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ウアリナの戦い
第126話「刈り取る老人」
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カルバハルは軍を指揮してたと思いきや、
神出鬼没に現れては負傷した兵を刈り取っていた。
手斧や鉈など凶悪さを増幅される武器を携え
突如現れた異質な集団を前に
センテノ兵は思考が止まっていた。
そして、センテノ兵は何もする事も出来ぬまま命を奪われてゆく。
ガブリエルもまた心淀ませた相手との再会で
その場で茫然としている。
パントーハ「友よ!
過去に囚われぬな!
今を生きよ!!」
カルバハル「名言ですな!
ワシがその言葉貰っても良いかの?」
ガブリエルとパントーハは
たちまち馬上からカルバハルの従者達の縄で縛られ
身動きが出来なくなった。
彼ら2人捕えられた頃には、勝敗の行方は明白となっていた。
「ゴホッ、ゴホッ。
確かに我が軍が押していたはずだが・・
またもやカルバハル殿にしてやられたというのか・・
敵ながら見事よ。」
センテノは表情には出さなかったが、
ゴンサロ軍の完全勝利と言える光景に愕然としていた。
「センテノ様、早く籠から降りて、馬でお逃げ下さいませ!」
「おい、敵の総大将が馬で逃げるぞ!」
ゴンサロの側の兵の何人かはセンテノの追跡を試みた。
ブンブン!
ボゴワッ!
ボッボコっツ!
カルバハル「ハハッ。またエルシッド様か笑
相変わらず総大将の盾となるのが好きじゃのう。
しかし今回は敢えてではなく
追撃は無理そうじゃわ。」
初めのメルカドの突進により
すでにゴンサロの主力騎兵は敗走していた為、
センテノへ追いつくのは難しかった。
「もはや、この戦場でワシを驚かせてくれることはなさそうじゃのぅ。
後はお前らの好きにせい。」
カルバハルはまるで全てに興味を失ったかのように地に寝そべり、居眠りを始めた。
勝っても負けても、大した意味などない――そんな虚無が、彼のまぶたを静かに閉じさせているかの様に。
パントーハは手を後ろに回され捕縛されている最中、カルバハルにただただ驚愕していた。
(これがカルバハルか・・常軌を逸した戦さの天才・・)
一方、未だゴンサロは最初の立ち合いの壊滅的なインパクトから立ち直ってなかった。
ゴンサロ「おお、俺はこんな所で終わるのか・・」
ジロン「ゴンサロ様、
どうやら我が軍の勝利の様ですよ。」
ゴンサロ「もう、腹を決めるしかないか・・」
ジロン「ですからゴンサロ様!
既にカルバハル殿の軍がセンテノ軍を完膚なきまで叩きのめしておりますよ!」
ゴンサロ「何だと?!」
神出鬼没に現れては負傷した兵を刈り取っていた。
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確かに我が軍が押していたはずだが・・
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ブンブン!
ボゴワッ!
ボッボコっツ!
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相変わらず総大将の盾となるのが好きじゃのう。
しかし今回は敢えてではなく
追撃は無理そうじゃわ。」
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すでにゴンサロの主力騎兵は敗走していた為、
センテノへ追いつくのは難しかった。
「もはや、この戦場でワシを驚かせてくれることはなさそうじゃのぅ。
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ゴンサロ「何だと?!」
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