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おじさん♡お願いしました①
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アナンシャ♡
思い描いたどの様なお姿よりも、レンレンは愛らしい♡
煩労汚辱にささくれ立った私の心は、あなたを一目見るなり清められ癒されましたの。
我が主よ。
あなたはやはり、完璧でした。
レンレン、愛しい方!
この忠実なるあなたの侍女を、どうか許して下さいませね。
あなたに会いに参りましたら、酷く粗末な小屋に通されました。
私は激しい憤りと後悔に苛まれましたわ。
もっと早くに、お迎えに上がるべきでした。
それに、なんでしょう!
まるで囚人を捕らまえる牢屋に下がるような閂が、あなたの寝所に掛けられている。
守手頭だとか申す小坊主が、あなたをお守りする為だとか何だとか…
愚にもつかぬ言い訳をして参ったが、聞くに耐えませんでした!
それで私、粉砕し跡形なく消しましたの。
ですから、どうか安心なさってね♡
それにしても、うんざり。
何もかもあなたに相応しくありません。
ああ、早く!
一刻も早く、我が国のあなたの宮殿にお連れしたい。
期待はずれな愚息のせいで、あなたには可哀想な事をしました。
あのような愚か者を、あなたの元に侍らせた事は一生の不覚です。
男性では、やはり駄目ね。
この様な一大事を任せてはならなかった。
ですが、もう大丈夫。
このアナンシャが、あなたを何から何までお幸せに致しますわ!
そんな決意も新たに…
今生のあなたに初お目見えがかなった私は、無遠慮にも見惚れてしまいましたの♡
ですからあなたがお気づきになるまで、不作法にも立ち尽くしておりました。
感激で昂る、心のままに…
すると、あなたが私にお気づきになった!
感動ですわ♡
レンレンの澄み切った黒瞳に、この私が映っている。
「誰?」
まあ♡鈴の鳴るような可憐なお声ですのね。
「アナンシャでございますわ、レンレン!」
「…あなん、しゃ?」
あん♡私の名を読んで下すったわ!
「はい!私こそは、あなたのアナンシャでございます」
レンレンの侍女として、きっとあなたにお仕え申し上げたいの。
どうか、どうか、選んで頂戴ね。
私の夢ですの♡
「レンレン、さぞやお困りでしょう?」
あなたには、何もかも足りていないのでしょう。
「このアナンシャは、あなたの御力になりたいのです」
あなたはなにやらお元気が無いようで、心配です。
「…!、、本当?」
「ええ、もちろんですわ!」
私が請け負ったとたんにあなたは不意打ちで…
花が綻ぶように、笑った。
粗末な部屋に大輪の椿が咲いている。
咲く場所を間違えても、誇る美しさの神々しいこと!
「お任せなさいまし!もう直ぐ新しい貴公子達も参りますわ」
次こそは、あなたに相応しい男性です。
「あなたのお気に召せばよろしいけど。もし、またお嫌なら仰ってくださいませね!」
すると、空気が一変した。
私のお喋りな口が、不用意なひと言を紡いでしまったのかしら。
あなたは可愛いお顔を、一気に歪めてしまわれた。
「アナンシャのばか!ばかばかばか!」
まあ!どう致しましょう。
愛するレンレンが泣いているわ!
私の事を怒っておいでなの!
「新しい男なんて、嫌だ」
…何という、事でしょう。
「アーティットに会いたい…」
いけないわ、我が君!
「レンレン!直ぐに、呼び戻しましょうねッ」
あなたが垂れるのは、いつだって愛液でなくてはなりません!
「ジャラとルドラも、戻してくれる?…」
真珠の涙はお産の時にだけ、お零しになって!
「レンレン!承知いたしましたわ」
「良かった…、アナンシャ、ありがとう♡」
あぁ♡良かった!
やっと、満面の笑みを見せて下さった。
可愛いレンレン♡
気の利かぬ私で御免なさいね。
本当に!
私ともあろう者が馬鹿でした。
\\\٩(๑`^´๑)۶////
思い描いたどの様なお姿よりも、レンレンは愛らしい♡
煩労汚辱にささくれ立った私の心は、あなたを一目見るなり清められ癒されましたの。
我が主よ。
あなたはやはり、完璧でした。
レンレン、愛しい方!
この忠実なるあなたの侍女を、どうか許して下さいませね。
あなたに会いに参りましたら、酷く粗末な小屋に通されました。
私は激しい憤りと後悔に苛まれましたわ。
もっと早くに、お迎えに上がるべきでした。
それに、なんでしょう!
まるで囚人を捕らまえる牢屋に下がるような閂が、あなたの寝所に掛けられている。
守手頭だとか申す小坊主が、あなたをお守りする為だとか何だとか…
愚にもつかぬ言い訳をして参ったが、聞くに耐えませんでした!
それで私、粉砕し跡形なく消しましたの。
ですから、どうか安心なさってね♡
それにしても、うんざり。
何もかもあなたに相応しくありません。
ああ、早く!
一刻も早く、我が国のあなたの宮殿にお連れしたい。
期待はずれな愚息のせいで、あなたには可哀想な事をしました。
あのような愚か者を、あなたの元に侍らせた事は一生の不覚です。
男性では、やはり駄目ね。
この様な一大事を任せてはならなかった。
ですが、もう大丈夫。
このアナンシャが、あなたを何から何までお幸せに致しますわ!
そんな決意も新たに…
今生のあなたに初お目見えがかなった私は、無遠慮にも見惚れてしまいましたの♡
ですからあなたがお気づきになるまで、不作法にも立ち尽くしておりました。
感激で昂る、心のままに…
すると、あなたが私にお気づきになった!
感動ですわ♡
レンレンの澄み切った黒瞳に、この私が映っている。
「誰?」
まあ♡鈴の鳴るような可憐なお声ですのね。
「アナンシャでございますわ、レンレン!」
「…あなん、しゃ?」
あん♡私の名を読んで下すったわ!
「はい!私こそは、あなたのアナンシャでございます」
レンレンの侍女として、きっとあなたにお仕え申し上げたいの。
どうか、どうか、選んで頂戴ね。
私の夢ですの♡
「レンレン、さぞやお困りでしょう?」
あなたには、何もかも足りていないのでしょう。
「このアナンシャは、あなたの御力になりたいのです」
あなたはなにやらお元気が無いようで、心配です。
「…!、、本当?」
「ええ、もちろんですわ!」
私が請け負ったとたんにあなたは不意打ちで…
花が綻ぶように、笑った。
粗末な部屋に大輪の椿が咲いている。
咲く場所を間違えても、誇る美しさの神々しいこと!
「お任せなさいまし!もう直ぐ新しい貴公子達も参りますわ」
次こそは、あなたに相応しい男性です。
「あなたのお気に召せばよろしいけど。もし、またお嫌なら仰ってくださいませね!」
すると、空気が一変した。
私のお喋りな口が、不用意なひと言を紡いでしまったのかしら。
あなたは可愛いお顔を、一気に歪めてしまわれた。
「アナンシャのばか!ばかばかばか!」
まあ!どう致しましょう。
愛するレンレンが泣いているわ!
私の事を怒っておいでなの!
「新しい男なんて、嫌だ」
…何という、事でしょう。
「アーティットに会いたい…」
いけないわ、我が君!
「レンレン!直ぐに、呼び戻しましょうねッ」
あなたが垂れるのは、いつだって愛液でなくてはなりません!
「ジャラとルドラも、戻してくれる?…」
真珠の涙はお産の時にだけ、お零しになって!
「レンレン!承知いたしましたわ」
「良かった…、アナンシャ、ありがとう♡」
あぁ♡良かった!
やっと、満面の笑みを見せて下さった。
可愛いレンレン♡
気の利かぬ私で御免なさいね。
本当に!
私ともあろう者が馬鹿でした。
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