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5 要塞の内部
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「お前なら探せるかもな」
シュラウドが手を差し出してきた。まるで舞踏会でダンスをエスコートする時みたいに。
「へ? ……あ、あの」
その手に僕の手を乗せるべきか、おろおろしている間にシュラウドに手を掴まれた。ぐっと引き寄せられて手の甲にキスをされる。一連の流れがスムーズ過ぎて固まる。冷酷騎士団長だったはずでは?なんかイメージが違う?
「この要塞の内部を案内しよう」
「は、はい」
これは騎士としてのマナーなのか?僕が客人だから?だとしても男相手に手にキスとかするのか?貴族社会の友人などはいないからよくわからない。急に恥ずかしくなって、シュラウドの顔が見れなくなる。
「今いるここは広間だ。俺が勝手に椅子や簡易ベットを運んだのだ」
綺麗に整頓されているところや、備蓄を準備しているという事は長期で利用しているのだろうか。
「ここにはよく来られてたのですか?」
「そうだな。一人になりたい時に来ていた」
団長というのなら多くの団員達を引き連れているだろうに。僕にはわからないしがらみとか気苦労ががあるのかもしれない。誰だって一人になりたい時はあるよな。
ヒヒン! とシュラウドの馬の鳴き声がする。中庭に出るとシュラウドが声をかけた。
「ノワール!」
この馬の名前なのか。ノワールって言うんだな。馬が駆け寄ってくると僕の前で止まった。
「わあ。奇麗な黒い毛並みだね。昨日は僕を乗せてくれてありがとう」
昨日はゆっくりと馬を見る余裕なんてなかった。艶がある毛並みに大きな体躯。立派な馬に違いない。首筋を撫でてやると馬が僕に鼻をくっつけてくる。
「人懐っこい馬ですね」
「いや。俺以外には慣れないはず。……俺の魔力がルーンに残っているのだと思う」
「そうか。それで。治療の後だからなんですね」
「……そうだな」
ひとしきり、ノワールの世話をすると大人しく元の場所に戻っていった。主人にかまってほしかったのだろう。昨日から僕が独り占めしてしまっているからな。
「上の階を案内する」
「はい」
シュラウドに手を引かれ階段を上がる。ところどころソースコードが隠れて見える。何かのプログラムが隠されているのだろう。これはシュラウドにも見えているのだろうか?
「シュラウド……んん。こほん。この壁に何かみえますか?」
呼び捨てにするのはまだ緊張するけれど、さん付けにすると睨まれるから、もっと打ち解けていきたいと名前で呼んでみた。シュラウドの表情はかわらないが目元が少し穏やかになった気がする。
「ルーンは見える目を持っているのか?」
「見える目とはどういう意味ですか?」
「プログラムの元となるソースコードの数字や記号が見えているのではないのか?」
「そうです。その通りです。見えるし何か感じるんです」
「そうか。俺も少しならわかる」
「それは、魔力を持っている者なら皆わかるものなのですか?」
「違う。魔力の高いものだけだ」
なんですと? じゃあ僕の魔力はある程度高いってこと? 嬉しいけどちょっと怖い。シュラウドは絶対魔力多いよね……と思っていると腰に手を当てられた。
「な、なにを……」
「腰を痛めていただろう?」
なんだ。そういうことか。手を繋いでくれているのも、腰に手を回されているのも、僕が立てなかったからか。心配してくれているのだな。ドキドキしてしまったじゃないか。
「顔が赤いぞ。また熱が出だしたか?」
僕の額にこつんと額をつけて、きれいな金の瞳が間近に現れる。
「ち、近いです! 顔が近いっ」
「少し熱いようだが?」
「だ、大丈夫ですって!」
誰のせいだと! まったくもう! 同じ男でも容姿のつくりが全然違うじゃないか! シュラウドは彫刻のような体に長いまつげに褐色の肌。まるで戦いの神のような神聖さがある。そんなカッコいい人が至近距離にいたら誰だって体温があがるに決まっている。
「古の魔法が隠されているならこの部屋ではないかと思う」
二階には3つの部屋があり、連れてこられたのは真ん中の部屋だ。確かにその部屋には何かが隠されている気配がする。つないだ手を離してもらい、意識を部屋全体に巡らせる。白い壁の一部に呼ばれた気がして、その場所に手を当てると 壁一面に蛍光色の数字が走り出した。白だった前方の壁が全面スクリーンに変わる。壁の一部がせりだしてきて、作り付けの机のようになり、キーボードが現れた。
「やはり、ルーンの魔力に惹かれて現れたか」
このキーボートは前世で使っていたものに似ている。使われている文字も違うはずなのに、なつかしさが湧いてくる。要塞中にコードが張り廻られていくのがわかる。今まで隠れていたコードが浮かび上がってきたのだ。
「使えそうか?」
「はい。キーボードを触ると頭の中に数字や記号が浮かんできます」
これが僕のチカラなのだろうか? 前世の記憶も役に立っていると思う。浮かんだ文字や記号の意味が瞬時にわかるのだ。この端末を使って、ジェレミアや、ヴァルトゼーレ家に探りを入れることが出来たら、僕の冤罪を証明できるかもしれない。
「また昨日のような暴走を起こしてはいけない」
シュラウドの手が僕の手に重なる。大きくて指の節がごつごつした手だ。剣だこが出来ている。こうなるまで日々の鍛錬を繰り返しているのだろう。鍛えられた筋肉も維持するためにはトレーニングもかかせないはずだ。
「シュラウドは、とても訓練をされたのですね。強いのは努力の成果なんだ」
「っ! なぜわかる?」
「剣だこが出来ているので」
「ルーン」
背後から抱きしめられ、僕の心臓が跳ねた。
シュラウドが手を差し出してきた。まるで舞踏会でダンスをエスコートする時みたいに。
「へ? ……あ、あの」
その手に僕の手を乗せるべきか、おろおろしている間にシュラウドに手を掴まれた。ぐっと引き寄せられて手の甲にキスをされる。一連の流れがスムーズ過ぎて固まる。冷酷騎士団長だったはずでは?なんかイメージが違う?
「この要塞の内部を案内しよう」
「は、はい」
これは騎士としてのマナーなのか?僕が客人だから?だとしても男相手に手にキスとかするのか?貴族社会の友人などはいないからよくわからない。急に恥ずかしくなって、シュラウドの顔が見れなくなる。
「今いるここは広間だ。俺が勝手に椅子や簡易ベットを運んだのだ」
綺麗に整頓されているところや、備蓄を準備しているという事は長期で利用しているのだろうか。
「ここにはよく来られてたのですか?」
「そうだな。一人になりたい時に来ていた」
団長というのなら多くの団員達を引き連れているだろうに。僕にはわからないしがらみとか気苦労ががあるのかもしれない。誰だって一人になりたい時はあるよな。
ヒヒン! とシュラウドの馬の鳴き声がする。中庭に出るとシュラウドが声をかけた。
「ノワール!」
この馬の名前なのか。ノワールって言うんだな。馬が駆け寄ってくると僕の前で止まった。
「わあ。奇麗な黒い毛並みだね。昨日は僕を乗せてくれてありがとう」
昨日はゆっくりと馬を見る余裕なんてなかった。艶がある毛並みに大きな体躯。立派な馬に違いない。首筋を撫でてやると馬が僕に鼻をくっつけてくる。
「人懐っこい馬ですね」
「いや。俺以外には慣れないはず。……俺の魔力がルーンに残っているのだと思う」
「そうか。それで。治療の後だからなんですね」
「……そうだな」
ひとしきり、ノワールの世話をすると大人しく元の場所に戻っていった。主人にかまってほしかったのだろう。昨日から僕が独り占めしてしまっているからな。
「上の階を案内する」
「はい」
シュラウドに手を引かれ階段を上がる。ところどころソースコードが隠れて見える。何かのプログラムが隠されているのだろう。これはシュラウドにも見えているのだろうか?
「シュラウド……んん。こほん。この壁に何かみえますか?」
呼び捨てにするのはまだ緊張するけれど、さん付けにすると睨まれるから、もっと打ち解けていきたいと名前で呼んでみた。シュラウドの表情はかわらないが目元が少し穏やかになった気がする。
「ルーンは見える目を持っているのか?」
「見える目とはどういう意味ですか?」
「プログラムの元となるソースコードの数字や記号が見えているのではないのか?」
「そうです。その通りです。見えるし何か感じるんです」
「そうか。俺も少しならわかる」
「それは、魔力を持っている者なら皆わかるものなのですか?」
「違う。魔力の高いものだけだ」
なんですと? じゃあ僕の魔力はある程度高いってこと? 嬉しいけどちょっと怖い。シュラウドは絶対魔力多いよね……と思っていると腰に手を当てられた。
「な、なにを……」
「腰を痛めていただろう?」
なんだ。そういうことか。手を繋いでくれているのも、腰に手を回されているのも、僕が立てなかったからか。心配してくれているのだな。ドキドキしてしまったじゃないか。
「顔が赤いぞ。また熱が出だしたか?」
僕の額にこつんと額をつけて、きれいな金の瞳が間近に現れる。
「ち、近いです! 顔が近いっ」
「少し熱いようだが?」
「だ、大丈夫ですって!」
誰のせいだと! まったくもう! 同じ男でも容姿のつくりが全然違うじゃないか! シュラウドは彫刻のような体に長いまつげに褐色の肌。まるで戦いの神のような神聖さがある。そんなカッコいい人が至近距離にいたら誰だって体温があがるに決まっている。
「古の魔法が隠されているならこの部屋ではないかと思う」
二階には3つの部屋があり、連れてこられたのは真ん中の部屋だ。確かにその部屋には何かが隠されている気配がする。つないだ手を離してもらい、意識を部屋全体に巡らせる。白い壁の一部に呼ばれた気がして、その場所に手を当てると 壁一面に蛍光色の数字が走り出した。白だった前方の壁が全面スクリーンに変わる。壁の一部がせりだしてきて、作り付けの机のようになり、キーボードが現れた。
「やはり、ルーンの魔力に惹かれて現れたか」
このキーボートは前世で使っていたものに似ている。使われている文字も違うはずなのに、なつかしさが湧いてくる。要塞中にコードが張り廻られていくのがわかる。今まで隠れていたコードが浮かび上がってきたのだ。
「使えそうか?」
「はい。キーボードを触ると頭の中に数字や記号が浮かんできます」
これが僕のチカラなのだろうか? 前世の記憶も役に立っていると思う。浮かんだ文字や記号の意味が瞬時にわかるのだ。この端末を使って、ジェレミアや、ヴァルトゼーレ家に探りを入れることが出来たら、僕の冤罪を証明できるかもしれない。
「また昨日のような暴走を起こしてはいけない」
シュラウドの手が僕の手に重なる。大きくて指の節がごつごつした手だ。剣だこが出来ている。こうなるまで日々の鍛錬を繰り返しているのだろう。鍛えられた筋肉も維持するためにはトレーニングもかかせないはずだ。
「シュラウドは、とても訓練をされたのですね。強いのは努力の成果なんだ」
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