもつれ、そのまま倒れ込んだ。
寒気と脱力感が全身を襲う。
夜会での緊張と、追放の疲労。
さらに、家を追われた精神的なショック。
すべてが一度に押し寄せたのだ。
意識が遠のく中、セレナは薄く目を開いた。
(……あれ?)
誰かが馬で駆けてくる音がした。
黒い外套をまとった長身の騎士が、彼女の前で馬を止める。
月明かりに照らされたその横顔は、冷徹な美しさを持っていた。
彼は馬を降り、倒れたセレナに膝をつく。
「……君は王都の者か? こんな場所で倒れているとは」
(誰……?)
もう声を出す力はありませんでした。
その騎士はセレナの細い肩を抱き寄せ、支える。
「身体が冷えている。放っておけば危険だ」
低く落ち着いた声が、遠くで響く。
意識が完全に落ちる寸前、彼女は確かに聞いた。
「――安心しろ。私が助けてやる」
それが、後にセレナの人生を大きく変える
氷の公爵アーヴィングとの最初の出会いだった。
---
王城から馬車で戻る間、セレナはずっと窓の外を眺めていた。
胸にあるのは悲しみではなく、奇妙な静けさだった。
――あれほど長く婚約者として過ごしたのに、涙のひとつも出ないものなのね。
感情の空白がむしろ可笑しく思えて、セレナは自嘲の笑みを漏らした。
馬車の窓には、夜会の喧騒とは無縁の静かな街並みが過ぎていく。
それでも、帰宅した瞬間、現実は容赦なく牙を剥いた。
「ただいま戻りました、お父様、お母様」
玄関ホールに入った瞬間、ブランシェット公爵夫妻と重臣たちが並んでいた。
まるで“裁判”のための配置だった。
父のアルバート公爵は、セレナを見るなり怒気をあらわにした。
「……セレナ。お前というやつは!」
「お父様……?」
「婚約破棄など、なんという醜態をさらしてきたのだ!!」
叱責は、容赦がなかった。
セレナは静かに事情を説明しようとしたが――父は聞く耳を持たなかった。
「黙れ! 王太子殿下を怒らせたのだぞ!
聖女様を呪ったなどという、不敬極まりない噂まで立ておって!」
「私は何も……」
「――否定など誰でもできる!」
母のエリザベスまでもが冷たい目で言う。
「王家の怒りを買うなど、ブランシェット家の名に泥を塗る行為です」
セレナは、両親の反応に胸が痛むよりも、むしろ深い疲労を覚えた。
――ああ、この人たちは、最後まで私を娘として見ようとはしなかったのね。
幼い頃から、セレナは家のために学び、礼儀を覚え、完璧な令嬢を演じ続けた。
だが両親が彼女に求めていたのは「家の政治的価値」でしかなかったのだ。
父は怒鳴り、母は嘆き、重臣たちは呆れ顔でため息をつく。
その光景は、王城での断罪の時より、ずっと冷たく醜く感じた。
「セレナ。」
父の声が低く、重苦しく響く。
「お前を――ブランシェット家から追放する」
その言葉に、重臣たちが息を呑んだ。
「追放……ですか?」
「そうだ。お前のせいで家が傾くわけにはいかん。
お前の荷物はすでにまとめさせた。夜明けまでに領地を出ろ!」
「父上、それはあまりに……」
「黙れ!!」
父は机を拳で叩くように声を荒げた。
「お前は王家を敵に回したのだ。
庇えば我が家も破滅する。これは家を守るための決断だ!」
――家を守るため。
結局、私という娘は最初から政治の“駒”でしかなかったのね。
セレナは、深く息を吸ってから静かに言った。
「……わかりました。お父様の命に従います」
「当然だ。二度と我が家の敷居を跨ぐな!」
父の言葉は、冷えきっていた。
その場で、母は涙を見せるどころか、ため息をついた。
「はぁ……本当に厄介な娘でしたね。
まあ、あとはどうなろうと知りませんよ」
――ああ、本当に。
私、この家で生まれて良かったと一度も思えなかったわ。
セレナは静かに微笑んだ。
「ご安心ください。私はもう戻りません。
どうか、皆様もお元気で」
その一礼には、恨みや怒りは一切なかった。
ただ、すべてを悟り、手放した者の潔さだけがあった。
だがその態度が、公爵夫妻や重臣たちにさらなる怒りを呼び起こした。
「反省の色がないのか!?
もっと泣いて縋るものではないのか!」
――泣いて欲しいのは、あなたたちのほうでしょうね。
セレナは静かに答えた。
「私にとって“ブランシェット家”は牢獄でしかありませんでした。
追放はむしろ……解放です」
父は顔を真っ赤にし、母は息を呑んだ。
重臣たちも一瞬、言葉を失う。
セレナの確固たる態度に、誰も反論できなかった。
◇
深夜。
セレナは、侍女リディアがこっそりまとめてくれた小さな荷物を抱えて屋敷を出た。
「お嬢様……どうかご無事で……!」
「ありがとう、リディア。あなたにだけは感謝しているわ」
屋敷の門をくぐった瞬間、セレナはふっと大きく息を吐いた。
――さようなら、牢獄。
そして、こんにちは、自由。
満月が冴え冴えと輝き、冷たい風が頬を撫でた。
馬車も護衛もつかない。
頼れる家もない。
追放された孤独な令嬢。
だが、それでもセレナの足取りは軽かった。
「さて……どこへ行きましょうか」
地図もない。
明日の食事すらわからない。
それなのに、胸の奥がじんわりと温かい。
自由とは、これほどに心を軽くするものなのだろうか。
しかし、その自由には代償があった。
王都の外れに差しかかった頃――
突然、強い衝撃が走った。
「っ……!」
視界が揺れ、足がもつれ、そのまま倒れ込んだ。
寒気と脱力感が全身を襲う。
夜会での緊張と、追放の疲労。
さらに、家を追われた精神的なショック。
すべてが一度に押し寄せたのだ。
意識が遠のく中、セレナは薄く目を開いた。
(……あれ?)
誰かが馬で駆けてくる音がした。
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月明かりに照らされたその横顔は、冷徹な美しさを持っていた。
彼は馬を降り、倒れたセレナに膝をつく。
「……君は王都の者か? こんな場所で倒れているとは」
(誰……?)
もう声を出す力はありませんでした。
その騎士はセレナの細い肩を抱き寄せ、支える。
「身体が冷えている。放っておけば危険だ」
低く落ち着いた声が、遠くで響く。
意識が完全に落ちる寸前、彼女は確かに聞いた。
「――安心しろ。私が助けてやる」
それが、後にセレナの人生を大きく変える
氷の公爵アーヴィングとの最初の出会いだった。
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