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#75 ツナ料理の朝ご飯。その1
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さて、朝である。壱はまた朝食を作る為にキッチンに立つ。
今日はツナを使った二品と、必ず摂りたい味噌で味噌汁を。壱はまず厨房に降りて、冷蔵庫を開ける。
取り出したのは卵とバター、昨日の朝に半分使って残ってしまっていた玉ねぎ。棚からはじゃがいもとレモンを。
2階に戻り、今度は鍋を手に再び厨房へ。ブイヨンを頂き、また2階へ。
今朝使う米は、昨夜から吸水させてある。まずは米を炊く為に火を点ける。
次にじゃがいもの皮を剥いて、厚めの短冊切りにする。それをブイヨンの鍋に入れて、コンロの火に掛ける。
続けて玉ねぎを取り出して微塵切りにすると、水を張ったボウルに晒す。あまり間を置かずにザルで水を切り、布で包んで絞る様に水気をしっかり切る。
次はマヨネーズ作り。今回は卵を黄身と白身に分け、黄身、即ち卵黄を良く解す。そこにオリーブオイルを少量ずつ入れて丁寧に撹拌し、しっかりと混じり合ったところにレモンを絞り、更に混ぜる。
出来上がったマヨネーズに水分を絞った微塵切りの玉ねぎと、オイルを切って細かく解したツナを入れ、良く混ぜる。仕上げに胡椒を振って味を整えて。
ツナマヨネーズの出来上がりである。
先日は卵を洗ったが、この村では牧場にある養鶏場で洗浄しているらしいので、生食も大丈夫なのだそうだ。それは安全で助かる。明日は卵掛けご飯でも食べようか。
その頃には米も炊き上がる。火を消して蒸らす。
ブイヨンに入れたじゃがいもも、見たところ火が通っている様子。くつくつと沸かした状態で解した卵の白身、卵白を回し入れる。ふんわりと火が通ったところで火を弱めて、味噌を溶く。
そのまま極弱火に掛けて、保温状態を保つ。
さて、米が蒸らし上がった。良く解して、そのまま少し冷ます。
その間にもう一品の準備だ。ボウルに卵を解して塩を振り、解したツナを入れておく。仕上げは食べる直前に。
米を見る。まだまだ湯気が上がっているが、この状態が良いと言う。熱いのを覚悟して、適量を濡らした掌に乗せる。
「熱っ、熱っつ!」
小さく悲鳴を上げながら、米の真ん中にツナマヨネーズを置き、熱さに耐えて握って行く。
形に悩んだが、俵型に握る。これなら手で持ってもフォークで刺しても食べ易いだろう。
そうしてツナマヨネーズのお握りが出来上がり。
時計を見ると、そろそろサユリと茂造が起きて来る時間である。それなら、と最後の一品に取り掛かる。
小振りなフライパンを火に掛け、熱くなったところにツナを煮たオリーブオイル、その上にバターを落とす。
じんわりと溶けて行き、泡が立ったところで、ツナ入りの卵液を一気に入れる。
周りから火が通り、ふっくらと膨らんで行くので、それを中心に混ぜ込みながら火を通して行く。
全体が半熟状態になると、フライパンとフライ返しを器用に動かしながら、向こう側から手前に折り込んで行き、半月に形作る。
出来上がったらすぐに皿に上げる。
なかなか巧く出来たのでは無いだろうか。壱が息を吐くと、サユリと茂造が起きて来た。
「おはようカピ」
「おはようじゃ」
「もう出来るよ。支度して来なよ」
「ほっほっほ、いつもありがとうの」
茂造が洗面所に向かうと、壱はまたツナ入りの卵を焼いて行く。
そうして朝食が出来上がる。テーブルに並べていると茂造が戻って来た。
今朝のメニューは、ツナマヨネーズの握りと、ツナオムレツ、そしてじゃがいもと卵白の味噌汁である。
オムレツは一応洋食なのだが、ツナを使うと何と無く和食の様な気がしてしまうのが不思議だ。
サユリは既にテーブルに上がっていて、オムレツに鼻を近付けている。
「サユリー、じいちゃんが来るまで待てよー」
「解っているカピ。このオムレツに入っているものは何カピ?」
「ツナ。昨日のクリームソースに使ったのと同じやつ。お握りの中にも入ってるよ。マヨネーズと玉ねぎと混ぜたやつ」
「ほう、ツナと言うものには色々な使い方があるカピな」
「サラダにしたりカレーに入れたり、トマトソースにも合わせるかな」
「万能なのだカピな」
「勿論合う合わないはあると思うけど。あ、じいちゃん」
「待たせたのう。ではいただくとしようかの」
戻って来た茂造は言いながら、テーブルに着く。壱たちは早速手を合わせた。
今日はツナを使った二品と、必ず摂りたい味噌で味噌汁を。壱はまず厨房に降りて、冷蔵庫を開ける。
取り出したのは卵とバター、昨日の朝に半分使って残ってしまっていた玉ねぎ。棚からはじゃがいもとレモンを。
2階に戻り、今度は鍋を手に再び厨房へ。ブイヨンを頂き、また2階へ。
今朝使う米は、昨夜から吸水させてある。まずは米を炊く為に火を点ける。
次にじゃがいもの皮を剥いて、厚めの短冊切りにする。それをブイヨンの鍋に入れて、コンロの火に掛ける。
続けて玉ねぎを取り出して微塵切りにすると、水を張ったボウルに晒す。あまり間を置かずにザルで水を切り、布で包んで絞る様に水気をしっかり切る。
次はマヨネーズ作り。今回は卵を黄身と白身に分け、黄身、即ち卵黄を良く解す。そこにオリーブオイルを少量ずつ入れて丁寧に撹拌し、しっかりと混じり合ったところにレモンを絞り、更に混ぜる。
出来上がったマヨネーズに水分を絞った微塵切りの玉ねぎと、オイルを切って細かく解したツナを入れ、良く混ぜる。仕上げに胡椒を振って味を整えて。
ツナマヨネーズの出来上がりである。
先日は卵を洗ったが、この村では牧場にある養鶏場で洗浄しているらしいので、生食も大丈夫なのだそうだ。それは安全で助かる。明日は卵掛けご飯でも食べようか。
その頃には米も炊き上がる。火を消して蒸らす。
ブイヨンに入れたじゃがいもも、見たところ火が通っている様子。くつくつと沸かした状態で解した卵の白身、卵白を回し入れる。ふんわりと火が通ったところで火を弱めて、味噌を溶く。
そのまま極弱火に掛けて、保温状態を保つ。
さて、米が蒸らし上がった。良く解して、そのまま少し冷ます。
その間にもう一品の準備だ。ボウルに卵を解して塩を振り、解したツナを入れておく。仕上げは食べる直前に。
米を見る。まだまだ湯気が上がっているが、この状態が良いと言う。熱いのを覚悟して、適量を濡らした掌に乗せる。
「熱っ、熱っつ!」
小さく悲鳴を上げながら、米の真ん中にツナマヨネーズを置き、熱さに耐えて握って行く。
形に悩んだが、俵型に握る。これなら手で持ってもフォークで刺しても食べ易いだろう。
そうしてツナマヨネーズのお握りが出来上がり。
時計を見ると、そろそろサユリと茂造が起きて来る時間である。それなら、と最後の一品に取り掛かる。
小振りなフライパンを火に掛け、熱くなったところにツナを煮たオリーブオイル、その上にバターを落とす。
じんわりと溶けて行き、泡が立ったところで、ツナ入りの卵液を一気に入れる。
周りから火が通り、ふっくらと膨らんで行くので、それを中心に混ぜ込みながら火を通して行く。
全体が半熟状態になると、フライパンとフライ返しを器用に動かしながら、向こう側から手前に折り込んで行き、半月に形作る。
出来上がったらすぐに皿に上げる。
なかなか巧く出来たのでは無いだろうか。壱が息を吐くと、サユリと茂造が起きて来た。
「おはようカピ」
「おはようじゃ」
「もう出来るよ。支度して来なよ」
「ほっほっほ、いつもありがとうの」
茂造が洗面所に向かうと、壱はまたツナ入りの卵を焼いて行く。
そうして朝食が出来上がる。テーブルに並べていると茂造が戻って来た。
今朝のメニューは、ツナマヨネーズの握りと、ツナオムレツ、そしてじゃがいもと卵白の味噌汁である。
オムレツは一応洋食なのだが、ツナを使うと何と無く和食の様な気がしてしまうのが不思議だ。
サユリは既にテーブルに上がっていて、オムレツに鼻を近付けている。
「サユリー、じいちゃんが来るまで待てよー」
「解っているカピ。このオムレツに入っているものは何カピ?」
「ツナ。昨日のクリームソースに使ったのと同じやつ。お握りの中にも入ってるよ。マヨネーズと玉ねぎと混ぜたやつ」
「ほう、ツナと言うものには色々な使い方があるカピな」
「サラダにしたりカレーに入れたり、トマトソースにも合わせるかな」
「万能なのだカピな」
「勿論合う合わないはあると思うけど。あ、じいちゃん」
「待たせたのう。ではいただくとしようかの」
戻って来た茂造は言いながら、テーブルに着く。壱たちは早速手を合わせた。
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