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『千玲』3日目~1泊2日のバイトを終えるまで
第98話 エロバイトが始まる?
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今日は8月8日。俺・詩織さん・満里奈さん・紬さんの4人は『千玲』で1泊2日の日程でバイトする。このバイトは社会経験を兼ねているので、沙織さんは参加しない。
千夏さんに“開店前に来て!”という連絡を受けたので、俺達は始発の電車に乗って『千玲』に向かう。
「眠いよ~」
『千玲』の最寄り駅から歩いて向かっている途中で、あくびをした紬さんが言う。
「あたしも。夏休みって絶対生活リズム狂うよね~」
次の日に学校がない安心感と油断のせいだ。俺も眠いぞ…。
「そう? 私はいつも通り過ごしてるからあまり眠くないわ」
さすが満里奈さん、相変わらず真面目だな。
「早く寝るなんてもったいないな~。夜遅くにやる〇ナニーは最高なのに♡」
「わかる。学校ないと手が止まらないよね~♡」
「まーちゃんと満里奈は、〇ナニーするのは明るい時か暗い時かどっち?」
「そんなの気にした事ないんだが…。気分次第じゃないのか?」
「私もそんな感じ」
「明るい時だとみんなが頑張ってる時に〇ナニーしてる状況に興奮して、暗い時だと静かでエロい妄想しやすいから興奮するよね♡」
「あんたに背徳感があるなんて驚きよ」
なんて話してる内に『千玲』の前に到着する。カギとか大丈夫か? なんて思っていたが自動ドアが開いてくれたから一安心だ。
「お姉さん・オバさん来たよ~!!」
入り口で叫ぶ紬さん。
「――朝から元気だね~」
テンション低めの千夏さんが受付裏から出てきた。
「お姉さんは元気なくない? 昨日Hできなかったの?」
「Hしたけどまだ眠いって。アタシのやる気が出るのは、もうちょっと後よ。…ふわぁ~」
「だらしないな~」
さっき“眠いよ~”って文句言ってただろ。その時の紬さんと今の千夏さんの差はほぼないぞ。
「事前に知らせた通り、早く来てくれた礼として朝食を用意したわ。フリースペースにあるから食べてきたら?」
「そうする! 行くよみんな!」
俺達は先に行く紬さんを追いかける。
フリースペースに向かうと、宿泊の時みたいに朝食がテーブルにセットされている。――千春さんが俺達に気付き、笑顔を振りまく。
「みんなおはよう。朝早くから来てくれてありがとう♪」
「全然良いって! バイト楽しみにしてたから!」
「良かったわ。難しい事はお願いしないから、やりたいようにやってみてね♪」
「OK!」
紬さんが変な勘違いをしないと良いんだが…。彼女の後に挨拶を済ませてから、用意してもらった朝食を頂く。
全員朝食を食べ終えてすぐ、千夏さんがフリースペースに来た。
「アンタ達、さっきは情けないところ見せたわね。もう大丈夫よ」
「旦那さんが寝起きのお姉さんを襲ったらすぐ堕ちそうだね♡」
「寝起きに関係なく堕ちるって。玲のあそことテクニックは凄いから♡」
「そんな凄いの?」
「そりゃそうよ。だって…」
このままだと、いつまで経ってもバイトの事を聞けそうにない。話の腰を折るが仕方ないよな?
「千夏さん。バイトの事を聞かせて欲しいんですが…」
「そうだった。それを言うために来たんだった」
良かった、何とか軌道修正できたぞ。
「アンタ達には悪いけど、役割を分担させてもらうよ」
それは当然だと思うから、全く気にならない。
「満里奈は料理が上手らしいから、母さんが昼に作るカレーのサポートをしてもらおうかな。そこでお手並み拝見よ」
「わかりました、頑張ります」
「もし上手かったら、朱里達の夕食も作ってもらうつもり。当然バイト代はサービスするよ」
「あの2人来るんだ!?」
“ソフィー”でお世話になった朱里さんと月夜さんの事だ。(83~85話参照)
「アタシが呼んだの。用事を済ませてからだから、来るのは夕方あたりだって」
呼んだ理由は何だろう?後で教えてくれるかな?
「また“オッパイ占い”やってもらお~♪」
「真・詩織・紬の3人は一緒に行動して、掃除とかビラ配りとか色々やってもらおうかな」
「一緒で良いんだ? バラバラになると思ったのに」
「アンタを1人にすると何するかわからないのよ…」
俺と詩織さんはお目付け役か。千夏さんの気持ちわかるな…。
「まこくん・詩織、紬の事お願いね」
「ああ、任せてくれ」
俺だけならともかく、詩織さんもいるから大丈夫なはず。
「満里奈ちゃんも頑張ってね」
「アンタ達にこれ渡しとくわ」
千夏さんに首にかける名札を受け取ったが、そこに書いてあるのは名前ではなく『スタッフ』という文字だけだ。
「それがないと、お客さんが判別できないからさ。忘れずにかけてね」
拒否する理由はないので、全員その場でかける。
「紬、なくすんじゃないわよ」
「何でウチだけに言うの?」
「アンタが一番失くしそうだし…」
俺は彼女と知り合って長くないからわからないが、満里奈さんなら共感できるかも。
「最後に重大発表をするよ。――スタッフは男湯・女湯に入り放題だから」
「…お姉さん、それマジ?」
「マジ。もちろん…」
「やった~!!!」
紬さんの喜びの声が、千夏さんの言葉を遮る。きっと“用があれば”などの条件があるはずだ。じゃないと紬さんが男湯・女湯から出てこなくなる。
「――真・詩織、本当に頼むわ…」
このバイト、何とかなるのか? 不安しかないぞ…。
千夏さんに“開店前に来て!”という連絡を受けたので、俺達は始発の電車に乗って『千玲』に向かう。
「眠いよ~」
『千玲』の最寄り駅から歩いて向かっている途中で、あくびをした紬さんが言う。
「あたしも。夏休みって絶対生活リズム狂うよね~」
次の日に学校がない安心感と油断のせいだ。俺も眠いぞ…。
「そう? 私はいつも通り過ごしてるからあまり眠くないわ」
さすが満里奈さん、相変わらず真面目だな。
「早く寝るなんてもったいないな~。夜遅くにやる〇ナニーは最高なのに♡」
「わかる。学校ないと手が止まらないよね~♡」
「まーちゃんと満里奈は、〇ナニーするのは明るい時か暗い時かどっち?」
「そんなの気にした事ないんだが…。気分次第じゃないのか?」
「私もそんな感じ」
「明るい時だとみんなが頑張ってる時に〇ナニーしてる状況に興奮して、暗い時だと静かでエロい妄想しやすいから興奮するよね♡」
「あんたに背徳感があるなんて驚きよ」
なんて話してる内に『千玲』の前に到着する。カギとか大丈夫か? なんて思っていたが自動ドアが開いてくれたから一安心だ。
「お姉さん・オバさん来たよ~!!」
入り口で叫ぶ紬さん。
「――朝から元気だね~」
テンション低めの千夏さんが受付裏から出てきた。
「お姉さんは元気なくない? 昨日Hできなかったの?」
「Hしたけどまだ眠いって。アタシのやる気が出るのは、もうちょっと後よ。…ふわぁ~」
「だらしないな~」
さっき“眠いよ~”って文句言ってただろ。その時の紬さんと今の千夏さんの差はほぼないぞ。
「事前に知らせた通り、早く来てくれた礼として朝食を用意したわ。フリースペースにあるから食べてきたら?」
「そうする! 行くよみんな!」
俺達は先に行く紬さんを追いかける。
フリースペースに向かうと、宿泊の時みたいに朝食がテーブルにセットされている。――千春さんが俺達に気付き、笑顔を振りまく。
「みんなおはよう。朝早くから来てくれてありがとう♪」
「全然良いって! バイト楽しみにしてたから!」
「良かったわ。難しい事はお願いしないから、やりたいようにやってみてね♪」
「OK!」
紬さんが変な勘違いをしないと良いんだが…。彼女の後に挨拶を済ませてから、用意してもらった朝食を頂く。
全員朝食を食べ終えてすぐ、千夏さんがフリースペースに来た。
「アンタ達、さっきは情けないところ見せたわね。もう大丈夫よ」
「旦那さんが寝起きのお姉さんを襲ったらすぐ堕ちそうだね♡」
「寝起きに関係なく堕ちるって。玲のあそことテクニックは凄いから♡」
「そんな凄いの?」
「そりゃそうよ。だって…」
このままだと、いつまで経ってもバイトの事を聞けそうにない。話の腰を折るが仕方ないよな?
「千夏さん。バイトの事を聞かせて欲しいんですが…」
「そうだった。それを言うために来たんだった」
良かった、何とか軌道修正できたぞ。
「アンタ達には悪いけど、役割を分担させてもらうよ」
それは当然だと思うから、全く気にならない。
「満里奈は料理が上手らしいから、母さんが昼に作るカレーのサポートをしてもらおうかな。そこでお手並み拝見よ」
「わかりました、頑張ります」
「もし上手かったら、朱里達の夕食も作ってもらうつもり。当然バイト代はサービスするよ」
「あの2人来るんだ!?」
“ソフィー”でお世話になった朱里さんと月夜さんの事だ。(83~85話参照)
「アタシが呼んだの。用事を済ませてからだから、来るのは夕方あたりだって」
呼んだ理由は何だろう?後で教えてくれるかな?
「また“オッパイ占い”やってもらお~♪」
「真・詩織・紬の3人は一緒に行動して、掃除とかビラ配りとか色々やってもらおうかな」
「一緒で良いんだ? バラバラになると思ったのに」
「アンタを1人にすると何するかわからないのよ…」
俺と詩織さんはお目付け役か。千夏さんの気持ちわかるな…。
「まこくん・詩織、紬の事お願いね」
「ああ、任せてくれ」
俺だけならともかく、詩織さんもいるから大丈夫なはず。
「満里奈ちゃんも頑張ってね」
「アンタ達にこれ渡しとくわ」
千夏さんに首にかける名札を受け取ったが、そこに書いてあるのは名前ではなく『スタッフ』という文字だけだ。
「それがないと、お客さんが判別できないからさ。忘れずにかけてね」
拒否する理由はないので、全員その場でかける。
「紬、なくすんじゃないわよ」
「何でウチだけに言うの?」
「アンタが一番失くしそうだし…」
俺は彼女と知り合って長くないからわからないが、満里奈さんなら共感できるかも。
「最後に重大発表をするよ。――スタッフは男湯・女湯に入り放題だから」
「…お姉さん、それマジ?」
「マジ。もちろん…」
「やった~!!!」
紬さんの喜びの声が、千夏さんの言葉を遮る。きっと“用があれば”などの条件があるはずだ。じゃないと紬さんが男湯・女湯から出てこなくなる。
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