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第9章:愚かなる奪還と最強の盾
9-2:我が領地の大薬師
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「王都へ、帰還?」
ルシルの思考は、恐怖と混乱で停止した。
(今更、なぜ。わたくしを『偽聖女』と呼び、国家反逆者として、この死の森に棄てたというのに)
彼女の脳裏に、第8章で宰相が絶望した「王都の枯渇」の理由は、まだ届いていない。
彼女にとって、この「帰還命令」は、慈悲でも何でもなく、ただ、あの悪夢の王宮へ、再び彼女を引きずり戻そうとする、理不尽な暴力にしか感じられなかった。
手足の先が、一瞬で冷たくなる。あの金色の檻に、二度と戻りたくない。
「嫌、わたくしは、戻りたくない!」
ルシルは、思わず、目の前にある広い背中――カイラスの軍服の裾を、強く掴んでいた。
それは、追放の夜、衛兵のブーツに縋ろうとした、あの無力な行動とは違う。
彼女が、この森で唯一信じられる「盾」に、助けを求める、明確な「意志」だった。
「わたくしだ」
カイラスが、短く応じた。その声は、小屋の外の騎士団の怒声とは対照的に、氷のように冷たく、静かだった。
彼は、自分の服を掴むルシルの手を、そっと、優しく包み込むように握り返した。その手のひらの温かさに、ルシルの震えが、わずかに収まる。
「カイラス様、わたくしは」
「案ずるな」
カイラスは、ルシルを振り返ることなく、彼女の不安を再び制した。
「貴女は、わたくしの庇護下にある。王太子だろうと、何人たりとも、貴女の意志に反することはさせない」
彼の声には、絶対的な確信が宿っていた。それは、この世のあらゆる権威よりも、ルシルを守るという彼の個人的な誓いの方が重い、という彼の哲学の表明だった。
カイラスは、ルシルの手をそっと離すと、自ら、小屋の扉へと向かった。
「カイラス様!」
ルシルが止める間もなく、彼は、重い木の扉を、ゆっくりと、しかし堂々と開け放った。
キィィ、と。
湿気を含んだ蝶番が軋む音と共に、小屋の外の光景が、ルシルの目に飛び込んできた。
そこには、王都の騎士団の、きらびやかな鎧を纏った兵士たちが、十数名、剣を抜き放ち、殺気立った様子で小屋を包囲していた。
彼らの鎧は、この森の泥と湿気で薄汚れているが、その瞳に宿る傲慢な光は、王宮でルシルを見下していた貴族たちのそれと同じだった。彼らは、辺境の野蛮人を軽蔑し、王都の権威を誇示するために、高圧的な態度を取っていた。
「お、お前は! 氷の辺境伯、カイラス・フォン・ヴェルハイム!」
騎士団を率いる隊長(王太子の側近の一人だ)が、カイラスの姿を見て、一瞬、驚きに目を見開いた。
「なぜ、貴方が、このような場所に。いや、好都合だ。その女は『偽聖女』として追放された国家反逆者。我々はその女を、王太子殿下のご命令により、王都へ連行する。辺境伯と言えども、王命には逆らえまい」
隊長は、カイラスが病み上がり(あるいは、まだ病に苦しんでいる)と思い込んでいる。そして、王命という「権威」を振りかざせば、カイラスも引き下がるだろうと、高を括っていた。彼らの顔には、王太子の命令を果たせば、王都での地位が保証されるという、浅はかな計算が露骨に浮かんでいた。
(ああ、まただわ)
ルシルは、カイラスの背中の後ろで、小さく身を震わせた。
王都の権力は、いつもこうだ。真実を見ようとせず、ただ「権威」と「命令」で、全てをねじ伏せようとする。彼女が王宮で受けてきた屈辱が、フラッシュバックする。
あの時と同じだ。誰も、わたくしの言葉を聞いてはくれなかった。カイラス様も、王命には逆らえないかもしれない。
だが、カイラスは、ルシルのそんな不安を、一瞬で打ち砕いた。
「彼女は『偽聖女』などではない」
カイラスの低い声が、森の冷たい空気に響き渡った。それは、この森の絶対的な支配者の声だった。
彼は、ルシルを背中に庇ったまま、一歩前に出た。その長身が、王都の騎士たちの前に、巨大な氷の壁のように立ちはだかる。
彼の蒼い瞳は、騎士たちの抜いた剣先を、まるで子供の玩具でも見るかのように、冷ややかに見下ろしていた。
「この女は、わたくしの命を救い、わたくしの領地の兵士たちを癒やし、主級魔獣の脅威からこの地を守った。彼女こそが、我がヴェルハイム辺境伯領が、全権威をもって認めた、『大薬師』である」
ルシルは、その言葉を聞き、心の奥底が熱くなるのを感じた。
(大薬師)
王都が「偽聖女」という汚名を着せた彼女に、カイラスは、辺境伯領の「全権威」を賭けて、「大薬師」という最高の称号を与えたのだ。それは、単なる名誉ではない。彼女の知識と技術への最高の評価であり、王都の断罪に対する、辺境の静かなる反論だった。
「だ、大薬師だと? 何を戯言を!」
隊長が、カイラスの言葉を嘲笑おうとした。彼の顔は、カイラスの冷徹な魔力の圧力と、予期せぬ反論に対する混乱で、青ざめている。
「王太子殿下が『偽聖女』と断罪なさったのだ! それが全てだ! 辺境伯、貴方はその毒婦に騙されている! そこを退かれよ!」
「退かぬ」
カイラスは、即答した。
「わたくしが認めた薬師を、『偽聖女』と呼ぶことは、このわたくしと、我が領地に対する侮辱と受け取る」
小屋の中の空気が、凍りついた。
ルシルは、息を呑んだ。
(カイラス様。わたくしのために、王都と、王太子殿下に、真っ向から)
彼は、ルシルが王宮で失った、全ての「尊厳」と「名誉」を、今、その背中ですべて取り戻そうとしてくれていた。
王都が棄てた『偽聖女』を、辺境伯が『大薬師』として認める。
それは、王太子ジェラルドの「断罪」そのものを、カイラスが「間違いだ」と、王国全土に宣言したに等しかった。
「馬鹿な。カイラス、貴様、本気で王家に弓を引くつもりか!」
隊長の顔が、怒りと焦りで引き攣る。
「わたくしは、事実を述べているまでだ」
カイラスの静かな声が、ルシルの震える心を、温かく包み込んだ。ルシルの心は、今、彼への絶対的な信頼という名の、新たな決意で満たされていった。
ルシルの思考は、恐怖と混乱で停止した。
(今更、なぜ。わたくしを『偽聖女』と呼び、国家反逆者として、この死の森に棄てたというのに)
彼女の脳裏に、第8章で宰相が絶望した「王都の枯渇」の理由は、まだ届いていない。
彼女にとって、この「帰還命令」は、慈悲でも何でもなく、ただ、あの悪夢の王宮へ、再び彼女を引きずり戻そうとする、理不尽な暴力にしか感じられなかった。
手足の先が、一瞬で冷たくなる。あの金色の檻に、二度と戻りたくない。
「嫌、わたくしは、戻りたくない!」
ルシルは、思わず、目の前にある広い背中――カイラスの軍服の裾を、強く掴んでいた。
それは、追放の夜、衛兵のブーツに縋ろうとした、あの無力な行動とは違う。
彼女が、この森で唯一信じられる「盾」に、助けを求める、明確な「意志」だった。
「わたくしだ」
カイラスが、短く応じた。その声は、小屋の外の騎士団の怒声とは対照的に、氷のように冷たく、静かだった。
彼は、自分の服を掴むルシルの手を、そっと、優しく包み込むように握り返した。その手のひらの温かさに、ルシルの震えが、わずかに収まる。
「カイラス様、わたくしは」
「案ずるな」
カイラスは、ルシルを振り返ることなく、彼女の不安を再び制した。
「貴女は、わたくしの庇護下にある。王太子だろうと、何人たりとも、貴女の意志に反することはさせない」
彼の声には、絶対的な確信が宿っていた。それは、この世のあらゆる権威よりも、ルシルを守るという彼の個人的な誓いの方が重い、という彼の哲学の表明だった。
カイラスは、ルシルの手をそっと離すと、自ら、小屋の扉へと向かった。
「カイラス様!」
ルシルが止める間もなく、彼は、重い木の扉を、ゆっくりと、しかし堂々と開け放った。
キィィ、と。
湿気を含んだ蝶番が軋む音と共に、小屋の外の光景が、ルシルの目に飛び込んできた。
そこには、王都の騎士団の、きらびやかな鎧を纏った兵士たちが、十数名、剣を抜き放ち、殺気立った様子で小屋を包囲していた。
彼らの鎧は、この森の泥と湿気で薄汚れているが、その瞳に宿る傲慢な光は、王宮でルシルを見下していた貴族たちのそれと同じだった。彼らは、辺境の野蛮人を軽蔑し、王都の権威を誇示するために、高圧的な態度を取っていた。
「お、お前は! 氷の辺境伯、カイラス・フォン・ヴェルハイム!」
騎士団を率いる隊長(王太子の側近の一人だ)が、カイラスの姿を見て、一瞬、驚きに目を見開いた。
「なぜ、貴方が、このような場所に。いや、好都合だ。その女は『偽聖女』として追放された国家反逆者。我々はその女を、王太子殿下のご命令により、王都へ連行する。辺境伯と言えども、王命には逆らえまい」
隊長は、カイラスが病み上がり(あるいは、まだ病に苦しんでいる)と思い込んでいる。そして、王命という「権威」を振りかざせば、カイラスも引き下がるだろうと、高を括っていた。彼らの顔には、王太子の命令を果たせば、王都での地位が保証されるという、浅はかな計算が露骨に浮かんでいた。
(ああ、まただわ)
ルシルは、カイラスの背中の後ろで、小さく身を震わせた。
王都の権力は、いつもこうだ。真実を見ようとせず、ただ「権威」と「命令」で、全てをねじ伏せようとする。彼女が王宮で受けてきた屈辱が、フラッシュバックする。
あの時と同じだ。誰も、わたくしの言葉を聞いてはくれなかった。カイラス様も、王命には逆らえないかもしれない。
だが、カイラスは、ルシルのそんな不安を、一瞬で打ち砕いた。
「彼女は『偽聖女』などではない」
カイラスの低い声が、森の冷たい空気に響き渡った。それは、この森の絶対的な支配者の声だった。
彼は、ルシルを背中に庇ったまま、一歩前に出た。その長身が、王都の騎士たちの前に、巨大な氷の壁のように立ちはだかる。
彼の蒼い瞳は、騎士たちの抜いた剣先を、まるで子供の玩具でも見るかのように、冷ややかに見下ろしていた。
「この女は、わたくしの命を救い、わたくしの領地の兵士たちを癒やし、主級魔獣の脅威からこの地を守った。彼女こそが、我がヴェルハイム辺境伯領が、全権威をもって認めた、『大薬師』である」
ルシルは、その言葉を聞き、心の奥底が熱くなるのを感じた。
(大薬師)
王都が「偽聖女」という汚名を着せた彼女に、カイラスは、辺境伯領の「全権威」を賭けて、「大薬師」という最高の称号を与えたのだ。それは、単なる名誉ではない。彼女の知識と技術への最高の評価であり、王都の断罪に対する、辺境の静かなる反論だった。
「だ、大薬師だと? 何を戯言を!」
隊長が、カイラスの言葉を嘲笑おうとした。彼の顔は、カイラスの冷徹な魔力の圧力と、予期せぬ反論に対する混乱で、青ざめている。
「王太子殿下が『偽聖女』と断罪なさったのだ! それが全てだ! 辺境伯、貴方はその毒婦に騙されている! そこを退かれよ!」
「退かぬ」
カイラスは、即答した。
「わたくしが認めた薬師を、『偽聖女』と呼ぶことは、このわたくしと、我が領地に対する侮辱と受け取る」
小屋の中の空気が、凍りついた。
ルシルは、息を呑んだ。
(カイラス様。わたくしのために、王都と、王太子殿下に、真っ向から)
彼は、ルシルが王宮で失った、全ての「尊厳」と「名誉」を、今、その背中ですべて取り戻そうとしてくれていた。
王都が棄てた『偽聖女』を、辺境伯が『大薬師』として認める。
それは、王太子ジェラルドの「断罪」そのものを、カイラスが「間違いだ」と、王国全土に宣言したに等しかった。
「馬鹿な。カイラス、貴様、本気で王家に弓を引くつもりか!」
隊長の顔が、怒りと焦りで引き攣る。
「わたくしは、事実を述べているまでだ」
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