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第一章その7 ~あなたに逢えて良かった!~ 鶴の恩返し編
真木柱
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誠はフロアに踏み込み、全てを一瞬で把握した。
人々の位置も確認した。敵の数も、武装も。振り返る反応の速さから、それぞれのパイロットの練度も、指揮系統も。
彼らの狙いは当然ながらガレオン、そして政治家達の殺害だろう。
やがて一番奥に立つ、青紫の機体から声が発せられた。
「……てめえ、あの鳴瀬だろう? 死にぞこないの英雄殺しが、のこのこ何しに来やがった。もうてめえの時代じゃねえんだよ!」
他の機体からも、次々罵声が浴びせられる。
「そうねえ、まさか初恋の人に恩返しとか? 気持ち悪、今時そういうの流行らないのよね」
「……お前らに答える義理は無い……!」
誠は静かに呟いた。
英雄殺しと言われた事も、今はほぼ気にならなかった。
全身に何かの感情が渦巻いている。それが怒りだと気付くまでに、数秒の時がかかった。
(こいつらは何だ? 一体ここで何をしている?)
(知らない間に、こんな連中に好き勝手させてたのか。だとしたら、それは今を生きる俺達の責任だ)
(この明日馬さんの機体に乗ってる以上、こんな連中に負ける事は許されない……!)
誠は再び、母が好きだった歌を思い出した。
まきばしら たてしこころをうごかすな 世には嵐のふきすさむとも
(例え時代遅れだろうと、こんな連中をのさばらせるより百倍ましだ。それが俺の、心の中の真木柱だ……!)
誠は機体を操作すると、強化刀を掲げた。峰打ちのように刃の向きを反転させると、外部拡声器で咆える。
「かかって来い! 一匹残らず叩きのめす……!」
「面白い、やってやろうじゃないか!」
幾多の機体が迫ってくるが、誠は一瞬で叩き伏せた。峰打ちではあったが、圧倒的な力と速度で殴打された相手は、無残にへしゃげて痙攣している。
「こ、こいつ!」
左右から同時に近付いて来るも、誠は軽々とそれをかわした。そのまま刀を薙ぎ払い、二機とも壁に叩き付ける。
更に数機が打ち込もうとするが、誠は瞬時に間合いを詰めて、相手が動く前に打ち壊した。
「ば、化物かよ!?」
「何だこいつ、出鱈目に速ええ!」
相手は何かほざいているが、誠は会話する気にもならない。
操作の技術も反応速度も、明日馬や雪菜に比べれば、児戯に等しいレベルだった。これでいい気になってたのだろうか。
あっと言う間に十機以上を片付けて、誠は不是とその女の機体に近付く。
「な、何なのよこいつ、弱いんじゃなかったの!?」
女はうろたえて機体を後ずさりさせた。
不是も焦って身構えている。
「て、てめえ、予測出来なくなったんじゃなかったのか!?」
「……出来ないさ」
誠は更に一歩前に出る。
「先読み出来ないなら、見てから動く。お前らなんか止まって見える」
「クソがっ、これを見ろ!」
不是は女の機体からコンテナをひったくると、蓋を開いた。
そのまま乱暴に地面に落とすと、中から女性が転がり出た。金の髪を長く伸ばした彼女は、紛れも無く雪菜である。
「ゆ、雪菜さん!?」
誠は操縦席のハッチを開いて叫んでいた。
「お前、その人に触るな!!」
「そうだ、てめえの大事な愛人だろ? 分かったら機体を降りろ!」
「くっ……!」
誠はどうしていいか分からなかったが、その時。
誠が出てきた壁の穴から、3体の人型重機が現れた。
1体は大きく、次の1体はやや小柄だ。最後の1体は槍を持っていたが、船内での取り回しのためか、長さを短く調整している。
あの徳島で共闘した小牧隊であろう。
「丁度いいところに来たな。お前ら、そいつを始末しろ」
不是の呼びかけに、小牧隊の面々は動きを止めた。どうしていいか分からず、戸惑っているようだ。
「おい、早くしろ! 出来ないなら俺がやる、この女を見とけ!」
苛立つ不是の怒号に、特務隊の面々は仕方なく指示に従った。不是の機体に歩み寄り、槍を雪菜の傍の床に突き立てた。
「ようし、それでいい。逆らったらどうなるか分かってるな」
不是は満足げに言うが、その時、雪菜が彼に声をかけた。
「……やっと、思い出したわ。印象が、薄かったのよね」
雪菜はあちこち血に染めながら、懸命に言葉を続ける。
「……あなた、私達の後ろにいた、隊の子でしょ。鳴瀬くんに庇われて、ずっと震えてたのに、随分立派になったじゃない?」
「…………」
不是の機体は黙っていたが、雪菜は尚も言葉を浴びせる。
「……本当は、ずっと怖かったんでしょう? いつか鳴瀬君が、元の力を取り戻すんじゃないかって。そしたら、手も足も出ないものね。弱虫の、あなたらしいわ」
「女、そんなにぶっ殺されたいかよ!」
不是が雪菜に銃口を向けた時。
瞬時に小牧機の槍が閃き、不是の銃を両断していた。
「な、なんだてめえ……!?」
不是は驚き、2歩、3歩と後ずさった。
小牧機は槍を回転させると、不是の機体に向けて構えた。
「……ったく、やってらんないっての」
小牧は吹っ切れたように言った。
「後でみんなに謝っとくわ。また流浪の旅の始まりってね」
「いよし、さすがは姉御! それでこそだ!」
「これですっきりしたよねえ!」
玄太とこころの機体も、思わずガッツポーズしている。
「てめえら!」
不是が3人に切りかかろうとした刹那、誠は一瞬で間合いを詰めていた。
不是の機体は、怯えたように動きを止める。
「……お、面白え、本気で相手してやるぜ!」
不是がそう言うと、機体から青紫の煙が立ち上った。関節の人工筋肉が盛り上がり、それ自体生き物のように脈動していく。
「う、おお、ああああああっ!」
苦悶の叫びを上げているのは、逆鱗の出力を限界まで上げているせいだろうか。
あの夜襲撃してきた少年のように、悪魔に魂を売り渡しているのだ。
「俺は変わったんだよ! 速さも強さも、てめえなんざ目じゃねえんだ!」
不是は叫ぶと、機体を前に突進させる。
だが瞬間、誠の太刀が相手の腕を叩き折っていた。
不是の機体はよろめき、もう片方の腕で落ちた刀を拾おうとした……が、その腕も動くか動かないかのうちに、誠の太刀がへし折っていた。
「て、てめえ………………!」
不是はしばらく絶句していたのだが。
「ち、畜生があああ!!!」
叫びながら突進してくる相手を、誠が太刀で薙ぎ払う。壁に叩きつけられた不是の機体は、ぼろぼろにへしゃげて動かなくなった。
全身から黒煙が上がり、まるで悪霊が抜けたかのように、人工筋肉が縮んでいく。
「ひっ!?」
誠が女の機体に向き直ると、女は小さく悲鳴を上げる。機体は怯えたように後ずさり、地響きを立てて尻餅をついた。
「投降しろ」
誠が呼びかけると、女は大人しく操縦席から降り、そのまま床にへたり込んだ。
事態の収束とともに、警護兵が素早く特務隊を捕縛していく。
誠は操縦席のハッチを開き、機体から飛び降りた。
「雪菜さん!」
蹲る雪菜に無我夢中で駆け寄り、肩に手を添える。
「だ、大丈夫ですか?」
「大丈夫よ鳴瀬くん。私、こう見えて頑丈なんだから」
雪菜はあちこち血を流していたが、命に別状はないようだ。いつものように優しい瞳で、少しおかしそうに微笑んだ。
「……それにしても鳴瀬くん、また強くなったのね。格好良かったわ」
「あ、えっ? そ、そそそっ、そんな事無いですけど……」
誠は急に照れくさくなって、雪菜から目を逸らした。
そんな誠に、佐々木と阿波丸が歩み寄ってくる。
「また会いましたな、鳴瀬君。感動の再会を悪いのですが、お手柄でしたよ」
「佐々木さん、それに阿波丸さん。ご無事でしたか」
「ああ、我々も問題ない。侵入した勢力も鎮圧されたようだよ」
内部に侵入していた歩兵達も、襲撃失敗を告げる艦内放送と映像を見て、諦めて投降していたのだ。
だが佐々木がそこまで言った時だった。
「!!!!!!????????」
その場の全員が振り返った。何か恐ろしく不吉な存在が来る。
全身総毛立つような悪寒を感じながら、誠達は前を見つめた。
人型重機が押し広げた穴から、何者かの足音がする。
やがて姿を現したのは、少し小柄な中年男性だ。それはあの写真で見た、研究所主任の姿である。
しかし問題はそこではない。
幼い頃から無数の人間を見てきて分かった、人たるものの共通項、脳内のデータベースに基づく直感。それが全力で警告を発していた。
この相手は人ではない……!
人々の位置も確認した。敵の数も、武装も。振り返る反応の速さから、それぞれのパイロットの練度も、指揮系統も。
彼らの狙いは当然ながらガレオン、そして政治家達の殺害だろう。
やがて一番奥に立つ、青紫の機体から声が発せられた。
「……てめえ、あの鳴瀬だろう? 死にぞこないの英雄殺しが、のこのこ何しに来やがった。もうてめえの時代じゃねえんだよ!」
他の機体からも、次々罵声が浴びせられる。
「そうねえ、まさか初恋の人に恩返しとか? 気持ち悪、今時そういうの流行らないのよね」
「……お前らに答える義理は無い……!」
誠は静かに呟いた。
英雄殺しと言われた事も、今はほぼ気にならなかった。
全身に何かの感情が渦巻いている。それが怒りだと気付くまでに、数秒の時がかかった。
(こいつらは何だ? 一体ここで何をしている?)
(知らない間に、こんな連中に好き勝手させてたのか。だとしたら、それは今を生きる俺達の責任だ)
(この明日馬さんの機体に乗ってる以上、こんな連中に負ける事は許されない……!)
誠は再び、母が好きだった歌を思い出した。
まきばしら たてしこころをうごかすな 世には嵐のふきすさむとも
(例え時代遅れだろうと、こんな連中をのさばらせるより百倍ましだ。それが俺の、心の中の真木柱だ……!)
誠は機体を操作すると、強化刀を掲げた。峰打ちのように刃の向きを反転させると、外部拡声器で咆える。
「かかって来い! 一匹残らず叩きのめす……!」
「面白い、やってやろうじゃないか!」
幾多の機体が迫ってくるが、誠は一瞬で叩き伏せた。峰打ちではあったが、圧倒的な力と速度で殴打された相手は、無残にへしゃげて痙攣している。
「こ、こいつ!」
左右から同時に近付いて来るも、誠は軽々とそれをかわした。そのまま刀を薙ぎ払い、二機とも壁に叩き付ける。
更に数機が打ち込もうとするが、誠は瞬時に間合いを詰めて、相手が動く前に打ち壊した。
「ば、化物かよ!?」
「何だこいつ、出鱈目に速ええ!」
相手は何かほざいているが、誠は会話する気にもならない。
操作の技術も反応速度も、明日馬や雪菜に比べれば、児戯に等しいレベルだった。これでいい気になってたのだろうか。
あっと言う間に十機以上を片付けて、誠は不是とその女の機体に近付く。
「な、何なのよこいつ、弱いんじゃなかったの!?」
女はうろたえて機体を後ずさりさせた。
不是も焦って身構えている。
「て、てめえ、予測出来なくなったんじゃなかったのか!?」
「……出来ないさ」
誠は更に一歩前に出る。
「先読み出来ないなら、見てから動く。お前らなんか止まって見える」
「クソがっ、これを見ろ!」
不是は女の機体からコンテナをひったくると、蓋を開いた。
そのまま乱暴に地面に落とすと、中から女性が転がり出た。金の髪を長く伸ばした彼女は、紛れも無く雪菜である。
「ゆ、雪菜さん!?」
誠は操縦席のハッチを開いて叫んでいた。
「お前、その人に触るな!!」
「そうだ、てめえの大事な愛人だろ? 分かったら機体を降りろ!」
「くっ……!」
誠はどうしていいか分からなかったが、その時。
誠が出てきた壁の穴から、3体の人型重機が現れた。
1体は大きく、次の1体はやや小柄だ。最後の1体は槍を持っていたが、船内での取り回しのためか、長さを短く調整している。
あの徳島で共闘した小牧隊であろう。
「丁度いいところに来たな。お前ら、そいつを始末しろ」
不是の呼びかけに、小牧隊の面々は動きを止めた。どうしていいか分からず、戸惑っているようだ。
「おい、早くしろ! 出来ないなら俺がやる、この女を見とけ!」
苛立つ不是の怒号に、特務隊の面々は仕方なく指示に従った。不是の機体に歩み寄り、槍を雪菜の傍の床に突き立てた。
「ようし、それでいい。逆らったらどうなるか分かってるな」
不是は満足げに言うが、その時、雪菜が彼に声をかけた。
「……やっと、思い出したわ。印象が、薄かったのよね」
雪菜はあちこち血に染めながら、懸命に言葉を続ける。
「……あなた、私達の後ろにいた、隊の子でしょ。鳴瀬くんに庇われて、ずっと震えてたのに、随分立派になったじゃない?」
「…………」
不是の機体は黙っていたが、雪菜は尚も言葉を浴びせる。
「……本当は、ずっと怖かったんでしょう? いつか鳴瀬君が、元の力を取り戻すんじゃないかって。そしたら、手も足も出ないものね。弱虫の、あなたらしいわ」
「女、そんなにぶっ殺されたいかよ!」
不是が雪菜に銃口を向けた時。
瞬時に小牧機の槍が閃き、不是の銃を両断していた。
「な、なんだてめえ……!?」
不是は驚き、2歩、3歩と後ずさった。
小牧機は槍を回転させると、不是の機体に向けて構えた。
「……ったく、やってらんないっての」
小牧は吹っ切れたように言った。
「後でみんなに謝っとくわ。また流浪の旅の始まりってね」
「いよし、さすがは姉御! それでこそだ!」
「これですっきりしたよねえ!」
玄太とこころの機体も、思わずガッツポーズしている。
「てめえら!」
不是が3人に切りかかろうとした刹那、誠は一瞬で間合いを詰めていた。
不是の機体は、怯えたように動きを止める。
「……お、面白え、本気で相手してやるぜ!」
不是がそう言うと、機体から青紫の煙が立ち上った。関節の人工筋肉が盛り上がり、それ自体生き物のように脈動していく。
「う、おお、ああああああっ!」
苦悶の叫びを上げているのは、逆鱗の出力を限界まで上げているせいだろうか。
あの夜襲撃してきた少年のように、悪魔に魂を売り渡しているのだ。
「俺は変わったんだよ! 速さも強さも、てめえなんざ目じゃねえんだ!」
不是は叫ぶと、機体を前に突進させる。
だが瞬間、誠の太刀が相手の腕を叩き折っていた。
不是の機体はよろめき、もう片方の腕で落ちた刀を拾おうとした……が、その腕も動くか動かないかのうちに、誠の太刀がへし折っていた。
「て、てめえ………………!」
不是はしばらく絶句していたのだが。
「ち、畜生があああ!!!」
叫びながら突進してくる相手を、誠が太刀で薙ぎ払う。壁に叩きつけられた不是の機体は、ぼろぼろにへしゃげて動かなくなった。
全身から黒煙が上がり、まるで悪霊が抜けたかのように、人工筋肉が縮んでいく。
「ひっ!?」
誠が女の機体に向き直ると、女は小さく悲鳴を上げる。機体は怯えたように後ずさり、地響きを立てて尻餅をついた。
「投降しろ」
誠が呼びかけると、女は大人しく操縦席から降り、そのまま床にへたり込んだ。
事態の収束とともに、警護兵が素早く特務隊を捕縛していく。
誠は操縦席のハッチを開き、機体から飛び降りた。
「雪菜さん!」
蹲る雪菜に無我夢中で駆け寄り、肩に手を添える。
「だ、大丈夫ですか?」
「大丈夫よ鳴瀬くん。私、こう見えて頑丈なんだから」
雪菜はあちこち血を流していたが、命に別状はないようだ。いつものように優しい瞳で、少しおかしそうに微笑んだ。
「……それにしても鳴瀬くん、また強くなったのね。格好良かったわ」
「あ、えっ? そ、そそそっ、そんな事無いですけど……」
誠は急に照れくさくなって、雪菜から目を逸らした。
そんな誠に、佐々木と阿波丸が歩み寄ってくる。
「また会いましたな、鳴瀬君。感動の再会を悪いのですが、お手柄でしたよ」
「佐々木さん、それに阿波丸さん。ご無事でしたか」
「ああ、我々も問題ない。侵入した勢力も鎮圧されたようだよ」
内部に侵入していた歩兵達も、襲撃失敗を告げる艦内放送と映像を見て、諦めて投降していたのだ。
だが佐々木がそこまで言った時だった。
「!!!!!!????????」
その場の全員が振り返った。何か恐ろしく不吉な存在が来る。
全身総毛立つような悪寒を感じながら、誠達は前を見つめた。
人型重機が押し広げた穴から、何者かの足音がする。
やがて姿を現したのは、少し小柄な中年男性だ。それはあの写真で見た、研究所主任の姿である。
しかし問題はそこではない。
幼い頃から無数の人間を見てきて分かった、人たるものの共通項、脳内のデータベースに基づく直感。それが全力で警告を発していた。
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