83 / 203
遅延新入生勧誘編
間話① 若元梨音
しおりを挟む
「今日は男子も体育館らしいよ」
「あー雨だもんねぇ」
更衣室で体操着に着替えながら冬華と話していた。
運動があまり得意じゃない私にとって、体育はあまり乗り気じゃない。
「私達はバスケだけど男子は何やるのかしらね」
「同じじゃない?」
冬華は現役バスケ部ということもあって、バスケの時間は毎回輝いている。
「にしても……冬華、なんでそんなに大きいの……?」
「えっ、な、何が?」
「胸」
私はジッと冬華の強調されきっている胸を見ながら呟いた。
同じ人間なのにどうしてこんなにも差が出るのかな。
「べ、別にそこまで大きくないわよ~。大きくても動くのに邪魔なだけだし……」
「ううん、男子の注目の的だよね」
「その視線もあまり良いものじゃないし…………それより梨音の方がスタイル良いから羨ましいわよ。バスケで動いてる私よりも痩せてるんだもん」
「確かに運動はあまりしてないけど、私だって少しは抑えてるんだから」
「高坂君のためとか?」
「な、なんで修斗が出てくるのよ!」
「だって付き合ってるんでしょ?」
「付き合ってないよ!」
どこからそんな話が膨れ上がってきたのか。
いつも一緒にいる冬華ならそんなことはないことぐらい分かるはずなのに。
「またまた~。毎朝一緒に登校してくるし、みんなの間では有名よ?」
「だから修斗とはただの幼馴染で…………家も近いから一緒に来てるだけだし!」
私の家に同棲していることまでは話さなかった。
もしそんな新たな火種を話そうもんなら、各方面からの追及が始まるに違いない。
それは修斗にも迷惑を掛けてしまう。
「そんな否定しなくても。いいじゃない高坂君、かっこいいしサッカーも凄い上手いんでしょ? 色んな女の子からアプローチ受けてるみたいだし。ちゃんと手元に置いておかないと誰かに取られても知らないわよ?」
「……取られるなんてそんな」
「例えば───」
「私のことを呼んだかしら!?」
「まだ呼んでない」
話を聞いていたのか、鷺宮さんが割り込むようにして話に入ってきた。
鷺宮さんとはまともに話したことはない。
転入初日に修斗に抱きついているのを見てから、少し苦手意識を持っている。
最初は他の子に対する態度も冷たく評判があまり良くなかったけど、最近はカドが丸くなったのか上手く溶け込み始めている。
「若元梨音……だったかしら。梨音は修斗と仲が良いみたいね。どういった関係なのかしら?」
「どうって…………ただの幼馴染だけど」
「ふーん、幼馴染…………それで勝ったつもりになんてならないでよね!」
「ええ!?」
「幼馴染なんて結局のところ、広く捉えれば他人なんだから! 特別でもなんでもないんだから!」
「私何も言ってない……」
「こうなったら勝負よ梨音! どっちが修斗に相応しいのか、次のバスケで証明してあげるわ!」
「なんか勝手に決められた!」
「やだこれすっごい面白いことになったね」
冬華め……他人事だと思って……!
バスケ勝負なんて冗談じゃない、私は運動があまり得意じゃないっていうのに。
とはいえ、このまま鷺宮さんの申し出を断るわけにもいかない。
べ、別に修斗のことが絡んでるからとか、そういうことでは決して、決してないんだけど、言われたい放題なのも癪だ。
「鷺宮さん、一つお願いなんだけど……」
「なに?」
「私は運動があまり得意じゃないから代理人を起用したいんだけど……」
「代理戦争というわけね……! いいわ、私が勝負を申し込んだわけだから、その程度の譲歩はしてあげる」
「ありがとう! ということで冬華、頼んだわよ」
「私!?」
「ただの傍観者でいさせてあげるわけないじゃない」
私は冬華の肩に手を置いてにっこりと笑った。
他人事のように楽しんでいる冬華を巻き込みつつ、現役バスケ部の冬華に戦ってもらう。
我ながら策士ね。
「私のために頑張って!」
「ええ…………」
「八幡冬華が私の相手ということね!」
「私まだオーケーしてない……」
と言いつつも最終的に冬華は承諾してくれた。
強く頼み込まれたら断れないところが冬華の良いところでもあり悪いところだ。
勝負内容は授業の中で行われるミニゲームにおいて、個人で多く点を取った方の勝ち。
チームの勝利ではなく個人の得点で勝敗が決まるのが肝だ。
正直言って、私の中では別に勝っても負けてもどっちでも良いかなという気持ちが芽生えてきてる。
たとえ冬華が負けたところで何か罰ゲームがあるわけでもないし、そもそも何を目的とした勝負なのかも良く分かってない。
結局のところ鷺宮さんが満足してくれればそれで終わりの話だ。
試合はやはり冬華の独壇場となっていた。
現役バスケ部に他の子が相手になるわけが無く、次々と点を挙げていく。
だけど冬華も周りに気を遣うタイプの子だから、他の子がシラけないように適度に点を決めつつ、試合中の多くは他の子にパスを回してシュートを打たせてあげるように立ち回っていた。
一方で鷺宮さんも負けていなかった。
元々バスケをしていなかったにしても、運動神経が良いのかドリブルからのレイアップシュートを良く決めていた。
結果、試合時間残り1分のところで得点数は両者同じになっていた。
鷺宮さんがボールをドリブルしながら冬華と対峙する。
「やるわね冬華! まさかバスケ経験者だったなんて、見事騙されたわ!」
「騙したつもりはないけど、鷺宮さんもこんなにバスケが上手いなんて、バスケ部に欲しいくらい」
「そう言ってもらえると嬉しいわね……でも、私は負けられないわ。なぜなら…………修斗が向こうで私のことを見ているから!」
鷺宮さんが素早くシュート体勢に入り、ボールを放った。
その位置はいわゆるスリーポイントになる位置で、冬華はあえて止めることはしなかった。
冬華は今日の試合で一度もシュートブロックはしていない。
きっとそこまでしてしまうとシラけてしまうからだ。
鷺宮さんが放ったシュートはバックボードに跳ね返り、リングの中に収められた。
この土壇場でスリーポイントシュートを決める勝負強さ、並みの人じゃこうはいかないだろう。
「Yayyyyy(やったー)!! 私の勝ちね!」
残り時間は15秒、鷺宮さんは勝ちを確信し私でさえも諦めモードの中、一人だけ諦めていない人がいた。
「凄いよ鷺宮さん、でもね、私も大事な友達のために負けるわけにはいかないの」
パスを受けた冬華はすぐに相手コートへドリブルを始めた。
周りに気を遣って自己中なプレーをしてこなかった冬華が、初めて本気を出した。
気付いた鷺宮さんや他の子がすぐにディフェンスに入るも一瞬で抜かされ、スリーポイントギリギリの所で止まると流れるようにしてシュートを放った。
ボールは綺麗な弧を描き、リングの中に吸い込まれるようにしてスパッと落ちた。
同時に試合終了のブザーが鳴り響く。
いわゆるブザービーターの形で決着が着いた。
「冬華大好き!」
私の声に応えるように冬華が笑顔でピースサインをした。
「参ったわ冬華、あなた全然本気じゃなかったのね。私の負けよ」
「ううん、勝負は引き分け。鷺宮さんが凄かったのは本当だから」
「また今度リベンジするわね」
「ええ、いつでも」
二人は硬く握手をした。
戦い終わればみな仲間、ノーサイドゲームの精神ね。
「梨音! 次はあなたと直接決着をつけるわ!」
「まだ覚えてたんだ……」
綺麗に終わった今ので終わりにして欲しいなぁ。
「あー雨だもんねぇ」
更衣室で体操着に着替えながら冬華と話していた。
運動があまり得意じゃない私にとって、体育はあまり乗り気じゃない。
「私達はバスケだけど男子は何やるのかしらね」
「同じじゃない?」
冬華は現役バスケ部ということもあって、バスケの時間は毎回輝いている。
「にしても……冬華、なんでそんなに大きいの……?」
「えっ、な、何が?」
「胸」
私はジッと冬華の強調されきっている胸を見ながら呟いた。
同じ人間なのにどうしてこんなにも差が出るのかな。
「べ、別にそこまで大きくないわよ~。大きくても動くのに邪魔なだけだし……」
「ううん、男子の注目の的だよね」
「その視線もあまり良いものじゃないし…………それより梨音の方がスタイル良いから羨ましいわよ。バスケで動いてる私よりも痩せてるんだもん」
「確かに運動はあまりしてないけど、私だって少しは抑えてるんだから」
「高坂君のためとか?」
「な、なんで修斗が出てくるのよ!」
「だって付き合ってるんでしょ?」
「付き合ってないよ!」
どこからそんな話が膨れ上がってきたのか。
いつも一緒にいる冬華ならそんなことはないことぐらい分かるはずなのに。
「またまた~。毎朝一緒に登校してくるし、みんなの間では有名よ?」
「だから修斗とはただの幼馴染で…………家も近いから一緒に来てるだけだし!」
私の家に同棲していることまでは話さなかった。
もしそんな新たな火種を話そうもんなら、各方面からの追及が始まるに違いない。
それは修斗にも迷惑を掛けてしまう。
「そんな否定しなくても。いいじゃない高坂君、かっこいいしサッカーも凄い上手いんでしょ? 色んな女の子からアプローチ受けてるみたいだし。ちゃんと手元に置いておかないと誰かに取られても知らないわよ?」
「……取られるなんてそんな」
「例えば───」
「私のことを呼んだかしら!?」
「まだ呼んでない」
話を聞いていたのか、鷺宮さんが割り込むようにして話に入ってきた。
鷺宮さんとはまともに話したことはない。
転入初日に修斗に抱きついているのを見てから、少し苦手意識を持っている。
最初は他の子に対する態度も冷たく評判があまり良くなかったけど、最近はカドが丸くなったのか上手く溶け込み始めている。
「若元梨音……だったかしら。梨音は修斗と仲が良いみたいね。どういった関係なのかしら?」
「どうって…………ただの幼馴染だけど」
「ふーん、幼馴染…………それで勝ったつもりになんてならないでよね!」
「ええ!?」
「幼馴染なんて結局のところ、広く捉えれば他人なんだから! 特別でもなんでもないんだから!」
「私何も言ってない……」
「こうなったら勝負よ梨音! どっちが修斗に相応しいのか、次のバスケで証明してあげるわ!」
「なんか勝手に決められた!」
「やだこれすっごい面白いことになったね」
冬華め……他人事だと思って……!
バスケ勝負なんて冗談じゃない、私は運動があまり得意じゃないっていうのに。
とはいえ、このまま鷺宮さんの申し出を断るわけにもいかない。
べ、別に修斗のことが絡んでるからとか、そういうことでは決して、決してないんだけど、言われたい放題なのも癪だ。
「鷺宮さん、一つお願いなんだけど……」
「なに?」
「私は運動があまり得意じゃないから代理人を起用したいんだけど……」
「代理戦争というわけね……! いいわ、私が勝負を申し込んだわけだから、その程度の譲歩はしてあげる」
「ありがとう! ということで冬華、頼んだわよ」
「私!?」
「ただの傍観者でいさせてあげるわけないじゃない」
私は冬華の肩に手を置いてにっこりと笑った。
他人事のように楽しんでいる冬華を巻き込みつつ、現役バスケ部の冬華に戦ってもらう。
我ながら策士ね。
「私のために頑張って!」
「ええ…………」
「八幡冬華が私の相手ということね!」
「私まだオーケーしてない……」
と言いつつも最終的に冬華は承諾してくれた。
強く頼み込まれたら断れないところが冬華の良いところでもあり悪いところだ。
勝負内容は授業の中で行われるミニゲームにおいて、個人で多く点を取った方の勝ち。
チームの勝利ではなく個人の得点で勝敗が決まるのが肝だ。
正直言って、私の中では別に勝っても負けてもどっちでも良いかなという気持ちが芽生えてきてる。
たとえ冬華が負けたところで何か罰ゲームがあるわけでもないし、そもそも何を目的とした勝負なのかも良く分かってない。
結局のところ鷺宮さんが満足してくれればそれで終わりの話だ。
試合はやはり冬華の独壇場となっていた。
現役バスケ部に他の子が相手になるわけが無く、次々と点を挙げていく。
だけど冬華も周りに気を遣うタイプの子だから、他の子がシラけないように適度に点を決めつつ、試合中の多くは他の子にパスを回してシュートを打たせてあげるように立ち回っていた。
一方で鷺宮さんも負けていなかった。
元々バスケをしていなかったにしても、運動神経が良いのかドリブルからのレイアップシュートを良く決めていた。
結果、試合時間残り1分のところで得点数は両者同じになっていた。
鷺宮さんがボールをドリブルしながら冬華と対峙する。
「やるわね冬華! まさかバスケ経験者だったなんて、見事騙されたわ!」
「騙したつもりはないけど、鷺宮さんもこんなにバスケが上手いなんて、バスケ部に欲しいくらい」
「そう言ってもらえると嬉しいわね……でも、私は負けられないわ。なぜなら…………修斗が向こうで私のことを見ているから!」
鷺宮さんが素早くシュート体勢に入り、ボールを放った。
その位置はいわゆるスリーポイントになる位置で、冬華はあえて止めることはしなかった。
冬華は今日の試合で一度もシュートブロックはしていない。
きっとそこまでしてしまうとシラけてしまうからだ。
鷺宮さんが放ったシュートはバックボードに跳ね返り、リングの中に収められた。
この土壇場でスリーポイントシュートを決める勝負強さ、並みの人じゃこうはいかないだろう。
「Yayyyyy(やったー)!! 私の勝ちね!」
残り時間は15秒、鷺宮さんは勝ちを確信し私でさえも諦めモードの中、一人だけ諦めていない人がいた。
「凄いよ鷺宮さん、でもね、私も大事な友達のために負けるわけにはいかないの」
パスを受けた冬華はすぐに相手コートへドリブルを始めた。
周りに気を遣って自己中なプレーをしてこなかった冬華が、初めて本気を出した。
気付いた鷺宮さんや他の子がすぐにディフェンスに入るも一瞬で抜かされ、スリーポイントギリギリの所で止まると流れるようにしてシュートを放った。
ボールは綺麗な弧を描き、リングの中に吸い込まれるようにしてスパッと落ちた。
同時に試合終了のブザーが鳴り響く。
いわゆるブザービーターの形で決着が着いた。
「冬華大好き!」
私の声に応えるように冬華が笑顔でピースサインをした。
「参ったわ冬華、あなた全然本気じゃなかったのね。私の負けよ」
「ううん、勝負は引き分け。鷺宮さんが凄かったのは本当だから」
「また今度リベンジするわね」
「ええ、いつでも」
二人は硬く握手をした。
戦い終わればみな仲間、ノーサイドゲームの精神ね。
「梨音! 次はあなたと直接決着をつけるわ!」
「まだ覚えてたんだ……」
綺麗に終わった今ので終わりにして欲しいなぁ。
19
あなたにおすすめの小説
隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする
夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】
主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。
そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。
「え?私たち、付き合ってますよね?」
なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。
「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
キャバ嬢(ハイスペック)との同棲が、僕の高校生活を色々と変えていく。
たかなしポン太
青春
僕のアパートの前で、巨乳美人のお姉さんが倒れていた。
助けたそのお姉さんは一流大卒だが内定取り消しとなり、就職浪人中のキャバ嬢だった。
でもまさかそのお姉さんと、同棲することになるとは…。
「今日のパンツってどんなんだっけ? ああ、これか。」
「ちょっと、確認しなくていいですから!」
「これ、可愛いでしょ? 色違いでピンクもあるんだけどね。綿なんだけど生地がサラサラで、この上の部分のリボンが」
「もういいです! いいですから、パンツの説明は!」
天然高学歴キャバ嬢と、心優しいDT高校生。
異色の2人が繰り広げる、水色パンツから始まる日常系ラブコメディー!
※小説家になろうとカクヨムにも同時掲載中です。
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。
【完結】かつて憧れた陰キャ美少女が、陽キャ美少女になって転校してきた。
エース皇命
青春
高校でボッチ陰キャを極めているカズは、中学の頃、ある陰キャ少女に憧れていた。実は元々陽キャだったカズは、陰キャ少女の清衣(すい)の持つ、独特な雰囲気とボッチを楽しんでいる様子に感銘を受け、高校で陰キャデビューすることを決意したのだった。
そして高校2年の春。ひとりの美少女転校生がやってきた。
最初は雰囲気が違いすぎてわからなかったが、自己紹介でなんとその美少女は清衣であるということに気づく。
陽キャから陰キャになった主人公カズと、陰キャから陽キャになった清衣。
以前とはまったく違うキャラになってしまった2人の間に、どんなラブコメが待っているのだろうか。
※小説家になろう、カクヨムでも公開しています。
※表紙にはAI生成画像を使用しています。
静かに過ごしたい冬馬君が学園のマドンナに好かれてしまった件について
おとら@ 書籍発売中
青春
この物語は、とある理由から目立ちたくないぼっちの少年の成長物語である
そんなある日、少年は不良に絡まれている女子を助けてしまったが……。
なんと、彼女は学園のマドンナだった……!
こうして平穏に過ごしたい少年の生活は一変することになる。
彼女を避けていたが、度々遭遇してしまう。
そんな中、少年は次第に彼女に惹かれていく……。
そして助けられた少女もまた……。
二人の青春、そして成長物語をご覧ください。
※中盤から甘々にご注意を。
※性描写ありは保険です。
他サイトにも掲載しております。
自称未来の妻なヤンデレ転校生に振り回された挙句、最終的に責任を取らされる話
水島紗鳥
青春
成績優秀でスポーツ万能な男子高校生の黒月拓馬は、学校では常に1人だった。
そんなハイスペックぼっちな拓馬の前に未来の妻を自称する日英ハーフの美少女転校生、十六夜アリスが現れた事で平穏だった日常生活が激変する。
凄まじくヤンデレなアリスは拓馬を自分だけの物にするためにありとあらゆる手段を取り、どんどん外堀を埋めていく。
「なあ、サインと判子欲しいって渡された紙が記入済婚姻届なのは気のせいか?」
「気にしない気にしない」
「いや、気にするに決まってるだろ」
ヤンデレなアリスから完全にロックオンされてしまった拓馬の運命はいかに……?(なお、もう一生逃げられない模様)
表紙はイラストレーターの谷川犬兎様に描いていただきました。
小説投稿サイトでの利用許可を頂いております。
友達の妹が、入浴してる。
つきのはい
恋愛
「交換してみない?」
冴えない高校生の藤堂夏弥は、親友のオシャレでモテまくり同級生、鈴川洋平にバカげた話を持ちかけられる。
それは、お互い現在同居中の妹達、藤堂秋乃と鈴川美咲を交換して生活しようというものだった。
鈴川美咲は、美男子の洋平に勝るとも劣らない美少女なのだけれど、男子に嫌悪感を示し、夏弥とも形式的な会話しかしなかった。
冴えない男子と冷めがちな女子の距離感が、二人暮らしのなかで徐々に変わっていく。
そんなラブコメディです。
フラレたばかりのダメヒロインを応援したら修羅場が発生してしまった件
遊馬友仁
青春
校内ぼっちの立花宗重は、クラス委員の上坂部葉月が幼馴染にフラれる場面を目撃してしまう。さらに、葉月の恋敵である転校生・名和リッカの思惑を知った宗重は、葉月に想いを諦めるな、と助言し、叔母のワカ姉やクラスメートの大島睦月たちの協力を得ながら、葉月と幼馴染との仲を取りもつべく行動しはじめる。
一方、宗重と葉月の行動に気付いたリッカは、「私から彼を奪えるもの奪ってみれば?」と、挑発してきた!
宗重の前では、態度を豹変させる転校生の真意は、はたして―――!?
※本作は、2024年に投稿した『負けヒロインに花束を』を大幅にリニューアルした作品です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる