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第16話 沙織さん参戦フラグ?
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沙織さんのとんでもない発案により、俺がやる“プチ罰ゲーム”は『女装』になった。
ああいうのは美男子がやるものだと思っていたが、詩織さん達は喜んでいたから仕方ないか…。
「母さん。あたし達に直接話したい事って何?」
詩織さんがそう声をかける。
その話を聞くために今日も家にお邪魔したのだ。女装のインパクトが強すぎて忘れかけていた。
「今度、みんなで買い物に行くのはどうかな? って思ったの」
「みんなで買い物? ――ああ、そういう事か」
「詩織はわかってくれたみたいね。理解が早くて助かるわ」
俺だけでなく、古宮さん・伊草さんもピンと来てないみたいだ。仲間外れじゃなくて良かった。
「昨日、母さんが言ったじゃん? テストの合計点数で、勝った人が負けた人に命令するってやつ」
その話はもちろん覚えている。俺は彼女達にマイクロビキニを、彼女達は俺にブーメランパンツを穿いてもらう流れになったっけ。(11話参照)
あれって(仮)なんじゃないの? と言っても、特に反対する理由はないけど。
「その時のだよね? 母さん?」
「そうよ」
「ねぇねぇ。それっておごりなの?」
伊草さんも対象者だから着る可能性はある。
「もちろん」
「紬! 失礼でしょ!」
「気にしないで満里奈ちゃん。みんなに詩織といつも仲良くしてくれるお礼がしたいの。遠慮なく受け取ってくれると嬉しいわ」
「……そういう事でしたら、お言葉に甘えます」
何はともあれ、出費が減るのは嬉しいな。ありがたい話だ。
「プライベートでもどんどん使ってちょうだい」
沙織さんには悪いが、その期待には応えられそうにない…。
「ウチ、今度の土曜に買いに行きた~い!」
「紬。ワガママ言わないの!」
「土曜日ね。わたしは構わないわよ」
「あたしも。瀬川はどう?」
「俺も大丈夫だ」
「後は満里奈だけだね」
「私も予定はないけど…」
「決まりね。みんな、勝負に関係なくしっかりテスト勉強するのよ」
話がまとまったので、今日はお開きになった。
「土曜はみんなで買い物~♪」
伊草さんは上機嫌だ。そんなに買い物が好きなのか?
「紬のワガママには困ったものよね」
少々呆れた様子の古宮さん。
「本当にダメとか嫌だったら顔に出るよ。ウチそういうのわかるから」
つまり相手を選んでるのか。多分彼女の直感だな。
「そんな事より、瀬川くんがどんな私服着るかが楽しみなんだよね~♪」
「期待してるようで悪いが、地味で普通だと思うよ」
特にこだわりはないからな。
「ふ~ん、それでも良いよ。見たい事には変わりないから」
土曜はいつも以上に考えたほうが良いか? でも、大した服は持ってないし…。
「瀬川くん。土曜はスカートかズボン、どっち着て欲しい? 選んだほうにするよ~」
何でそんな事訊くんだろう? 理由はともかく――悩むな。
「男子ってスカートのほうが好きなんじゃないの? ラッキースケベを期待できるから」
古宮さんの言い分もわかるが、それは全てじゃないぞ…。
「スカートなら学校でいつも見てるじゃん。それにズボンはお尻のラインが出るから、スカートとは違うエロさやニーズがあるんだって」
エロさが先か。伊草さんらしいな。
「そういうものか…。せっくんはどっち派なの?」
「……別にどっち派でもないな。伊草さんの言うように、お互い良いところがあるから」
「土曜はおばさん入れると4人いるから、2:2で分かれると良いね」
それならどっちのエロさも堪能できるな。
「土曜日は詩織の家に現地集合だから、当日を楽しみにしてね。せっくん」
「話し合いとかしないで、好きなように着るからさ~。瀬川くんはエロの神様にお願いしておいてね」
俺のワガママを聴いてくれるのか? エロの神様は…。
なんて他愛ない話をしながら、俺達は帰路に就く。
ああいうのは美男子がやるものだと思っていたが、詩織さん達は喜んでいたから仕方ないか…。
「母さん。あたし達に直接話したい事って何?」
詩織さんがそう声をかける。
その話を聞くために今日も家にお邪魔したのだ。女装のインパクトが強すぎて忘れかけていた。
「今度、みんなで買い物に行くのはどうかな? って思ったの」
「みんなで買い物? ――ああ、そういう事か」
「詩織はわかってくれたみたいね。理解が早くて助かるわ」
俺だけでなく、古宮さん・伊草さんもピンと来てないみたいだ。仲間外れじゃなくて良かった。
「昨日、母さんが言ったじゃん? テストの合計点数で、勝った人が負けた人に命令するってやつ」
その話はもちろん覚えている。俺は彼女達にマイクロビキニを、彼女達は俺にブーメランパンツを穿いてもらう流れになったっけ。(11話参照)
あれって(仮)なんじゃないの? と言っても、特に反対する理由はないけど。
「その時のだよね? 母さん?」
「そうよ」
「ねぇねぇ。それっておごりなの?」
伊草さんも対象者だから着る可能性はある。
「もちろん」
「紬! 失礼でしょ!」
「気にしないで満里奈ちゃん。みんなに詩織といつも仲良くしてくれるお礼がしたいの。遠慮なく受け取ってくれると嬉しいわ」
「……そういう事でしたら、お言葉に甘えます」
何はともあれ、出費が減るのは嬉しいな。ありがたい話だ。
「プライベートでもどんどん使ってちょうだい」
沙織さんには悪いが、その期待には応えられそうにない…。
「ウチ、今度の土曜に買いに行きた~い!」
「紬。ワガママ言わないの!」
「土曜日ね。わたしは構わないわよ」
「あたしも。瀬川はどう?」
「俺も大丈夫だ」
「後は満里奈だけだね」
「私も予定はないけど…」
「決まりね。みんな、勝負に関係なくしっかりテスト勉強するのよ」
話がまとまったので、今日はお開きになった。
「土曜はみんなで買い物~♪」
伊草さんは上機嫌だ。そんなに買い物が好きなのか?
「紬のワガママには困ったものよね」
少々呆れた様子の古宮さん。
「本当にダメとか嫌だったら顔に出るよ。ウチそういうのわかるから」
つまり相手を選んでるのか。多分彼女の直感だな。
「そんな事より、瀬川くんがどんな私服着るかが楽しみなんだよね~♪」
「期待してるようで悪いが、地味で普通だと思うよ」
特にこだわりはないからな。
「ふ~ん、それでも良いよ。見たい事には変わりないから」
土曜はいつも以上に考えたほうが良いか? でも、大した服は持ってないし…。
「瀬川くん。土曜はスカートかズボン、どっち着て欲しい? 選んだほうにするよ~」
何でそんな事訊くんだろう? 理由はともかく――悩むな。
「男子ってスカートのほうが好きなんじゃないの? ラッキースケベを期待できるから」
古宮さんの言い分もわかるが、それは全てじゃないぞ…。
「スカートなら学校でいつも見てるじゃん。それにズボンはお尻のラインが出るから、スカートとは違うエロさやニーズがあるんだって」
エロさが先か。伊草さんらしいな。
「そういうものか…。せっくんはどっち派なの?」
「……別にどっち派でもないな。伊草さんの言うように、お互い良いところがあるから」
「土曜はおばさん入れると4人いるから、2:2で分かれると良いね」
それならどっちのエロさも堪能できるな。
「土曜日は詩織の家に現地集合だから、当日を楽しみにしてね。せっくん」
「話し合いとかしないで、好きなように着るからさ~。瀬川くんはエロの神様にお願いしておいてね」
俺のワガママを聴いてくれるのか? エロの神様は…。
なんて他愛ない話をしながら、俺達は帰路に就く。
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