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第二十七巻
しおりを挟むここでは、私の好きな出口王仁三郎から学ぶ!というタイトルでお話しをします。
出口王仁三郎は天地創造に於ける最高神は天之御中主神或いは阿弥陀如来、ゴッド、天帝と呼び名は違うが同じ神であると、私たちに教えた。例えば、天之御中主神である。この神は日本神話における創造神のことであり、神話時代の系譜の中で最初に現れる神で、天地開闢の章に登場する。出口王仁三郎が聖師と言われた大本の神である。そこで出口王仁三郎は独一真神が無限絶対な存在であり、広大無辺であることを悟るために、三カ条の学則を示したのだ。この学則を三大学則という。
神の創造された宇宙のすべてのものは「霊・力・体」の三大要素から成り立っている。
神が創造された全大宇宙をじっくりと観察することにより、神の実在とご神徳、神性を悟ることが出来るという。
大自然は、無言の教科書である。人間的知恵で書かれた書物よりも、大自然、天地万物を心ひそめて観察することによって、神の霊・力・体を深く感じ、悟ることが出来るという。
神の黙示は、大自然の至るところに満ち満ちているのだと。
また、神は、霊・力・体の三大要素をもって万有一切を創造された。従って宇宙にあるものはすべて、霊・力・体の三元よりほかにはないのだと。
三大学則の三カ条を拝しながら、神の霊・力・体について思考する。
一つ目は「天地の真象を観察して真神の体を思考すべし」
(解説)
肉眼で見える星の数は7,500余。天体望遠鏡を用いると、300億以上になるという。天の川は無数の星の集まりで、その端から端までの距離は30万光年ある。
光の速さは、1秒間に地球を7回り半する。
1光年とは、光の速さで1年かかって到達する距離である。30万光年という距離は驚異的な距離である。
私たちの住む地球は、太陽系宇宙の小さな一惑星に過ぎない。
太陽系宇宙といっても、銀河系宇宙のほんの一部分である。その周りには数限りない宇宙が広がり、最も近い星雲でも70万光年あると言われる。
神が創造された宇宙は無限に広がり、はかり知れない。この大宇宙は生きている。今も膨張を続けている。
地球は、海があり陸があり、山があり川があって、82億3200万人の人類をはじめ、さまざまな動植物が太陽の光と土、水など大地の恵みによって生きている。
生を受けた生物は、寿命を終えると一様にその亡きがらは大地に帰り、次の生命を養う栄養となる。生命の循環である。
土の中にも数十億の微生物がおり、顕微鏡でしか見られない微生物、体内の細菌等にもはっきりとした組織があり働きを持っている。極小のものとしては原子•電子•陽子•中性子の世界があり、整然とした秩序、法則を持っている。また、原子によって地球上の物質が作られている。その物質を形成するのが118種類の元素なのだ。
これらは一例ですが、極大の世界から極微の世界までを創造し、秩序・法則をもって生かしはぐくんでいる無限絶対のご存在が神なのだ。
二つ目は「万有の運化の毫差なきを視て真神の力を思考すべし」
天地間のものの中で、静止しているものはない。大は天体から、小は原子まで、すべてが活動し運化している。
そして、その動き方、移り方にはみな一定の法則があり軌道がある。
このことが、宇宙間に大小さまざまな周期律を作っている。
太陽系では太陽を中心に八つの惑星と一つの準惑星がそれぞれの軌道で回っている。
地球が太陽の回りを1周する時間を1年、地球自体が1回転する時間を1日とし、それによって、1年の中に春夏秋冬が、1日の中に朝昼夜が巡ってくる。
そして、悠久の太古から永遠の未来へと、一分の狂いもなく動き続けている。
すべてのものは物理的に運化しているだけでなく、質的にもうつり変わっているのだ。
たとえば大地に落ちた樫の実が芽を出したとする。
次第に幹ができ、枝が伸び、葉を付ける。やがて大きな木になり、花を咲かせ、実を結ぶ。
そしてその実が落ち発芽して、新たな生命が誕生する。これが、樫の質的な移り変わりであり、軌道である。
生物は独自の軌道を持ち、その軌道に従って生まれ、育ち、成熟し、生み、老い、死ぬという運化を繰り返し、この順序に狂いはない。
また、動物は空気中の酸素を吸い、二酸化炭素を吐き出す。植物は二酸化炭素を吸って酸素をはき出す。
このように、それぞれの運化の中で双方が立ち栄えている。
生物だけではない。大地の上の水は、絶えず水蒸気となって空にのぼり、やがて雲となり、雨や雪となって大地に還る。
自然現象の循環である。
このように極大から極微まで、すべてがそれぞれ運化を続け、大調和のうちに、天地の生成発展に参画している。
そこには、神の絶大な力と、その力から分け与えられたそれぞれの分力が働いているのだ。
三つ目は「活物の心性を覚悟して真神の霊魂を思考すべし」
活物の心の働きの中で、最も基本的で共通していることは、生命を大切にする思い、生きようとする意欲なのだ。
この生存本能によって、すべての活物は呼吸し、光、熱を求め、食物その他生きるために必要な諸条件を求めている。
生命を犯すものから逃れようとし、避けられない困難には打ち勝って、生き延びようとする。
このような心性、本能を活物に与えたのは神であり、それによって活物は生き、栄えているのだ。
いま一つ、活物すべてに基本的に共通しているのは、生殖本能である。
それは、自己の子孫をつくり、自己の遺伝子を永遠に広げようとする営みである。
それに関連していろいろな性情が現れ、異性に対する慕情が生まれ、やがて親子の深い絆が出来る。
動物でも、親子の強い情愛がある。
私たちの身近にいる雀を例に取ってみる。
カップルが出来たら一生懸命に巣作りに励み、卵を産んだら親鳥はほとんど巣から離れることなく卵を温める。雛がかえると親鳥自身はほとんど食べずに、エサを雛に運ぶ。外敵が来ると、身をもって雛を守り、大きい外敵にも立ち向かう。
だれに教えられなくても、雛に対する愛情、育てる知恵、勇猛心、親和の情などの心の働きが備わっているのだ。これは、動物に限らず植物にも言えることだ。
広大無辺な宇宙に対し個々の活物は、比較にもならないほど小さな存在なのだ。
しかし、生きようとする力強い本能があり、親子の間にみられるような美しい愛を持っている。
この本能は、神から分け与えられた尊い心性なのだ。
このように神の愛は満ち満ちている。また、生命力、つまり生きる力もだ。神の愛と生きる力は我々人間を含めてすべての生きものに与えている。
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