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キラクラの戦い/漆黒の四騎士②
第87話「傍の牽制」
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-マジョケテ軍前線右翼-
クリニャンクとミジャラプエの連合軍は、
漆黒の四騎士アロンソ、セペダの軍と対峙していた。
軍が抜かれれば、
中央前線軍が挟み撃ちされてしまう為、
とにかく相手を食い止める事に尽力していた。
ドシュルー
ミジャラプエは一度に矢を3つ番えながら、前線のヤナクナたちを器用に殲滅してゆく。
ガルバリノ「相変わらずの名人芸だな。」
ミジャラプエ「ふむ、相手もこちらと同じ意図の様じゃな。
迂闊に攻めて来ない。
ひとまずはこの状態を保つと言った具合か。」
ガルバリノ「どうだろうな。
噂に聞く、雷を一向に撃ってこないのが気にかかる。
こちらも距離を保ってはいるが、
話では俺たちがいる辺りまで飛距離が出る兵器もあると聞いている。」
ミジャラプエ「その点は心配しておらん。
ヌシの鷲の目があるしな。
タイエルの話では雷を放つ前に
まず点火しなくちゃいけな代物らしいしの。
お前の合図で避難すればなんとかなるじゃろ。」
ガルバリノ「まあな。夜目は効かなくても火花くらいは分かる。
絶えず目は光らせてはいるが、あちらさんにはまるでそんな素振りがない。」
ミジャラプエ「何か意図があるのかのぅ。」
ガルバリノ「かと言って、距離をとった瞬間に
一斉に例の雷を打ち込まれたら大打撃は免れないだろう。
絶えず前線の距離感は保っていたい所だ。」
-バルディビア軍前線左翼-
セペダ「アロンソ様、どうやらガスパル様たちは
奥深くまで切り込んだらしいですが、
一旦引いて体勢を立て直している様です。」
アロンソ「今までの相手とは少し勝手が違う様ですね。
相手に勢いづかせる訳にはいかないですし、
カラコール兵を投入しましょう。」
セペダ「カラコール兵ですか?今回火器の使用は禁止というお達しがあったと思いますが・・」
アロンソ「銃の使用までは許可が出ております。
と、それで相手の出方を伺うとしましょう。」
-マジョケテ軍前線右翼-
パカラ、パカラ、
ドン!ドン!ドン!ドン!
クリニャンク兵が、馬上からの銃の攻撃に次々と倒れている。
クリニャンク「何事?!」
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